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『文藝春秋、3か月以内(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全105件

  • 「小説家になろう」で73000ポイントを獲得している人気作『俺、勇者じゃないですから。~VR世界の頂点に君臨せし男。転生し、レベル1の無職からリスタートする~』がコミカライズ。 VR(ヴァーチャルリアリティ)MMOゲーム「テンペスト」のトッププレイヤーの主人公(ハンドル名:SR)が世界で始めてソロでのラストダンジョンクリアを達成、と同時に転生したのはさっきまでプレイしていたゲームの中!?
    このゲームを熟知した「俺」は、レベル1から無双する!

    ※こちらは無料試し読み版です。続きは製品版をご購入の上、お楽しみください。
  • シリーズ18冊
    2001,701(税込)
    著:
    阿部智里
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    ※こちらの電子書籍は2020年9月2日発売の文庫『烏百花 蛍の章』に収録している6篇のうち、1番目の短篇を電子化したものです。
    ※2020年9月2日より、カバーが変更となりました。内容については変更ございませんので、ご注意くださいませ。

    新世代和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」外伝を電子書籍で配信!

    端午の節句で「角落とし」と呼ばれる神事の花形射手を務めた雪哉。その成長ぶりに驚いた桜花宮の筆頭女房・真赭の薄のもとに、思いがけない縁談の話が……。

    第四巻『空棺の烏』の舞台・勁草院での二年目にあたる草牙時代のエピソード。
  • シリーズ4冊
    791950(税込)
    著:
    おちR
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    【ヒロイン達のお色気増し増しの描き下ろし漫画12p付き電子限定版!!】

    「また俺、ヤっちゃいました…」系勇者様は今日も旅立てない!!

    異世界に転生した主人公は勇者となり、魔王討伐の任を受ける。
    転生者として受け入れてくれたこの世界に報いるため、旅立とうとするのだが…。
    ある時は女賢者、また別の日は幼なじみ魔法使い、そして今日は女遊び人…などなど
    魅力的なヒロインたちに誘惑されまくりで最初の村から一向に旅立てない主人公!!
    「また俺、ヤっちゃいました…」系勇者誕生!
    ※電子限定特典:描き下ろし漫画12ページ収録
    ※本編の内容は通常版と同じです
  • シリーズ9冊
    0691(税込)
    原作:
    司馬遼太郎
    漫画:
    鈴ノ木ユウ
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    12歳、「坂本の寝小便ったれ」とからかわれ泣かされる。字を満足に覚えられず寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬だが母の死を受け入れることをきっかけに強い男へと変わっていく。
    17歳、強くなった竜馬と武市半平太、岡田以蔵との出会い――そして江戸へ。

    司馬遼太郎の傑作歴史小説を初の漫画化。坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第1巻!
  • シリーズ3冊
    781801(税込)
    著:
    浅葉なつ
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    『神様の御用人』 浅葉なつの新作ファンタジーついに始動!
    『古事記』からインスピレーションを得て生まれた「神」と「世界の謎」をめぐる壮大な物語。

    ★浅葉なつ先生による限定あとがき付き! ここでしか知れないキャラクター作成時の裏話が掲載されています。

    (『神と王』あらすじ)

     この世界に乱立する国々の中、古い歴史を持つ国・弓可留(ゆっかる)。
    父の後を継ぎ、歴史学者として日々研究に励んでいた慈空(じくう)はあの日、すべてを失った。
     他国の「神と歴史」を奪って肥大する隣国・沈寧(じんねい)が、弓可留の宮殿に攻め入って王族を殺し、信仰のよりどころである国の宝珠『羅の文書』を奪い去ったのだった。

    命からがら逃げ出した慈空の前に、謎の二人組が現れ、ある「石」の在り処を問う。その石こそは、慈空が親友だった王子から託されたもの――弓可留のもう一つの宝珠「弓の心臓」だった。

    「神はなぜ、国を見殺しにした?」

    片刃の剣を持つ風天(ふうてん)、不思議な生物を手首に飼いならす日樹(ひつき)、そして行商集団・不知魚人(いさなびと)出身の瑞雲(ずいうん)らと交わり、信じていた世界が根底から覆ってしまいそうな日々の中で慈空は、『羅の文書』の奪還を決意する。
    踏みにじられた故郷のため、亡き親友のため、そして――

    構想に4年をかけ、緻密に作りこんだ設定、個性的なキャラクターたちが、誰も知らない魅惑の世界へと誘います!

    ●カバー画を担当するのは『キングダムハーツ』シリーズ『FF XIII』『グラブル』『Fate/GO』『NieR リィンカネ』等に携わったイラストレーターの岩佐ユウスケ氏。生き生きと躍動し、それぞれの信念を感じさせるキャラクター造形で『神と王』シリーズを盛り上げます。
  • シリーズ3冊
    740791(税込)
    著:
    竹村優希
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    視える臨床心理士×心霊探偵コンビによる新シリーズ!

