『文芸・小説、草思社、半年以内』の電子書籍一覧
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建築家という生き物の性を、歯に衣着せぬ口調でリアルに浮かび上がらせる、批評的建築エッセイ!
腐敗する木のルーバー、雨漏りする自邸、6坪の狭すぎる敷地……
しばしば批判にさらされる、著名な建築家が手掛けるいっけん極端に見える建築は、
ただ無茶なデザインをしたいだけなのか、そうまでして成し遂げたい別の意図があるのか。
建築家という生き物の性を、歯に衣着せぬ口調でリアルに浮かび上がらせる、批評的建築エッセイ!
<紹介する建築家>
隈研吾 負ける建築を標榜していたら、ほんとに負けた?
安藤忠雄 夏は暑く冬寒い、便所は外を通って行く家でも学会賞をとった住宅
ザハ・ハディド 国際コンペで磯崎新が強引に通したのに、途中で中止になった計画
ヨーン・ウツソン 無名で未経験の建築家が一等に当選した国際コンペ
清家清 間仕切りが全然無い家、子供たちは何処で寝て何処で勉強したの?
東孝光 6坪の土地でもいいから都心に住みたいという建築家の根性
菊竹清訓 子供ができたら床下にカプセルをぶら下げた「スカイハウス」
吉阪隆正 吉阪のすべてがストレートに出た自邸 -
事件発生から30年を経て、数千ページにおよぶ捜査資料と20年にわたる関係者への取材を通じ「長官銃撃事件とは何だったのか」に肉薄する。
1995年3月30日、國松孝次警察庁長官が銃撃され瀕死の重傷を負った。その10日前に起きたのが、オウム真理教による無差別テロ「地下鉄サリン事件」。その捜査攪乱が目的か? 警視庁の大捜査が展開されるなか、オウム信者でもある現役の警視庁巡査長が浮上。「自分が撃ちました」と自供したものの、「やっていない」→「実行犯の逃走を支援しただけ」と供述はコロコロ変遷。いったんは逮捕されるが証拠不十分で釈放。
その一方で自分が犯人だと名乗る「もうひとりの男」が現れる。
錯綜する事実と証言、虚構と真実が入り乱れるうちに2010年、事件は未解決のまま公訴時効に――。延べ捜査員48万人という空前の大規模捜査態勢にもかかわらず犯人検挙に至らなかったのは何故か? 捜査官たちは何を追いかけていたのか?
事件発生から30年を経て、数千ページにおよぶ捜査資料と20年にわたる関係者への取材を通じ「長官銃撃事件とは何だったのか」に肉薄する。 -
昭和、平成、令和…日本には100年続く「奇跡の映画館」があった。
昭和、平成、令和…
日本には100年続く「奇跡の映画館」があった。
世代を超えて愛される、10のスクリーンのものがたり。
これはまさに昭和のシネマパラダイス!
かつて、映画館は街の至る所にあり、地域文化の心臓部でした。
時代は移り変わり、シネコンや配信サービスが主流となった今も、ひっそりと、
しかし力強く生き続ける「百年映画館」が日本各地に存在します。
著者は、元新聞記者で現在は映画ジャーナリストとして活動する「映画の目利き」。
2025年の節目に日本各地を訪れ、大正・昭和の面影を残す建物や、劇場の空気を守る支配人、
そして映画館へ集う人々を丹念に取材しました。
そこには、動画配信では決して味わえない「映画という体験」の原点があります。
映画館のみならず、ご当地グルメや温泉も楽しむ旅の記録は、
まるで一本のロードムービーを観ているかのよう。
著者自ら撮影した巻頭のカラー写真やあたたかみのあるイラストも要必見。
映画ファン、昭和好き、そして旅人の心をやさしくつかむ一冊です。
本宮映画劇場<福島県本宮市>より
和やかな雰囲気の中、いよいよ「ローマの休日」の71年ぶりの上映が始まった。スクリーンは染みが目立つし、音声も決してよくはないが、現在はおよそ100席となっている館内がほぼ埋まっている光景は壮観そのもの。フィルムではなくデジタルでの上映だからカタカタカタという映写機の音は聞こえないが、ぎしぎしときしむ座席にざわざわとした人いきれの雰囲気が重なって、百年を超える劇場が何だか喜んでいるように思える。ラストの記者会見の場面、オードリー・ヘップバーンの顔が大写しになって、「Rome! By all means, Rome.」の名ぜりふを発した瞬間、たまらず涙腺が崩壊した。
<目次より>
第1章時は春、いざいにしえのシネマの旅へ
上田映劇 長野県上田市
高崎電気館 群馬県高崎市
高田世界館 新潟県上越市
第2章 初夏、カタカタカタとフィルムは回る
ロイヤル劇場 岐阜県岐阜市
本宮映画劇場 福島県本宮市
第3章 猛暑の夏、真っ暗闇の涼やかな空間で
豊岡劇場 兵庫県豊岡市
大黒座 北海道浦河郡浦河町
長野相生座・ロキシー 長野県長野市
第4章 収穫の秋、映画をことほぐお祭りに
森文旭館 愛媛県喜多郡内子町
萬代舘 岩手県二戸郡一戸町
ここにも百年映画館が……
おわりに
映画タイトル索引 -
積読OK、途中放棄OK。「毎日新刊本100冊見てる書店員」による1ページから始める読書術。
積読OK、途中放棄OK。
「毎日新刊本100冊見てる書店員」による1ページから始める読書術。
読書と書店の“ちょうどいい距離”が見つかる本。
「最近、あまり本を読んでいない」
「本を読みたい気持ちはあるけれど、どこか距離を感じている」
この本はそんなモヤモヤを抱えている方に、まっ先にお届けしたい一冊です。
読書は本来、もっと自由で気軽なもの。最後まで読まなくても、集中力がなくても、
スマートフォンのゲームを触る感覚でページをめくっても問題ありません。
章ごとに内容を紹介しましょう。
第1章 読書する人、実はとってもすごい人!
→読書スピードや冊数を気にせず、気軽に本を読む自分を肯定することができます。スマホ脳をリセットする方法も紹介します。
第2章 書店に行くだけで、生活は少し整う
→本屋は心と体に効くサプリのような場所。ふらっと立ち寄るだけで気分転換できたり運動になったりするといったような、小さな変化を紹介します。
第3章 書店員は楽しい!
→普段見られない書店員の仕事の裏側や、本への熱い思いを知ることができます 。
第4章 書店員が教える!超実用的ライフハック
→積読との付き合い方、隙間時間読書術、POP活用術など、読書がもっと楽しくなるコツを伝授します。
第5章 タイプ別!「楽しい読書」の見つけ方
→チャートテストであなたの読書レベルやタイプをチェックし、自分に合った本の楽しみ方が見つけられます。
本書は、真面目な読書術の本ではありません。
むしろ、「読書というハードルを地面に埋める」ための本です。
読み終える頃には、「とりあえず本屋に行って、意味もなく棚を眺めてみようか…」
―そんな、最高にゆるくて心地よい気分になれるかもしれません。 -
なぜ民主主義は「最悪の選択」を回避できなかったのか?
