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『新津きよみ(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全78件

  • シリーズ3冊
    396814(税込)
    著者:
    秋川滝美
    著者:
    大崎梢
    著者:
    柴田よしき
    著者:
    新津きよみ
    著者:
    福田和代
    著者:
    光原百合
    他2名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    知らない世界とおいしい料理がここに。旅とグルメの傑作アンソロジー!

    昔住んでいた街、友人と出かけた思い出の土地、子どもの頃の懐かしい旅の記憶……。大切な思い出と記憶を巡る旅を描いた7作品を収録。魅力あふれる旅先と、その土地ならではの美味しいものがたっぷり詰まった、実力派作家7名による書き下ろしアンソロジー。
  • 松本市に移住して半年の清水真紀は、長野市に住む片瀬敏子から猫のニシンを預かることになった。敏子が入院している間の、期間限定の里親だ。ニシンは敏子の友人・宮田文枝の猫だったが、文枝が何者かに殺されたことから敏子が引き取ったのだという。ニシンと暮らし始めた真紀は、夫の忠彦とともに、その殺人事件の謎に挑むことに――。読めば長野に行きたくなる、『ただいまつもとの事件簿』に続く大好評長野ミステリー第2弾!
  • 748(税込)
    著者:
    大崎梢
    著者:
    岸本葉子
    著者:
    坂井希久子
    著者:
    咲沢くれは
    著者:
    新津きよみ
    著者:
    松村比呂美
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    私はこの暮らしが好き――年齢を重ね、酸いも甘いも嚙み分けたからこそ得られた、自分に合う気楽で自由な生活。これぞ真の贅沢。それを私自身が分かっていればいい。その「ひとり住まいを楽しむ中で起きるほんの一幕のドラマ」をテーマに6人の人気女性作家が紡いだ文庫書き下ろし短編集。思わず笑わせられたり、ほっこりしたりしみじみしたり。共感はあちこちに。6話とも味わい違ってそれぞれ面白い。時々取り出して読み返したくなる“本棚保存本”ができました。
  • 給料は安いし、貯金も少ない。ムダなお金は一円だって払えません! 誰しも余裕のない時代だからこそ、何にいくら使うかで人生はきっと変わるはず。ゲーム課金はいくらまで? 百万円の宝くじが当たったら夫に言う? どうすれば働かずに生きていける? 七名の人気作家が「お金」にまつわる悲喜こもごもを描く、書き下ろし短篇アンソロジー。
  • その名が語るのは嘘か真実か
    珠玉の短編ミステリ傑作選!

    ゆりかごから墓場まで、すべての人に一生ついて回る「なまえ」を巡る短編ミステリ傑作選。時効が迫る殺人事件のカギを握るのは「なまえ」だった(「時効を待つ女」)? 勝手に出生届を出した義姉。赤ん坊の命名にこだわった驚愕の理由は(「名づけられて」)。短編の名手による鮮やかなトリックと心理ドラマに息をのむ、8つの物語。

    【目次】
    名づけられて
    時を止めた女
    君の名は?
    時効を待つ女
    再燃
    お片付け
    紙上の真実
    こだわり
     あとがき
  • バナナの皮で、あの人殺せますか……?
    家族関係はどんでん返しの連続!

    夫と義母を殺した罪で、懲役10年の判決を受けた茅野春子。「多重介護殺人事件」として知られるこの悲劇に意外すぎる真相が?(「妻の罪状」)
    介護、遺産相続、8050問題、終活、夫婦別姓など、今日的な7つの問題をテーマに名手があざやかに描く、心揺さぶるミステリ短編集。変転する家族それぞれの心の機微が行きつく先にあるものとは……。

