『アストラハウス、飯塚容(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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【内容紹介】
「ミス上海の死」を描いた、中国文学の記念碑的作品、待望の邦訳!
茅盾文学賞受賞
上海の街を舞台に、美しき主人公・王琦瑶(ワン・チーヤオ)の青春から死に至る四十年を描く長編小説。
1940年代の虚栄の繁華、50~60年代の困窮と苦難、そして80 年代のロマン的悲劇まで、恋多き主人公の人生を通して、上海という街の繁栄と虚栄が描かれる傑作。
【作者の言葉】
『長恨歌』は、とてもとても写実的な作品です。その中で私は、一人の女性の運命を描きましたが、事実上、この女性は都市の代弁者にすぎません。私が描いたのは、実のところ、「上海」という都市の物語なのです。
――― 王 安憶
【推薦文】
ずっと読みたかった傑作小説の邦訳がついに!王安憶のカメラアイが弄堂(ロンタン)を、路地を、旧フランス租界のアパートをくまなく旋回し、わたしたちは「上海の淑女」の生きた四十年の虜(とりこ)になる
――― 中島京子(小説家) -
1960~70年代の中国。主人公の幼児期から青年期までの記憶を辿る物語。主人公 孫光林 (スン・グアンリン)は南門(ナンメン)という貧しい村に三人兄弟の次男として生まれ、六歳で、町に住む子どものいない夫婦のもとへ養子に出される。幼少期を町で過ごし、十二歳のとき、養父の死によってふたたび村に戻ってくるが、この間の不在が、彼を実家の家族から孤立させてしまう。そのため、主人公は、思春期を孤独で内省的な少年として過ごし、成長していくことになる。
カフカなど海外文学の影響を受けて、夢と現実、常識と非常識、正気と狂気、さらには生と死の境界を超越して人の世の不確実性を描き、そのあたらしさと実験性をもって、中国文壇で「先鋒派」と呼ばれた余華。ノーベル文学賞の候補として常にその名が挙げられる余華の、先鋒派時代の最後を締めくくる作品にして、はじめての長篇。ファンのあいだで長く邦訳が待たれていた幻の名作。
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