『遠藤寛子(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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いじめの予防・早期対応について、理論や実証研究に裏付けされた知識とスキルが効率的に学べる。教材つきで校内研修にも使いやすい。
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江戸初期の京都、少女小菊と隠れキリシタン・ルチアの出会いが、黎明期の和算に刻んだ足跡とは……。『算法少女』の著者による感動作!
大勢の人でにぎわう京は北野天神の境内で、どろぼう扱いされて泣いていた天涯孤独な少女・小菊。彼女を救ったのは18、9歳になろうかという若く美しい女性だった。屋敷に連れられていくと、女性はルチアと呼ばれていた。キリシタンなのだ。江戸初期のキリシタン弾圧は、すでに始まりつつあった。小菊は未知の世界におびえるが、ルチアはその聡明さを見込んで、読み書きや算法を学ばせる。江戸時代のベストセラー和算書『塵劫記』の著者・吉田光由(与七)を脇役に配し、黎明期の和算と喪われていくキリシタン文化との出会いを、小菊とルチアの交流を通して心洗われるような物語に仕上げた。やがて弾圧の嵐が強まるなか、2人は京を離れるのだが……。ルチアの慈愛に満ちた美しい心と、小菊の健気な成長に胸を打たれる。ヒット作『算法少女』の著者による「和算小説」の名著。『塵劫記』成立の謎にも触れ、一般読者だけでなく和算ファンにも楽しめる。 -
""難問""に知的好奇心を燃やす少女の青春物語!!
""難問""に知的好奇心を燃やす少女の青春物語!!《日本数学史学界推薦!!》
数学ってなんのために勉強するの・・・?
算法が大好きな少女・千葉あきは参詣の折に神社へ奉納された算額の誤りを指摘しました。
すると作者である旗本の子弟・水野三之介が激昂してしまい・・・
日本独自の数学として発達した算法(和算)。
算法は江戸庶民の楽しみであり、問題や解法を書いた絵馬(算額)が
神社へ奉納されたりもしました。
しかし、ときには流派同士の争いが繰り広げられていたのです――― -
父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた……。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は……。安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。
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