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『壺井栄(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~29件目/全29件

  • 「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「草枕」「それから」「こころ」「三四郎」などの代表作から「客観描写と印象描写」などの知られざる名作、関連作品まで一冊に収録した電子版夏目漱石全集。小説、評論・随筆など、ジャンル別目次から読みたい作品をすぐにお読みいただけます。
    【小説】※発表年代順
    吾輩は猫である
    吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名版)
    倫敦塔
    幻影の盾
    琴のそら音
    一夜
    薤露行(かいろこう)
    趣味の遺伝
    坊っちゃん
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫
    文鳥
    夢十夜
    永日小品
    三四郎
    それから
    それから(旧仮名版)

    門(旧字旧仮名版)
    彼岸過迄
    行人
    こころ
    道草
    明暗
    【評論・随筆など】※五十音順
    イズムの功過
    岡本一平著並画『探訪画趣』序
    おはなし
    思い出す事など
    カーライル博物館
    学者と名誉
    家庭と文学
    硝子戸の中
    鑑賞の統一と独立
    元日
    鬼哭寺の一夜
    木下杢太郎著『唐草表紙』序
    客観描写と印象描写
    教育と文芸
    京に着ける夕
    京に着ける夕(旧字旧仮名版)
    虚子君へ
    近作小説二三について
    ケーベル先生
    ケーベル先生の告別
    現代日本の開化
    好悪と優劣
    こころ(広告文)
    こころ(自序)
    こころ(予告)
    滑稽文学の将来
    コンラッドの描きたる自然について
    作物の批評
    三山(さんざん)居士(こじ)
    三四郎(予告)
    子規の画
    子規の画(旧字旧仮名版)
    「自然を写す文章」
    自転車日記
    写生文
    従軍行
    初秋の一日
    処女作追懐談
    人工的感興
    人生
    鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年
    西洋にはない
    戦争からきた行き違い
    創作家の態度
    草平氏の論文について
    それから(予告)
    高浜虚子著『鶏頭』序
    田山花袋君に答う
    「土』に就て
    「土」に就て(旧字旧仮名版)
    長塚節氏の小説「土」
    坪内博士とハムレット
    つり鐘の好きな人
    艇長の遺書と中佐の詩
    手紙
    『伝説の時代』序
    点頭録
    『東洋美術図譜』
    道楽と職業
    独歩氏の作に低徊趣味あり
    中味と形式

    何故に小説を書くか
    日英博覧会の美術品
    入社の辞
    猫の広告文
    『煤煙』の序
    博士問題
    博士問題とマードック先生と余
    博士問題の成行
    長谷川君と余
    「額の男」を読む
    批評家の立場
    文学雑話
    文芸委員は何をするか
    文芸と道徳
    文芸とヒロイツク
    文芸の哲学的基礎
    文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
    文士の生活
    文章一口話
    文体の一長一短
    文壇の趨勢
    変な音
    変な音(旧字旧仮名版)
    僕の昔
    マードック先生の『日本歴史』
    正岡子規
    満韓ところどころ
    水底の感
    無題
    明治座の所感を虚子君に問れて
    模倣と独立
    「夢のごとし」を読む
    余と万年筆
    予の描かんと欲する作品
    落第
    倫敦消息
    吾輩は猫である(上篇自序)
    吾輩は猫である(中篇自序)
    吾輩は猫である(下篇自序)
    私の経過した学生時代
    私の個人主義
    【関連作品】
    漱石の人物(和辻哲郎)
    夏目先生の追憶(和辻哲郎)
    夏目漱石論(森鴎外)
    小川芋銭先生と私(野口雨情)
    「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)
    胡堂百話(野村胡堂)
    世界の一環としての日本[抄](戸坂潤)
    埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)
    夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
    夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
    俳諧瑣談(寺田寅彦)
    根岸庵を訪う記(寺田寅彦)
    漱石山房の冬(芥川竜之介)
    夏目先生と滝田さん(芥川竜之介)
    葬儀記(芥川竜之介)
    文芸的な、余りに文芸的な(芥川竜之介)
    漱石と自分(狩野亨吉)
    漱石氏と私(高浜虚子)
    漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)
  • 戦後反戦文学、児童文学の旗手として『二十四の瞳』など多くの人道的作風の名作を遺した壺井栄。代表作『紙一重』を収録。
  • シリーズ42冊
    589791(税込)