    第1話 半身半疑       
    第2話 ガラスの絆      
    第3話 殻の同居人      
    第4話 君の名は?      
    第5話 あなたが遺したもの  
    第6話 罪の比重       
    第7話 妻の罪状
  • 五歳になる一人娘の加奈子を交通事故で亡くした桐原容子は、夫の信樹と〝加奈子の魂〟の三人で暮らしていた。容子は食事の時も、外出する時も、いつも〝加奈子の魂〟と一緒だった。だが、そんなある日、〝加奈子の魂〟は転生の場所を見つけたらしい。妊娠三ヶ月の主婦・野口正美の身体だ。容子は、ひたすら正美の出産を心待ちにするが、そこには意外な現実が待っていた……。愛する子を失った母親の深い悲しみと、魂の〈転生〉が驚くべき結末をもたらす、感涙必至の長編小説。
  • 「あなたの大切な一日、私に下さいませんか」――三十五歳の会社員・楠木葉子は、父亡き後、母と妹を養ってきたしっかり者。結婚を考える恋人もいる。そんなある日、葉子は、帰宅途中、胸を刃物で刺されて死亡した。が、一年後、山の手線で別の女性の身体を借りて、この世に戻ってきた。葉子は恋人のことを気にかけながらも、母と妹が住む自宅へと向うが、そこで待っていたものとは・・・・・・。現代に生きる女性の揺れ動く心情を繊細に描く、切なく優しくサスペンスフルな傑作長篇。(解説・大矢博子)
  • 独り身で子供も持たなかった、仕事ひとすじの啓子は、病気のため五十四歳という若さで亡くなった。啓子の小学生からの親友・宏美は、遺品として梅酢を受け取る。同封されていたノートには、「この梅酢で十円玉を磨いたら、その製造年に五時間だけ意識が戻る」という不思議な体験が記されていた。宏美は怖れながらも、啓子の幸せを願い、彼女を結婚させるために意識のタイムスリップに挑むのだが……。切なく心温かな余韻が胸に沁みる長篇サスペンス。
  • 珈琲が自慢の喫茶店「喫茶ポスト」には、店内に郵便ポストがある。そこには、亡くなった人宛てなど、届くはずのない手紙を投函できることになっていた。このことを雑誌で知った片岡絵真は、早速「喫茶ポスト」に出向き、亡き父への手紙を投函した。ところがその折、間違えて祖母から自分宛に届いた手紙も一緒に入れてしまう。すると後日、信じられないような出来事が起こって……。もう会えないあの人に、伝えられなかった想い――行き場のなくなってしまった言葉が起こした奇跡の物語。
  •  夫の定年を機に安曇野で田舎暮らしをしていた中井絹子を不幸が襲った。夫が脳梗塞で急逝したのだ。息子夫妻から上京を促されるも、キャリアウーマンの嫁・由梨と相性のあわない絹子は、一人自活を続ける決心をする。やがて、友人である美千代の息子の妻・里美が、絹子の面倒を見るようになった。だが、貞淑な里美にも嫁姑の確執があり……。20代、40代、60代、三世代の女性の愛と悩みを描く長編サスペンス。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 495(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: ――

     あの事件を風化させたくない。兄を殺したあいつを殺すことで、事件を再び人々の記憶に刻むのだ……。ドラマの記録係(スクリプター)として活躍する田所有記は、見知らぬ女から「復讐殺人の一部始終を記録してほしい」と頼まれる。娘の命を脅かされ、協力を決意する有記。しかし、次第にリアルな殺人計画を記録することに引き込まれていく。そして起きた殺人の驚くべき真実とは!? 長編サスペンス。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  •  高橋芙美子は競売物件でマイホームを手に入れた。偶然、先住者も「高橋」であったため、表札はそのまま使うことにした。新生活は穏やかにスタートしたが、夫に海外赴任の辞令が出てしまう。そんなある日、「ただいま」と見知らぬ男がやって来た。男は先住の高橋家の長男で、七年余り家出をしていたという。男は消えたが、翌日、芙美子は二階で“ガリガリ”と不気味な音がしているのに気が付いた……。幸福な「高橋」家に襲いかかる、不幸な「高橋」家の影。ホラーサスペンス長篇。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 495(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: ――

     早瀬咲子は、大手企業に勤める夫と大学生の息子を持つ平凡な主婦。一見幸福そうな彼女は、心の奥に孤独と焦燥感を抱いている。中学校の同窓会でイラストレーターの待井に絵の才能をほめられ、一歩外界に飛び出す決心をするが、そのために思いがけない殺人事件に巻き込まれる。そして、中学時代と立場の逆転した女友達との間に、証言を通した共犯関係が成立する。心理サスペンス長篇。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 最後に届けたかったものは――。 読まれるはずのなかった遺言、隠された幻の家訓、ある一族の謎めいた掟…… さまざまな形で残された”ラスト・メッセージ”を綴る、驚きと感動の物語。 各ジャンルで活躍する実力派女性作家11名による、豪華アンソロジー!
  • 495(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: ――