    臨床心理士の泉宮一華(いずみや・いちか)は、霊が視えることを隠しながら、渋谷の宮益坂メンタルクリニックで働いている。そんな一華の平穏な日常は、彼女の秘密を握る謎の青年・翠(すい)の登場によって崩壊の危機に! 半ば脅される形で、一華は翠に同行し、心霊スポットの「調査」をすることになる。渋谷のスクランブル交差点に、山奥のトンネル、閉鎖した診療所……。キジトラ猫の式神・タマを従えて、二人の怖くて賑やかな幽霊退治がスタートする。

    『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』著者による、書き下ろし新シリーズが開幕!
  • シリーズ16冊
    451520(税込)
    編:
    週刊文春編集部
    レーベル: ――
    出版社: 文藝春秋

    ●山上徹也 安倍暗殺 母に直撃100分

    ●中森明菜「歌いたい。でも、もう声が出ないの」

    ●岸田文雄「禁断のオフメモ」
    ・塩谷立 怒りの激白

    ●裏金 前防衛副大臣はパパ活&デリヘル常習!

    ●筋トレで5つの臓器を鍛えよう

    ●認知症を防ぐ11の習慣

    ●お受験有名塾が賄賂斡旋

    ●貴乃花が明かす曙太郎秘録

    ●能登 不屈の人が挑む「あばれ祭」

    ●朝ドラ「虎に翼」を10倍楽しむ! 

    ●大谷翔平が侍戦士を投資に勧誘していた

    ●森永卓郎の“遺言”

    ●対談 日本に迫る3大脅威 池上彰×北村滋

    ●大河ドラマ「光る君へ」特製ガイド

    ●「SHOGUN 将軍」キャスト対談 洞口依子×西岡徳馬

    ●文春俳壇 2024年初夏 選者・池田澄子

    ●作家50周年「キングへのいざない」・朝宮運河

    ・卒論指導教授が明かす愛子さま
    ・石原さとみから“港区臭”が消えた!
    ・東京女子医大“疑惑理事長”ダミー会社
    ・3足の草鞋 田口淳之介
    ・いなば食品女帝の「猫ネグレクト」
    ・みずほFG 新会社女性社長は元新聞記者
    ・ドリル優子の島根ゲリラ作戦
    ・小林製薬 大株主は三洋創業家の美魔女嫁
    ・那須焼損遺体夫妻
    ・小室圭さん&眞子さん
    ・新・家の履歴書 棚橋弘至
    ・阿川対談 さかなクン

    ●グラビア
    清原果耶/吉永小百合

    好評連載
    草笛光子/上沼恵美子/杉本昌隆/土屋賢二/宮藤官九郎/みうらじゅん/柳家喬太郎/町山智浩/平松洋子/清水克行/萩本欽一/塩田武士/西崎伸彦/能町みね子/鈴ノ木ユウ/東海林さだお/益田ミリ ほか

    ※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。掲載されてない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります
  • 臨死体験をしたせいで幽霊が見えるし会話もできる!? 俺どうなっちゃうの!?

    異世界の「王国」に転生した日本の大学生、「俺」ことヒロ。臨死体験をしたせいで、「幽霊が見える、会話ができる」体質に。
    幽霊と契約しては仲間にし、「死霊術師(ネクロマンサー)」と呼ばれることに!!
    一体これからこの異世界で、ネクロマンサーの俺はどうなっちゃうの!?
  • シリーズ3冊
    01,901(税込)
    著:
    池井戸潤
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    注目の池井戸潤最新長編を最速・無料で試し読み!
    【電子版、紙書籍版とも4月24日(水)発売】

    逆境を、越えてゆけ

    池井戸潤の最新長編の舞台は、
    「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
    若人たちの熱き戦いが、いま始まる!

    古豪・明誠学院大学陸上競技部。
    箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
    本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
    隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

    一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
    プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
    「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
  • 東京、ひとり暮らし。生きるって楽しい!!! 「新しいことに挑戦したい」アラサーつづ井さんが決めたのは、ワクワクの上京生活! 健康のためトレーニングしていたら女武闘家になってしまったり、東京の犬と触れ合いたくて悶絶したり、ひとり暮らしで衰えた表情筋を鍛えるため工夫したり……大都会で新しい自分をどんどん発見していきます! シリーズ累計90万部、「腐女子のつづ井さん」「裸一貫! つづ井さん」に続く、自由に生きる女子の日常コメディ最新作が、ついに刊行!! 描きおろし50ページ以上を収録。
  • シリーズ3冊
    880950(税込)
    著:
    蜂須賀敬明
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    横浜の神々のバトルロワイアル!?
    第4回神奈川本大賞受賞の超絶エンターテインメント長篇登場。

    ランドマークタワーの68階で、横浜の大神が「横浜大戦争」の幕開けを宣言。
    横浜の“中心”を決めるべく、それぞれの区を司る“土地神”たちが、くんずほぐれつの戦いを繰りひろげる。

    大洋ホエールズのユニフォームを着ている保土ケ谷の神を主人公に、戸塚・泉・栄の三姉妹。
    それぞれ身勝手な鶴見や金沢や港南、港北・緑・青葉・都筑の擬似家族。
    横浜中心部を司る中・西の姉弟などななど。

    舞台は旧ドリームランド、山下埠頭、こどもの国などに展開し、驚くべき結末が待っている……。

    巻末にはイラストによる「神々名鑑」も。
    前代未聞にして空前絶後のエンタテイメント長編。

    ※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 元詐欺師による異世界ビジネスコメディ開幕!?