    近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の、初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代の作家の評伝など約160作品を収録し、読みやすく編集した夏目漱石全集の決定版です。
    ■目次
    【小説】
    坊っちゃん
    吾輩は猫である
    吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名)
    三四郎
    こころ
    それから
    それから(新字旧仮名)
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫

    門(旧字旧仮名)
    彼岸過迄
    行人
    道草
    明暗
    【短編・小品・随筆】
    幻影の盾
    琴のそら音
    倫敦消息
    京に着ける夕
    京に着ける夕(旧字旧仮名)
    自転車日記
    倫敦塔
    カーライル博物館
    文鳥
    夢十夜
    永日小品
    長谷川君と余
    思い出す事など
    子規の画
    子規の畫(旧字旧仮名)
    変な音
    變な音(旧字旧仮名)
    ケーベル先生
    ケーベル先生の告別
    戦争からきた行き違い
    初秋の一日
    三山居士
    硝子戸の中
    一夜
    薤露行
    趣味の遺伝
    手紙
    【評論・その他】
    吾輩は猫である(上篇自序)
    吾輩は猫である(中篇自序)
    吾輩は猫である(下篇自序)
    三四郎(予告)
    こころ(広告文)
    こころ(自序)
    こころ(予告)
    それから(予告)
    イズムの功過
    岡本一平著並画『探訪画趣』序
    学者と名誉
    家庭と文学
    鑑賞の統一と独立
    元日
    鬼哭寺の一夜
    木下杢太郎著『唐草表紙』序
    客観描写と印象描写
    教育と文芸
    虚子君へ
    近作小説二三について
    現代日本の開化
    好悪と優劣
    滑稽文学の将来
    コンラッドの描きたる自然について
    作物の批評
    「自然を写す文章」
    写生文
    処女作追懐談
    人工的感興
    人生
    鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年
    西洋にはない
    創作家の態度
    草平氏の論文について
    高浜虚子著『鶏頭』序
    田山花袋君に答う
    「土』に就て
    「土」に就て(旧字旧仮名版)
    長塚節氏の小説「土」
    坪内博士とハムレット
    つり鐘の好きな人
    艇長の遺書と中佐の詩
    『伝説の時代』序
    点頭録
    『東洋美術図譜』
    道楽と職業
    独歩氏の作に低徊趣味あり
    中味と形式

    何故に小説を書くか
    日英博覧会の美術品
    入社の辞
    猫の広告文
    『煤煙』の序
    博士問題
    博士問題とマードック先生と余
    博士問題の成行
    「額の男」を讀む
    批評家の立場
    文学雑話
    文芸委員は何をするか
    文芸と道徳
    文芸とヒロイツク
    文芸の哲学的基礎
    文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
    文士の生活
    文章一口話
    文体の一長一短
    文壇の趨勢
    僕の昔
    マードック先生の『日本歴史』
    正岡子規
    満韓ところどころ
    水底の感
    無題
    明治座の所感を虚子君に問れて
    模倣と独立
    「夢のごとし」を読む
    余と万年筆
    予の描かんと欲する作品
    落第
    私の経過した学生時代
    私の個人主義
    【関連作品】
    文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介)
    漱石山房の冬(芥川龍之介)
    夏目先生と滝田さん(芥川龍之介)
    葬儀記(芥川龍之介)
    漱石と自分(狩野亨吉)
    漱石氏と私(高浜虚子)
    埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)
    夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
    夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
    俳諧瑣談(寺田寅彦)
    根岸庵を訪う記(寺田寅彦)
    漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)
    「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)
    小川芋銭先生と私(野口雨情)
    夏目漱石論(森鴎外)
    漱石の人物(和辻哲郎)
    夏目先生の追憶(和辻哲郎)
  • 終戦直後の小豆島を舞台に,母のない子どもたちと,子のない母であるおとらおばさんがくりひろげる,あたたかい人間愛の物語。
    (※本書は1976/5/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
  • 第二回芸術選奨文部大臣賞受賞。壺井栄による、終戦直後の青年が苦難を乗り越えようとする姿を描いた短編小説。
    (※本書は1994/7/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • 726(税込)
    著:
    壺井栄
    イラスト:
    山中冬児
    出版社: ポプラ社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    はつらつとした大石先生と、12人の生徒たちのあたたかい交流を描く、壺井栄の不朽の名作。
  • 「おこまさん」は、小ぶりな身体から生れた愛称である。年ごろの一人娘・萱子と二人ぐらし。亡夫の遺志で建てたアパート「松の荘」の持主で未亡人。親切で世話好きなおこまさん母娘を中心に、現代社会の縮図ともいえる、男女さまざまな10人のアパート止宿人の生活から、笑いとペーソスを織込んだ人生悲喜劇が展開される。庶民的ユーモア溢れる長編小説。
  • 快活で美しい立花理々子には、父がない。中学を卒業すると、東京に出て働きながら夜間高校に学ぼうと決心する。上京した彼女はお手伝いさん勤めをするが、慣れない環境で身も心も疲れていった。そういう理々子の心の支えになるのが、洗濯屋のご用聞きをしている戦災孤児の橘悟くん。周囲の無理解と蔑視に傷つき、また悩みながら、しかし希望をもって彼等は生きる……。幸せを願い、明日をさして伸びゆく若い樹々のような若者たち。働く人たちの愛と生活を暖かく描いて定評ある壺井文学の名作長篇。大映映画化。若い世代に贈る話題の1冊。
  • 770(税込)
    作:
    壺井栄
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    日本人に記憶され続ける反戦文学の名作。瀬戸内の一寒村に赴任した若い女性教師と十二人の生徒の交流を描く。昭和初期から戦後までの二十数年にわたり、時代に翻弄されながら必死に生きるその姿を通して、戦争への怒り、悲しみが素朴な言葉で表現される。戦争の悲劇を二度とくり返させたくないという著者の思いが込められている。(解説=鷺只雄)
  • 550(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    昭和3年、瀬戸内海小豆島の分教場に赴任してきた教育熱心な女教師。重く暗い時代に突入していく時期に、この先生と12人の教え子のさまざまな生活を描き、戦争批判、戦争被害者の生き方、教え子たちの暖い童心を、鮮明な郷土色と豊かなユーモアにより捉えた感動的名作。木下恵介監督らにより2度の映像化、黒木瞳ら主演で6回のテレビドラマ化、テレビアニメ化もされた不朽の戦後反戦文学。
  • 330(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――