     岸本珠美には、暗い過去があった。二歳の時に誘拐され、約一年後に無事保護されたのだ。その間、「桜子」という名前で犯人に大切に育てられていたらしい。結局犯人は捕まらずじまいだった。それから二十七年、ネイリストとして働いている珠美は、インターネットの〈昔の事件を掘り起こそう〉という掲示板に自分の名前が登場していることを発見する。そして再び“桜子”がゆっくり動き出す……。ホラーサスペンス長篇。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  •  ひとおもいに、ひとおもいに、夏子、あの男を殺してしまいなさい……。翻訳家の笠木夏子は、少女時代の家庭教師・金子敏弘に偶然、再会する。金子は夏子に巧妙に近づいてきたが、一方の夏子は金子を殺したいほど憎んでいた。そんなある日、彼は何者かに殺されてしまう。金子敏弘に対する殺意は、誰にも気づかれなかったと信じていた。だが、そんな夏子のところに〈もう一人のあなたであなたの分身の冬子〉と名乗るメールが届くようになる……。ホラーサスペンス長篇。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  •  水島双葉は、医者である恋人・岡崎駿平を家に連れてきた夜、衝撃的な告白を母からされた。「あなたは非配偶者間人工授精で生まれた子なの」精子提供者は、当時の医学生。母親は岡崎の父親がK大学の医学部出身と知り、心配になったらしい。生物学上の父親を探しはじめた双葉は、〈自分とそっくりな顔の子〉の存在に気づく。その女を捜し始める双葉だが、次第に愛憎うずまく恐るべき事件に巻き込まれていく……。ホラーサスペンス長篇。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 836(税込)
    著者:
    アミの会(仮)
    著者:
    大沢在昌
    著者:
    乙一
    著者:
    近藤史恵
    著者:
    篠田真由美
    著者:
    柴田よしき
    他3名

    人生は、迷いの連続!? 短編の名手による珠玉のミステリ8編

    大沢在昌/乙一/近藤史恵/篠田真由美/柴田よしき/新津きよみ/福田和代/松村比呂美

    数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が、豪華ゲストを迎えて贈る、珠玉のミステリ小説集。空き部屋から真夜中に響く騒音の原因
    を調べると…(「未事故物件」)。深酒で記憶が飛んでいた間に、他人の家に迷い込んでしまい…(「迷い家」)。人生で起こる「迷う」時を鮮やかに切り取った8つの物語。

    【目次】
    近藤史恵「未事故物件」
    福田和代「迷い家」
    乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
    松村比呂美「置き去り」
    篠田真由美「迷い鏡」
    新津きよみ「女の一生」
    柴田よしき「迷蝶」
    大沢在昌「覆面作家」
    あとがき/福田和代
  • 夫の転勤のため長野県松本市に転居した清水真紀は、仕事も決まらず友達もできず、宙ぶらりんな日々を過ごしていた。より松本を知るために参加した「移住希望者のための説明会」がきっかけで友人ができ、東京で行方不明になった飼い猫が松本で発見された「茶トラ失踪事件」など、いくつかの“日常の謎”に挑むことに。松本の魅力たっぷりのミステリー!
  • 737(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「夫を殺したい」
    と、思ったことがありますか?

