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『林信吾、401円~500円(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~14件目/全14件

  •  ものごとは好き好きだという前提で、あえて言わせていただけるなら、こだわりを持つのもほどほどにしないと、世間を狭くするだけではあるまいか。(中略)ならばどうして、邦画に特化した本など書く気になったのか、と問われるかも知れない。まあ、矛盾したことを言うようではあるけれども、やはり僕は邦画が好きなのだ。その理由については、今度は恥ずかしくなるほど当たり前のことを言うようだが、日本語で演じられているからである。具体的に、どういうことか。(「はじめに」より)
     よい女優の条件とは? わが国に特撮はなぜ根付いた? 戦争を知らない世代こそ、戦争映画を見るべきでは? ヤクザ映画はどうして人気を博し、どうしてオワコンと呼ばれるようになった? 日本の伝統文化を題材にすれば名作になるのか? 邦画の未来のために必要なコンプライアンスとは?……洋画・邦画、そしてジャンルを問わず、手当たり次第に見てきた著者が感じた、日本映画のこれまでとこれから。邦画を愛する人に贈る、一風変わった映画評エッセイ。

    第一章 映画女優との出会い
    第二章 大日本特撮帝国
    第三章 戦争映画の醍醐味とは
    第四章 アウトローとカタルシス
    第五章 「邦画ならでは」が見たい
    第六章 邦画の未来のために

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『怪しいイギリス、納得のイギリス映画』(アドレナライズ)、『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  •  ロイヤル・ファミリーと国民の関係性について知っておかないと、イギリス映画を正しく解釈することはできない。かの国では、王侯貴族と庶民は異なる文化の中で生きている。さらに言うなら、中産階級と労働者階級とでは、様々な意味でのライフスタイルはもとより、話す英語まで異なる。イギリス人とは、昔も今も凝然たる階級社会の中で生きている人たちなのだ。
     映画の中で描かれるイギリス人気質とは? 階級社会にどっぷり浸かった生き方とは? あのヒット作の裏にはどんな設定が隠されている? イギリスを舞台にした8本の映画から、かの国の文化・社会を深堀りし、「真のイギリス」の姿を読み解く。

    第一章 初恋にもビミョーな格差が
       『小さな恋のメロディ』(1971年)

    第二章 王侯貴族もネタでしかない(上)
       『英国王のスピーチ』(2010年)

    第三章 王侯貴族もネタでしかない(下)
       『クィーン』(2006年)

    第四章 イギリス映画の真骨頂
       『炎のランナー』(1981年)

    第五章 炭鉱からバレエの舞台へ
       『リトル・ダンサー』(2000年)

    第六章 「なんちゃってサッカー映画」だが、面白い
       『ベッカムに恋して』(2002年)

    第七章 いささか過大評価だとは思うが
       『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2012年)

    第八章 近未来の日本の姿
       『家族を想うとき』(2019年)

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • なぜ世界から「英国王室」は注目されるのでしょう。本書では、二人のエリザベス(エリザベス一世とエリザベス二世)を軸にして、メアリ、ダイアナ、キャサリンまで、英国王室の歴史を紐解くとともに、王権とはどういうものか、現代社会における王家の在り方とは何かを解説。日本の「皇室」との違いや、「英国王室」が生まれ変わり続ける源流に迫ります。まさに、日本人のための「英国王室」入門書といえる一冊です。新書版から大幅に加筆修正した電子版。

    はじめに 英国王の現在・過去・未来
    第一章 女王の治世は繁栄する[英国史を彩った女王たち]
    第二章 離婚したさに国教会創立……?[宗教改革と最悪の混乱]
    第三章 無敵艦隊になぜ勝てたのか?[エリザベス一世の戦争]
    第四章 大英帝国の斜陽がはじまった[エリザベス二世の戦争]
    第五章 王権の影の悲劇とは?[メアリとダイアナ]
    第六章 人気なくして王位なし!?[岐路に立つ王権]
    電子版のための補遺「もの言うプリンセスの登場」