なぜ民主主義は「最悪の選択」を回避できなかったのか?
その後の世界の運命を決めたヒトラーの権力掌握は、
どのようなプロセスでなされたのか。
『ヒトラーの秘密図書館』で国際的に評価された歴史家が、
ヒトラーが首相に任命されるまでの半年間(1932年7月末~1933年1月)を
当事者の日記や新聞記事などのアーカイブ資料を駆使して、
「当時報道され、人々に認識されたように」再現。
資金難にあえぎ、選挙でも大きく票を失い、側近に自殺をほのめかすほどの苦境から、
ヒンデンブルク大統領による首相任命が実現するまでの曲折浮沈の180日を
臨場感あふれる筆致で描く。
〇本書より引用
《自殺をほのめかしたときにはヒトラーも、もはやあらゆる選択肢や手立てが尽きた状況を思い描いていたに違いない。それでも降伏するつもりはなかった。ヒトラーは終生フリードリヒ大王のある言葉を大切にし、文字どおり死の当日までいつも繰り返し唱えていた。「最後の大隊を戦闘に投入する指揮官が勝者となる」という言葉である。》
《ヒンデンブルクは、ヒトラーに対する自分の立場をシュライヒャーが知っているとなると、これはもはや政治的脅迫なのではないかと考えた。実際シュライヒャーは、選択肢は一つしかないと主張して自身の独裁を求めている。
ヒンデンブルクはそんなシュライヒャーの工作や策略に嫌気が差し、こう告げた。「現状を考えると」シュライヒャーの提案には同意できない。シュトラッサーを味方に引き込み、国会の過半数の支持を得て政府を機能させようと努力してくれたことには感謝している。だが「残念ながらそれを実現できなかった以上、ほかの可能性を試みる必要がある」と。》
《ヴァイマル共和制は二度死んだと言われている。殺害されるとともに自殺した、と。この殺害のほうに関しては、未解明な点はほとんどない。民主的な手続きに従って民主主義を破壊すると誓約していたヒトラーが、実際にそうしたのだ。
だが自殺のほうに関しては、もう少し複雑だ。市民の自由、適正な手続き、報道の自由、国民投票など、憲法による保護を完全装備した民主共和制だったのだからなおさらである。それを考えると、ヒトラーのような並々ならぬ決意を抱いた煽動政治家が民主的な仕組みや手続きを攻撃した場合、いかなる民主主義であればそれに耐えられたのだろうかという疑問が湧いてくる。》 -
二千年超読み継がれてきた哲学書『荘子』は、「現実をどう生きるか」という、人間最大の問題に真正面から答えていた!
二千年超読み継がれてきた哲学書『荘子』は、
「現実をどう生きるか」という、人間最大の問題に真正面から答えていた!
本書は、中国古典『荘子』を徹底的に、生き方の指針を説いた「幸福論」として読み解く、
これまでにないアプローチの一冊です。
幸せを求めて進歩してきたはずの現代社会に生きる私たちは、
なぜこれほど生きづらさを抱えてしまったのか。
幸福を求めれば求めるほど、かえって心が疲弊していくのはなぜなのか――。
そうした現代的な罠に陥った人々が抱える不安やストレスの正体を明らかにしながら、
『荘子』が説く「絶対的な幸福」への道筋を、わかりやすく解き明かしていきます。
『荘子』の語る「絶対的な幸福」の奥義に触れることで、どのような状況に置かれても、
「自分の幸せ」に自信を持って生きていくことができるようになるでしょう。 -
戦国像を更新する一冊!
「人・モノ・カネ」の流れから
戦国を読みとく!
商人・豪商の活動から、
信長・秀吉らの都市・経済政策、
南蛮貿易とキリスト教の浸透、人身売買、
天下人家康による外交政策まで──
昨今の戦国時代の研究は、権力論だけにとどまるわけにはいかなくなった。
同様に領国内の支配だけに目を向ければいい、という考え方も通用しなくなっている。
戦国大名権力を構成する経済が避けられがちで、大名間の抗争のみに
目を奪われるだけでは、ことの本質を見誤ることになるだろう。(おわりにより)
──良質な史料から知られざる戦国史の一面をつまびらかにする。
戦国像を更新する一冊! -
そもそもは米国憲法が保障する「請願」の権利から生まれたロビー活動が、いま世界の民主主義を破壊しつつあるという現実に警鐘を鳴らす本書は、いまの世界の動勢を理解するための必読書。
独裁政権・腐敗政権を顧客に、ロビー活動とプロパガンダを請け負う外国代理人たち。
彼らの手法を詳細に描くとともに、その業界の広がりに警鐘を鳴らす著者渾身の力作!
ナチス、コンゴの植民地政府、フィリピンの独裁政権、ウクライナ戦争の元凶となったヤヌコーヴィチ腐敗政権、米国大統領選に介入したロシアなど、世界中の独裁政権・腐敗政権のイメージ戦略を請け負いつづける「外国代理人」と呼ばれるロビイストたち。
彼らは広告の手法とロビー活動を通して独裁者を民主的指導者に見せかけ、米政府の政策をねじ曲げる。彼らは広告の手法とロビー活動を通して独裁者を民主的指導者に見せかけ、米政府の政策をねじ曲げてきた。
本書は、業界の父アイヴィー・リーとその継承者ポール・マナフォートを焦点に、やがて「外国代理人」業界へと参入する大手弁護士事務所、元米国議員へと対象を広げる。
一方、対策として有効なはずの外国代理人登録法(FARA)の不備と失敗に触れるとともに、トランプ現大統領が一連の流れの中心にいることも指摘。モスクワから北京まで、極右ナショナリストから極左共産主義者まで、反米独裁者から親欧米権威主義者まで、ロビイストたちは、あらゆる非自由主義的、反民主主義的政府を支援し、今日も世界の裏側で暗躍し、世界中の民主主義を危機に陥れている。
そもそもは米国憲法が保障する「請願」の権利から生まれたロビー活動が、いま世界の民主主義を破壊しつつあるという現実に警鐘を鳴らす本書は、いまの世界の動勢を理解するための必読書。 -
パ高セ低、コロナ禍、主力選手の流出・移籍で、大激変必至の2021年シーズンを辛口で大予想!プロ・アマ合わせて年間300試合を観戦・取材するドラフト通が12球団の今シーズンの戦いを徹底分析!
「パ高セ低」はなぜ起きたのか?
コロナ禍で球界はどうなるのか?
パ高セ低、コロナ禍、主力選手の流出・移籍で、大激変必至の2021年シーズンを辛口で大予想!
