『ウジェーヌ・スクリーブ(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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あらすじ
第1幕
舞台はポルトガルの山岳地帯。ポルトガル王女で王位継承者マリア・フランチェスカは、隠者の庵の地下で贋金作りの集団の頭カタリナに姿を変え、叔父と称するレボリエドを従えて、ダイヤモンドをはじめとする宝石の模造品の製造を指揮している。
ドン・エンリケは贋金作りの一味の探索に旅の途中、そこに迷い込むが、従者は逃げ、馬車は断崖から馬もろとも落ちる。カタリナは秘密厳守を条件にドン・エンリケを解放する。
第2幕
摂政大臣の一人カンポ・マイオール伯爵の屋敷は娘のディアナと甥のドン・エンリケの結婚調印式の客を迎える準備でおおわらわである。しかし、ディアナはドン・エンリケの不在中にエンリケの友人ドン・セバスチャンとの間に恋が芽生えている。そこに馬車が壊れて難渋した伯爵夫人を名乗る女性が避難所を求めて屋敷に来る。ドン・エンリケはカタリナだと分かってなんとかカンポ・マイオールの家から彼女を逃がす。
第3幕
舞台は王宮の謁見の間。戴冠式を控えた王宮にカンポ・マイオール、ディアナ、ドン・エンリケ、ドン・セバスチャンが新女王の謁見を求めて現われる。最後にお尋ね者カタリナが新女王その人だと分かる。夫を選ぶ全権を得たマリア・フランチェスカはドン・エンリケを夫に選び、贋ダイヤモンドを載せた王冠をかぶってポルトガル女王として戴冠する。
Résumé (Français)
Acte I L'action se déroule dans les montagnes du Portugal. Maria Francesca, princesse et héritière du trône, se cache sous l'identité de Catarina, chef d'une bande de faux-monnayeurs dans le souterrain d'un ermitage. Sous la protection de son prétendu oncle Rebolledo, elle dirige la fabrication de répliques de diamants et de bijoux précieux. Don Henrique, en voyage pour traquer les faux-monnayeurs, s'égare dans ce repaire après que son valet a pris la fuite et que sa voiture a basculé dans un précipice. Catarina accepte de libérer Don Henrique, à la seule condition qu'il garde le secret absolu.
Acte II Au château du comte de Campo-Mayor, l'un des ministres de la Régence, on s'active pour préparer la signature du contrat de mariage entre sa fille Diana et son neveu Don Henrique. Cependant, en l'absence de ce dernier, un amour est né entre Diana et Don Sébastien. C'est alors qu'une dame se présentant comme une comtesse, dont la voiture est tombée en panne, vient chercher refuge au château. Don Henrique reconnaît Catarina et parvient à la faire échapper de la demeure de Campo-Mayor.
Acte III Le rideau s'élève sur la salle d'audience du palais royal. À la veille du couronnement, Campo-Mayor, Diana, Don Henrique et Don Sébastien se présentent pour obtenir une audience auprès de la nouvelle reine. À la stupeur générale, la fugitive Catarina se révèle être la reine elle-même. Ayant le plein pouvoir de choisir son époux, Maria Francesca choisit Don Henrique. Portant la couronne ornée des diamants artificiels, elle est sacrée reine du Portugal.
Synopsis (English)
Act I Set in the rugged mountains of Portugal, Maria Francesca, the Princess and heir to the throne, has disguised herself as Catarina, the leader of a gang of counterfeiters operating in the vaults of a hermit's chapel. Alongside her so-called uncle Rebolledo, she oversees the production of counterfeit diamonds and jewels. Don Henrique, while traveling to hunt down the counterfeiters, stumbles upon their lair; his servant flees, and his carriage plunges off a cliff. Catarina agrees to release Don Henrique on the condition of absolute secrecy.
Act II The residence of Count Campo-Mayor, a minister of the Regency, is in an uproar preparing for the wedding contract signing between his daughter Diana and his nephew Don Henrique. However, during Henrique’s absence, a romance has blossomed between Diana and Henrique’s friend, Don Sebastian. Suddenly, a woman claiming to be a countess seeks refuge at the house after her carriage breaks down. Don Henrique recognizes her as Catarina and manages to help her escape from Campo-Mayor’s estate.