    日本で詐欺師だった主人公・ツカサは、追われて刺され、海に落とされてしまうのだが…
    気がついた先は、なんと異世界だった?
    お人好しでちょっと不思議なルーシアに助けられ、
    日本に似てるけどちょっと不思議な世界で、ツカサは詐欺師の技術を使って成り上がる?
    儲けるためならマルチ商法だって使っちゃう、
    目指すはこの世界一の大商人、真面目に働く詐欺師は異世界の大商人に太刀打ちできるのか!?
  • 740(税込)
    著:
    夢枕獏
    著:
    佐藤嗣麻子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    若き日の安倍晴明が事件に挑む! 話題映画のノベライズ

    【映画『陰陽師0』2024年4月19日公開 主演・山崎賢人】

    鬼や霊が跋扈する平安時代。呪術の才に長けた学生・安倍晴明(あべのせいめい)は、貴族の源博雅(みなもとのひろまさ)から「ある怪異を鎮めてほしい」と頼まれる。女王を悩ます金の龍や、若者の奇妙な死を調べる中で、晴明は都を脅かす邪悪な呪いに巻き込まれていく。実在した陰陽師、安倍晴明の生誕1100年を迎え、人気シリーズを原作にした呪術エンタメノベライズ。
  • 1,701(税込)
    著:
    千葉雅也
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    あなたのセンスが良くなる本!
    哲学三部作のラストを飾る一冊がついに誕生

    服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。
    何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 

    音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。
    フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。
    哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による哲学三部作(『勉強の哲学』『現代思想入門』)の最終作、満を持していよいよ誕生!


    ――――――
     さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。
     と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。
    「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています(「はじめに」より)。
    ――――――
  • 701(税込)
    原作:
    川村元気
    漫画:
    箸井地図
    レーベル: Seasons
    出版社: 文藝春秋

    結婚を前に消えた婚約者の行方は…?究極の恋愛を描いた大ヒット小説をコミカライズ!

    「あのときのわたしには、自分よりも大切なひとがいた。それが、永遠に続くものだと信じていた」
    2024年3月22日(金)映画公開が決定した、川村元気による究極の恋愛小説をコミカライズ!
    精神科医の藤代のもとに、大学時代の恋人・ハルから一通の手紙が届くーー。
    ハルとの思い出に心がとらわれていくうちに、婚約者の弥生が姿を消して…。
  • 1,400(税込)
    著:
    つづ井
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    「愛犬というのは、愛が犬のかたちをしているという意味です。」 いつも家族の中心にいて、ほほえみをくれた大きな犬・A。その先が短いと、ある日知らされて――…。にぎやかでやさしい、ふたりの最後の日々がはじまる。愛犬とのあたたかい記憶と介護生活、お別れの日までを描くコミックエッセイ。描きおろし60ページ以上を収録。
  • シリーズ4冊
    9161,100(税込)
    著:
    文藝春秋
    レーベル: ――
    出版社: 文藝春秋

    佐藤優の実戦ゼミ 「地アタマ」を鍛える!第1講座  ビジネスマンがすぐ実行すべき知の極意27カ条人物をどう見分けるか/師匠といかに付き合うか/人脈をどうやって作るか/酒をめぐるABC/部下の叱り方は?/上司といかに戦うか/プレゼンテーションのやり方第2講座  知をビジネスに取り込む凡人が生き抜く話術7カ条/困難な時こそ読む「聖書」の言葉10/リーダーシップの要諦は『太平記』にあり/世界史のリーダーたち 山内昌之×佐藤優第3講座  佐藤優式・闘い方を学ぶ私の駆け出し時代/検察との闘い方、教えます 堀江貴文×佐藤優第4講座  知の幹を作る最低限の読書ビジネスマンが読むべき30冊/斎藤美奈子×米光一成×佐藤優/宗教を知り、自分を知る第5講座  武器としての教養を蓄える教養は最強の武器である/ファシズムから何を学べるか/「心の書」を持つということ第6講座  intermission 佐藤優の知的技術のヒント本棚/ノートの取り方/本の読み方/iPad第7講座  情報を拾う、情報を使う僕たちの情報収集術 池上彰×佐藤優/情報戦を制する世界の常識 西木正明×佐藤優第8講座  対話のテクニックを磨く福島と沖縄から「日本」を考える 玄侑宗久×佐藤優/ローマ滅亡に学ぶ国家の資格塩野七生×池内恵×佐藤優第9講座  分析力を鍛える――国際情勢篇日中文明の衝突 どうすれば勝てるのか 中西輝政×春名幹男×宮家邦彦×佐藤優/対中外交はなぜ失敗するのか 山内昌之×井上寿一×宮家邦彦×川村雄介×田久保忠衛×佐藤優第10講座  分析力ケーススタディ――ロシア読解篇ソ連の激動とロシア正教会/ソ連の解体とロシア正教会/ユーラシア主義の台頭/死神プーチンの仮面を剥げ/最強の独裁者プーチンの凄腕
  • シリーズ10冊
    1,1001,200(税込)
    編:
    文學界編集部
    レーベル: ――
    出版社: 文藝春秋