プロ・アマ合わせて年間300試合を観戦・取材するドラフト通が12球団の今シーズンの戦いを徹底分析! -
チンギス・ハーンの大帝国、そして破壊王ティムール
チンギス・ハーンの大帝国、そして破壊王ティムール
本書は中央アジアという限られた地域の歴史ではない。従来の四大文明以降の諸文明を中心とした視点ではなく、広大なユーラシアステップに繰り広げられた遊牧民族たちが、どのようにして世界の歴史を動かし、築きあげてきたかを概観するものである。
下巻内容は、13世紀、モンゴルの英雄チンギス・ハーンの登場から始まる。卓越した軍事指導力と統治理念で世界帝国を築き、ユーラシアの歴史構造を根本から変える。中央アジアからは、モンゴル帝国の後継を自任する破壊王ティムールが現れ、都市を破壊し住民を虐殺する。彼の死後、遊牧民帝国は衰退し、銃火器の出現による軍事革命で騎馬軍団による征服時代の終焉を迎える。やがて大航海時代の到来で、内陸のグローバル経済は海洋ルートによる近現代のグローバル経済へと発展していったが、その背景で繰り広げられた歴史のダイナミズムを描きだしたのが本書である。
<目次より>
第14章 突厥、ウイグルと唐
第15章 テュルク民族とカリフ国
第16章 セルジューク・スルタン国
第17章 プレスター・ジョン伝説とカラ・キタイ
第18章 チンギス・ハーンの登場
第19章 チンギス・ハーンの世界帝国
第20章 悪魔の騎馬軍団のヨーロッパ遠征
第21章 モンゴル軍のバグダード略奪
第22章 フビライ・ハーンと中華統一
第23章 モンゴルを訪れた西欧人たち
第24章 破壊王ティムール
エピローグ 遊牧民征服者の事蹟と後世への遺産 -
ユーラシアステップ地帯の4500年にわたる抗争と融和の歴史
ユーラシアステップ地帯の4500年にわたる抗争と融和の歴史
遊牧民族が近現代世界の基盤を創り上げた壮大な物語をダイナミックに描く!
本書は中央アジアという限られた地域の歴史ではない。従来の四大文明以降の諸文明を中心とした視点ではなく、広大なユーラシアステップに繰り広げられた遊牧民族たちが、どのようにして世界の歴史を動かし、築きあげてきたかを概観するものである。
紀元前、馬を家畜化し広大な草原を駆けめぐった遊牧民族は、定住型の都市文明と対立しながら交流を深めて発展していった。その発展を支えたのが東西交易路シルクロードの興隆であり、地球に生まれた初のグローバル経済だった。
東の中華帝国、西のローマ帝国との狭間で、遊牧民族は抗争を繰り返しながらしだいに帝国を形成していった。5世紀半ばにはフン族の征服王アッティラが出現。アッティラは、無敵の騎馬軍団を率いてローマ世界に押し寄せる。
<目次より>
第1章 ユーラシアステップ地帯に住む人々
第2章 ユーラシアステップ地帯で生き抜く
第3章 スキタイ人とペルシャ帝国ダレイオス大王
第4章 「穢れた民族」を封じこめたアレクサンドロス大王の伝説
第5章 匈奴の冒頓単于と万里の長城
第6章 匈奴と漢の長い戦争
第7章 クシャーナ朝の仏教庇護とシルクロードの興隆
第9章 匈奴後裔の中華帝国、北魏
第10章 イランの白いフン、エフタル
第11章 ローマ世界とゲルマン民族を翻弄するフン族
第12章 神の災い、アッティラ
第13章 東ローマ帝国に押し寄せるテュルク系遊牧民の波 -
「老後は楽しまなきゃ損」バカが、やかましい!
「老後は楽しまなきゃ損」バカが、やかましい!
「老後は楽しめ」「前向きに生きろ」「健康に気をつけろ」「趣味を持て」――等々、
現代の老後には、“やるべきこと”があまりに多い。
本書は、そうした社会の空気に対して、著者が「めんどくさい」と率直に感じる感覚を出発点に、
老い・幸福・お金・運・社会の同調圧力について思考していく老後論&人生論である。
著者が語る、「楽しいことがなくてもいい」「昨日と同じ今日で十分」という境地は、
“楽しまなきゃ損”“明るく元気が良い”強制社会への違和感を、老後の実感から言語化するものである。
多くの人が抱いている「老後なんだから、もう自分の好きなように生きさせてほしい」という気持ちを代弁する、
読者をほっと安心させる一冊。 -
これは、特別な人の話ではありません。津波で家族を失い、それでも「父であること」をやめなかった1人の人間の記録です。
これは、特別な人の話ではありません。
津波で家族を失い、それでも「父であること」をやめなかった
1人の人間の記録です。
2011年3月11日。
東日本大震災の津波は、宮城県気仙沼市で暮らしていた著者から、家族7人の命を奪いました。
生き残ったのは、当時まだ幼かった息子と、父である著者、ただ2人だけでした。
深い喪失と、言葉にできない思いを抱えながら、著者はただ働き続けます。
立ち止まってしまえば、心が壊れてしまいそうだったからです。
「なぜ生き残ったのか」
答えの出ない問いを、何度も胸の中で繰り返した著者。
「正直に言えば、すべてを終わらせたいと思ったこともあった」といいます。
それでも踏みとどまることができたのは、生きていてくれた息子の存在があったからでした。
そんなある日、息子が何気なく口にします。
「僕はお父さんに連れてきてもらえるからいいけど、バッティングしたくても
できない友だちが、たくさんいるんだ。近くにバッティングセンターがあればいいのに……造れないかな」
その一言で、時間が動き出します。被災地で失われた日常を、もう一度取り戻したい。
そして何より、息子や子どもたち、地域の住民が笑える場所を残したい。
その思いが、著者を前へと進ませました。
牛乳販売店を営む著者は、バッティングセンター建設という夢を実現するため、
ヨーグルト飲料「希望ののむヨーグルト」を開発。
全国で販売し、その収益を資金として積み重ねていきます。
多くの人の支えに背中を押されながら完成したのが「気仙沼フェニックス・バッティングセンター」でした。
本書は、東日本大震災の記録であると同時に、喪失の中から「生き直す」ことを選んだ1人の父の物語です。
生きていてくれた息子への感謝と、人と人とのつながりがもたらす再生の力を静かに綴る本書には、
王貞治、掛布雅之、小久保裕紀、池山隆寛ら、この歩みを見守ってきたプロ野球界のレジェンドたちの言葉も収録されています。 -
過去とうまく向き合うことが、前へ向かって進むこと。哲学、文学、映画、音楽、スポーツにおいて明かされてきた知恵を、最先端の認知神経科学やそれに基づくセラピーの知見に照らし合わせながら、上手に過去と対話し、幸せに生きていくための方法論を考察する。
過去とうまく向き合うことが、前へ向かって進むこと。
哲学、文学、映画、音楽、スポーツにおいて明かされてきた知恵を、
最先端の認知神経科学やそれに基づくセラピーの知見に照らし合わせながら、
上手に過去と対話し、幸せに生きていくための方法論を考察する。
フランスの人気哲学者による、大人のための哲学エッセイ。
【目次より】
第一章 ベルクソンの天才的直観
第二章 あらゆるかたちで浮かぶ過去
第三章 過去は現在への扉
第四章 アイデンティティの基盤としての過去
第五章 過去に背を向ける
第六章 過去に支えられる
第七章 過去に介入する
第八章 過去とともに歩む
【本文より】
ひとつめは過去へのアプローチ。過去を受け入れ、書き換える動きといってもいい。
過去とは旅への誘いであると同時に改変可能な素材でもある。この素材を通して人は、自分が継承したものを理解し、それをいかにして身につけてきたかを知る。
二つめは未来へのアプローチ。行動だ。
過去を創造的に捉え直し、新たな体験を重ね、新たな記憶をストックすることで行動に移る。
行動の積み重ねには時間がかかることも承知しておかなければならない。過去から新たなものを生み出し、継承から創造に移るにはタイミングが重要だが、こればかりは必ずしも自分で選べるわけではない。
三つめは世界や他者など、外へのアプローチ。
心を開くことで、ひとつめのアプローチから二つめへとスムーズに移行できるようになる。
実際、過去を適切な場所に整理し、ルサンチマンの罠を避け、受容から行動へとステップ・アップするには、他者や世界に関心を向けるのが最善策となる。 -
写すのは単なる身体ではなく、懸命に生きる人間そのもの。
写すのは単なる身体ではなく、懸命に生きる人間そのもの。
知られざる風俗の「もうひとつの世界」に光を当てる渾身のノンフィクション!