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 住み慣れたはずのロンドンを、今度は「旅行者」の視点でじっくり眺めてみる

     十年間暮らしたロンドンに別れを告げてから三年。再び訪れたこの街で、何が変わり、何が変わらなかったのか…。外国の街に限った話ではないと思うが、住んでみなければ分からないことも多々ある反面、旅行者・観光客にしか見えないものも、たしかにある。さまざまな風景に見え隠れする英国の現実を、率直に論じる異色の旅行記。

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 日本型ムラ社会が国際都市ロンドンで花開いていた!?

     ロンドンのゴールダーズ・グリーンの一角は日本人が多く住むムラだ。しかも日本よりニッポン的なとっても奇妙なムラなのだ。「クルマも服も上役次第」「ミセス横文字さん」「階級社会と横並び社会」など、あまりに日本的な風習を解説。国際化って何なんだ? 国際人って…? ロンドンの日本人社会をユーモアたっぷりに皮肉った、痛快でペーソスあふれる体験記。電子化にあたり、本編を大幅に加筆修正。

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • イギリスの食事から、気候、英語の会話まで、ホントの「英国」を教えます

     まったく下味をつけずに焼いた肉と、わずかに原型をとどめている茹で野菜……。英国にはないイギリスパン、日本人の英語、英国の泥棒、ロンドン流テロへの対処法など、なかなか楽じゃない英国での暮らし。十年間の現地生活でイギリスを知りつくした著者が、エール片手に眺める生きた英国ライフ。
     電子化にあたり、各章の末尾に“電子版のために”と題した補遺を加筆。

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 英国社会のうらおもてを101の項目から解説

    「キャブとミニ・キャブ」「戸籍がない!」「階層社会と学歴社会」「労働党の話」「英国風ビール」「受験英語」etc。英国在住者向け日本語新聞の編集者として活躍したロンドンでの十年間を振り返り、英国社会の素顔を本音でとらえた一〇一篇のショート・エッセイ。
     電子化にあたり、本編を大幅に加筆修正。さらに、文庫本刊行時に起きたトラブルおよびマスコミ報道をめぐる一連に騒動について、“電子版の付録”と題した新規原稿を追加収録。

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • ユーロ通貨から見るヨーロッパ統合・分裂の歴史

     ナポレオンやヒトラーが、当時の世界では最高レベルの軍事力をもってして、ついになしえなかったヨーロッパ統合が、平和裏に実現したことは、地球の反対側にいる我々日本人も、もっと注目し、高く評価しなければならない。今、人類は「国が溶けて行く」時代を迎えようとしているのではないか…。
     スコットランド独立論争はなぜ否決されたのか? なぜ英国はユーロに参加しないのか? ギリシャの財政危機から日本が学ぶべきことは?
     ヨーロッパ統合の歴史を振り返りつつ、ユーロの今日的意義を考える一冊。

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • どうして熟年こそ留学すべきなのか

     熟年世代こそ、自らの意志で海外に出て、様々なことを学び、色々な意味で考え方を変えて行く必要があります。自分ができなかったことを若者=次の世代に求めるのは、フェアではありません。今からでも、素晴らしい思い出を作ることはできますし、自分の世界を広げることはできるはずなのです。
     本書は、50歳を過ぎて夫婦でスペイン留学した体験記です。イギリス本の第一人者が、今なぜ? 若き日のロンドン在住経験から、スペイン留学事情、若者論、外国語を学ぶ意味まで。

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 法律・兵器・政治……その過去から現在へ

     軍隊のない独立国は、日本も含めて数ヵ国にすぎません。ところが日本の防衛予算は英・独・仏をもしのぎ、しかも1990年の湾岸戦争、1999年の周辺事態法、そして2004年の自衛隊のイラク派遣を経て、その矛盾は劇的に深化しました。にもかかわらず、防衛論争は日米安保と憲法9条の範囲にとどまっています。
     本書では、法律・兵器・政治を軸に、憲法制定から近年の調達疑惑まで、日本の国防問題の全貌を解き明かします。