Act III The scene shifts to the Audience Chamber of the Royal Palace. As the coronation approaches, Campo-Mayor, Diana, Don Henrique, and Don Sebastian arrive seeking an audience with the new Queen. In a dramatic reveal, the wanted fugitive Catarina is unveiled as the Queen herself. Having the sovereign right to choose her husband, Maria Francesca selects Don Henrique. Wearing the crown set with the counterfeit diamonds, she is crowned Queen of Portugal. -
ウジェーヌ・スクリーブの『黒いドミノ』はオペラ・コミックというジャンルの傑作の呼び声の高い作品である。1837年に初演されたパリのオペラ=コミック座において驚異的な成功を収め、総上演回数は1909年までに1,207回を数えた。これは、作曲家オベールが生み出した作品の中で、最も成功した記録の一つである。オペラ・ファンのみならずスクリーブのフランス語を勉強したい読者のために仏日対訳として出版した。
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本書は、アンリ・モニエとギュスターヴ・ヴァエズ作『ジョゼフ・プリュドム氏の栄光と凋落』(五幕散文喜劇)の全訳である。作者のアンリ・ボナヴァンチュール・モニエは、風刺画家、挿し絵画家、劇作家及び俳優。共作者ギュスターヴ・ヴァエズはベルギーのオペラの台本作家。空威張りの低俗なブルジョワ「ムッシュ・プリュド厶」はパリの流行の風俗となった。19世紀半ばのパリのブルジョワの喜劇の一例として楽しんでいただければ幸いである。
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本書は、ウジェーヌ・スクリーブとエルネスト・ルグヴェ作『アドリエンヌ・ルクヴルール』(五幕散文コメディ・ドラマ)の全訳である。毒殺によって殺されたと噂されたコメディ・フランセーズの伝説の女優アドリエンヌ・ルクヴルールをタイトルロールにした作品で、コメディ・フランセーズで上演された入れ子構造の劇作品。名作の誉れ高く、半世紀以上たって『アドリアーナ・ルクヴルール』というイタリア・オペラが作られたことでも知られている。
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本書は、一九世紀フランス演劇界に君臨したヴォードヴィル作家、劇作家にしてオペラ台本作家ウジェーヌ・スクリーブの『初恋、または子供時代の思い出』(コメディ=ヴォードヴィル全一幕)の初訳である。驚くべきは、キルケゴールがデンマークでもドイツでもフランスでもこの劇を観て、『あれか、これか』のなかで「初恋」という題でこの劇についての卓越した構造分析を書いている。日本でも明治四十年に榎本虎彦が『ふたり紳士』という題で翻案しているほどである。本国フランスでも省みられなくなってしまったスクリーブのヴォードヴィルの醍醐味を楽しんでいただきたい。
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本書は、一九世紀フランス演劇界に君臨したヴォードヴィル作家、劇作家にしてオペラ台本作家ウジェーヌ・スクリーブの『初恋、または子供時代の思い出』(コメディ=ヴォードヴィル全一幕)の初訳である。驚くべきは、キルケゴールがデンマークでもドイツでもフランスでもこの劇を観て、『あれか、これか』のなかで「初恋」という題でこの劇についての卓越した構造分析を書いている。日本でも明治四十年に榎本虎彦が『ふたり紳士』という題で翻案しているほどである。本国フランスでも省みられなくなってしまったスクリーブのヴォードヴィルの醍醐味を楽しんでいただきたい。
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ウジェーヌ・スクリーブは歌、音楽、舞踊、曲芸など様々の要素を含んだ喜劇としてヴォードヴィルという演劇形式を作り、1810年頃からヴァリエテ座のために矢継ぎ早に脚本を書き始め生涯で累計244作品を書いた。しかし、今日に至るまで、フランス文学界では全く翻訳されることがなかった。今回、2人の共作者と書いた『熊とパシャ』と『外交官』の2作品がようやく翻訳出版できたので、肩の荷を下ろした思いである。
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本書『ウジェーヌ・スクリーブ演劇に対する批判と擁護』はウジェーヌ・スクリーブの「アカデミー入会演説」、テオフィル・ゴーティエの「フランスにおける演劇芸術の最近25年史」、アレクサンドル・デュマ・フィス「『放蕩親父』序文」、フランシスク・サルセー「演劇40年史(劇評)で構成されている。オギュスタン・ウジェーヌ・スクリーブ(1791年パリ生 - 1861年パリ没)は合計400作品以上を書いて上演させた19世紀を代表するフランスのヴォードヴィル作家、劇作家であり、オペラ台本作家である。しかし、日本では残念ながら、私と妻の二人が最近になって初めて翻訳に手を染めたばかりで、ほとんどどの作品も翻訳されることがなかった。現在我々が翻訳出版したのは、「スクリーブ傑作ヴォードヴィル選 『熊とパシャ・外交官』」、『貴婦人たちの闘い』、『鎖』、『水のグラス』の4冊だけである。こうした状況のなかで、日本でスクリーブを取り上げているのは進藤誠一であり、本書の成立には進藤の『フランス喜劇の研究』がガイドラインになっている。
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19世紀フランス演劇界はウジェーヌ・スクリーブに明け暮れたと言っても過言ではない。歌って踊るヴォードヴィルという新しい演劇ジャンルを作るとともに、5幕のフランス喜劇を量産するばかりか、グラン・トペラ(本格オペラ劇)の台本を提供した。残念ながら日本ではスクリーブの演劇は全く翻訳されなかったため、『貴婦人たちの闘い』は本邦初訳になる。スクリーブは共作することが多く、この戯曲も女性の権利擁護者であり、劇作家でもあったエルネスト・ルグヴェとの共作である。1817年王政復古下の騒然たるフランスで貴族社会に生きるドートルヴァル伯爵夫人を中心とした王党派とナポレオン派の知恵比べと恋の駆け引きを巧みに組み合わせた「良くできた芝居」になっている。
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オギュスタン・ウジェーヌ・スクリーブとジェルマン・ドラヴィーニュが台本を書き、ダニエル=フランソワ=エスプリ・オベールが作曲した5幕のグランド・オペラLa Muette de Portici『ポルティチのもの言えぬ娘』のフランス語オペラの対訳。
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