巻頭には16ページにおよぶ9人のカメラマンによる「作品」などを掲載!
風俗とは無縁だった一人のライターが、究極の接客業であるリアルな現場に魅了され徹底取材。
女性たちの写真に命を吹き込む人々に密着し、彼ら彼女らの人生を映し出す。
プロとしての誇りを胸にシャッターを切る写真家を中心に、真摯に働く「姫」たち、
厳しい環境で努力を重ねる経営者たちなど、懸命に生きる人々のヒューマンドラマを描く。
巻頭には取材した9人のカメラマンが撮影した風俗嬢の写真やレタッチの“ビフォー・アフター”の写真を掲載。
従来の風俗へのステレオタイプな見方が覆される一冊。
「風俗嬢を「撮る」ことは、彼女たちとともに生きること」
――元風俗嬢インフルエンサー/作家 まりてん
<登場人物>
扇情カメラマン・酒井よし彦(スタジオMe - CELL代表)
〝鳴る写真の求道師〟とうごう晃士(STUDIO AND代表)
元風俗嬢写真家・ATARU
元コスプレフォトグラファー・イチノセ
〝風カメ界の長澤まさみ〟・チチ
ラブホ女子会撮影の新星・奥山まめ
杜の都の〝光の魔術師〟・内海貴之(Uchimi Photo Office代表)
遅咲きの〝女性ファースト職人〟・KOHAKU(こはくスタジオ代表)
変幻自在な〝ジャズスタイル写真家〟・夜凪
女性スタジオ経営先駆者・いちごしょら(manege代表)
レタッチの魔法使い・瑞月(Atelier JIL代表)
風俗応援団長・キッコー万太郎(Iwaki of Dreames代表)
性風俗専門行政書士・髙村直(ごたんだ行政書士事務所代表)
首都圏最大グループ総帥・淺奥実(ウルトラグループ会長)
業界インフルエンサー・まじめ社長(スタイルグループ創業者、現・風俗コンサルタント)
〝箱推し顧客〟獲得大作戦・山本一馬(Hip’sグループ代表)
性風俗業界重鎮・郭金明
〝被写体〟風俗嬢たち…まりてん(ブレンダVIP東京、当時)、あまね(M性感SWITCH池袋店)、柚葉(吉原・シャトーペトラ)
風俗通い30年のベテラン客・M -
全世界累計250万部突破 NYタイムズ・ベストセラー1位!
全世界累計250万部突破
NYタイムズ・ベストセラー1位!
10代の「うつ」「自殺」が世界中で急増。
スマホ・SNSとの間に因果関係はあるか?
スマホ登場で完全に変わってしまった「子ども時代」のあり方を、データで描き出す。
苦悩する彼らと親たちへ、解決策を示した世界的ベストセラー。
子どもに関わる人、必読。
[内容より]
・2010年代初頭、10代の心の健康が世界的に悪化
・生活がスマホに支配された初めての世代、Z世代
・スマホもSNSも人を依存させるよう強力に進化
・SNSが「関係性いじめ」の温床になっている
・女子はSNSの害に脆弱。自傷・自殺の増加も顕著
・男子はゲームとポルノに依存。現実世界から逃避
[推薦のことば]
「今日、若者を育てている者、若者と働く者、若者を教える者にとって必読の書。
……単に問題を提示するだけでなく、検討に値する現実的な解決策を提示している点が評価できる。」
ビル・ゲイツ
「すべての親は、今していることを止めて、ただちにこの本を読むべきである。
……本書はまさに今、あなたの子どもの人生を作り変えているこのテーマについての最重要の書である。」
ヨハン・ハリ(『奪われた集中力』著者)
「すべての提案が理にかなっている。中には楽しそうなものさえある。
……反論や証拠の欠落にも真摯に向き合っている。」
「エコノミスト」誌
2010年代初頭、最初のZ世代が10代になった直後、世界中で10代の不安・うつ・自傷・自殺が急上昇し始めた。
それは、スマートフォンが急速に普及した時期でもある。因果関係はあるのだろうか?
実際、スマホの登場で「子ども時代」のあり方は決定的に変わった。
スマホが気になって、一緒にいるクラスメイトと会話が起こらない。
注意力も散漫に。また、ネットいじめが横行するようになった。
女子は、SNSで「イケてる」女の子の写真やショート動画を見ることを、やめられなくなった。
それらと自分を比べて自己評価が低下、不安で憂鬱に。女子のほうが、自傷・自殺の上昇率が大きい。
男子は、オンラインゲームとネットポルノに夢中になり、現実世界での経験が減少。
現実での挑戦や冒険の機会が失われ、その結果いつまでも自信が持てず、無力感に苦しむようになった。
親たちは、つねに子どもの位置情報をスマホで確認しないと心配だと感じるようになった。
本書は、このような「スマートフォン中心の子ども時代」を経験した子ども・若者の心の健康の悪化と
その原因をデータで提示、さらに具体的解決策まで示した世界的ベストセラーである。
すべての親と教育者、子ども・若者にかかわる人たち必読の書。 -
1911年パリのルーヴル美術館から『モナ・リザ』が盗まれた事件を筆頭に、20世紀以降にヨーロッパ、アメリカ、ブラジル、エジプトの美術館で起きた名画盗難事件を描いた胸躍るノンフィクション。
レオナルド『モナ・リザ』、ムンク『叫び』、
ターナー、ルノワール、レンブラント、モネ、マティス、
ピカソ、ゴッホ、ピサネッロ、ティントレット……
1911年パリのルーヴル美術館から『モナ・リザ』が盗まれた事件を筆頭に、
20世紀以降にヨーロッパ、アメリカ、ブラジル、エジプトの美術館で起きた
名画盗難事件を描いた胸躍るノンフィクション。
傑作と言われている絵画を盗むことは時として「簡単」だが、これを売りさばくことはかなり難しい。二〇一六年にロバート・ウィットマンも、NBCニュースのインタビューに答えて「美術品窃盗犯の芸術的腕前が発揮されるのは、窃盗そのものではなく、売りさばきにおいてだ」と述べている。
美術史専門家のノア・チャーニーも異口同音だ。「美術館からの窃盗や強奪を含め、美術品を盗むことはさほど難しくないが、盗んだ美術品を金銭に変えることはほぼ不可能だ。犯人らはこれを分かっていない。彼らの犯罪に関する知識はフィクションや映画にもとづいているからだ!」(本文より)
【目次】
序章 名画盗難の歴史
モナ・リザの奇妙な旅――パリ、一九一一年
ワーテルローの英雄――ロンドン、一九六一年
「ストーリーテラー」――セントルイスパーク、一九七八年
秘密警察が事件に絡むとき――ゴータ、一九七九年
危険な遊び――オスロ、一九九四年
ゲーテの影で――フランクフルト、一九九四年
忘れがたいクリスマス――ストックホルム、二〇〇〇年
サンバのリズムにのせて――リオデジャネイロ、二〇〇六年
スフィンクスの最後のなぞなぞ――ギーザ、二〇一〇年
小ローマの強奪事件――ヴェローナ、二〇一五年
国際捜査
付録 文化財闇取引対策中央局(OCBC)について
参考文献一覧 -
中古物件の「探す・買う・直す」が一冊でわかる!