    ■6月号目次より

    【創作】
    尾崎世界観「転の声」
    プレミアは絶対に裏切らない―“転売される”ミュージシャンの後ろめたい興奮と欲望

    長嶋有「僕たちの保存」

    又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第6回

    後藤高志「今日があったという響き」2024年上半期同人雑誌優秀作

    【対談】
    加納愛子×町屋良平「正解がない面白さ」
    互いの新刊を手に、小説における言葉、笑い、面白さを語り尽くした初対談!

    奥泉光×島田雅彦 進行・江南亜美子「いま文学を学ぶ人たちへ」
    物語は人を動かす力を持つ。それを批評するのが文学だ―奥泉氏の近畿大学最終講義

    【リレーエッセイ 身体を記す】
    第5回 田中慎弥「蛇を飼う」

    【連載】
    松尾スズキ「家々、家々家々~男、松尾スズキ。魂の物件漂流物語~」
    津野青嵐「『ファット』な身体」第4回
    石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠「ビブリオ・オープンダイアローグ」最終回

    【窓辺より】
    伊藤亜和「読書と生き方」
    大滝ジュンコ「村を体に落とし込む」

    【詩歌】
    岩田奎「舌」

    【強力連載陣】
    綿矢りさ/松浦寿輝/金原ひとみ/東畑開人/千葉雄喜/金川晋吾/西村紗知/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之

    【文學界図書室】
    間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』(水上文)

    表紙画=下山健太郎
    グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

    ※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
  • シリーズ2冊
    750791(税込)
    著:
    藤原緋沙子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    訳あって江戸で岡っ引をしている吉蔵は、元は甲斐の国の生まれ。
    伝説の黒駒を乗り回し、本業のかたわら小さな「凧屋」を商う。
    ある日街なかを暴走する馬に咄嗟に飛び乗り騒ぎを治め、
    馬主の侍に怪我人がいないか調べるよう頼まれる。
    そして訪ねた小料理屋の板前・仙太郎が先日も肝をつぶす目に遭ったと聞き……。
    新シリーズ開幕!
  • シリーズ4冊
    701801(税込)
    著:
    千野隆司
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    正統派時代小説が遂に始動!! 千野隆司待望の新シリーズ
    父の跡を継ぎ、南町奉行所定町廻り同心となった朝比奈凜之助。剣の腕は立つが、どこか頼りない若者に与えられた殺しの探索とは……。

    小間物売りの男が賊に襲われ、絶命した。残忍な手口に怒りを覚えた南町奉行所定町廻り同心の朝比奈凛之助は、早速探索を始める。調べは難航していたが、残された息子が賊の顔を見ていたことを知る。唯一の手掛かりと意気込む凛之助だったが、それを知った賊が、子供の命を狙い――。人情と剣戟が冴えわたる、待望の新シリーズ。
  • シリーズ2冊
    750801(税込)
    著:
    伽古屋圭市
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    元教員のパン屋さんが無料塾を開く!
    小学校の教員を辞め、実家のパン屋で働く三吾は、店でみかける少女が気にかかっていた。彼にはかつての教え子への後悔もあって……。
  • 激動する国際情勢を“最強コンビ”が徹底解説

    怒りが世界を覆す。
    今後の世界のカギを握るのが、「グローバルサウス」だ!
    かつて「第三世界」といわれた南半球に多い途上国・新興国は
    名目GDPの総計がG7を上回った。

    アメリカはトランプが勝っても負けても内戦危機。
    「ハマス後」はアメリカ抜きで中東諸国が決める。
    日本がGDPでインド、インドネシアに抜かれる。

    衰退する日本はどう生き抜くべきか。

    第二次大戦後以上の大混乱が起きる前に必読の一冊。

    【目次】
    プロローグ グローバルサウスの逆襲が始まった
     
    第一章 中東情勢から動向を読み解く
    第二章 アジアの均衡が崩れるとき
    第三章 ロシアと結びつくアフリカ
    第四章 アメリカ大統領選が世界最大のリスク
     
    エピローグ グローバルサウスは福音か、混沌か
  • 1,100(税込)
    著:
    柯隆
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    中国の不動産バブル崩壊が幕を開けた。
    それは貨幣的な現象に留まらず、金融、行政、政治システムへと飛び火し、やがては共産党統治体制をひっくり返す要因にもなり得る――。
    バブル形成から崩壊まで、複雑怪奇な構造をどこよりも分かりやすく読み解く。

