『マンガ(漫画)、ビッグコミックス、あべ善太』の電子書籍一覧
1 ~60件目/全97件
-
“藤村”に、ある田舎ホテルから助っ人の依頼が舞いこみ、伊橋と東がでかけることになった。そのホテルに着いた伊橋は、料理の献立を見てビックリ! 刺身、ステーキ、酢豚など、和洋中ごちゃまぜだったのだ。「バラエティーに富んでいるほうが客受けがいいから」というのがその理由なのだが、伊橋はどうも気にくわない。結局、洋食と中華を東が、和食は伊橋が担当することになる。気が進まないながらも手を抜かず料理する伊橋だったが、お客さんの反応はイマイチで……
-
伊橋の恋の行方は!?
成長した伊橋が、自分の故郷であるお店
『藤村』に戻ってからを描く原点回帰の新シリーズ“継ぎ味”。
新たな時代のうねりの中で、変わらない「伝統」と変わりゆく「今」を描きます。
11集は、あなたの心を癒やす、ヒーリング効果絶大!!
伊橋やボンさんが、人生の切なさを味わいながらも前を向く、「門出」「潮時」など雑誌で大きな反響を得たストーリー満載です!
■伊橋と香里、順調に思われた恋の行方は・・・!?
「門出」
■叱られたり、怒鳴られたりが普通だった時代は過去の遺物?後輩育成にもの申す!
「モチベーション」
■“アルコール離れ”が進む時代の中で、料亭のあるべき姿とは!?
「ティー・ペアリング」
■“どちらの人材を採用すべきか!?”中途採用に悩む社長が、料理を通じて見いだした答えは・・・
「白和え」
■何十年、共に過ごした仲間との死別・・・立ち直れないような悲しみから前を向くために。
「潮時」
■失敗続きだった老舗乾物屋が始めた新たなビジネス。大成功の秘訣とは!?
「乾物屋」
■精神安定、滋養強壮、睡眠改善、、、身体の調子を整える方法には、あの料理が一番!!
「夏バテ」
などなど、珠玉のドラマが詰まった11集。
あなたの人生にそっと寄り添う!板前人情物語! -
谷沢、助っ人に!大好評「仙台編」を収録!
最新第10集は、なんと谷沢が仙台へ助っ人に!
『藤村』で修業を積んで
実家・仙台の料亭『高村』に帰った高村だが、
立板の怪我で店が大ピンチに…!
困り果てた高村から、助けを求められた熊野は
谷沢に白羽の矢を立て、仙台に送り込む。
初めて他店で働くことになった谷沢だが、大丈夫!?
雑誌掲載時に好評を得た「仙台編」を一挙収録!
料理漫画の金字塔、変わらぬ味がここにあり!! -
最新刊!変わらぬ味、進化する味あります。
1話、1話入魂です!
最新刊第9集に収録は、こんなお話たち……
■実家の仙台の料亭に帰る高村は『藤村』での修業の成果を!?「卒業試験」
■魚に目がないという社長にツムブリはまずいと口にしたら!?「魚食い」
■高村の抜けた穴を埋めるべく煮方として加わったのは黒田!「新たな一員」
■細長い日本列島では東と西で食文化の違いがありますが…!?「東西対決」
■一心不乱に修業に励む有藤ですが、働き過ぎは体に毒です!!「勉強」
■数年に一度泡盛を飲みに来る熊野の馴染み客の人生とは…?「泡盛」
……などなど、どこから読んでもグッと胸にくる面白さ! 創刊以来の連載誌「ビッグコミックスペリオール」でも高い人気を誇る、伊橋が『藤村』に戻ってきてからを描く原点回帰の『味いち』をたっぷりとお楽しみください!! -
“継ぎ味”最新刊!カバーは「五色海老」!