中古物件の
「探す・買う・直す」が
一冊でわかる!
「DIY向き」の中古住宅の探し方・買い方から、工具の使い方、
「壁・床・屋根・水回り」の自力改修術、プロの頼り方まで、
数々の一戸建て改修・セルフビルドに携わってきた著者のエッセンスを公開!
中古一軒家を買い、プロの力を借りつつも
「極力DIYで安心して長く住める家に蘇らせる」には、
どうすればいいか?
DIY向きの中古物件の探し方・買い方から、
工具や資材の知識、壁・床・屋根・水回りなどの
部位ごとの構造と改修法までを全解説。
数々の中古物件修繕や増改築、セルフビルドに携わり、
失敗もあまた経験してきた著者だからこそ書ける挑戦者への手引! -
あなたがなぜ傷つけられたのか、誰に傷つけられたのかということは傷の深さには影響しますが、これからの未来のあなたに関係はありません。大切なことは、あなたがそのつらい思いから抜け出し、幸せに生きていくことです。
あなたがなぜ傷つけられたのか、誰に傷つけられたのかということは傷の深さには影響しますが、これからの未来のあなたに関係はありません。大切なことは、あなたがそのつらい思いから抜け出し、幸せに生きていくことです。」(「プロローグ」より)
本書は、安心できる環境で育てられなかったために、大人になっても生きづらさを抱える愛着障害の人たちに向けた一冊です。
小児科の副院長として約20年、子どもや保護者の心の相談に携わってきた著者が、「人がこわい」「人に会うと疲れる」「でもひとりも寂しい」といった対人関係の苦しみの背景にある感情や記憶をやさしくひも解き、自尊感情を取り戻し、健全な人間関係を築くための具体的なステップを示します。
実際の臨床現場での事例も交えながら、読者が自分の感情を整理しながら読み進められるようになっています。
全体は二部構成で、第1部では「自分を大切にする」ことを学び、第2部では「人とのかかわり方」の実践的アプローチを学べます。 -
古い日本映画を見る前に読む本。
古い日本映画を見る前に読む本。
小津安二郎研究の世界的権威が教える日本映画の見方・楽しみ方。
厖大な小津の日記や発言集・資料を生涯かかってまとめた在野の研究家、故・田中眞澄氏は小津映画だけに詳しいわけではない!
氏の「小津以外の日本映画」も含めて、昭和の日本映画全般の楽しみ方をつづった評論・コラムを集めたエッセイ集。編者は『小津安二郎』(新潮社)で2023年度の大佛次郎賞をとった、生前の著者をよく知る平山周吉氏。女優・男優案内から、監督論・名作紹介まで、豊富な知識・深い日本映画研究から語られる日本映画ガイドは、他では味わえないディープな面白さに満ちている。
氏の小津安二郎研究は岩波書店やみすず書房、フィルムアート社などでほぼすべてがすでに刊行されているが、小津安二郎を研究する過程で知った他の日本映画についての広範な知識はまだ十分に披瀝・刊行されていない(雑文などとして埋もれている)。本書は「小津以外の日本映画評論」としては氏の初めての本である。この「在野の怪人」の全貌はまだはっきりしない。資料の中に埋もれて死んだ彼を最期まで知る編者が彼の知識を惜しんで編集した本。
【目次より】
カラー口絵 小津安二郎の銀座八丁御贔屓125店舗地図(田中眞澄、矢吹申彦)
解説 謎の怪人は「小津安二郎に憑かれた男」だった 平山周吉
1 映画館という暗がりの中で(映画コラム傑作選16本)
●一九二〇年に四人のアイドルが生まれた――原節子、李香蘭(山口淑子)、諏訪根自子、明日待子
●小津安二郎と清水宏と山中貞雄
●裕次郎以前は誰が1位?スタアの背比べ
●わが恋せし乙女、健在なり――木下映画の永遠のヒロイン、井川邦子を訪ねて…など
2 一筆描き人物ポートレイト(戦前戦後俳優紹介 総勢159名 随時写真入り)
戦前女優=津島恵子、岸旗江、水戸光子、三浦光子、角梨枝子、桂木洋子、岸恵子、有馬稲子、泉京子、根岸明美、千原しのぶ、三原葉子、桑野みゆき、瞳麗子など
戦後俳優=池部良、若原雅夫、上原謙、笠智衆、長谷川一夫、阪東妻三郎、鶴田浩二、佐田啓二、大谷友右衛門、中村賀津雄、久保明、山田真二、石浜朗、津川雅彦など
戦前女優=桑野通子、原節子、栗島すみ子、川田芳子、瀧花久子、及川道子、森静子、マキノ輝子、入江たか子、水久保澄子、二葉かほる、中野かほる、飯塚敏子、美鳩まりなど
5 「わが映画人生」つまみ食い 三十人の監督たち(有名無名監督インタビューの抄録・解説)
今村昌平、新藤兼人、市川崑、黒澤明(聞き手・大島渚)など
6 映画はやっぱり映画館で見たい 特別映画鑑賞会連続上映十九本(著者の解説紹介による名作19本)
『路上の霊魂』『マダムと女房』から『はだかっ子』『恋や恋なすな恋』まで -
犬に良い暮らしは、人間にも最高だった!
犬に良い暮らしは、人間にも最高だった!