    【不動産から見える中国社会の歪み】

    ●主要大都市の不動産価格が大きく下落
    ●開発途上の不動産プロジェクトが次々とゴーストタウンに
    ●中国政府が不動産開発を熱心に進めた理由
    ●共産党幹部とデベロッパーが熱中したマネーゲーム
    ●別荘にプライベートジェット……賄賂を使って贅沢三昧
    ●地方政府が財政危機に陥れば、年金難民が発生する
    ●海外へと脱出する日本人が急増
    ●賃貸市場を敬遠し、マイホームを重視
    ●「見栄を張る」ことをやめられない
    ●統制か自由化か、岐路に立つ習近平政権
  • シリーズ39冊
    6122,400(税込)

    南アフリカ戦での奇跡の勝利で盛り上がるラグビー日本代表。日本ラグビーの歴史を変えた、指揮官エディー・ジョーンズのW杯直前インタビュー、主将、リーチ・マイケルと魂のキッカー、五郎丸歩の対談、日本代表全31選手名鑑、トンガ、アメリカなど対戦国の徹底分析、それぞれの試合の見所など、この一冊でラグビーW杯イングランド大会と日本代表の全てが分かる、完全読本です。(※電子版からは応募できないプレゼントなどがあります)
  • 名家×縁談×付喪神。豪華絢爛和風ファンタジー!

    やっと再会できた初恋の相手には、四人の許嫁がいた――。
    人とあやかしが共存する京都で、生まれ育った山崎炉子。実家の大衆食堂「山咲」が経営難に陥り、名家・春日小路家の使用人として働き始めた。炉子は次期当主である翔也に淡い恋心を抱くものの、彼には容姿と財力、さらには付喪神を使役する“霊力”に恵まれた四人の花嫁候補がいて……。

    累計26万部「京都府警あやかし課の事件簿」著者による新シリーズが開幕!
  • 放送作家・鈴木おさむが引退と同時に贈る、覚悟の一冊!
    これは「小説SMAP」である。

    メンバーの脱退、トップアイドルのまさかの結婚、
    誰にも言えなかった苦悩、戦い。
    国民的スターとして沢山の夢を与えてきた彼らの全てが、
    たった一夜の「放送」で壊れていった。そして日本中が悲しんだ解散。
    彼らと20年間走ってきた放送作家にしか書けなかった奇跡の物語。
    新たなテレビ文学、ここに誕生。 その先に明日はきっと、ある……。

    目次より
    第1章 素敵な夢をかなえておくれ
    第2章 あれからぼくたちは
    第3章 世界で二番目にスキだと話そう
    第4章 1・2・3・4 FIVE RESPECT
    第5章 WELCOME ようこそ日本へ
    第6章 とってもとっても僕のBEST FRIEND
    第7章 くじけずにがんばりましょう
    第8章 20160118
    第9章 もう明日が待っている
  • シリコンバレーの天才たちが希求する「1%のマイノリティだけの世界」
    そこは楽園か、ディストピアか?

    アメリカのIT企業家の資産総額は上位10数名だけで1兆ドルを超え、日本のGDPの25%にも達する。いまや国家に匹敵する莫大な富と強力なテクノロジーを独占する彼らは、「究極の自由」が約束された社会――既存の国家も民主主義も超越した、数学的に正しい統治――の実現を待ち望んでいる。
    いわば「ハイテク自由至上主義」と呼べる哲学を信奉する彼らによって、今後の世界がどう変わりうるのか?

    ハイテク分野で活躍する天才には、極端にシステム化された知能をもつ「ハイパー・システマイザー」が多い。彼らはきわめて高い数学的・論理的能力に恵まれているが、認知的共感力に乏しい。それゆえ、幼少時代に周囲になじめず、世界を敵対的なものだと捉えるようになってしまう。イノベーションで驚異的な能力を発揮する一方、他者への痛みを理解しない。テスラのイーロン・マスク、ペイパルの創業者のピーター・ティールなどはその代表格といえる。
    社会とのアイデンティティ融合ができない彼らは、「テクノ・リバタリアニズム」を信奉するようになる。自由原理主義(リバタリアニズム)を、シリコンバレーで勃興するハイテクによって実現しようという思想である。

    「この惑星上の約40~50億の人間は、去るべき運命にあります。暗号法は、残りの1%のための安全な世界を作り出そうとしているんです」(ティモシー・メイ)
    ――とてつもない富を獲得した、とてつもなく賢い人々は、いったいこの世界をどう変えようとしているのか? 衝撃の未来像が本書で明かされる。
  • 1,801(税込)
    著:
    坂木司
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    とある高校の喫茶部。それぞれ好みのおやつを持ち寄る四人は、
    不思議な噂を耳にする。
    「うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい」
    それはただの都市伝説か、それとも――!?
    ゆる部活のメンバーがたどりついた「答え」とは。

    「おやつ部」のメンバーが、世界の謎にゆるく挑む。
    スナックをつまむ指先が光るのは、油のせいだけじゃない、かも。
    おいしく楽しく、ときどき切ない5つの物語。

    うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい――
    学内で囁かれる噂の真相とは?(「うまいダッツ」)

