『講談社 火の鳥伝記文庫、楠木誠一郎(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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長篠の戦いで武田勝頼を破った織田信長に播州攻略法を説いた黒田官兵衛は、信長からふたつのものを授かった。ひとつは名刀「圧切(へしきり)」、もうひとつは木下藤吉郎、後の豊臣秀吉である。信長はふたりに播州平定を命じ、官兵衛は瞬く間に秀吉にとってなくてはならない存在となっていくが、この出会いはお互いにとって運命的なものだった。数年後、本能寺の変が起こり、信長自害の報せに呆然自失となる秀吉に、官兵衛は毛利輝元とただちに和睦をし、明智光秀を討つようにと策を献じたのである。いわゆるこの「中国大返し」によって、官兵衛は秀吉の天下取りを実現へと運んでいく……。
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「新選組」は、テロが頻発する幕末の京都において、その剣の技だけを頼りに、幕府のために戦い続けた組織です。多くの攘夷派の長州藩士を討ち取り、捕縛した「池田屋事件」などで活躍しました。本作では、隊のリーダーである近藤勇や参謀の土方歳三、薄幸の天才剣士、沖田総司の活躍を通して、動乱の幕末期を描きました。*巻末に人物伝つき*小学上級から *すべての漢字にふりがなつき
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織田信長は、1534年、尾張(愛知)の戦国大名の家に生まれました。「うつけ者」と呼ばれながらも、桶狭間の戦いで今川義元を破り、日本中にその名を馳せました。それまでの価値観にとらわれない新しい発想と、戦いに次ぐ戦いによって天下統一に近づいた信長でしたが、1582年、家臣の明智光秀の裏切りによって、本能寺でその激動の人生に幕を下ろしました。
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西郷隆盛は、1827年、鹿児島県に生まれました。7人兄妹の長男として西郷家をささえ、薩摩藩のために身をつくしますが、二度にわたり島流しにあいます。倒幕をめぐってはげしくゆれ動く世の中で、西郷は禁門の変や薩長同盟、江戸城明けわたしなどで重要な役割をはたしました。新政府の中心人物として、数々の改革を実現した西郷でしたが、「征韓論」で下野したのち西南戦争で城山のつゆときえました。
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