    二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも……(「見知らぬ乗客」)。
    熟年離婚で手に入れたこの自由は手放したくない(「セカンドライフ」)。
    老後と呼ぶには若すぎる、寿命が延びた現代社会において第二の人生をどう生きるかは男も女も切実だ。
    そんなとき邪魔になるのは長年連れ添ったあの人――。
    定年世代の来し方行く末を七つの人生の情景で綴る、毒あり華あり上質のミステリー短篇集。
  • 技巧派で知られる著者がその才をいかんなく発揮した、トリッキーでミステリアスなオリジナル短編集。人生には始まりがあって終わりがある。そして「終わりがあるから始まる」ことがある。『絶縁』『永久に』『引き際』『余命』『陰のコレクター』『彼女のステージ』『死ぬまでにしてほしい五つのこと』の珠玉の7編。
  • 12年連れ添ったペットを亡くした女性、仕事中の夫からの電話に苛立つ主婦、披露宴で友人のスピーチを聞く新婦、娘から結婚の相談をされる母、母の遺品から見つかった一通の手紙……。あなたの身近にもきっといる、普通の“彼女”たちの普通じゃない“事情”20編。まさかの展開に驚き、ゾッとして、ほろりとさせられる掌編集。書下ろし新作も加えた決定版!!
  • 私には、殺したいほど憎い男がいる! 夫の暴力に苦しむ女が、ふとしたきっかけで拳銃を手に入れた時……夫の陰湿な暴力に耐え切れず、由布子は家を出た。偶然に手に入れた拳銃が、御守りだった。スミス&ウエッソン――かつて愛した男の憧れの拳銃。逃避行には、ジムのインストラクター・逸美が同行した。彼女にも「殺してやりたいほど憎い男」がいた。出会うはずのなかった女2人と男の人生が絡みあう、愛のミステリー! ドメスティック・スリラー!
  • こんな恋は、最初で最後。短編の名手9人が贈る、甘くほろ苦い恋の物語――
    大崎梢/篠田真由美/柴田よしき/永嶋恵美/新津きよみ/福田和代/松村比呂美/光原百合/矢崎存美
    数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」による、極上の恋愛小説集。中学校で人気者だった女の子と再会した私。彼女が好きだった男性は……(「レモネード」)。妻の勧めでドイツ語教室に通い始めた夫。隣に座る女性が気になるが……(「アルテリーベ」)。ノスタルジックな9つの「初恋」の物語。
  • 冒険、ミステリー、人間ドラマ、恋愛……。
    11人の人気女性作家が同じテーマに挑む短編小説集!

    誰しも、自分だけの隠しごとを心の奥底に秘めているもの――。
    実力と人気を兼ね備えた11人の女性作家たちがSNS上で語り合い、「隠す」をテーマに挑んだエンターテインメントの傑作!

    『アンソロジー 捨てる』に続く「アミの会(仮)」が送る、注目シリーズ第2弾。

    多彩な物語すべてに、共通の「なにか」が隠されています。
    (答えが掲載されている「あとがき」は、最後にお読みください)

    これが、本物の短編小説集。

    ※この電子書籍は2017年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 737(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「殺意が見える女」
    (第五十一回日本推理作家協会賞短編部門候補作)を収録した名作短篇集

    仕事がしたい。
    なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する。
    苛立ちが募る女性作家のもとに、
    家事を手伝いたいと熱望する
    奇妙なファンレターが届く(表題作)。
    嫌いな女友達より、恋人を奪った女より、
    誰よりも憎いのは……夫かも。
    あなたが許せないのは誰ですか。
    第五十一回日本推理作家協会賞
    短編部門候補作を含む極上ミステリー七篇。
    (解説:杉江松恋)

    <目次>
    夫が邪魔
    マタニティ・メニュー
    二十五時の箱
    左手の記憶
    捕えられた声
    永遠に恋敵
    殺意が見える女
  • 親の遺品、夫や姑、目の前の現実……。
    あなたには、捨てたいモノ、ありますか?

    9人の人気女性作家が、それぞれの持ち味を存分に発揮しながら「捨てる」を題材に豪華競作!
    女性作家ならではの視点で、人の心の襞をすくいとり丁寧に紡がれた9篇は、いずれも傑作ぞろい。
    ミステリー、ファンタジー、恋愛、ホラー……。さまざまな女たちの想いが交錯する、珠玉の短編小説アンソロジーをお楽しみください。
  • 605(税込)
    著:
    新津きよみ
    レーベル: ――
    出版社: 光文社

    霊感の強かった祖母がくれたお守り。身につけていると様々な災いから逃れられた。そのお守りが盗まれた――。(「お守り」) 愛猫を殺されたと主張する主婦がとった手段とは……。(「罪を認めてください」) 8つのテーマに沿って、親子、夫婦、友人、近所など、さまざまな関係や状況で起こる「怖い話」や「不思議な話」など8編を収録。書き下ろした4編も入った贅沢な一冊。
  • 「女と住まい」をテーマにした、極上のホラー短篇集。