文春オンラインでも話題を呼び、いまだ人気の衰えないロングセラー料理漫画「味いち」。創刊以来、連載中の「ビッグコミックスペリオール」でもいつも高い支持を得ています。伊橋が『藤村』に戻ってきてからを描く原点回帰の最新刊は1話、1話、読みごたえタップリ。「味いち」でしか味わえない漫画の面白さをぜひ堪能してください!!
第8集収録は、こんなお話たち……
■修業せずに旨い料理は作れる!? 伊橋たち、大困惑の…「修業しない男」
■苦手な人参を子供が食べられる方法を伊橋が見つける!「アップデート」
■高額なオンラインサロンに高村がハマって、どうする?「卵かけごはん」
■谷沢が高校で教えることになったが、和食は不人気で…「和食授業」
■おせちの数を間違えてた!? 年の暮れ『藤村』大ピンチ!「大みそか」
■客の息子が料理人の適性があるかテストしてくれと頼まれて「体験修業」
■香里から父親の退職祝いの一席をお願いされた伊橋は…!?「退職祝い」
……などなど、どこから読んでも面白い! 料理と人情を目一杯詰め込んだ、あなたの心うるおす料理漫画の真骨頂、ここにあり。 -
一話一話、丁寧に。創業35年、老舗の味!
■父親が倒れた!高村は実家の料亭をすぐ継いで
欲しいと懇願されるが…?「鍋ふり」。
■カリスマを継いだ 2代目。そのプレッシャーに
耐えきれず…?「リング」。
■熊野の親父さんが若かりし頃、著名な陶芸家に
出された宿題。その答えは…?「宿題」。
■60の手習いで落語を始めた実直さん。
初高座の後に仰天発言?「初高座」。
■助っ人で『藤村』に来たかつての盟友・黒田。
その腕前に伊橋が…?「敗北」。
■歯に健康的な料理店を出すのが夢の有藤さん。
でもなんだか悩んでますよ?「健口料理」。
■『藤村』で長年仲居を務める岩田さん。
接客の極意を聞くと…?「接客の極意」。
■料理人・日本代表が伊橋に!
和食の神髄を問われて…!?『美食交流会』。
などなど、計8編を収録!
大好評!板前人情物語! -
これぞ味いち!屈指の名作「盟友」収録!
料理人同士、言葉はいらない。
料理を食べればその人の全てがわかる。
そんな付き合いを数十年来続けていた
親父さんとライバル料理人。
初めて交わした言葉は…?
これぞ『味いち』!
掲載時に大反響を呼んだ
屈指の名作「盟友」収録!!
ほかに…
和食の食材はすべて日本古来のもの?「純日本的」。
ボンさん、友達の仇を天ぷらで討つ?「天ぷら」。
恋煩いと二日酔いの朝にピリッと!「山椒粥」。
谷沢パパ、名誉挽回なるか?「ゴール」。
プロでも見分けがつかない魚?「個性」。
早川、金に釣られてYouTuberに?「桂むき」。
収穫の旬と味の旬は違う?「鰆」。
などなど、どこから読んでも面白い!ためになる!
毎話読み切り!極上の板前人情噺。 -
既刊も全巻重版!最新カバーは「親子丼」!
成長した伊橋が、自分の原点であるお店
『藤村』に戻ってからを描く原点回帰の新シリーズ“継ぎ味”。
“あの味いちが帰ってきた”と大評判の最新刊!
■常連客のお小言連発!これは一大事!?「常連客」。
■どーするどーなる、飲食店のドタキャン問題!「約束」。
■意地とプライドが大激突!高村VS有藤、“焼き方バトル”!「焼き方」。
■知ってるようで知らない“お月見”、してみませんか?「お月見」。
■怪我で一年目を棒に振ったプロ野球選手。伊橋が出す一皿は?「11月の新茶」。
■『藤村』で食事した後に〆のラーメンをすするお客を発見!?「〆のラーメン」。
■うまくなると芸が荒れる!?伊橋もまた…?「田楽味噌」。
■国民的コメディー俳優の人生を変えた“親子丼”とは?「親子丼」。
などなど、珠玉のドラマが詰まった
大好評!板前人情物語! -
いつもと変わらぬ、人情噺をひとつ。
“あの味いちが帰ってきた”と大評判の新シリーズ!