年々厳しくなる都会の夏に耐えかね、犬たちが快適に過ごせる場所を求めて、著者は八ヶ岳のふもとに小さな家を購入した。
土地300坪で200万の破格物件。しかし築50年、階段は朽ち果て崩壊寸前、断熱材ゼロ、雨漏り多発……。
買ってみなければわからなかった“予想外の難題”に次々直面することに。
それでも元気に走り回る犬たちに励まされ、雑草と闘いドッグラン作りに励み、
薪割りの重労働をこなし、ボロ小屋をコツコツリフォームしながら、時間をかけて理想の山暮らしへと近づいていく。
物件探しから引っ越し、リフォームやDIY、かかる費用、田舎の人付き合い、老後の問題など、
地方移住のリアルと、メリット・デメリットを犬たちとの山の暮らしの日常を通じてユーモラスに綴ったエッセイ。
愛犬とのしあわせな暮らしを実現したいと願うすべての人必読の一冊。 -
ページを開けば、旅心が動き出す。東欧の色、匂い、料理まで味わえる記憶で旅するフォトエッセイ。
ページを開けば、旅心が動き出す。
東欧の色、匂い、料理まで味わえる記憶で旅するフォトエッセイ。
ワルシャワ、プラハ、モスクワ──幼い頃、図鑑のぼんやりした写真の中にしかなかった“鉄のカーテン”の向こう側。その謎めいた世界に心を奪われていた著者は、民主化直後の激動の90年代、20歳で憧れの東欧へ旅立ちました。
短期留学のサマーコースにドイツ東部を選んだことから始まった旅は、次第に“時間の記憶”を追う旅へと変わっていきます。フィルムの粒子の奥に見えた街の色、人々の笑顔、家庭料理のあたたかさ──SNSもスマホもなかった時代だからこそ残った記憶が、著者の東欧への愛をより深めていきました。
ドイツ短期留学中の発見、家族や友だちとの旅。コロナ禍で閉ざされた国境と、やがて再び開かれた空。変わりゆく街並みと、変わらない人々のやさしさ。30年にわたる旅路のそばには、いつも東欧の風景が寄り添っていたのです。
現在の著者は、社会主義時代の民生品を収集し、当時の部屋や食卓を再現する独自の活動にも取り組んでいます。旅先で感じた“あの頃の空気”を写真や料理で蘇らせる姿勢は、まさに記憶をめぐる探求者といえます。
本書は、著者が歩き続けてきた東欧の30年を、美しい写真とともに描いた旅エッセイです。懐かしさと発見が交錯するページをめくるたび、自然と心が東へ向かうような旅情が広がっていきます。
さらに、旅先で出合った料理を再現した文字レシピも収録しており、読むだけでなく“味わう旅”ができることも大きな魅力です。
東欧を愛する方はもちろん、これから東欧を知る方にとっても、新たな扉を開いてくれる一冊です。
〈登場する国と地域〉
ドイツ東部、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、モルドヴァ、ウクライナ、バルト3国、ウズベキスタン、ロシア~ロシア極東 -
予測に失敗し、予測に騙され、それでもなお予測する。
予測に失敗し、予測に騙され、それでもなお予測する。
もしかして、あなたも、そう?
予測にまつわる古今東西の実話を、数学で読み解く!
〔内容より〕
ノストラダムスがスペースシャトル墜落を予言?
宝くじ抽選で1等当選の数字が2回連続同じに!
狩猟採集民が占いで狩りに行く方角を決める利点
予言することでそれが実現する「自己成就的予言」
確実に戦争に突入してしまう状況はあり得る?
地震予知は無理でも確率とリスク評価で対策可能
信じがたい偶然、嘘から出た誠、番狂わせ、見当違いなどの「予想外」は、たびたび起こる。私たちがそれらの出来事に驚かされるのはなぜだろうか。
それは、現実世界が「おかしい」からではなく、それを見る私たちの認知が「おかしい」からだ。
あらゆるものが比例などの線形関係で増減すると思い込む「線形バイアス」や、ランダムなノイズの中にパターンを見いだしてしまう「パターン化特性」など、数多くの認知バイアスのせいで、私たちは、数学的に考えれば実は驚くほどでもないことに、しょっちゅう驚いている。
つまり、私たちは数学を使わない限り、世界を正しく認識できないし、正しく予測することもできず、したがって自分と世界を安全に保つこともままならない。さらには、人間の認知バイアスを知り尽くした人に、騙され、つけ込まれてしまう危険さえある。
世界中から「予想外」の出来事の実話を数多く集め、数学的に解説し、私たちのバイアスを解きほぐす本書は、私たちに「予想外」を予想する方法を教えてくれるだけでなく、「予想外」の出来事を、数学を使って楽しみ、味わう方法も教えてくれるだろう。 -
良いクルマはどれか。クルマ界の行く末は。どちらもわかる一冊。
良いクルマはどれか。
クルマ界の行く末は。どちらもわかる一冊。
第1特集 新生! クラウン・シビック・Z
第2特集 マツダはなぜ元気なのか?
第3特集 3大ミニバン頂上決戦
著者YouTubeチャンネルと連動。QRコードで動画が楽しめる!
2023年版の指摘
外見不変・中身激変の商品改良多数。見逃すな!
国産メーカーのBEV戦略は真面目すぎないか?
各社揃って言う「BEVの空間価値」って何だ?
国産メーカーは新しいクルマの価値を模索せよ
SUVに様々な技術が展開。ますます面白い!
◎新型プリウス
方向性はこれで良かったのか?
◎カローラ
驚愕の大幅アップデート。見逃すな!
◎ZR-V
特筆すべき操舵性。今度こそヒットか
◎エクストレイル
原点回帰と上級移行、大幅進化
◎RX
持ち前の快適性に走りの楽しさ加わった
◎サクラ/eKクロスEV
クルマは間違いなく良い。どう使われるか…
◎bZ4X/ソルテラ
トヨタらしからぬ躓き。走り・乗り心地△
◎クラウン・クロスオーバー
驚嘆の大変身だが、これぞあるべき姿
◎シエンタ
外装の“アレ”に似ている感以外は見事
◎CX-60
内外装も燃費も素晴らしい。乗り心地は△
◎新型セレナ
プロパイロットと家族目線の細かな配慮
◎2023年版のニューカー
クラウン・クロスオーバー/シビックe:HEV/シビック・タイプR/フェアレディZ/CX-60/セレナ/ノア/ヴォクシー/ステップワゴン/クロストレック/ZR-V/エクストレイル/RX/プリウス/サクラ/eKクロスEV/アリア/bZ4X/ソルテラ/RZ/ムーブキャンバス/アルト/スペーシアベース/タントファンクロス/シエンタ/GRカローラ/シトロエンC5 X/テスラ・モデルY -
ヨーロッパ中に散らばる「廃墟」は、私たちに何を問いかけているのか?
ヨーロッパ中に散らばる「廃墟」は、私たちに何を問いかけているのか?
さまざまな難問に直面するヨーロッパ各地を丹念に取材し、
〈崩壊の現場〉からこの世界の現在と未来を考察するルポルタージュ。
《破滅の後には再生がある。湿潤な気候の日本では木造家屋が朽ち果てて自然に戻り、
その上に新たな社会が上書きされるのに対し、広大で乾いた欧州の大地では、
石造りの建物が廃虚となって存在感を示し続ける。
その痕跡を日々目にし、そこから教訓を学びつつ、人々はその隣に新たな社会を建設する。
欧州の廃虚をめぐる本書は、したがって破壊の過程をたどるとともに、そこに潜む再生への道筋を探る旅ともなるだろう。》
(本書「はじめに」より)
<内容より>
▼チェルノブイリ原発事故で無人となった街
▼戦前大いに栄え、戦後は朽ち果てたピレネー山中の乗換駅
▼頓挫した南イタリアの産業振興策の残骸
▼EU離脱を多くの住民が支持した英国のラストベルト
▼内戦や虐殺の歴史を経て分断が定着した街
▼極端な人口減少によって衰退へむかう国家
▼ホロコーストの記憶を発信しつづけている収容所跡地
…… -
麻布台ヒルズ、上海万博イギリス館などの設計で世界を熱狂させる、希代の建築家のビジュアル・マニフェスト!