    幼少期のできごとが原因で男性不信のミサ。幼なじみで同居中のミカの失恋を癒すために行った台湾で、思わぬ事件に巻き込まれ――。(「シェアメイト」)
    知らない男が勝手に住み着いた母の実家。追い払おうと決意した麻美に起こった悲劇とは?(「おばあちゃんの家」)
    偶然見つけた、理想的な間取りの邸宅。住み込みで働けることになった女は、執着を強めていく。(「魔取り」)
    女と住まいをテーマに様々な種類の恐怖を描いた短篇集。
  • 704(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    婚姻届を出すのは待ってほしい──彼が結婚を決断しない理由は、思いもよらぬものだった(「二年半待て」)。このお味噌汁、変な味。忘れ物も多いし……まさか。手遅れになる前に私がなんとかしないと(「ダブルケア」)。死の目前、なぜか旧姓に戻していた祖母。“エンディングノート”からあぶりだされる驚きの真実とは(「お片づけ」)。人生の分かれ道を舞台にした、大人のどんでん返しミステリー。
  • 「さがす」をテーマに女性の深層心理を様々な角度から描く

     確かなものが欲しかった。絶対に自分を裏切らないものが…。萌子は幼い頃、母親に捨てられたことが原因で、確かなものしか求めず、なにも信じられない大人になっていた。そんなとき父親が亡くなった。葬儀で再会した叔母から、母親の居場所を教えられ、萌子は戸惑う…。どうか気づいて。わたしを見つけて。「さがす」をテーマに綴られた七つの物語。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『夫以外』(実業之日本社文庫)、『帰郷 三世代警察医物語』(光文社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  •  弟夫婦の子供、翔が生まれたとき「あら、目元が由希によく似ているわね」と言ったのは由希の母親だった。似ていたのは顔だけではなかった。成長していく翔から、絵の才能を垣間見る由希。画家になることが夢だった由希は、翔に絵の指導をするようになる。次第にその思いは過剰なまでに強くなる。しかし大きく育つ翔から、絵を描く時間が他のものに奪われていき、憤りを隠しきれない由希は…。他六編、家族の繋がりを様々に描く珠玉の短篇集。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『夫以外』(実業之日本社文庫)、『帰郷 三世代警察医物語』(光文社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 仲睦まじい母と息子に秘められた謎

     この手紙は、「十年後の自分に宛てた手紙」ではなく、「十年後の美恵子伯母さんに宛てた遺書」なのです……十年前、無理心中を図った妹夫婦。高須美恵子は、ただひとり生き残った甥の和彦を養子として引き取る。人気推理作家“高須史一”として第二の人生を歩み出した和彦と、アンチエイジング研究の第一人者である美恵子。二人に届くさまざまな手紙をめぐるミステリー連作集。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『夫以外』(実業之日本社文庫)、『帰郷 三世代警察医物語』(光文社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 〈あのとき〉の事件がいまになって思わぬ姿をみせる

    「落ち穂拾い班に入ったぞ」久しぶりに早く帰宅した夫が言った。時効間近の事件を再捜査する“落ち穂拾い”。十五年前のあの事件を、夫が担当するなんて…。(「時効を待つ女」より)
     女たちの日常と心理をリアルに描く、サスペンス・ミステリー短篇集。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『夫以外』(実業之日本社文庫)、『帰郷 三世代警察医物語』(光文社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • わたしの人生は充実する、あの夫、あの親族さえいなければ。子供も大きくなって、両親も老齢期に入り、時間を手に入れた世代の女たち。だが家族がらみの事件が、わたしを放さない。夫が急死した40代女性。子もなく、未亡人になった彼女は、遺産相続人となった亡夫の甥に心ときめいてしまい…(「夢の中」)。共通の趣味を持った男友達がきっかけで離婚された女性が、子連れで実家へ戻ると、父の再婚話が待っていた(「セカンドパートナー」)など、“夫以外”のシチュエーションをテーマに、女たちの日常に潜むミステリー全6編。
  • 660(税込)
    著:
    折原一
    著:
    新津きよみ
    レーベル: 光文社文庫
    出版社: 光文社