既刊も全巻重版して最新刊も絶好調の切れ味!!!!!
今巻の内容は・・・
■日本の義理チョコ文化にもの申す!?
「2月14日」。
■老後を迎えて第2の人生、さてどう生きる?
「終わりよければ」。
■伊橋が元カノとばったり!ああもどかしい恋模様!
「運命の卵焼き」。
■水と油の新入社員。仲を取り持つ一皿とは?
「新社会人」。
■認知症の夫が、夫婦思い出の味を食べて・・・?
「追憶の魚」。
■伊橋、親父さんの味を変える!
「若竹煮」。
などなど、
季節を彩る旬のお料理とともに、
極上の板前人情噺をご堪能ください! -
仁義なき戦い?伊橋VSYouTuber!
自分の原点である『藤村』に舞い戻り、
先輩・谷沢と二人で店を切り盛りする伊橋!
今や料理人として一人前に成長した伊橋だが、
修行に終わりなし!
「イカばかり頼む謎の珍客?」
「日本料理店にワイン?」
「後輩への接し方?」
「レシピのデータ化?」などなど
今日も様々な難題が舞い込んで
己の未熟さを痛感する日々!
“原点回帰”と大好評!
話題の新章!伊橋in『藤村』
1・2集ともに重版ラッシュの最新刊! -
人に寄り添う“味”がある
超人気シリーズ、絶賛多数の新章第2集!
始まりの店『藤村』に戻った伊橋…
谷沢・ボンさんに加え、
新加入の若手3人と慌ただしく働く日々。
しかし、療養中の親父さんのいない店には、
次から次へとトラブルが舞い込み…!?
伝えたい日本の“味”がここに!
大人気、板前人情物語! -
超人気シリーズ、待望の新章第1集!
全国での修業を経て銀座の『紀乃家』で活躍していた伊橋に、独立の話が。
しかし同じ頃、心の店『藤村』の親父さんが倒れたとの報が…
かつての仲間を助けるため、そしてさらなる修業のため、『藤村』に伊橋が帰ってきた!
新たに加わった3人の追い回しと懐かしの店で紡ぐ、板前人情物語! -
漫画界の神々の食事とは??
『味いちもんめ』×漫画家グルメインタビュー!
完結の第3集!
大御所漫画家の「食」にまつわる秘話を、『味いち』キャラが突撃取材!!
漫画界の神々たちは何を食べ、いかにして漫画家となったのか…
誰もが知る巨匠の、誰も知らないグルメ秘話を公開!!
【登場漫画家】
高橋よしひろ
水野英子
細野不二彦
寺沢大介
植田まさし
真崎守
高橋陽一
陸奥A子
萩尾望都
かわぐちかいじ
倉田よしみ
(登場順・敬称略) -
あの巨匠は、何を食べてきたのか?
『味いちもんめ』×漫画家グルメインタビュー!
超待望の2巻目!
大御所漫画家の「食」にまつわる秘話を、『味いち』キャラの伊橋&ボンさんが突撃取材!!
2巻目も、漫画界のレジェンド達の裏話を、食の面からじっくり堪能!
