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『吉田健一、801円~1000円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~10件目/全10件

  • 常識的な叡智が底流する独自の人生論、書物への惜しみない愛情を綴った読書論、そして著者の中核をなす佳篇「余生の文学」……。大人の風格漂う人生と読書をめぐる極上の随想を初集成。巻末に吉田暁子・松浦寿輝対談「夕暮れの美学」を併録する。
  • 946(税込)
    著:
    吉田健一
    レーベル: 中公文庫

    戦後日本の礎を築いたワンマン宰相・吉田茂、その長男である文士・健一。著者はこの父といかに接し、どのように見てきたのか。日常生活の回想から吉田内閣論まで、著作集未収録を含む父をめぐる全エッセイを収める。さらに父子が忌憚なく語り合った長篇対談「大磯清談」を併録。文庫オリジナル。
    巻末エッセイ・吉田暁子
  • ヴァレリーの全作品は現代世界の一つの無比に精緻な叙事詩である――。表題作ほか、訳者によって精選された「知性に就て」「地中海の感興」「レオナルドと哲学者達」の全四篇を収める。巻末に吉田健一の単行本未収録エッセイを併録する。
    【目次】
    訳者の序(吉田健一)
    精神の政治学/知性に就て/地中海の感興/レオナルドと哲学者達(ヴァレリー/吉田健一訳)
    ヴァレリーに就て(ヴァレリー頌/ヴァレリーのこと 吉田健一)
  • グルマン吉田健一の名を広く知らしめた食べ歩きエッセイ「舌鼓ところどころ」、全国各地の旨いものを綴り全一〇〇編を数える「私の食物誌」。長年にわたり多くの読者を魅了した、この二大食味随筆を一冊に合わせた待望の決定版。巻末に地域別目次を付す。
    巻末エッセイ・辻 義一
  • 「赤い死」が蔓延するなか、千人の友達と僧院に避難したプロスペロ公は壮麗な仮装舞踏会を催した。そこへ現れたひとりの仮装した人物が、人々の間に狼狽と恐怖と嫌悪を呼び起こす――死に至る疫病に怯えおののく人々を描いた表題作のほか、処女作「メッツェンガアシュタイン」など短篇小説十篇と、蔵書の行間に書き込んだ思考の断片「覚書(マルジナリア)」を収録。


    巻末に解説「ポォの作品について」を所収。
    吉田健一の名訳が愛好した作品が名訳で甦る。
  • ドナルド・キーン氏の没後1年によせての復刊。本書は1952年、京大留学前のキーン氏による、ケンブリッジ時代の講義をもとにした日本文学論であり、もとは英語で刊行された。のちのキーン氏の著作および研究・思考の原点とも言うべき一冊。吉田健一による格調高い名訳とともに、長く読み継がれてきた。
    「キーン氏の『日本の文学』は、詩人の魂を以て書かれた日本文学入門で、学問的に精細な類書はこれ以後に出ることがあっても、これ以上に美しい本が出ることは、ちょっと考えられない」――三島由紀夫にこのように言わしめた、日本文学研究者ドナルド・キーンの出発点となった本。『万葉集』『源氏物語』から、定家、芭蕉、近松、西鶴、子規、太宰など、後年の著者の研究の核となる、日本文学のエッセンスを縦横に論じた文学入門。
     改版に際し、巻末に新たに、吉田健一によるエッセイ「ドナルド・キーン氏のこと」を収録。
  • 1,045(税込)
    著者:
    吉田健一
    レーベル: ちくま学芸文庫
    出版社: 筑摩書房

    なにも絵画や彫刻、音楽だけが文化なのではない。あたりまえの日常にいちばん近い部分を発達させること。それこそが文化なのだ。吉田健一は、エリザベス朝にはすでに水洗トイレがあったことを指摘し、そこに実用性を重んじるイギリス文化の本質を見る。イギリスで他の芸術に比して文学が発達したのも、文化的であろうとしたからではなく、日常の言葉へのこだわりが、自然と、詩や小説というものになっていったからなのだ──。胡瓜のサンドイッチやハムの味、酒の飲み方など、身近な話題を入口に、いつの間にか本質的な部分へと読者をいざなう、名人芸的文化論。
  • 1,045(税込)
    著者:
    吉田健一
    レーベル: ちくま学芸文庫
    出版社: 筑摩書房

    静かに、ときに饒舌に

    毎年違う流行に身をつつんだり、評判のレストランに忙しく足を運んだり、時代の空気を自分の暮らしに取り入れてみたり──そんなこととは無縁に、不変の価値観のもと、動じることなく、かつしなやかに生きた吉田健一。近代化や戦争によって自らの愛した世界がなくなってしまっても、あきらめることなく、「ほんとう」の人間の営みが再び湧き起こってくるのを東京の片隅で見守っていた。そんな著者がおでん屋のあり方、大人のふるまい方から、理想の文学に至るまで、静かに、時に饒舌につぶやいた百篇。とっておきの一本を開けたくなる珠玉のエッセイ集。
  • 1,045(税込)
    著者:
    吉田健一
    レーベル: ちくま学芸文庫
    出版社: 筑摩書房

    つらつらと考える

    「知識人批判」「保守党の立場」「吉田内閣論」などの超辛口社会時評と、目を細めながら日本を味わう「或る田舎町の魅力」「小休止」などの小紀行文を収録した、甘辛エッセイ選。
  • 935(税込)
    著者:
    吉田健一
    レーベル: ちくま学芸文庫
    出版社: 筑摩書房

    今はなき、都会の薫り

    幾千年かの歴史の中で、人間というものはどれだけ進歩し、どれだけ洗練することができたのだろうか。下宿先のおしま婆さん、自転車屋の勘さん、帝大生の古木君、実業家の川本さん。いずれも味のある登場人物を相手に、おでん屋のカウンターや、待合、カフェーで繰り広げられる軽妙洒脱な文明批評。第二次大戦に突入する前の、ほんのわずかなひととき。数寄屋橋が本当に橋で、その下を掘割の水が流れていた頃の、慎ましやかで暮らしやすい東京を舞台に、人間と人間の社会を論じた、吉田健一最晩年の珠玉の一篇。

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