    看護学校の苦学生として看護婦を目指す「わたし」は、自分を支援してくれる“足長おじさん”に想いを抱き始める。しかし、男の語っていたすべてが嘘で、妻との「二重生活」だったとわかり、男と周りの人間への復讐を誓う――。折原一、新津きよみの作家夫婦が初めて共作した記念すべき作品。折原のホラー、新津のサスペンスと二つの要素が凝縮された傑作が待望の復刻。
  • 安曇野で一人暮らしをする佳代子。病気がちの弟のため、家族で引っ越し、ペンションを始めたのだが、体調が回復した弟が東京の高校に進学したことを機に、家族はゆるやかに崩壊していく。一人になった佳代子は、ペンションをやめべーカリーを始めるのだが、そこにはある秘密が……(表題作)。再び生きることを目指す女性の恐怖と感動を描く、オリジナル短編集!
  • 拾得物、離婚調停、時効……。身近な法律が照らし出すドメスティック・ホラー!

    大金を拾ったために、自己破産に向かう女……。借りた金を貸主が受け取らず、時効を目前に苛立つ女……。民法上、縁を切ったはずなのに、姑につきまとわれる女……。騙されやすい母親を詐欺から守ろうと必死になる女……。交通事故により、人生の流れが好転した女……。拾得物、債務、離婚調停――。身近な法律が照らし出す、身の回りにある恐怖。全7編を収録。
  • ほんの小さなきっかけが、彼女を恐怖に突き落とす!

    恐怖は、すぐそばの日常に潜む――。自分を捨てた男を見返すため涙ぐましい努力をし、理想的容姿を手に入れた佐山ゆかり。職場も住居も替えて新生活をはじめた彼女に、悪質なストーカーがつきまとう! そいつの正体は? そして、ゆかりを守るため隣人の女性がとった意外な行動とは!?(表題作)女性作家が同性の心理を濃やかに描きだす作品集。
  • 眠れない女と眠り続ける女。目覚めに必要なのは王子様なのか?

    結婚式を目前に控え、意識不明に陥った中野綾。ささやかな復讐心から、綾に呪いをかけてしまった先輩OL・立川美紀子は、綾が“眠り”に落ちてから、不眠症になった。眠れない女と眠り続ける女。目覚めに必要なのは王子様なのか? 婚約者の声にも無反応だった綾が目覚めたとき、口をついた言葉は……。おとぎ話をモチーフに、女性の深層心理を描くサスペンス。
  • 隠し持つ秘密、口にできなかった一言……。それが解き放たれた瞬間、日常は恐怖に塗りつぶされる。

    心の奥底に封印した過去、口にできなかった一言、それが解き放たれるとき、普段の風景は恐怖の色に塗り替えられる……。妻子ある男を愛してしまった早紀子(さきこ)は、突然、彼の妻から誘われた。夫は出張中、離婚してあげるから、二人だけで旅行しようと。動揺を抑えきれないまま、早紀子は真意を知ろうとその言葉に従うが……(「二人旅」)。日常に潜む殺意を描く11編。
  • 悪女とは何かの本質に迫る、気鋭の女流作家衝撃の問題作!

    都内の大邸宅の離れを借りて住みはじめた二人のOL・祥子と美加。しかし美加は不慮の事故で帰らぬ人に。悲しみに暮れる祥子は、美加が新人賞に応募しようと執筆していた小説の原稿を偶然見つけた。「親友の魂を慰めるために……」祥子が、自分が書いたと偽って応募したことから、運命の悪戯が始まる。“悪女とは何か”の本質に迫る、気鋭の女流作家衝撃の問題作!
  • 「シンデレラはあなた?」名乗り出た現代のシンデレラは……!?

    舅(しゅうと)を看取(みと)り、姑(しゅうとめ)の介護に尽くした紀子(のりこ)は、二人の義姉と夫の裏切りにあい、14年間の結婚生活に終止符(ピリオド)を打った。独りになった紀子は、週刊誌の記事に目を留めた。「シンデレラはあなた?」目の不自由な資産家が親切にしてくれた女性を捜しているという。紀子は該当する女性に心当たりがあったが……。絡み合う歪んだ愛憎を、おとぎ話を主題に描くサスペンス。
  • 「鏡よ、鏡……」おとぎ話をモチーフに等身大の女性心理を描く意欲作!

