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『株式会社大航海、半年以内(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • 「男のくせに、のろまだね」耳をくすぐる低い声にぞっとした。「あうっ、なんだ」背後に回っていた竜子が破れたシャツの襟を引っ張る。上半身を剥かれ、バランスを失った健司は体育マットに頭から倒れ込んだ……その日もいいオモチャにされていた老舗旅館の一人娘、お嬢様育ちの和美を助けるために、幼馴染で生徒会長の健司は必死に頼んでみたのだったが、退屈するスケ番たちは簡単に解き放ってはくれない。格闘技仕込みの蹴りだけではなく、カミソリ、火の点いた煙草、コーラ瓶。そうした小道具が、淫虐な責め具と化してふたりを苛む。竜子は女も男も「従わせる」ことになんの躊躇いもなかった。──昭和四十年代末。学校を裏で支配する女番長グループから抜けようとした幼なじみの同級生を真面目な生徒会長が救おうと尽力するが、女番長の責めは想像を超えて苛烈だった──『艶想』第2號掲載、甘く苦いノスタルジック淫蕩短編!

    【著者略歴】
    香坂燈也(こうさかとうや) ─ 2015年『隣りの独身美母』(フランス書院)で長編デビュー。誘惑ものを中心に『隣のタワマン母娘』など陵辱ものも手がける。フランス書院での執筆以外他にマドンナメイトなどでも活躍。いくつかのペンネームを使い分け、静謐な官能から、異常性愛まで、男女の心理的洞察に優れて共感と開放感を生む作品多数。
  • 「いくらなんでも廊下はまずいですって」「教室で、生徒の机の上でしようか」「それはもっとよくない……です」うっ、と声が漏れた。常盤の指先は真島の欲望を掘り起こした……常盤と助手の真島は、科学的には解決しようのないある種、不可解な事象を解決する専門家だった。常盤の怪異解決方法はシンプル極まりない。怪異が起こっている場所で、常盤と真島が情を交わす。それだけなのだ。いや、常盤にとって助手は、心と身体にピッタリと一致することが重要なのだが。そして、常盤は、人魚の肉を食べて不老不死となった、八百比丘尼だった。「はふっ……はんっ……いい……いいっ」真島はテンポを速めた。愉悦が高まり、背筋に波が押し寄せる。開いた常盤の股間からは、とめどなく蜜が溢れた──エッチな専門家コンビが、体育館に怪しい音が鳴り響く私立高校の、封じられた罪と真実を暴く第一弾、『艶想』第1号掲載、陰と陽の超常物語!!

    【著者略歴】
    津村しおり(つむらしおり) ─ 2020年『青春R18きっぷ みちのく女体めぐりの旅』(マドンナメイト文庫)でデビュー。旅情と乗り物をモチーフにした作品を多く上梓。旅情官能シリーズ『青春R18きっぷ 夜行列車女体めぐりの旅』『青春R18きっぷ 大人の冬休み 女体めぐりの旅』、その他に『渚のはいから熟女』などがある。登場人物が他人の視線を気にする場所でのプレイに抜群のキレがある。
  • 「どこに行くの?」「もうすぐ着くよ」彼が私を連れ込んだのは、入江の奥にある黒っぽい壁のように立ちはだかっている大きな岩のその裏側だった。「怖くないの?」「大丈夫だよ」彼は私を振り返って微笑んだ……美しい思い出が心の中に甦り、胸がいっぱいになる。ひとりごとのように話してもいいのだけれど、誰かに聞いてもらいたかった。だから、AIをオンにしていた。ゴーグルの視野いっぱいに、夜の静かな海が現れる……目を閉じ、私は今夜も遠いあの日の快感を辿る。彼の指は胸から下腹部へと移り、私はそれを迎え入れるために、ゆっくりと脚を開く。そして腰を少し浮かせて、指が私のいちばんいいところに当たるようにする──あの日、海辺の岩場の陰のボートの中で、月明かりの下で、私の体は真っ白に輝いていた。何歳になっても忘れられない、いちばん気持ちよかったあの日をリピートする幻想物語──『艶想』第2号掲載短編!!