【登場漫画家】
里中満智子
北見けんいち
いがらしゆみこ
南波健二
弘兼憲史
一峰大二
花村えい子
一条ゆかり
高橋留美子
魔夜峰央
日野日出志
(登場順・敬称略) -
伊橋は、新宿の料亭「藤村」に入ったばかりの新米料理人。料理学校を首席で卒業した自信から、洗い物やゴミ捨てなど雑用ばかりやらされる“追い回し(アヒル)”に飽き飽きしていた。伊橋の不満を聞いた立板の横川は、その腕前がどの程度のものなのか、追い回し歴3年の谷沢と「桂剥き」をやらせてみるが……
-
暮れも押し迫り、忘年会シーズンで「藤村」も大忙し。そんなある日、近くの高校の教師達が「藤村」を訪れた。「生徒の学力だけを判断基準にせず、個性の尊重を大切にした教育をしよう」と熱弁をふるう教頭先生の言葉に感動する伊橋。しかし、その教頭先生に杉板焼きスダチ添えを出すと、「焼魚にはカボスが一番だ」と文句を付け始めた。「あいにくカボスは切らしている」と言っても「何とかしろ」と教頭先生は引かない。それを見ていた親父さんは…
-
熊野の一人娘・エミには、今結婚を考えている相手がいる。しかし、熊野はその相手にどうしても会ってくれない。何とか父親を説得して欲しいと相談された伊橋だが名案が浮かばない。相談を受けた数日後。伊橋は「藤村」の常連・円鶴師匠に「嫁菜飯」を出したところ、他のに変えてくれと言われる。師匠は、「嫁菜」という名が辛い思い出を呼び起こすからだと話し始める。それは、東京大空襲で亡くなった優しい姉の思い出だった。その姉の夢が、キレイなお嫁さんになることだったので、「嫁」という言葉を聞くと、反射的に死んだ姉のことを思い出して辛いのだと打ち明ける。自分に娘ができたら結婚する時は、その姉の分まで祝ってやろうと考えていた円鶴だが、皮肉にも娘はできなかった。だから、今では幼馴染みの熊野の一人娘のエミが嫁に行く時を楽しみにしているのだという。この円鶴の話を聞いた熊野は、エミが結婚を考える相手と会う決意をする
-
鮎の塩焼きを任されている焼方の伊橋だが、どうも出来上がりに納得がいかない。このことを相談した熊野から、日尾喜三郎という鮎料理の名人が書いた料理書を渡される。以来、鮎のことが頭から離れない伊橋は、ふと立ち寄った不思議な屋台の主人に、鮎の塩焼きの作り方の手ほどきを受けるのだが……
-
職人気質の客・西崎に「京都の水を教えたる」と言われた伊橋。翌日、住所を頼りに訪ねた西崎宅は、Tシャツなどの服飾を販売している店舗だった。呉服専門の染元だという西崎は、染めに使う水を伊橋に飲ませ、場所によって水が違う京都の特性から、様々な職業が発展してきた背景を語り出し…
-
熟考の末、大幡が持ちかけた独立話を受けることにした伊橋は、いよいよ自分が板長として働く神楽坂の店を見に行く日を迎える。兄からの激励の手紙と、父からのプレゼントも受け取り、気持ちも新たに神楽坂へと繰り出した伊橋は、そこで一緒に店を見てくれるという大幡と三松の到着を待つ…
-
師走のある日、「登美幸」で毎年恒例の煤払いの日がやって来た。全従業員が一日がかりで大掃除をする一年を締めくくる大切な日でもある。その大切な日に寝坊した伊橋は、早速女将から大目玉を食う。しかい、掃除の心構えを女将に教えられ、伊橋は張り切って掃除に取り組んでいた。その矢先、「登美幸」でも一番価値のある襖を、伊橋と一緒に運んでいた藤田が落として襖絵を破ってしまった。狩野派の筆になる、時価五百万円ともいわれる襖絵の下張りから大変なものが発見されて……
-
日本には、まだまだ知らない食文化がある…というわけで、全国行脚に出た伊橋。最初の訪問地は北陸最大の街・金沢。後輩・早瀬の実家の料亭『雪月樓』に「助」という形で居候中の伊橋は、早々に店に馴染み、金沢の食文化を吸収中。さらに見聞を広めるべく、『雪月樓』の同僚・小茂根、稲峰に誘われ、能登、氷見、富山へと足を運びます! そこで得るものは…!?