    おばあちゃんが失くしたブローチを探すことになったおやつ部の面々。
    探し物の過程で見えてきたものとは。(「チロル・ア・リトル」)

    お菓子当てクイズに参加することになった四人。
    果たして、その勝敗はいかに。(「バカみたいにウケない」)

    SNS上の友達と気まずくなってしまったメンバー。
    会いたくない彼女と会いたい彼女、それぞれの理由とは。(「それは王朝の」)

    学年が上がり、初めてできた後輩。
    しかし彼らは全員、妙にまじめで――。(「百年の愛」)
  • 880(税込)
    著:
    内田樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    知の巨人が語り尽くす、日本への刺激的処方箋

    いつの間に、日本はこんなに生きづらい、貧しい国になってしまったのか?
    なぜ、こんなにデタラメな政治がまかり通る世の中になってしまったのか?

    その答え、実は「コモン」ですべて説明できるのです。

    AIによる大量失業、富の一極集中、アンチ・グローバリズム、人口減少による高齢化と過疎化……
    いよいよ限界を迎え、音を立てて軋んでいる資本主義。
    その背景には、昔はどこにでもあったコモン(共有地)の喪失がある。
    今こそ分断を超え、新しい共同幻想を立ちあげるときだ。
    絶望の果てに光を見出す希望の書。

    巻末に文庫版特別付録として、東京大学大学院准教授・斎藤幸平との対談「心地よい、新しいコモンについて語ろう」収録!

    21世紀の新たな「囲い込み」を警戒せよ!
    そこには、ディストピアしかない──。

    ・西部劇「シェーン」は「コモンの消失」という悲劇を描いていた
    ・「貧困は自己責任」と切り捨てる心理
    ・「青年」も「旦那」も消え、子どもおじさん・おじいさんが出現
    ・「一罰百戒」で委縮するテレビ局や大手メディア
    ・ディープ・フェイクの時代を生き抜くために

    ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 村上さんが愛してやまないジャズ・レコードについて語る極上のエッセイ
    「僕の大好きなジャズ・レコード188枚のことを書きました」

    チャーリー・パーカー、カウント・ベイシー、ビリー・ホリデイ、スタン・ゲッツ……ジャズの黄金時代に数多くのジャケット・デザインを手がけた伝説的アーティスト、デヴィッド・ストーン・マーティン。彼がデザインしたレコードを敬愛し蒐集してきた村上さんが、所有する盤すべてをオールカラーで紹介。
    手にとって見ているだけで素敵な音楽が聞こえてくる、極上のジャズ・エッセイ。
  • シリーズ3冊
    8151,100(税込)
    著:
    赤川次郎
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    夕子の友人・咲のもとに、不運な死に方をした恋人から「近々迎えにいく」という直筆の手紙が届く。早速、夕子と宇野はその恋人の母親に手紙を見せにいくが、彼女のなかに、死んだ息子への思いと、咲への憎しみが今の燃え立っているのを知る――大好評「幽霊シリーズ」第24弾。
  • 極上のエンタメ映画で学ぶ激動のインド近現代史

    劇中歌「ナートゥ・ナートゥ」の“超高速ダンス”が話題となり世界的に大ヒット、2023年のゴールデングローブ賞、アカデミー賞歌曲賞を受賞したインド映画『RRR』。
    1920年代のイギリス領インド帝国を舞台に、英国軍にさらわれた妹を取り戻すために立ち上がったビームと、大義のために英国政府の警察官となったラーマという2人の男の立場を越えた友情を、ド派手なアクションとVFX、歌とダンスで描いている。しかしこの『RRR』、極上のエンタメ作品と見えて、じつは随所に歴史的、政治的な映像と意匠が散りばめられている。
    ストーリーの下敷きとなった古代インドの二大叙事詩『ラーマーヤナ』と『マハーバーラタ』とは何か? 主人公2人は実在の解放闘争の部族指導者をモデルとするが、実際どんな人だった? 総督夫妻らイギリスを徹底的に悪役として描くことに表われた現在のヒンドゥー・ナショナリズムの高揚とは? 劇中で印象的に使われる(現在の国旗とは違う)旗の由来、エンドロールの背景に次々現れるチャンドラ・ボースら8人の解放闘争の英雄たち、そして何故そこに“国父”ガンディーがいないのか? などなど。
    『RRR』に秘められた意味と背景を解説しつつ、アカデミー賞9部門受賞の『ガンジー』や『ムトゥ 躍るマハラジャ』などこれまでの数々のインド映画にも触れ、映画でインド近現代史が学べる一冊。
  • シリーズ19冊
    765801(税込)
    著:
    藤井邦夫
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    “剃刀”の異名を持つ南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵。長男・大助を従えて許せぬ悪に立ち向かう。大人気シリーズ、待望の第二幕スタート!