    第1章 軍隊を持たない国
     終戦とは、いつのことか
     「憲法より米だ!」
     憲法は「押しつけられた」のか
     第九条をめぐって

    第2章 「警察力」とバズーカ砲
     東西冷戦
     二つの中国
     二つの朝鮮
     朝鮮戦争への道
     警察予備隊

    第3章 安保体制と自衛隊
     朝鮮戦争後の世界
     安保条約
     保安隊とはなにか
     保守政治家と自衛隊
     安保闘争と自衛隊

    第4章 三島由紀夫はなぜ死んだか
     「違憲の軍隊」
     治安出動はあり得たか
     「脅威」の変遷
     右翼と三島
     警察官僚の時代

    第5章 戦後レジームとはなにか
     赤城構想と三矢研究
     自民党政治と自衛隊
     憲法と自衛隊と裁判所
     護憲派の迷走

    第6章 揺らぐ「平和国家」
     知られざる改憲勢力
     冷戦終結への道のり
     日米同盟の危機
     イスラム原理主義
     サダム・フセインの戦争
     作られた「湾岸トラウマ」

    第7章 国防の、泣ける真実
     自作自演の話
     戦車の話
     クルマの話
     兵器輸出の話
     福祉と「脅威」と震災の話

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 入門・太平洋戦争 日本はなぜ戦い、なぜ敗れたのか

     テロとの戦いや、北朝鮮の核武装、中国の軍拡などによって、軍事知識は必要不可欠なものになりつつあります。
     また、太平洋戦争を正しく理解するためには、今どんな本を読み、どのような知識を身につければよいのでしょうか。
     本書では、これまでアジア太平洋戦争について公刊された書物を、「開戦原因」「敗戦原因」「戦争の展開」「兵器について」「戦争責任とは何か」など多面的に整理・紹介し、戦争の真実に迫ります。

    第1章 なにはともあれ基礎知識
     「戦記に傑作なし」
     戦時中の日本人

    第2章 なぜ戦わねば成らなかったのか
     「総力戦」と「成金」
     国際連盟と人種問題
     ヴェルサイユの馬鹿

    第3章 軍国主義とはなんだろう
     一時は弱まった軍人の立場
     軍縮が生んだ軍国主義
     日本は「ファシズム」だったのか

    第4章 なぜ「軍部独裁」になったのか
     信頼を失った政治
     統帥権と満蒙問題
     派閥抗争からクーデターへ

    第5章 戦争は避けられただろうか
     リーダーシップの欠如
     米国の戦争意志
     日米交渉と国内世論
     そして、パールハーバーへ

    第6章 これでは勝てるわけがない 戦略・国力編
     勝てると思っていなかった
     「大東亜戦争」の虚構
     秀才参謀の罪

    第7章 これでは勝てるわけがない 兵器・技術編
     牛に曳かせた戦闘機
     ソフト戦力とハード戦力
     憲法の呪縛

    第8章 「国のため」なら許されるのか
     最悪の自殺戦法「特攻」
     責任をとらぬエリートたち
     見捨てられた人々

    第9章 「戦争責任」はどう裁かれたか
     いわゆる東京裁判について
     今も続く論争
     どのような問題が残されたのか

    第10章 買ってはいけない
     本気にしてはいけない
     鵜呑みにはできない
     話にならない

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 495(税込)
    著:
    林信吾
    レーベル: ――

    武士は歴史の中でどのような役割を果たしたのか

    「武士道とは死ぬこととみつけたり」
     これは武士の精神文化を説いたとされる、山本常朝・著『葉隠』からの一説だが、実際にこの本に目を通した人はほとんどいないのではないだろうか。新渡戸稲造の『BUSHIDO』も同様だろう。
     だが、現代ニッポンでは、やたらと「武士道」がもてはやされている。
     はたして、武士道精神、その正体とは何なのか。武士とはどのような存在で、本当のところ日本の歴史の中でどのような役割を果たしたのか。
     良書を紹介しつつ武士道のアウトラインを描いた、異色の武士道解説本。

    第一章 武士って何?
    第二章 「いい国作ろう」
    第三章 なにが戦乱を招いたか
    第四章 戦国の真実
    第五章 天下統一
    第六章 武士道というフィクション

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 日本の若者が選ぶのは、野球? それともサッカー?