にっぽんを食べ尽す「味いち」新シリーズ。読むとその土地に行ってみたくなる《北陸編》第2集! -
高校のクラス会に出席した伊橋には、気になることがあった。それは、東大-大蔵省のエリート・コースを歩いているクラスの出世頭の平井の元気がなかったことだ。高校時代に仲が良かっただけに心配な伊橋は、美味しいものでも食べて元気を出してもらおうと、「藤村」に招待するが……
-
憧れの女性・真砂子への思いを、青梅を使ったランチで表現しようと思考錯誤中の伊橋。自分の想いを形にした“かくし梅”という調理法には辿り着いたものの、決め手となるひと手間に苦しんでいた。いよいよ明日に迫ったランチに向け、伊橋はヒントを求めて街へと繰り出すが…
-
今年も蟹の美味しい季節となり、「藤村」の板場にも日本各地で獲れた立派な蟹が届けられた。伊橋達が下拵えで忙しく働くなか、その中の蟹が一匹がなくなった。板場を見渡してみると、いつの間にかに入ってきた野良猫がくわえているではないか! すぐに猫を追い払ったが、その後も「藤村」の被害は続いた。そこで、伊橋はその“独眼龍”と呼ばれるタチの悪い猫を退治しようとするのだが……
-
「藤村」の馴染みの客・松田が、味噌汁を三杯もお替わりした。塩分の取り過ぎだと心配する坂巻に、松田は「家では飲めないもんだから…」と言う。というのも、松田は結婚前に相手から「結婚しても仕事を続けたいので、料理にはあまり手をかけられない」と言われたのを承諾して結婚したからだ。今更、妻に朝食に味噌汁が飲みたいと言えないでいる松田に、伊橋が悪知恵をつけるのだが……
-
ある日、「藤村」の休憩室でテレビを見ていると、伊橋の父親が映し出された。自分の家庭について、多くを語らない伊橋だが、その父親は大学教授で高名な経済学博士であった。今から6年前、大学進学を強要する父親と衝突した伊橋は家を飛び出し、以来一度も帰っていないのだ。ある日、ホテルのパーティで出す屋台の助人を頼まれた伊橋は、来賓客の中に父親の姿を発見する……
-
伊橋がよく行くヤキトリの屋台が、ここしばらく店を出していないようだ。屋台のオヤジさんが30年かけて作り上げたタレが入ったカメを、酔っ払いが割ってしまったからだ。心配になった伊橋は、谷沢と共にそのオヤジさんの住むアパートを訪ねる。しかし、もうタレを作る気力はないと言う
-
神楽坂の料理店『楽庵』の雇われ店長もすっかり板についた伊橋。そんな中、オーナー・拝島に付き合わされて行った北海道のアンテナショップで、旧知の料理評論家・山賀と偶然再会。久しぶりに来店し伊橋の料理を食すが、何か不満げな様子。そこで山賀は、未だ知らぬ全国各地の料理や食材に出会うべく旅に出よ!…という無茶な提案をする。酔っぱらった勢いから出た冗談という程度に受け止めていた伊橋だったが…。
-
雇われ店長として、伊橋が『楽庵』を任されて数年。オーナー・拝島の無茶ブリや、若き料理人・啓介の気まぐれに翻弄されながらも、多くのお客さんに愛されるお店になりました。その『楽庵』で、伊橋が頼りにしていた男・深田が、独立開業するため店を去ることに…。苦楽を共にしてきた仲間を送り出す伊橋、拝島、啓介、稲月、それぞれの思いは深く…
-
東京の『藤村』『桜花楼』『SAKURA』『割烹飯塚』、京都の『さんたか』…様々な店での修業を経て、今は神楽坂の料理店『楽庵』の雇われ店長の伊橋悟。しかし、料理の道に終わり無し!料理評論家の山賀、『楽庵』オーナー・拝島に後押しされ、未だ見ぬ食文化に触れるべく、全国行脚に出ることに!!美味しいものを見つけたら『楽庵』へ送るという「愛の美食宅配人」の使命を背負い、伊橋が最初に向かった地は、北陸最大の街・金沢!