    どんどん焼きやの小母さん。今ではしがない暮らしではあったが、たった一つ、人の知らない宝ものがあった。

    どんどん焼きやの小母さんは、村の人から「おあな」だの「あな婆さん」だのと軽べつしたような調子で呼ばれていた。それは小母さんがどんどん焼きをしている土間のすぐうしろの部屋で寝ている平吉じいさんが、障子ごしにおあな、おあなと呼び続け、それが買い物客に筒抜けだから。「おあな、おあな、と仲のええことじゃのう」と冷やかす客もいるが「あれが阿波屋の娘のなれのはてかい」と感慨を新たにする者もある。今ではしがない暮らしのお花さんではありますが、たった一つ、お花さんには人の知らない宝ものがありました。

    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 385(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――

    皆から仲間はずれにされていた千代だったが手をとって笑い、走るきっかけを作ってくれたのがミユキだった。

    ものごころついて以来の千代は、夕方になると桟橋に出ている父親を呼びにやらされていた。十歳の時はもう母親の役目をしょわされていた。赤ん坊のころにはった「てっぺごうやく」でできてしまった禿のせいで、付いたあだ名は二銭銅貨。しがない境遇のせいで学校では何となく仲間はずれになっていた。
    千代は小さくなってうしろの席に甘んじ、自分を主張することを忘れていった。勉強ができても彼女は手をあげなかった。そんな千代の手をとって、みんなが笑うときには笑い、走るときには走るきっかけを作ってくれたのがミユキだった。

    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 思想犯の夫を刑務所にさらわれ敬遠されている私。しかしたった一人私に声をかけてくれたのが茂やんだった。

    詩人生田春月の詩碑は私の生れた村の墓地のある小さな丘の、海の見渡せる景勝の地にあった。そこには私の祖父の墓もある。それへの思いと同じつながりでいつも春月碑をたずねていた。思想犯の夫を刑務所にさらわれていた私は、詩碑への道すがら幾人かとすれ違うが、むこうはだまってゆきすぎ、ぜったいに話しかけてこない。詩碑から立ち去ろうとしたとき、足音を聞き立ち止まった。薪を背負った男が近づいてくるのをみて碑のうしろにかくれようとすると「おしまい」と突然の仕事じまいのあいさつをされた。それは笑顔の茂やんだった。

    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 440(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――

