『加藤一、1年以内(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「私らは憑かれてます。山神様と龍神様に」
人の霊は弔い、成仏させればいい。
ならば神は――?
弔えない恐怖。
神に纏わる実話怪談
「超」怖い話四代目編著者が長年追いかけてきた神に纏わる実話怪談。
幼い頃に山神と出会い憑かれた少女は、長じて京都の龍神の元へ導かれる。
龍神は彼女の前世に繋がるある人物を探しており、そのために彼女を呼び寄せたのだが…「おいちとおえんの物語」
鬼の洗濯板と呼ばれる名勝近くの祠にお詣りした夜、宿の鏡の中で恐ろしい現象が…「修学旅行」
四国八十八箇所巡りの六十五番札所付近の山道で起きる怪異…「札所ドライブ」
新居探しで訪れた二つの物件。片方には腕を引く男の霊が、もう片方には土地神様がいたのだが…「内見の旅」
他、弔うことも祓うこともできない戦慄奇談! -
死者=仏(ほとけ)の引き起こす恐るべき怪奇、戦慄の実話怪談!
死んだ人のことを「仏さん」と言う。言葉を変えるなら、魂、霊体と言おうか。肉体を失う代わりに、彼らは時に信じられないパワーを宿す。それは生きている者に吉にも凶にも働く。「超」怖い話のガチ怖担当してシリーズを牽引する久田樹生が数多くの寺のご住職、僧侶から聞き集めた仏に纏わる「超」怖い話!
●久田樹生
1972年九州生まれ。超‐1/2006年大会に1位入賞し、冬の「超」怖い話執筆メンバーに参入する。2007年『「超」怖い話 怪歴』(竹書房文庫刊)で単著デビュー、以後長編実話を含む数多くの戦慄作品を送り続けている。圧倒的な取材力と体験者の心に寄り添う姿勢から生み出される恐怖は他の追随を許さない凄みがある。 -
葬儀から埋葬まで葬送と弔いに纏わる恐怖譚!
「かえせ、かえせ。お前の肉体を寄越せ」
土葬の遺言を破り父を火葬にした息子を襲う父親の影。
四体の父親が息子の手足を千切ろうと…
――「親父の遺言」より
人形供養で有名な寺の裏の公園で子供たちが掘りあてた禁忌…「人形の寺」
着物だけを棺に入れた奇妙な葬儀。火葬の炉に入れた途端、恐ろしい現象が…「着物葬儀」
通夜の晩、祖父から食べさせられたグミのようなもの。祖母の指だと言うのだが…「祖母の魂」
かつて風葬を行っていた奄美大島のある場所。祭りの晩に出逢った少女との関係は…「トフル」
葬儀の最中くじら幕の裏側に隠れて遊んでいた子供が布越しに見た奇妙な世界…「くじら幕」
他、野辺送り・風葬・骨噛み・逆さ事・両墓制・破地獄・洗骨・一杯飯など葬儀慣習の民俗学コラムもあわせ全43話収録。
葬るとは命と役目を終えたものを埋葬すること、そして時に「無かったこと」にすることである……。 -
睡蓮はヒツジグサとも呼ばれ、羊の刻(午後2時頃)に花を咲かせ、夜にまた閉じる。これを3回繰り返すと命が尽きる。古来、蓮は穢れた水中から空高く茎を伸ばして咲く姿から、極楽浄土の花と尊ばれてきた。だが、睡蓮は似て非なるもの。根に絡みつく怨念や業を断ち切れなかったかのように、その葉も花もかろうじて水面に首を出し、顔を浮かべるのみだ…。花は三度開き、声にならぬ呻きと呪詛を残して命果てる。3人の怪談猛者が今回聞き集めてきた恐怖の声は、そんな睡蓮の断末魔にも通じる怪。信じがたいけれど本当にあった、現実の恐怖なのである…。
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