    南町奉行所吟味方与力の“剃刀”こと秋山久蔵。前作から約10年。久蔵の嫡男・大助は元服前、岡っ引の弥平次は隠居して幸吉が跡を継ぐなど、それぞれ年を重ねていた。ある日、定町廻り同心の神崎和馬が下手人の似顔絵を家に持ち帰ると、それを見た姉さん女房の百合江は何故か動揺する……。

    全30巻で完結した「秋山久蔵御用控」シリーズの第2シーズン開始。
  • SNSで大反響! 多様性の時代の新エッセイ集

    29歳で移り住んだニューヨーク。
    言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。
    そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは
    心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。
    「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」――

    世界の諸問題への視点、生活への美意識。
    総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ
    文章を発信し続ける著者のデビュー作。

    noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた
    新世代エッセイ集。

    解説・谷川嘉浩(哲学者)。

    ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • “箱根”に魅せられたテレビマンたちが、前代未聞の生中継に挑む

    いまやお正月の風物詩となった、箱根駅伝。1987年、初めてテレビ中継に挑んだテレビマンたちの奮闘を描く傑作ノンフィクション。

    正月の風物詩として人気を誇るテレビ番組「箱根駅伝」。しかし、1987年の初回生中継は挑戦の連続だった。全長200km超え、800m以上の高低差のある過酷なコース。電波の届かない箱根の山々と、降りかかる無理難題にどう立ち向かったのか。今なお語り継がれる初回放送の舞台裏。テレビスタッフの物語をドラマチックに描く。

    単行本……『「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち』2007年12月ヴィレッジブックス刊
    文庫版……単行本を改題し、加筆・修正 2024年5月文春文庫刊
    この電子書籍は文春文庫版を底本としておりますが、文庫版収載の写真4点は収録されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 生誕100年――高峰秀子が大切にしまっていたものとは? 

    昭和の大女優は、夫との慎ましやかな日常を何より大事にした。数々の思い出と宝物が詰まった引き出しを開けていく、珠玉のエッセイ。

    「いつ死んでもいいように」クローゼットの引き出しには〈カシミアセーター〉〈タキシードの小物〉などと書いた小さな紙片を貼り、一目瞭然に分類していた。台所、食器棚、鏡台にも、好みにあったものだけが収まっていた。でも一番美しかったのは、高峰秀子という人間が持つ“引き出し”。名女優との忘れがたき思い出を、養女が綴る。

    ※この電子書籍は2015年4月にマガジンハウスより刊行された単行本の文春文庫版を底本としています。
  • 邦訳版もミステリー文学賞をダブル受賞!

    劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。

    にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれる。呉誠は己の冤罪をはらすため、自分の力で真犯人を見つけ出すことを誓う。
    監視カメラが路地の隅々まで設置された台北で次々と殺人を行う謎のシリアルキラー〈六張犂の殺人鬼〉の正体は?

    探偵VS犯人のスリリングなストーリー展開と、ハードボイルド小説から受け継いだシニカルなモノローグ、台湾らしい丁々発止の会話。

    台湾を代表する劇作家が満を持して放った初めての小説は台湾で話題を呼び、台北国際ブックフェア大賞などを受賞。フランス、イタリア、トルコ、韓国、タイ、中国語簡体字版が刊行された。

    2021年に邦訳が刊行されると日本でも話題を呼び、2022年には第13回翻訳ミステリー大賞とファルコン賞(マルタの鷹協会日本支部主催)のダブル受賞を果たした。

    ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 801(税込)
    著:
    中江有里
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    本は非常口。いつだって、逃げていいんだよ。

    中学で友人関係に苦しみ不登校だった沙羅(さら)が選んだのは通信制高校。そこで再会した幼なじみの万葉(まんよう)は、古本屋でバイトする青年。「本という宝を探すにはコツがいる」と彼に教えられるうちに、沙羅も読書の奥深さに目覚めていって――。絵本や小説など著名な25冊の本が登場。大切な人と本でつながる瑞瑞(みずみず)しい青春小説。解説・若松英輔

    ※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の大人の続編本!

    「自分が生きやすい」社会に必要なのものとは?
     感情的な共感の「シンパシー」ではなく、
    意見の異なる相手を理解する知的能力の「エンパシー」。
    この概念を心理学、社会学、哲学など様々な学術的分野の研究から繙く。
    うまく活用するために、自治・自立し相互扶助のアナキズムを提唱。
    新しい思想の地平に立つ刺激的な一冊。

    他者はあまりに遠い。“共感”だけではたどり着けない。
    ジャンプするために、全力で「考える」知的興奮の書! 
    ――東畑開人

    ※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 人気女性作家6人による、心に沁みるアンソロジー

    美味しい一皿、彼が口にしたことば、愛したものとの思い出、葛藤の記憶……。あの街の空気が語りかけてくるような、珠玉の短編6作。
  • 新川帆立大絶賛! 創作大賞2023(note主催)「別冊文藝春秋賞」受賞作

    「号泣しました。様々な痛みを抱えて生きる人々を、そっと包み込んで肯定してくれる優しい作品です。」――新川帆立(作家)      

