『岡田仁志(実用)』の電子書籍一覧
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「プロフェッショナル・ファーム」を標榜するマッキンゼーは、業務ごとにチームを形成する。そして組織内でチームを形成する仕組みは、市場モデルを用いている。つまり、クライアント・ワークごとに最適なメンバーが集められるのだ。この仕組みを支えるのは、個々の人材の特性であろう。その採用基準は、論理的な思考ができる頭脳明晰さというより、リーダーシップの総量だという。そしてチームのメンバーすべてがリーダーシップを発揮することを求めるのがマッキンゼー流である。そこには、リーダーとフォロアーの違いはほとんどない。マッキンゼーの元採用マネジャーで『採用基準』の著者が最強チームのつくり方を明かす。【主な項目】・チーム・システムによって運営される組織・すべての人事プロセスで問われるチーム意識・社内労働市場によって組成されるクライアント・チーム・インターナル・チームの役割・最強チームの条件1:コンフリクトを恐れない活発な議論が行える条件が整っていること・最強チームの条件2:メンバー全員がリーダーシップを持っていること
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■世界共通のデジタル通貨は実現するのか――。フェイスブックが推進する仮想通貨の仕組み、ポテンシャルを中心に、競合が予想される中国などの中央銀行によるデジタル通貨、途上国の取り組みなど最新の動きを網羅。先進国での反発をよそに、デジタル通貨導入の動きが続いている。その背景には何があるのか。さらに権力の集中を嫌うコミュニティからは、オープンリブラなど新たな動きも。表面的な解説では見えてこなかったリブラと仮想通貨の世界を理解できる決定版。
【目 次】第1章 リブラが目指すもの
1 新しい通貨リブラ
2 リブラを動かす仕掛け
3 仮想通貨とデジタル通貨
第2章 リブラはブロックチェーンなのか
1 ブロックチェーンの分類
2 リブラのブロックチェーン
3 ブロックチェーンは必要か
4 ブロックチェーン・エコノミー
第3章 変容する貨幣社会
1 カール大帝の銀塊とリブラ貨幣体系
2 リブラの登場と国家概念の変容
3 リブラの登場と通貨の信認
4 皇朝十二銭の発行と変容
5 輸入銭と通貨バスケット
6 統一通貨「元」と日本の圓
第4章 ビットコイン、リブラ、CBDC
1 貨幣性を説明する論拠
2 地域通貨、地方通貨、NGO通貨
3 中央銀行デジタル通貨
4 中国人民銀行のデジタル通貨
5 DCEPのポテンシャル
6 ケニアのMペサ
7 カンボジアが最先端になる日
第5章 仮想通貨の仮名性、匿名性、実名性
1 ブロックチェーンの仮名性
2 コンジョイント分析
3 誰にデータを委ねるのか
第6章 リブラ後の世界
1 ドル化国とリブラ
2 暗号資産という用語の外延
3 プラットフォームの競争
4 通貨は仮想化するのか
あとがきに代えて――永世中立国とリブラ -
社会を激変させるプラットフォームの全貌
仮想通貨の第一人者による本格解説書!
ブロックチェーンに対する社会の反応は、インターネットの初期を見るようです。
そんなものは空っぽの洞窟だと揶揄されていた頃から、
インターネットにビジネスの可能性を見出した人がいました。
彼らはEコマースという新しい商圏を拓き、
やがて電子マネーが登場するとインターネット空間はビジネスの場として完成します。
シリコンバレーがインターネット空間の首都となったとき、
後発国に残されていたのはローカライズの単調な作業でした。
新しい技術がビジネスの実を結ぶことは稀でも、
イノベーションに乗り遅れたときのダメージは測り知れません。
仮想通貨とブロックチェーンが作り出す
新しいプラットフォームの主導権をめぐる競争はすでに始まっています。
この動きを考察する大前提は、
ブロックチェーンを生み出したビットコインの仕組みを正しく理解することです。
それは、仮想通貨の限界を知るためにも、
ブロックチェーンの可能性を知るためにも、必ず役に立つはずです。
■本書の3つのポイント
1.ビットコインとブロックチェーンの仕組みがわかる
明確な運営主体のないビットコインが、なぜ動き続けるのか? マイニングとは何か?
支払→記録→採掘→報酬→承認→発生という6つのステップを丁寧に追いながら
その仕組みを具体的に解説します。
2.仮想通貨と電子マネーの違いがわかる
日本でも普及している電子マネーは個人間の決済には使えません。
中国で急速に普及しているモバイル決済サービスでは個人間決済が可能です。
その違いは何か? 決済サービスの現状と課題を解説します。
3.いま世界で起きていることがわかる
いま世界では、現金が姿を消すという社会現象が相次いで起こっています。
中国だけでなく、アフリカ諸国でも、スウェーデンでも現金が姿を消しています。
この潮流は日本にもやって来るのか? 新しい経済圏の現状と課題を解説します。 -
盲人がサッカーだなんて、どうやるんだ!? 全盲ゆえに、つねに大きな危険を伴うドリブル、第六感も駆使して放つシュート、そして奇跡のゴール。「キャプテン翼」に純粋にあこがれた「光なき者」たちのドラマとは? 2014年秋に東京で世界選手権が開催されるブラインドサッカー、情熱と感動のノンフィクション。
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金融とITを融合したFinTech(フィンテック)が、金融業界・IT業界で注目を集めています。FinTeckは伝統的な決済インフラストラクチャーを、未来の色で塗り替えようとするものです。携帯電話で資金移動サービスが利用できるケニアのMペサや、スマートフォンに小型の装置をセットするだけでクレジットカードの支払端末に早変わりする米国のスクエアなど、金融分野へのITの応用は伝統的な決済インフラを未来の色で塗り替えるものです。その中核をなすインフラストラクチャーが、ビットコインに代表される仮想通貨の技術です。2014年に大騒ぎになったMt.GOX社の破綻を経て、日本では「仮想通貨(ビットコイン)はあてにならない、危険な貨幣であり技術である」と思い込まれて、一時燃え上がった投資熱も冷めてしまったようです。そうした日本とは対照的に、米国のメガバンクは分散型仮想通貨の技術を銀行システムの改革に活用するための研究に取り組んでおり、欧州ではブロックチェインと呼ばれる仮想通貨を支える技術をシステムの基幹にとりこんだ銀行さえも登場している。銀行間の資金移動サービスを支えてきた重厚長大なインフラは、FinTechの発展によって生まれ変わろうとしています。米国のアップルやグーグルは、相次いでスマートフォン向けの決済サービスを提案しており、伝統的な決済ビジネスは存続の岐路に立たされています。日本でも、無料通話アプリがいつのまにか資金移動サービスを開始するなど、次世代の決済サービスの主導権を握るのは、かつて誰もが予想しなかった業種であるのかもしれません。今や、決済ビジネスと電子商取引の主戦場はモバイルへと急速にシフトし、時代は大きな転換期を迎えているのです。本書の目的は、仮想通貨の仕組みを理解し、利便性とリスクの両面を把握したうえで、ビジネスへの活用を検討することです。仮想通貨に関する議論の中には、不正確な情報や誤解に基づく論評が見受けられるのも事実です。信頼の対象となる発行者が存在しない通貨を肯定することは、発行者の信頼を元に成立してきた社会にとって容易なことではありません。新しい概念を受容する過程においては、的確な批判とともにやや正確さを欠いた議論も起こりがちです。仮想通貨の技術・法律・制度に関する考察は、ようやく緒に就いたところです。
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