    私立K脳病院には二百人の変てつ者が暮らしている。それは破れた風船を心中に抱いているような人々だった。

    平野をつっぱしる中仙道のほとりに、私立K脳病院は玄関口を街道にひろげて建っている。明るい近代的な建物ともみえるが、一足裏に回れば風雪にさらされた幾棟かの病舎がいかにも世ばなれた形でかくれている。ひろびろとした田圃の中に黒い瓦ぶきのその病舎はいかにも時代めいた姿だ。明治時代の小学校かとも見えるその変てつもない建物の中には、二百人の変てつ者がひっそりと世をはなれ、時に猛獣となる危険を内にひそめたしずかな喧噪さで暮している。みんな、いわば破れた風船を心の中に抱いているような人々だった。

    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 瀬戸内海べりの一寒村の小学校に赴任したての先生と個性豊かな12人の教え子たちによる人情味あふれる物語

    農山漁村の名がぜんぶあてはまるような瀬戸内海べりの一寒村へ赴任してきたわかい女の先生に、分教場で出会った十二人の一年生のひとみは、それぞれ個性にかがやいてことさら印象ぶかくうつったのである。岬に響く歌声、笑い声、ときにはなき声の大合唱。一冊の文集が反戦思想の証拠品となり、一朝にして国賊に転落させられるような時代。戦争の渦に巻き込まれながら成長していく教え子たちを複雑な気持ちで見守り、笑顔とときに涙を見せながら教え子に寄り添うのだった。

    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 島の南端S港の村にある飲食店「おきん」。コウの記憶に消しがたい印象を残した数々の女たち。

    黒々とそびえ立つ山の麓にひそやかに眠っている島の南端S港の村。三百戸足らずの家々がかたまっていて、この真夜中に起きているのは宿屋と料理屋と駐在の赤い灯と、そして汽船宿だけである。それからもう一軒、飲食店「おきん」があった。コウはおきんの裏に立てましした四畳半の屋根裏の部屋で思春期をおくる。おきんと屋根裏部屋に出入りをする人たち。コウの記憶に消しがたい印象を残した数々の女たち。その一人にすま子も入っていた。

    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 110(税込)
    著:
    壺井栄
    イラスト:
    ギン太
    レーベル: ――

    瀬戸内海の貧しい島。大石久子が初めて赴任したのは岬の分校。そこに入学してきた一年生12人。洋服を着て自転車を乗り回すハイカラな若い女教師は注目の的。しかしその頃は昭和恐慌や戦争に向かう難しい時代であった。子供たちは小学校を卒業していくが、一家離散するものや売られたり、奉公に出るものさまざまであった。やがて戦争が始まり男の同級生たちはみんな戦争にとられ、戦死したりケガや失明したりする。女も病気で死んだり、時代に翻弄される過酷な運命。久子も夫を戦争で亡くし、3人目の娘は病気で死んでしまう。残った久子と2人の息子は生活に困るが、なんとか昔の岬の分校に臨時教師で雇われる。そして生き残った教え子たちとの感動の再会。何度も映画、ドラマ化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 396(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    海辺の寒村に、女子師範学校出の大石先生が赴任してきた。担当する分教場の小学一年生は十二人。新米先生は、様々な家庭の事情を抱えた生徒たちを慈愛に満ちた眼差しで導き、時と場所を越えた師弟関係を築いていく。やがて戦争、そして敗戦。自らも苦渋の季節を経て、四十になった先生は、再び分教場の教壇に立ち、昔の教え子の子どもたちと出会う。真の師弟愛を描いた不朽の名作。
  • 童話と小説のジャンル分けをしてなかった作者、壺井栄児童文学集より

    壺井栄の物語づくりに深い影響を与えたのが祖母であることはよくしられている。
    栄は小さい頃から祖母のそばで寝物語にいろんなお話をきかされて育った。お話だけにとどまらず、古い歌もきかされていた。
    本作は祖母をモデルにした、もっとも長編の物語ではないだろうか。
    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 330(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――

    童話と小説のジャンル分けをしてはいなかった作者、壺井栄児童文学集より

    小豆島に巡礼するおへんろさんがたくさん島にわたって来たころのこと。村の船つき場の桟橋近くにちいさな店ミドリヤ屋がある。
    小学生の孫娘と暮らす、六十すぎたおばあさんがひとりできりもりしている店で、質素な旅人に重宝な店。
    みやげものや日用品を商い、夕方は手打ちうどんやいなりずしを食べる店。
    出る船、着く船、孫娘ケイ子とおばあさんの暮しは汽笛とともにあった。
    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 童話と小説のジャンル分けをしてはいなかった作者、壺井栄児童文学集より