-
「藤村」の常連である“社長”は、今日のデザートが葛切と聞いて「実は…」と話し始めた。ある日、“社長”は、さる女性社長と、お茶を飲んで話すうちに、その言葉遣い、立ち居振る舞い、奥ゆかしさにすっかり魅了されてしまったと語る。その時のお茶受けに出されていたのが葛切だったという。この優雅な女性に対して、家の茶の間に寝そべって大判焼きを食べていた女房のガサツさを見て、腹が立ってケンカしてしまってから、まるで「葛切」と「大判焼き」の2つの食べ物が対照的であるように、あの女性と女房が対照的な存在に見えてしまう。そして、時には女房が疎ましくなることがあると“社長”は嘆くが……
-
日本各地で板前修業をしてきた伊橋悟。
新しい修業の場は日本有数の高級街、銀座。
ようやく『紀乃家』の一員として定着してきた伊橋だが、
二人の新しい仲間が加入する。
一人は舞台女優を目指す女子大学生の紗那。
もう一人はフランスで日本料理屋を営んできた男、長谷川。
新しい仲間の加入で、職場の空気も少しずつ変わり始め… -
”京都一の京野菜”と言われる元ちゃんの野菜に惚れこんだ伊橋が、勉強のため畑仕事の手伝いを買って出ることに。八百屋「柚木」の軽トラに乗せてもらい、ぶっきらぼうな元ちゃんに挨拶すると早速草むしりを開始。すると、そこには以前に会った新入りの板前・鶴田の姿もあった。伊橋とは対照的に、嫌々来ているような鶴田だが…?
-
体力の衰えを理由に、引退を決意した銀座「柳亭」の花板・田辺。引退にあたって田辺は、自分の後釜に弟弟子の熊野を考えているらしい。銀座「柳亭」といえば、数ある名料亭の中でも一流中の一流として知られる所。田辺の跡を継いで、その花板に誰がなるのかと料理界全体が注目していた。当然、京都で修業中の伊橋の耳にもこの噂が入ってきた。熊野を慕っている伊橋は、その去就が心配でたまらない。折よく京都に来ていた、熊野の幼馴染みの円鶴師匠に会った伊橋は、熊野の最近の様子などを尋ねてみたが……
-
庭木・生花を扱っている安岡の口利きで、「春野園芸」の華道教室に一日体験入門した伊橋。その帰り道、安岡と串揚げの店に寄るが、そのことがあらぬウワサの元になり、安野に好意を抱いている吉田に眼をつけられて……!?
-
伊橋が店長を務める『楽庵』も、深田と啓介、ホールスタッフにアルバイトの稲月水穂を採用し、ようやくメンバーも確定!さあ、これから!…というところなのですが、世の中不景気で苦戦は避けられず…。その上、オーナーの拝島も、マイペースなくせ者で…。
-
前日の賄いをホメられて大ハリキリの慎は、翌日「SAKURA」に一番乗りでやってくる。早速、冷蔵庫で見つけたシシャモを賄いに使おうとするが、そのことで副社長に怒られるハメに…。実はそれは、副社長が特別に注文した宴席に出すための大切なシシャモで…!?
-
日本料理、その奥深さは底知れず!!