麻布台ヒルズ、上海万博イギリス館などの設計で世界を熱狂させる、希代の建築家のビジュアル・マニフェスト!
私たちの世界は、人間性を失いつつあります。多くの企業は社会よりも株主を、政治家は権力よりも自分の支持者を優先し、多くの都市は魂を失って陰鬱な場所になっています。街はビジネスのために設計され、私たちのためではないのです。では、希望はどこにあるのでしょうか。
世界で最も想像力豊かなデザイナーの一人、トーマス・ヘザウィック氏が、建築という視点から「人間らしさ」を取り戻す方法を語ります。人々を不幸にし、地球を傷つける建物に囲まれる理由、そしてそれを誰もが心地よく感じられる空間に変える道を、情熱的に探求します。
30年にわたる建築の経験と、神経科学や認知心理学の知見をもとに、
鮮やかな物語と美しいビジュアルでおくる、渾身の1冊。
「『HUMANISE』は、あらゆる境界、文化、専門分野の壁を超越したものだ。本書はこの地球上に生きる私たちすべてに向けて、その生命を讃えるよう促している。」
片岡真実(森美術館館長)
「Thomas は、都市、建築、プロダクトを、人間という視点から再編成することで、デザインに自由を取り戻し、さらに社会に自由を復活させようとしている。この試みは、建築を変えるだけでなく、世界を変えるだろう。」
隈研吾(建築家、東京大学特別教授・名誉教授) -
ホラー映画、激辛料理、SM、過酷な登山、…人が倒錯的な痛みを求めるのには、科学的な理由がある。
ホラー映画、激辛料理、SM、過酷な登山、…
人が倒錯的な痛みを求めるのには、科学的な理由がある。
◆アダム・グラント、スティーブン・ピンカー推奨!◆
心理学、脳科学などの最新研究にもとづき、人間にとっての「適切な痛み」の重要性を説き明かす。痛みを社会性、道徳、快楽、幸福などの観点から考察し、人生における苦痛の価値を問う。『反共感論』で刺激的な議論を巻き起こした著者による、苦痛からみる「逆説的幸福論」。
「私が本書で言いたいのは主に三つのことである。まず、自分で望んで受けるある種の苦しみ―痛み、恐怖、悲しみなど―は人にとって喜びの元になり得るということ。二つ目は、喜びだけの人生は良い人生とは言えないということだ。道徳的に正しく、意味ある目的がなくてはならない。三つ目は、高い目標を達し、不足のない充実した人生を送ろうとすれば、必ず途中で何らかの苦しみを体験するということだ。」本文より
「ポール・ブルームは、人間の本性における矛盾を見抜き、それを深く納得のいく説明で解決する才能を持っている。この明快で魅力的な本は、私たちの不可解なマゾヒズムについて、再びその才能を発揮している。」 スティーブン・ピンカー (『人はどこまで合理的か』著者)
「この本は、あなたが『良い人生』というビジョンを改めて考えるきっかけとなるだろう。ポール・ブルームは、鋭い洞察力と明快な文章で、痛みや苦しみは幸福に不可欠であると説得力のある主張を展開する。本書は、有害なポジティブ思考への爽快な解毒剤となるだろう。」アダム・グラント(『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』著者)
「なぜ私たちは時に悲しみ、恐怖、そして痛みを求めるのか、という彼の議論は、逆説的にも読むのが楽しくなる。さあ、蛍光ペンを取り出してカレンダーを空けておこう。この本を一度読み始めたら、もう手放せなくなるだろうから。」ダニエル・ギルバート(『明日の幸せを科学する』著者) -
建築、風土、精神文化から重層的に見る、新たな韓国文化論の登場!
建築、風土、精神文化から重層的に見る、新たな韓国文化論の登場!
韓国の建築、民家、風景を理解し、精神文化のかたちを理解することは、日本、そしてアジアの本質を捉えることに他ならない。いまだ十分に論じられてこなかったその関係性を、多層的に展開しながら論じる。古建築の屋根と大地の関係、韓国建築の色彩、集落の配置……圧倒的な密度でおくる韓国「モノ」がたり。
石山修武氏のスケッチ、中里和人のカラー写真を含む。
韓国古建築入門、韓国古建築20選も収録。ガイドとして、韓国文化の入門としても必携の1冊。 -
「真の裏切り者」は誰だったのか――。
「真の裏切り者」は誰だったのか――。
本願寺はなぜ巨大な世俗権力との正面衝突に踏み切ったのか?
信長、秀吉、善住坊、そして光秀は何を望んでいたのか?
苛烈をきわめた宗教戦争の背後で交錯する異形の者たちの思惑と、
歴史に汚名を刻まれた智将の決断の裏に光をあてる傑作小説!
【本書より引用】
《「信長を殺めても解決にはならない」善住坊が静かな口調でいった。
「第二、第三の信長があらわれ、天下統一の前に立ちはだかる本願寺を攻めるだろう。そうさせないためには本願寺が決起し、織田氏を滅ぼすことで大名たちに力を見せつけておく必要がある」》
《信長が黙った。口元が怒りでわなないている。説得は無理か、と秀吉が観念しかけたときだった。「好きにせえ」吐き捨てると部屋からでていった。
秀吉は安堵する。自分が注進して光秀を蹴落とした――そうみられるのは得策ではない。ふたりが重臣として覇を競っていることは周知のこと。失脚させるときは光秀を唾棄される存在に仕立てるのだ。ここはあわてず策を練るべし――それが秀吉の考えであった》
《明けて六月二日早暁――。
朝靄を切り裂くように鷺森本願寺の半鐘が乱打された。
「ご門主!」侍僧が顕如の居室に駆けこんで叫んだ。「織田軍の来襲でございます!」
顕如が布団を蹴ってとびおきた。雑賀鉄炮衆と激しい銃撃戦がはじまった。本願寺を明けわたしたではないか。なぜ信長が鷺森まで攻めてくるのだ。
本山が抹殺される――。ことの重大さにふるえながら、信長に信をおいた自分を呪った。
しばらくして銃声がやんだ。織田軍が引きあげていったという。》 -
その「にゃ~ん」は何と言っているのか?ネコのコミュニケーションについて、最新科学が明らかにする!
その「にゃ~ん」は何と言っているのか?
ネコのコミュニケーションについて、最新科学が明らかにする!