    兄夫婦が交通事故で死んだ。10年前、家出同然で単身ニューヨークへ渡った高森真琴は、一人残された姪と暮らすために帰国する。“雪のように色が白い小さな白雪姫”小雪と名付けられた赤ん坊は12歳。人眼を惹(ひ)く美少女に成長していた。その姿を思春期の自分と重ね合わせた真琴は嫉妬を感じて……。おとぎ話をテーマに家族の絆と女性心理を描くサスペンス。
  • 優しそうな瞳、可愛い唇、明るい笑顔――。それが……怖い。

    優しい微笑みのかげに、静かに燃える殺意。“彼女”はあなたの背後にいるかもしれない。兄嫁の飼い猫を見たくなくて、ふと、元恋人の住む駅で降りた恵子(けいこ)。思い直して家路についたが、翌日の朝刊に彼の妻が殺されたという記事が!? 嘘のアリバイを証言してくれたのは意外な女だった……(「猫を嫌う女」)。日常に足をすくわれた、8人の“彼女”たちの恐怖の物語。
  • 605(税込)
    著:
    新津きよみ
    レーベル: 光文社文庫
    出版社: 光文社

    夫をひき逃げで失った浅井久子。夫の命日に事故現場を訪れた彼女の前に現れたのは、交通事故がきっかけで殺された内海政子の幽霊だった。奇妙な幽霊との同居が始まり、次第にわかってきた政子の過去。久子は政子が気になっている娘探しを始めるが、2人の奇妙な接点から事件の真相が明らかに! サスペンスの名手が挑んだ社会派ミステリーの傑作。
  • すべては死体から始まった――。日常の恐さを描いた珠玉の短編集。

    夫、息子と幸せに暮らす宏美(ひろみ)は9年前に恋人を飛び降り自殺の巻きぞえで失っていた。しかし、時を経て浮かんできたのは、その自殺の裏に隠れていた衝撃の真相だった。(表題作「巻きぞえ」) 書下ろし「解剖実習」を含みすべて死体から始まる珠玉の短編ミステリー7編を収録。なにげない日常にこそ潜んでいる恐怖を描く「デイリーサスペンスの女王」渾身(こんしん)の短編集。
  • サスペンスホラーの名手が、いま女性に贈る「日常のサスペンス」。

    主婦の典子(のりこ)のもとに、差出人不明のまま突然届いた中学時代の「交換日記」。その直後、メンバー4人の中でリーダー格だった長谷川淳子(はせがわじゅんこ)が殺されたというニュースが入る。彼女に何があったのか。音信不通だった残りのメンバーの人生も、事件をきっかけに大きく動き出す。40代女性の人生に起こるさまざまな事件をサスペンスタッチで描き出した感動の長編推理小説。
  • シリーズ2冊
    550605(税込)
    著:
    新津きよみ
    レーベル: 光文社文庫
    出版社: 光文社

    東京の大学病院に勤める内科医の望月美並。長野県の大町市で開業医をする元警察医の祖父の元に帰る途中、乗っていた特急で急病人が出る。処置をした美並だったが、後日、患者は遺体となって発見される。謎の残る死因と背後に見えた複雑な家族関係。はたして真相は? 新境地に挑んだ著者が、緑豊かな信州の情景を鮮やかに織り込んだ極上の「警察医シリーズ」開幕!
  • 726(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    自分自身の人生を生きていますか?

    郷田亮二は駆け出しの刑事。小学生の頃に同級生・佐智絵が殺され、その事件が時効を迎えたのをきっかけに、刑事の道を歩む決意をした。しかし二十年の時を経て、死んだはずの佐智絵が亮二の前に現れて……。
  • 短篇小説の名手・新津きよみがおくる、極上の料理ホラー集。

    微かに苦いその飲み物を口にした瞬間、わたしの脳裏に走馬燈のようにこれまでの人生が蘇った。ささやかな幸せを母親に邪魔され続けた、私の人生を――。コース仕立ての極上短篇小説を召し上がれ。
  • 638(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    「大丈夫よ、私がいるかぎり」愛情が恐怖に変わるとき――

