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『文春新書、立花隆(新書)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • 二十歳の君たちはどう生きるか
    サイエンスからフランス文学、生と死、世界史――縦横無尽に森羅万象を解きほぐす。若者達に向けた「知の巨人」のラストメッセージ。


    目次
    はじめに
    第一章[序] 
     知の巨人、振り返る 
     死へ向かう身体 
     リアリティの皮相 
     疑わしきに囲まれて 
     脳内コペルニクス的転回 

    第二章[死] 
     「死ぬのは怖くないですか?」 
     泥酔パルシー 
     歩くタンパク質、走る電気信号 

    第三章[顧] 
     二十歳の全能感と無能感 
     私は船尾に、君たちは船首に 
     一九六〇年の二十歳、橘隆志 
     問題の問題 
     割と短いトンネルの向こうは、誰も知らない世界でした 
     筆を執るにも千冊の途
     事実は小説よりも奇なり 
     紙書籍よ、さらば? 

    第四章[進] 
     複雑さの収束点 
     種の起源 
     私より賢いスパコンが読み解けない私の頭脳 

    第五章[考] 
     作ってみないと分からない 
     明らかに明らかでない世界 
     「考えること」について考えてみると 
     “分かる人”になるために 
     私たちの十年、立花隆の十年 

    第六章[疑] 
     ポスト・コールドウォー・キッズ 
     “平和ボケ”の治し方 
     リアルな歴史の傍らに 
     いっそゼロから 
     世界情勢は複雑怪奇 
     真相は深層に 
     不確かな時の波に揺られて 

    あとがきにかえて 立花隆さんへの手紙 

    *本書は、『二十歳の君へ 16のインタビューと立花隆の特別講義』(2011年、文藝春秋刊)から「第二章 二十歳、頭をひねる《立花隆の特別講義》」を再編集しました。
  • 立花隆を要約するのは非常に困難である。まさに万夫不当にして前人未踏の仕事の山だからだ。時の最高権力者を退陣に追い込んだ74年の「田中角栄研究ーその金脈と人脈」は氏の業績の筆頭として常に語られるが、ほぼ同時進行していた『日本共産党の研究』で左翼陣営に与えた激震はそれ以上のものがある。

    『宇宙からの帰還』にはじまるサイエンスものでは、『サル学の現在』でサルと人間に細かく分け入り、『精神と物質 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか』でノーベル賞科学者の利根川進に綿密な取材を施し、『脳死』では安易な脳死判定基準に鋭く切り込んだ。科学を立花ほど非科学者の下に届けてくれた書き手はいない。浩瀚な書物である『ロッキード裁判とその時代』『巨悪vs言論』『天皇と東大』『武満徹・音楽創造への旅』は余人の及ばない仕事であり、また旅を語っても、哲学、キリスト教、書物を論じても冠絶しておもしろい。

    立花隆はどのようにして出来上がったのか、そして何をしてきたのかーー。それに迫るべくして、彼の記憶の原初の北京時代から、悩み多き青春期、中東や地中海の旅に明け暮れた青年期、膀胱がんを罹患し、死がこわくなくなった現在までを縦横無尽に語りつくしたのが本書である。彼が成し遂げた広範な仕事の足跡をたどることは、同時代人として必須なのではないだろうか。
  • 毎日の生活の中には知的好奇心を刺激する素材があふれている。

    テロのニュースを聞き、その背後によこたわる歴史を考える。
    自然災害の報をうけて、火山国、地震国という日本の宿命を改めて問い直す。
    オリンピックをみながら、あの戦争を思い起こす。
    横綱誕生のニュースから、トランプ大統領の今後を想像する。
    バーの店主だった時代を回想し、いまのジャーナリズムに檄を飛ばす。
    そして、みずからの病から、人間の生と死へ思いをはせる。

    日々、接するニュースや、足を運んだ展覧会、取材であった科学者の言葉などから、思考の材料を取り出す。そんな「知の巨人」のあざやかな手腕が味わえるエッセイ集。

    〈目次〉
    第1章 生と死に学ぶ
    第2章 歴史と語らう
    第3章 科学を究める
    第4章 戦争から考える
    第5章 政治と対峙する

    ●特別講義●
    ・最先端技術と10年後の「日本」
    ・ノーベル賞興国論
  • 「知の巨人」立花隆と「知の怪物」佐藤優が作り上げた空前絶後のブックリスト!

    まず「ブックリスト1」では、21世紀を生きるための教養書を、書斎の本棚からお互いが100冊選んだ。

    「私は年齢は四十歳から五十歳ぐらいで、「教育」の現場に携わる人を思い浮かべて百冊リストを作りました。「教育」というのは学校教育だけでなく企業や役所での教育を含みます」(佐藤)
    「二十一世紀はインターネット時代でもある。しかし、ネットで最先端の情報に辿り着き、わかるためには、評価が定まった基礎的な本をまず読んでおかなければならない。そうでないと、そもそも検索エンジンにどういうキーワードを入れていいかわからないはず」(立花)

    ついで「ブックリスト2」では書店にある文庫・新書からお互いに100冊ずつ選んだ。

    「意識したのは、二十代、三十代のがっついたビジネス・パーソン。武器として本を使う人を念頭において、徹底的に実用性を重視しました」(佐藤)
    「万巻の書を読みつくせる人はいません。結局は、人生の残り時間を確認しながら、最大の成果を得られるように計画を作るしかない。そのとき、知識の系統樹が頭に入っていることが大切です」(立花)

    博覧強記の二人が400冊もの膨大な愛読書を持ち寄り、古典の読み方から、仕事術、インテリジェンスの技法から、戦争論、歴史、宗教、科学を縦横無尽に語り、知性の磨きかたを徹底指南する。
  • 「知の巨人」74歳が震災を経て考えた日本の未来。世の中が前より一層よく見えるようになった――。がんを患いながらも、飽くなき好奇心で精力的な取材を続けるジャーナリスト、立花隆。74歳を迎えたいま、氏は震災後の日本について何を思うのか? 月刊文藝春秋の巻頭随筆全39話を1冊に収録。サイエンス、国際情勢から宗教、歴史まで縦横に論じます。

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