ネコは鳴き声のみならず、すりすりやしっぽの動作、アイコンタクト、毛づくろいなど、
じつに多様な「ことば」でのコミュニケーションを発達させてきました。
その相手は、ネコにとどまらず人間も含まれています。
人間のパートナーに進化する過程も踏まえながら、
ネコの豊かなコミュニケーションの世界を科学的に説き明かす、
待望の1冊!ネコの性格診断も収録。
「すべての愛猫家は、自分の家のネコが何を考えているのか理解できたらいいのにと思っています。この本は、まさにそれを実現するのに役立ちます! 」
ミケル・デルガード (『ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方』共著者) -
高良さんの魔術によって、教科書から抜け出してきた晶子、啄木、かの子……。みんな生きている!
高良さんの魔術によって、教科書から抜け出してきた
晶子、啄木、かの子……。みんな生きている!
――穂村弘
親切、真摯、辛辣……
近代短歌を楽しむ最良のイヤホンガイドです!
――俵万智
近代歌人15人の代表歌550首に、
丁寧な鑑賞を付した決定版アンソロジー。
従来、取り上げられづらかった女性歌人も紹介。
近代短歌はおもしろい。ただ、おもしろさを感じるにはちょっとしたコツが要る。
楽しく読むためには、近代の文語に慣れたり、
彼らの経験してきた社会を知ったりする必要がある。
本書は、まだ近代短歌に不慣れな読者のために、入口となるべく書かれたものである。
一般にアンソロジーといえば、短歌作品だけ並べるものだ。
けれども本書では、すべての歌に鑑賞を付した。
鑑賞では、単純な現代語訳ではなく、
文語のニュアンスも含めた印象が伝わるように意識した。
――「はじめに」より
【本書で取り上げる近代歌人15人】
石川啄木
島木赤彦
三ヶ島葭子
若山牧水
岡本かの子
与謝野晶子
北原白秋
今井邦子
前田夕暮
斎藤茂吉
釈迢空
片山広子
吉井勇
窪田空穂
土屋文明 -
日本が今日の日本になった分岐点は歴史上のどの地点か。二千年以上続いている日本という国、それは世界的にも珍しいのではないか。この日本が今、グローバル化という名のもとに大いなる変動に直面している。今こそ新たな分岐点なのかもしれない。日本の未来を考えるとき、過去の分岐点を振り返ってみるのは役に立つだろう。「日本の明日はどっちだ!」。
日本が今日の日本になった分岐点は歴史上のどの地点か。二千年以上続いている日本という国、それは世界的にも珍しいのではないか。この日本が今、グローバル化という名のもとに大いなる変動に直面している。今こそ新たな分岐点なのかもしれない。日本の未来を考えるとき、過去の分岐点を振り返ってみるのは役に立つだろう。「日本の明日はどっちだ!」。本書は日本史に造詣が深い斎藤孝先生が初めて歴史の解釈を披歴したきわめて意欲的な歴史読み解き本である。
12の分岐点を設定して日本が日本たるゆえんを説明している。例えば1は藤原不比等による天皇制の成立である。絶対権力であった天皇を自分の娘を嫁として送り込むことで、後代の天皇に義父として権力をふるうというシステム。権威と権力を分離するという藤原氏のやり方が象徴天皇という独自の存在を作ってきた。これが日本的である。5は秀吉の「伴天連追放令」が日本の植民地化を防いだ。イエズス会による九州北部のキリシタン大名への侵略は日本人の人身売買など目に余るものがあった。大航海時代、世界各所で起こったスペイン・ポルトガルによる植民地化政策をかろうじて英断により防いだ秀吉の功績は大きい。いくつもの分岐点があるが斎藤先生の得意な日本語の問題にも触れている。10漢字を「かな混じり」という工夫によって日本語化した「カストマイズ」。日本人独特の輸入文化を日本風に使ってしまう知恵こそ日本的だという指摘。なるほどと納得。ほかに6「日韓関係」がゆがんだのは明治の「日朝修好条規」の不平等条約が悪いや、7「日米開戦から敗戦へ」では日英同盟破棄からレーニンの予測通りに敗戦に進んだ顛末、8「日米安保」の功罪の罪の部分の指摘など、かなり今日的な話題にも踏み込んでいるが、歴史の分岐点はどこだったのかととらえる「分岐点思考」から見ると、問題点がよく見えてくる。齋藤先生の提唱はこの「分岐点思考」のトレーニングこそ現代を生きる我々に必要だということである。歴史読みものであると同時に今日的な視点に貫かれていて
優れた評論になっている。 -
明治維新の立役者、大久保利通――。彼は倒幕を成し遂げ、新政府の中心人物として日本を近代国家へと導いた改革者です。
明治維新の立役者、大久保利通――。
彼は倒幕を成し遂げ、新政府の中心人物として日本を近代国家へと導いた改革者です。
しかしその一方で、「冷酷な独裁者」「融通の利かない権力者」といったイメージがつきまとい、西郷隆盛のように人々から慕われる存在とはなりませんでした。
本書は、そんな大久保像を一変させます。
部下の意見に耳を傾け、礼節を重んじ、筋を通す――威厳ある風貌とは裏腹に、人間味にあふれた大久保の素顔を丁寧に描きます。内政では着実な改革を推し進め、外交では理不尽な要求に屈せず、対話を重ねて日本の立場を守った現実主義者。その姿は、混迷する現代社会に必要な「人情と理性を兼ね備えたリーダー像」を私たちに示してくれます。
著者は、伝記作家・偉人研究家の真山知幸氏。
『ざんねんな偉人伝』『ざんねんな歴史人物』がベストセラーとなり、著作は60冊以上。新聞・雑誌連載、大学での講師活動、メディア出演、YouTube発信など幅広く活動し、「東洋経済オンラインアワード2024」ではロングランヒット賞を受賞するなど、偉人研究の第一人者として知られています。偉人研究家ならではの丹念な調査と、豊富なエピソードによる語り口で、大久保利通の人生を追体験することができます。歴史ファンはもちろん、組織運営や意思決定に悩むビジネスパーソンにも学びと気づきを与えてくれることでしょう。
(著者からのメッセージ)
本書では、大久保利通という人物がどのように生き、どのように日本を変えていったのかを、できるだけ立体的に描いてきました。
私が会社員時代に編集長をしていたころ、いつも胸に刻んでいたのが大久保の次の言葉です。
「組織を支えるのは人心であり、人心を納得させるのは当事者の公正な態度である」
大久保は、改革を進めながらも人間関係の摩擦を最小限に抑え、部下や周囲の人々の気持ちを大切にし続けました。多忙を極める中でも、相手に丁寧に接し、礼を尽くしたその姿勢こそ、現代の私たちが学ぶべき点だと感じています。
正直に言えば、私は口数が多く、どちらかといえば大久保とは正反対のタイプです。ですが、部下を持ち、難しい決断を迫られたときには、いつも心の中で「大久保ならどうするだろう?」と問いかけてきました。この本は、そんなふうにいつも隣に大久保を置き、支えにしてきた私の集大成です。
ぜひ、皆さんにとっても本書が「困難なときに思い出す一冊」となり、大久保利通の生き方が、未来へ進むためのヒントになればうれしく思います。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。