    「こじき」という言葉が日常的に使われていた時代。捨て子や浮浪児はどこにもいた。
    流れ者の職人が、昼時に同僚職人たちの残り物をおもらいしているコマツとサンゾウの姉弟こじきを、みるにみかねてひきとる。男の家はあばらやだがそこには子どもたちの大好きな電灯があった。
    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
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    あの不朽の名作『二十四の瞳』の著者・壺井栄が遺した、もうひとつの児童文学の名作長編。

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  • 385(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――

    壺井栄はダメ男をいい男に描くのが巧い

    小学校を普通は6年のところを8年皆勤したボンヤリ茂一は卒業すると、漁師の父親と海へ出て行った。
    嫁は二度きたが交わり無くいなくなる。身体は大きいが、人と交わるのも争うのも下手な引き蘢りな茂一。
    母親キシは40を超した茂一にどうぞ嫁をと願うのだが。
    【著者】
    壺井栄
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 385(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――

    登場する男たちは現在の島の男にも通じる

    これは戦争前、1940-41年頃の物語ではないだろうか。
    壺井栄本人と思われる作家となったミネが島へ帰ると、
    小学校同級会が急遽開かれる。8人の同い年が集まると40年の歳月が一挙に巻き戻される。
    島の同級生たちの暮らしぶりが、現在の島のありようにも繋がっている。
    【著者】
    壺井栄
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 稀代のストーリーテラー壺井栄が紡ぐ島の物語には、私たちがなくしてきた人の暮しが息づいている。

    キクにはどういうからくりで世の中に景気や不景気がやってくるのか、知るすべがなかった。しかし、戦争のあとには必ずその不景気がめぐって来るのだということだけは分かった。
    二度も夫をなくし、キクが十数年ぶりに娘が生んだ私生児の孫とともに島に戻って来た。住み込みで役場の小使いとして、雨風をしのげる小部屋をあてがわれ、孫を背負い遊ばせながら働けるのは、何もなくなったいまのキクには、誰に対しても有り難うござんすと、笑顔を向けなければならない境涯であった。
    【著者】
    壺井栄
    小説家 1899年 - 1967年
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 330(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――

    稀代のストーリーテラー壺井栄が紡ぐ島の物語には、私たちがなくしてきた人の暮しが息づいている。

    夫に死なれたか去られたか、他所から村へやってきた身寄りのない女が4年生の娘をひとりで育てている。村では日雇いや宿屋の女中などで日銭稼ぎ、ふたりきりの貧しいくらしながら娘ヨシノには母親といられる幸せは何にもかえがたい。すでに病魔に蝕まれている母親は娘をつれてちょっとした商店街にでかけ、自分の着物を売った金で娘がほしがっていた裁縫箱を買ってやり、めったに食べられない素うどんをふたりしてすするのだった。
    【著者】
    壺井栄
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 330(税込)
    著:
    壺井栄
    レーベル: ――

    稀代のストーリーテラー壺井栄が紡ぐ島の物語には、私たちがなくしてきた人の暮しが息づいている。

    ミネの初旅は十六歳の秋。高松への積み荷は四斗入りの醤油が八樽だけあった。その頃、樽職人の職をなくした父重吉を手伝い、ミネは荷役をする荒い働きをさせられていた。父と娘は自家の小船に乗って、まるで夜逃げでもするような真夜中の時刻に家を出た。重吉は米やそうめんや着物など、高松にいる教師になった息子に届ける大きな信玄袋を肩にかけ、ミネは自分の着物の入った小さな風呂敷包みを抱えていた。まっくらな夜であった。高松へゆけばこれまで知らなかった何かが自分をまっている。ミネの期待はいやがおうにも膨らむ。
    【著者】
    壺井栄
    香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。
    坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。以後東京。
    1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。
    1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。
    『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
    1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 瀬戸内海の村に赴任してきた新米の女性教師・大石先生は、分校の12人の生徒たちと絆を深めていく。しかし時代は、戦争へと向かいつつあった。
  • 352(税込)
    著者:
    壺井栄
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昭和のはじめ、瀬戸内。赴任したばかりの先生と、教え子らのふれあいを描く名作!

    昭和のはじめ、瀬戸内海べりの一寒村の小学校に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子たちによる、人情味あふれる物語。文教場でのふれあいを通じて絆を深めていった新米教師と子どもたちだったが、戦争の渦に巻き込まれながら、彼らの運命は大きく変えられてしまう……。戦争がもたらす不幸と悲劇、そして貧しい者がいつも虐げられることに対する厳しい怒りを訴えた不朽の名作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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