    【著者略歴】
    内藤みか(ないとうみか) ─ 1971年、山梨県生まれ。二十二歳でデビュー。若妻ものや、失恋ものなどで人気を博す。近年は「ケータイ小説の女王」と呼ばれることにとどまらず、イケメン評論家としても活躍中。イケメンを主にした舞台、コミック原案など活躍の場は広がっている。
  • 秘唇の合間で怖いほど膨れ上がった突起を男の硬質な指先が弾いた瞬間、腰の奥に電流が走った。そのすぐ近い場所に溜まっていた水流が、マグマとなって押し寄せる。大きなうねりが奥底から湧き上がる。宙吊りの私の、もっと恥ずかしいところを見て欲しい……育児に疲れ、マイペースな夫に精神を病みかけていた琴子は、個室トイレで酔った自分が勢いよく放尿するシーンをジッと見つめられるという異様なキッカケで元職場のデザイナー霧矢と密会を重ねるようになった。霧矢の部屋で、徐々に熱を帯び始める琴子によぎるのは排尿しながらイきそうになってしまった自分──育児も家庭生活も上手くこなせない自分でも、この男にいっそ恥辱的なまでの姿を晒すことで、はじめて存在が許されるのではないか……心に渦巻いていた感情を一気に解放するとき、押さえていた「女」を取り戻す。快楽と淫楽の先にある魂の救済を描き出す書下ろし短編!!
  • 「僕は上手にあなたを楽にさせてあげられると思います」DMにはたったそれだけが書かれていた。アカウントには「困っている方の手助けがしたいです」とだけある。殺しはしたことがないのかもしれないし、殺しをしたことがあるのかもしれない。けれど、美月はなんとなくこの人に頼んでみようと思った……退屈で、代り映えのしない毎日を生きる美月の願いは、いつしか人生を終わらせることになっていた。SNSで知り合った佐野に殺害を依頼するが、犯罪を犯す彼に、せめて何か恩返しをしておきたい。思いは予想外の展開を呼びおこす。美月から差し出せるものは身体しかないからだ。美月は佐野から与えられる快感に翻弄されながら、どうにか自我を保とうとする。気を抜いてしまえば、心ごと持って行かれそうだった。果たしてこれはお礼になるのだろうか──流れ込む体液に思わず「生」を実感する、『艶想』第1号掲載、生と性の物語!!
  • 「出したいんでしょう? がまんしないで。わたしだって恥ずかしいんだから」姉が弟を手で追い詰める。口調は年の離れた姉らしくぶっきらぼうだが、目は潤み、唇は唾液で濡れている。弟の感触に興奮しているのは明らかだ……突然の事故で両親を亡くした二十代後半の結華は、六十前の両親と旧知の男、明彦の三番目の妻となることで救われた。そして、その家には、一回り年下の弟の陽樹と飼い犬も一緒に引き取られていた。明彦をよそに起きた姉弟の間違いは、たちまち陽樹の「癖」となり、結華はそれに当惑しながらも応えていた。が、明彦は偽りの出張の夜、秘戯中の姉弟に罠を仕掛ける──若妻とその実弟による禁断の行為を目撃した夫は姉弟を拘束して責める。もともとが嗜虐癖の旺盛な男の奸計に嵌った姉弟。吊、枷、首輪、革紐、強制口淫。そして男が最後に選んだのは義弟の禁穴だった──『艶想』第1號掲載淫虐短編! 完全版!!
  • 「生意気ね。お仕置きだって言ったでしょう? 祐介がして欲しいことをするのはお仕置きにならないじゃない。でも、そうねえ……そんなに言うなら、これに頑張ってもらいましょうか」わたしはベッド下に用意しておいた電動のオナホールを取り出した……二十一歳の大学生、美緒にはS女として目覚めたきっかけがあった。小学校の高学年、体育用具室でしゃがんでいた教育実習のお兄さんに友人数人と縄跳びの縄を、次から次へと上からかけたのだ。縄と先生……縄と先生……。楽しくて、愉しくて、いつしかそのシーンは美緒を性的に支配した──SNSで知り合ったM男の祐介とは月に数回、美緒の住むマンションでプレイを楽しんでいる。プレイは会う前から始まる。オナ禁、毎晩の報告義務。先にマンションに着いている裕介の行動の隠し撮り──その日、美緒の下着をあさっていた裕介にはキツイお仕置きが……。『艶想』第1号掲載短編!!

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