『成沢京華、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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愛する自由は、何ものにも決して侵すことの出来ない、最後の良心なんだ!
愛する自由は、何ものにも決して侵すことの出来ない、最後の良心なんだ!
アメリカの太平洋沿岸、PCH(パシフィック・コースト・ハイウエイ)を舞台に、
美しい主人公・レクシーは、謎多き日本人青年・シュージと出会う。
穏やかな凪のように、静かな世界に溶け込む圧倒的な孤独と、
愛を乞う登場人物たちの魂の叫び。
著者渾身のサスペンス・ミステリーの傑作、ここに見参!
天使の街・ロサンゼルスの夜の海辺で、ある殺人事件が起こる。
世間を騒がせた「パラダイス殺人事件」―――事件の真相は、
海の闇に紛れたまま……
犯人の「パラダイスはどこ?」という砂に書いたメッセージだけを残して。
愛車・黒のベントレーに乗って、PCH(パシフィック・コースト・ハイウエイ)を
ひたすら走り抜ける、美しき主人公・レクシー。
セレブである彼女は、米国のLGBTQ団体のアイコンであり、
「クラシックの寵児」と呼ばれる音楽家でもある。
「レズビアンである」と爆弾発言をするなど、
彼女の一挙手一投足が常に世間から注目されている。
父親との確執、常に世間の目に晒される自分、手酷い失恋。
抱えきれない心の憂さを晴らすように、ベントレーを走らせる彼女は、
日本人ヒッチハイカーのシュージを乗せる。
スタインベックのペーパーバックを片手に、
全米の地を彷徨う、巡礼者のような東洋人・シュージ。
ドライブ中、何気ない会話を続けていくうちに、
シュージの抱える、圧倒的な孤独を見出すレクシー。
そこに、自身の散った恋をシンクロさせ、
たった数十分間のドライブで、魂のつながりを強めていく2人。
……しかしやがて訪れる別れの時間。
シュージの愛を乞う魂の叫びを残し、それぞれの道へと別れていく。
ある夜、レクシーは青い海と空のコントラストが印象的な、
シュージと出会った日に撮影したビクスビー橋の写真を、
5万人が注目するSNSに投稿する。
目が覚めるような美しい青。清々しいほど心が晴れた、自分自身のようだ。
家族へ愛、自身への愛を再確認し、
久しぶりの深い眠りに落ちた彼女が目覚めた先で見た世界とは―――
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