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『井上久男、0~10冊(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 「日産・ルノー提携」の特ダネを1999年にスクープして以来、カルロス・ゴーンを見つめてきたジャーナリストが、その栄光と墜落の軌跡、そして日産社内の権力闘争の実態をあますところなく描いた経済ノンフィクション。
    倒産寸前まで追い込まれた日産にルノーから送り込まれたゴーンは、トップ就任からわずか1年半後、過去最高益を叩き出す。
    だが、ゴーンには別の顔があった。寵愛する「チルドレン」で配下を固め、意見する者は容赦なく飛ばす。部下に責任を押しつけて更迭し、自分は地位にとどまった。
    そして、私物化。ゴーンは私的に購入した金融商品がリーマンショックで18億円もの損失を出した際、一時的にそれを日産に付け替えた。約20億円もの報酬のうちの約半分を退任後に受け取ることにし、有価証券報告書には10億円分しか記載してこなかった。会社のカネで購入した豪華邸宅を私的に利用するなど、公私混同は枚挙に暇がない。
    いったいなぜ、ゴーンは道を誤ってしまったのか?
    ヒントは「歴史」にある。
    日産は創業以来、ほぼ20年周期で大きな内紛を起こしてきた。そのつど、「独裁者」と呼ばれる権力者があらわれ、制御不能のモンスターと化した。その独裁者を排除するために新たな権力者を必要とし、新たな権力者がまたモンスターと化していった。
    そうした構図が繰り返される背景には、日産が抱えるガバナンスの問題点、そして独裁者をのさばらせた側にも大きな責任があることが浮かび上がってくる。
    企業ドキュメントとしての魅力もさることながら、人物ドラマとしても抜群に面白い。
    フィクションをしのぐ驚愕の展開!
  • いま自動車産業では100年に一度のパラダイムシフトが進んでいる!
    生き残る会社はどこだ?

    クルマの「スマホ化」が進み、EV(電気自動車)、自動運転車の開発にはIT企業や新興企業が相次いで参入。技術力をつけた巨大部品メーカーも台頭している。
    トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、VWは、この大変革にどう立ち向かうのか。

    〈第1章 スマホ化するクルマ〉
    「鉄の塊」ではなく「ソフトウェアの塊」となったクルマ。海外ではプラットフォームの座をめぐる争いが始まっている。
    〈第2章 バーチャル・エンジニアリングという脅威〉
    ユーザーには見えない開発・製造プロセスもデジタル化で変わり、日本の強みである「匠の技」が弱点に?
    〈第3章 合従連衡 2000万台の攻防〉
    開発コストの増大にともない中途半端な規模のメーカーは厳しい。スケールメリットと新技術を目当てに世界ではM&Aが加速する。
    〈第4章 トヨタ自動車 巨人の憂鬱〉
    環境の変化に合わせて先端事業の強化、系列再編、異業種との提携など矢継ぎ早に手を打つが……。「トヨタの敵はトヨタ」なのか。
    〈第5章 VW 史上最大の改革〉
    ディーゼル不正問題を機に改革へ乗り出した日本車の最強ライバル。社内では「我々が車を作る必要性があるのか」という議論が。
    〈第6章 日産 ゴーンが抱く世界一という野望〉
    ひと足はやくEV戦略を展開し、三菱自の買収を皮切りにM&Aにも意欲的。その活力を探ると「ダイバーシティ」に行きあたった。
    〈第7章 ホンダ ソフトバンクに刺激されるDNA〉
    迫りくる「規模の危機」を前に、自前主義を捨ててオープンイノベーション戦略を打ち出した。創業者が持っていた起業家スピリッツは蘇るか。
    〈第8章 マツダ 危機こそが革新を生む〉
    いち早く最先端の手法を導入して経営危機から復活。そのプロセスには日本の製造業が学ぶべきテーマが詰まっている。
  • 「会社に頼らず一生働く技術」

    社会保険制度の破たん、中年リストラの加速で「下流老人」が増える中、
    会社に頼らず「定年後」も働き続ける人生を自ら勝ち取った男たちの人生とノウハウを紹介。
    著者自ら年収1300万円の大企業を飛び出し、一生の仕事を得た。
    資産運用や節約に頼らず人生とマネーライフの充実を得るためになにをすべきか――。

    20人のケーススタディで「一生働き続ける技術」を紹介していく。

    【著者紹介】
    井上久男(いのうえ・ひさお)
    1964年生まれ。福岡県出身。88年九州大学卒。NECを経て92年朝日新聞社に転職。名古屋(豊田市駐在)、東京、大阪の経済部でトヨタ自動車や日産自動車、パナソニック、シャープ等を担当。
    2004年に独立し、文芸春秋社や東洋経済新報社が発行する各種媒体で執筆。「現代ビジネス」(講談社) などに連載コラムを持つ。最近は農業の取材も精力的に行っている。
    主な著書に『メイドインジャパン驕りの代償』(NHK出版)『トヨタ愚直なる人づくり』(ダイヤモンド社)『トヨタ・ショック』(講談社、共編著)。13年放映のNHKテレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン」の脚本制作に取材協力。
    05年大阪市立大学大学院創造都市研究科(社会人大学院)修士課程修了、10年同大学博士課程単位取得退学。16年4月から福岡県豊前市政策アドバイザー(非常勤)に就任予定。神戸市在住。

    【目次より】
    第1章◆40歳で会社を辞めて食っていくには
    第2章◆大手メーカーを飛び出し活躍する人たち
    第3章◆メガバンクや大手損保から飛び出し活躍する人たち
    第4章◆農業を戦略的ビジネスに変貌させる人たち
    第5章◆大メディアや大学を飛び出し活躍する人たち
    第6章◆家業を再生させる人たち
    第7章◆激動の時代を生き抜くための思考
  • 品質や原価管理での卓越性が際立つトヨタ自動車。しかし本当の強さは、それだけではない。何事もとことん議論する風土、結果だけでなく、プロセスにこだわる意識。原因を徹底して追究する文化。これらはいかにして作られたのか。トヨタ幹部をはじめ、50人に及ぶ関係者に取材して明らかになったのは、派手なパフォーマンスではなく、地道で愚直な取り組みを尊ぶ価値感であった。

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