    恋愛、不倫、嫉妬、ドメスティック・バイオレンス、ストーカー――。「好き」「愛してる」相手の気持ちが重すぎたことはありませんか? 愛情の濃さが恐怖心を呼び覚ます、10編を厳選した恐怖小説集。
  • シリーズ6冊
    550715(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    単調な日常と無関心な家族。夫や娘の無神経な態度にキレた倫子は『捜さないで』と書置きを残し、友人の留守宅マンションで一時の解放感を味わっていた。ところがそこへ「捜し出したぞ」と見知らぬ男が興奮した面持ちで現われた。この男の不可解な一言こそが、倫子の転落への序曲だった…。日常から逸脱した主婦が見た、人間心理の深奥に潜む狂気とは?
  • 届いた原稿は殺人報告書、自分が未解決殺人事件の犯人であるという…

     推理作家・岡本州太郎の許に一通の原稿が送られて来る。差出人の名は“匿名容疑者”。アシスタントの相野田成美が代読すると、この物語はノンフィクションであり、自分は未解決殺人事件の犯人だ、という内容だった。やがて届いた第二便には犯行現場、被害者名などが記されていた。事件に興味を持った成美は、警察の捜査に協力するが…。現代社会に潜む危険な陥穽を描く本格長編ミステリー。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 売れない役者だというその青年は、やがて平凡な主婦の心の中にも侵入していく

     線路に落ちた娘・美希を助けてくれた、行きずりの美青年。堂本良子は、新聞記事がきっかけで、その男性・伊吹渉と再会した。売れない役者だという彼は、危険な魅力に満ちていた。その時、良子と伊吹のいる部屋をじっと見つめている刑事が二人いた…。伊吹は、その後、堂本家にうまく入り込み、美希ともすっかり仲良くなったが…。良家の人妻の、危険な美青年に魅かれていく女心を描ききる、長編サスペンスの傑作。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 495(税込)
    著:
    新津きよみ
    レーベル: ――

    結婚して「田中緑」になった女と、もうじき「田中緑」になるはずだった女

     勤め先が倒産し、故郷に戻った唯木緑は、幼なじみの田中紀之と婚約した。が、結婚式の準備に追われていたある日、出張先の横浜で紀之が、男にからまれた女性を助けようとして刺殺される。「タナカミドリ」という言葉を残して…。緑は単身上京し、犯人と逃げた女性の「目撃者」を探すためにビラ配りを始めるが…。思いがけない偶然に追いつめられていく女性たちの姿を描く、心理サスペンスの書き下ろし長編。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 495(税込)
    著:
    新津きよみ
    レーベル: ――

    正当防衛で兄を殺した女を、自らの作品の中で告発する女

     推理作家の庄司桐子は、テレビの画面に現れた女の顔を見て愕然とする。偶然、店に押し入った連続殺人犯を説得して自首させた、早坂志歩美。彼女こそ、十年前、桐子の兄を殺害しながらも、現場の状況から正当防衛とみなされ、不起訴となった女だった。兄の無実を信じ続ける桐子は、十年前の事件の真相を、自らの作品で告発しようとするが…。女同士の息づまる対決を多重構造で描く長編ミステリー。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 495(税込)
    著:
    新津きよみ
    レーベル: ――

    夫が突然失踪してから3年、待ちつづける妻に恋人が出来たが…

    「お願い、あなた、帰ってこないで」池畑弘子の夫が行方不明になってからもうすぐ三年。生活のために開いた書道教室も軌道に乗り、彼女には好きな男性も現れた。そんなある日、彼女のもとに「ご主人は生きています」という匿名の手紙が届いた。あと数日で裁判所に離婚の訴えを提起できるのに…。夫の知られざる過去が暴かれていく中で、彼女に幸せは訪れるのか。女と男の真実と闇を描く長編ミステリー。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • グルメライター水沢風味子・周富徳の殺人レシピ

     中華名人・周富徳と料理評論家・門野哲哉の論争に巻き込まれる形になってしまったグルメライターの風味子は、自宅に押しかけてくるテレビのリポーターに辟易していた。そんな騒ぎのなか、なんと門野が仕事場のマンションで死体となって発見される。しかも、なぜか死体には塩がかけられていた…。やがて、第二、第三の事件が起きるのだが、ある不思議な共通項が存在すること気づく。「最初は、塩。次は、砂糖。そして、こしょう?」三種類の調味料が、いずれも事件に関与しているのは、偶然なのだろうか。そして、真相を追いかける風味子は、犯人がひた隠しにしてきた悲しい過去へと辿り着く…。グルメライター水沢風味子が連続殺人事件の謎に肉薄する、長編サスペンス。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。

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