日本各地の食材との出会いを求める旅から戻った伊橋。
関東の食材、料理の多様性に改めて目を見張る伊橋が気になりだしたのは、「楽庵」で共に汗を流すみんなの故郷の料理。
啓介は神奈川、深田は北海道、秋津は埼玉、稲月は新潟…
そして伊橋は東京。
それぞれの食の原点を探っていく内に、各自が進むべき道を模索し始める。
その中で伊橋が選び取る道とは…!? -
岩田は、「藤村」でもベテランの仲居。盛り付けの間違いや料理の味の善し悪しなど、すぐに見抜いてしまうので、花板の熊野からも一目置かれていた。だが、口の悪い伊橋は、その個性的な風貌を“オコゼ”にそっくりなどと陰でからかっていた。ある日、ボクシングの日本チャンピオン・辻本が「藤村」を訪れる。辻本は、試合当日の昼食は、岩田の細やかな気配りで落ち着ける「藤村」ですると決めているのだ。しかし、今回は減量に失敗して体調を崩していた。これを見て取った岩田は、特別に「おぼろ梅」を用意させる。この一品が辻本の食欲を呼び起こし、減量の失敗で危ぶまれた防衛戦に勝つことができた。確かに岩田の風貌は、虎魚(おこぜ)同様いかついが、その中身も虎魚(おこぜ)同様、逸品の「藤村」の名物仲居であったのだ。
-
朝早くから仕込みに精を出し、お客の入りに一喜一憂し、日々の献立に頭を悩ませる…そんな料理人として当たり前の毎日を繰り返してきた『楽庵』の面々。そんな日常を覆すような大震災がこの国を襲った。一介の料理人・伊橋悟は考えた。多くの人を救えるような力は自分にはない。けれど、何もしないわけにはいかないんじゃないか…と。深田、啓介、稲月…ともに『楽庵』で働く者たちと知恵を振り絞った末に見つけ出した答えは?
-
北陸の食紀行から『楽庵』に戻ってきた伊橋は千葉の食材を通じて関東の食材の美味しさを再認識する。
東にビールの工場あれば、行って自分で造ると言い、
西に珍しい鯰があれば、花見で披露すると言い、
南に懐かしい甘味があれば、思い出に浸って食べると言い、
北に目を引くうどんがあれば、店で調理して出すと言う。
美味なる食材との出会いを求めて伊橋の東奔西走は続く!! -
常連客の寺西から、同僚の昇進祝いで宴会の予約を受けた伊橋たち。会社勤めの辛さを語る寺西に対し、慎や早瀬たちも、忙しい最中に“ランチ”を始めようとする店への不満をこぼしてしまう。それを耳にした副社長は、寺西から受けた予約のメニューをすべて伊橋に任せると言い出した…!?
-
仕事で外国人を接待することになった常連客のために、会席料理のマナーの教授を買って出た伊橋と吉田。はりきるご両人だが、日頃の仲の悪さを知っている後輩たちは、ケンカになるのではないかとひやひやする。そして、いよいよ勉強会の日がやってきて…!?
-
茅ケ崎にある兄の家に向かう電車の中で伊橋は、昔のサーフィン仲間・田村に出会う。これから後輩達にサーフィンを教えにいくところだという田村達に、伊橋は兄の家で夕食を振るまう約束して別れる。その夕食の用意をしていた伊橋の元に、田村が飛び込んで来た。サーフィンを教えていた後輩の女の子が沖に流されて、行方不明になってしまったというのだ。伊橋は、最近知り合った地元の青年漁師・ガッちゃんに船を出してくれるように頼むのだが……
-
料理人としての新しい課題を見つけた伊橋は、飯塚の親方に頼み、親方が営む小料理屋で修行させてもらうことに。だが、伊橋より年下で、料理人としての経験も浅い親方の息子・栄一には、多少思うところがあるようで…。そんな気持ちを知ってか知らずか、伊橋の新たな修行1日目が幕を開ける
-
