『マーガレット・バーカー、401円~500円(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
1 ~7件目/全7件
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傷ついた心が、光あふれる島で生まれかわって…
デメルサは悲しい思い出にとらわれたイギリスを離れ、太陽の光が降りそそぐギリシアの島で新生活を始めようとやって来た。引っ越し先のアパートメントの家主ニコラスは笑顔が素敵な男性で、ずっと凍っていた心がときめくのを感じ、かすかな期待を抱く。しかも彼はデメルサが働くクリニックの医師で、上司だとわかる。しかし、甘い気持ちは新しい職場のあまりの忙しさに吹き飛んだ。ミスをして落ち込んでいた彼女に、ニコラスはやさしい言葉をかけてくれて…。 -
セーラはイギリスでのあわただしい病院勤務に疲れ果て、家族のいるギリシアの美しい小島、ケレスに移り住んだ。そして、11年前から憧れていたミカエリスと再会した。当時研修医だった彼は、今やケレス病院の院長だ。相変わらず魅力のかたまりのようだが、瞳にはかつてなかった深い悲しみの色が浮かんでいる。いったい彼にどんな出来事が起きたのだろう?セーラはミカエリスが真実を打ち明けてくれるのを待った。しかし、彼は決して口を開こうとせず、セーラに対して冷ややかな態度をとり続けた。■注目の作家マーガレット・バーカーが、医療の現場に携わる三姉妹の恋を情熱的に描いた三部作〈エーゲ海の恋人たち〉。ギリシアの美しい島を舞台にして燃え上がるロマンスをご堪能ください。
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愛が怖い。大切な人を失う悲しみに耐えられない。
ルーシーはロンドンの病院を辞め、逃げるようにイタリアへと向かった。本気で愛したと思った男性が大嘘つきだったのだ。身も心もぼろぼろの彼女は妹の代診医をひきうけ、仕事に没頭する。ローマは情熱の街。ハンサムな医者ヴィットーリオにバーで甘くささやかれ、大好きなオペラに誘われても私にややこしいロマンスは必要ない。たとえ彼の謎めいた瞳に自分と同じ悲しみがかいま見えても、恋に落ちて傷つくようなまねは2度としない。そう決めたはずなのに…。 -
この光あふれるギリシアの島で、もう一度、自分の人生を生きてみたい。■元看護婦のデメルサは、住み慣れたイギリスを離れ、太陽の光が降りそそぐギリシアの島にやってきた。ここのリゾートに新しくクリニックが開設されることになり、その責任者の職に応募したのだ。悲しい思い出にとらわれた生活から抜け出し、新しい土地で一からやり直そうと心に決めて。幸い、アパートメントの家主ニックは、町の病院に勤める医師で、困ったことがあれば相談にのってくれるという。オリーブ色の肌、彫りの深い顔立ち――エキゾチックな魅力をたたえたギリシア人だ。この六年間、死んだも同然だった心がときめくのを感じ、デメルサはかすかな希望を抱く。彼には美しい恋人がいるとも知らずに。
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ロンドンで暮らしていたリズは、家族の温かさを求め、母と姉夫婦の暮らす南フランスに渡った。南フランスはリズにとって思い出の地だ。そう、五年前、ジャックと出会った場所……。偶然入った海辺のレストランで彼と出会い、まるで運命で定められていたかのように、その夜二人は結ばれた。しかし、性急な関係に罪悪感を抱いた二人は、二度と会わない約束をしたのだった。だから、いとしい娘を授かったことをジャックは知らない。今、思い出の海辺を再び訪れたリズの前に、一人の男性が現れた。まさか、ジャック? 彼女の胸は再会の喜びと恐怖に締めつけられた。
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シャーロットはエーゲ海の小さな島に降り立った。過去はロンドンに置いてきた。これから半年、のどかなこの町で働きながら、心の傷を癒して新しい自分を見つけよう。ところがギリシア人の新しいボスは、端整な顔にこのうえなく冷たい表情を浮かべて出迎えた。そして突然、奇妙な質問を口にした。「今、恋人はいないんだね?」どうしてそんなことをきくのだろう。彼の瞳をのぞきこむと、思いがけない苦悩が浮かんでいた。★看護師としての経験を執筆にも生かしているマーガレット。今回もすてきなドクターが活躍します。★
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医師のアリッサは8年ぶりに思い出深いパリのクリニックを訪れた。ピエールに出会い、愛しあい、別れを告げたこの場所――きっぱり過去と決別し前に進むため、彼女はここへ戻ってきたのだ。ところが、今はカリブ海の島に住んでいるはずのピエールが、急病で倒れた院長の代理として、なんと同じ医院で働いていると言う。8年前、突然姿を消したアリッサを彼が許しているはずがない。だけど愛するあなたには、別れの本当の理由を知られるわけにはいかないの――…。
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