     片や企業による興行・広告塔としての日本プロ野球、片や地域に根ざしたありようを模索するJリーグ。いま、日本の観戦スポーツ文化は重大な岐路に立っている。
     誰のためのチームか、何のためのスタジアムか。そもそも観戦球技とはどんな役割を果たすべきなのか。問われているのは文化的ヴィジョンの構想力なのである。
    「野球型」と「サッカー型」、未来はどちらの先にある?
     文化としての球技のありかたを根源的に問う。

    第1章 企業スポーツと地域スポーツ
     時代に逆行する「YOMIURI」
     企業スポーツ盛衰記
     高い頂上と広い裾野

    第2章 スポーツ世界地図
     英連邦と「米連邦」
     モントセラトを知っていますか?
     「野球」は日本独自のスポーツ

    第3章 野球とサッカー、ここが違う
     野球=オヤジという図式
     野球文化の壁
     世界と「戦う」日本サッカー
     卜ルシエからジーコヘ
     ジーコの失敗
     オシム以後

    第4章 スラッガーとストライカー
     野球は「流出」、サッカーは「進出」
     破綻したサッカーバブル
     意味のない「ひも付き移籍」

    第5章 球団型からクラブ型ヘ
     フランチャイズとホームタウン
     地方が牽引する「百年構想」
     市民のためのスタジアム

    第6章 スポーツ文化はこうして根づく
     「跡地」から文化発信地へ
     YGキャップが消えた意味
     中津江村に残った幸福感

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。

    ●葛岡智恭(くずおか・ともやす)
    1959年、東京生まれ。法政大学卒業後、出版社勤務を経て独立。雑誌編集、広告制作にたずさわる。林信吾氏との共著には、『大日本「健康」帝国』、『野球型vsサッカー型豊かさへの球技文化論』、『昔、革命的だったお父さんたちへ』、『日本人の選択』、『ネオ階級社会はここから始まった』(いずれも平凡社新書)、『サッカーを知的に愉しむ』(光文社新書)がある。
  • シリーズ18冊
    109495(税込)
    著:
    林信吾
    著:
    清谷信一
    レーベル: ――

    World War I 1915 帝国陸海軍欧州ニ征ク

     一九一四年(大正三年)七月、オーストリアとセルビアにて戦争が勃発。ほどなく戦火は、ヨーロッパ全土へ広がり、世界大戦へと拡大した。
     三年後、日本も積極的な参戦をすべく歩兵師団をフランスへ派遣し、また巡洋戦艦「金剛」を中心とする援英艦隊を送り込む。今回の参戦には、帝国陸海軍のエリート将校たちに近代戦を実地体験させ、新時代の指導者をつくるという日本軍首脳部の思惑があった。
     翌一八年三月、ロシア革命後に誕生したソヴィエト政府と停戦を実現したドイツ軍が攻勢に出る。崩壊した英軍のあとを受けて日本陸軍はよく戦ったが、ついに壊滅的な打撃を被り、戦線離脱を余儀なくされた。一方、海軍もドイツ艦隊を蹴散らすが、「金剛」をUボートに沈められる。
     若きエリートたちは、近代戦の恐ろしさをまざまざと知った。

     ノンフィクション作家・林信吾と軍事ジャーナリスト・清谷信一が共同執筆した、大長編・架空戦記、その第1巻の登場!

    ●林 信吾(はやし・しんご)
    1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。
    『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。

    ●清谷信一(きよたに・しんいち)
    1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。
    著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。

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