「煮物の味付けがおかしい。薄すぎる」と、ある客からクレームが来る。そんなハズはないと興奮気味の伊橋に、熊野はもう少し濃い目の味付けにしろ、と命ずる。「藤村」の味を守らなければいけないのでは、と不満気な伊橋に、熊野は「“藤村”の味を守ることは大事だが、少し譲歩すればすむことだったら、時には客の側に立つことも大事だ」と諭す。その翌日、機能の熊野の言葉が腑に落ちない伊橋は友達のガッちゃんに会いに茅ケ崎を訪れた。そこで、ある夫婦ゲンカに巻き込まれて……
-
全国の競馬ファンが注目するビッグレース“日本ダービー”。その前夜、「藤村」に常連客の社長が桜肉を持って現われた。明日のダービーに勝つために縁起を担いで、みんなで桜肉を食べようというのだ。ところが、ボンさんだけが箸をつけようとしない。実は、ボンさんには桜肉にまつわる悲しい思い出があったのだ………
-
伊橋のもとに、京都の料亭「花家」に勤める清から電話がかかってくる。なにやら切羽詰まった様子で、“「花家」を辞めることになるかもしれない”と言う。追い回し時代、一緒に修業をしたこともある清の言葉に、伊橋はすぐ京都へ向かうのだが……
-
ある日、伊橋は板場の食事用としてキンピラを大量に作った。その日、見るからにヤクザと分かる2人組の客が来る。“アイツらにはこれで充分”と考えた伊橋は、昼に作ったキンピラを先付けとして出すが、弟分のヤクザは大喜びだった。その夜、伊橋は暴走族に因縁をつけられるが、さっきのチンピラに救われる。数日後、あのチンピラが伊橋を訪ね、近々、鉄砲玉として対立する組長を殺すことになったと話す。そして、「死ぬ前にもう一度あのキンピラが食べたい」と頼まれた伊橋は、今度は心を込めてキンピラを作る。結局、チンピラは組長を殺すことができず、足を洗って故郷に帰る決意をする。すべては、「藤村」で食べた伊橋のキンピラの味が、母親の味に似ていたのがきっかけだった。
-
回転寿司が大流行のこの頃、でも伊橋は「あんなものは寿司屋じゃない」と言ってはばからない。そんなある日、「藤村」に天プラばかりを注文し、何を話し掛けても「放っておいてくれ」という客が現れる。そのお客に文句を言う伊橋を、親父さんは食事に誘う。でも親父さんが伊橋を連れて行ったのは、回転寿司屋だった! その目的は…
-
金沢を起点に、富山、福井を巡り歩き、北陸の食に触れ、東京に戻ってきた伊橋。伊橋不在の間に、『楽庵』の常連客になっていた青果店の二代目・田町の勧めで、築地に継ぐ規模を誇る中央卸売市場・大田市場を訪ねる。そこで伊橋が興味を惹かれたのは千葉の食材。全国3位の農業県であり、水産資源も豊富な彼の地に、早速足を運ぶことに…
-
後輩板前・早瀬の実家、金沢の老舗料亭『雪月樓』で「助」として働きながら、北陸の食を探訪中の伊橋。早瀬の父母の計らいで、一週間ほど福井県に滞在する機会に恵まれた。曹洞宗の大本山・永平寺を訪れた際、偶然にも京都修業時代の知己・轟と遭遇。一緒に福井各地を回ることに。…伝統が今も息づく福井の食文化に触れる、《北陸編》最終章!
-
昼下がりの「さんたか」。頭痛を訴える大将・三松を気遣う伊橋だったが、番頭の石井は「この時期いつものこと」と、そっけない態度。どうやら三松は、夏でも秋でもない、9月という微妙な時期の献立に頭を悩ませているらしい。石井から、そんな季節に合った一品を考えるようにと言われた伊橋は…
-
突然、副社長から「鶴の間」に呼び出された伊橋。不安を感じながら部屋に入ると、社長、副社長、“花板”の飯塚が顔を揃えていた。伊橋はそこで、社長から“煮方”への復帰を言い渡される。突然のことに驚く伊橋。だがそれは、「藤村」の“立板”、熊野が望んだことだった……
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。