    ★感涙必至のお仕事ミステリーが誕生!★

    ~元看護師の著者が送る、命の物語~

    完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に務める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった――。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。
  • シリーズ20冊
    660681(税込)
    著:
    佐伯泰英
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    江戸鎌倉河岸にある酒問屋・豊島屋。看板娘しほの唯一の肉親である父が、橘の鉢をめぐって御家人と諍いをおこし、御家人に斬り殺される事件が起きる。その御家人は、狂乱高騰する橘景気を背景に新しい店を開くというが、呼び物のひとつが、しほの父の血を浴びた「血染めの橘」。父の死を商売のたねにして弄ぶ御家人は許せない――しほと、幼馴染である政次、亮吉、彦四郎の三人が立ち上がります。
    また、しほの両親をめぐって、あらたな事件が姿をあらわし……。

    江戸開闢以来の町・鎌倉河岸を舞台に、若者四人と、よき理解者である金座裏の御用聞き・宗五郎親分が難事件を解決する、“青春捕物グラフィティ”。
  • いざ、パリへ――“持たざる国”でも勝てる。身体能力に恵まれているとは言えない、バレーボール女子日本代表を率い、2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得。この夏、再びニッポンを世界に導く名将の戦略とは。現代版「五輪書」。

    (本書のポイント)
    ・監督の視点から見た女子バレー日本代表チームのドキュメンタリー。
    ・試練と成功の物語。「監督の日記」を読んでいるような臨場感。
    ・女子日本代表選手たちの魅力、監督論、バレーボールというスポーツの奥深さを描く。
    ・バレーボールのみならず、政治、経済、社会の停滞が続くニッポンを元気にする、復活へのヒント。

    第5回WBC野球日本代表監督栗山英樹氏推薦。
    「なるほど、そうか! 勝ちたい、結果の欲しい人は、何も考えず、この本をまず読んでほしい。自分の答えがはっきり見えてくるはず。
    誰もが必要な自分を活かす、成功への最後のワンピース。それは何のか、真鍋監督があなたの道を示してくれます。
    勝利、結果を残すことがどれだけ命をかけて向き合っていくことなのか、必ずあなたの負けじ魂に火がつきます!!」
  • こんなに面白い日本代表はない!
    石川祐希、高橋藍、西田有志、関田誠大……雌伏の時を越えて、頂点に挑むバレー日本代表。フィクションより面白いリアルストーリー。

    【目次】
    プロローグ 彼らが今、ここに集った理由
    第1章 石川祐希 天才少年が絶対エースになるまで
    《パリ五輪予選第1日 vsフィンランド》「自分に失望しているんです」
    第2章 高橋藍 “怒り”がボクを強くする
    《パリ五輪予選第2日 vsエジプト》 「俺にトスを出してくれ」
    第3章 小川智大/山本智大 世界のリベロ「最強のふたり」
    《パリ五輪予選第3日 vsチュニジア》“魔の第3セット”を乗り越えて
    第4章 山内晶大/高橋健太郎
    小野寺太志 高校生から始めた“素人集団”の誇り
    《パリ五輪予選第4日 vsトルコ》ブラン監督が求めるミドルの“世界基準”
    第5章 西田有志 ヤンチャ少年が大人に“脱皮”した日
    《パリ五輪予選第5日 vsセルビア》笑顔が戻ったオンコートインタビュー
    第6章 関田誠大 藤井直伸が気づかせてくれたこと
    《パリ五輪予選第6日 vsスロベニア》“遊び心”と背番号3のユニフォーム
    第7章 宮浦健人 この一本にすべてを懸けて
    《パリ五輪予選第7日 vsアメリカ》 覚醒するジャンプサーブ
    第8章 石川祐希 キャプテンがコートで吼えるとき
    《アフター・ザ・ゲーム》「失望」からの帰還
    エピローグ 終わらない物語 2024年7月パリ五輪へ
    バレーボール男子日本代表 2022~2023試合結果
  • 佐々木ムギ33歳、しっぽ有。
    休日は高校からの付き合いである後輩兼親友のれんげと喫茶店を巡り、平日は山吹さん(前向きな朗らかさん)、小石さん(「ふつう」を愛する世話焼き)、土屋さん(何かありそう)という愛すべき3人の先輩おばあちゃんズと、図書館の修復室で働きながら比較的穏やかに暮らしている、はずだった。
    電車の中でしっぽをディスられたり漠然と異物扱いされたりするうち、自虐癖が身についてしまったムギ。しっぽを取るか否か悶々としながら過ごす中、悪意なき小石さんとの衝突をきっかけにムギの中に変化が起こり……
    「いくつになっても、文字通り生まれ変われる気がしてきた(30代女性)」「娘と一緒に読んでます(40代男性)」等々、文春オンラインのコミックサイトBUNCOMI上で反響を呼んだ「脱・自虐」コミック連載が、ついに一冊に!

    「他人や自分と向き合うというのは勇気がいることだけど、案外悪くない。そう気付かせてくれる、じんわり温かな優しいお話でした。」――帯コメントは、朗らかさとデリケートさが同居する演技が心をとらえて離さない俳優・伊藤沙莉さん。

    「なんとなく気分が上がらないな~」という日にこそ、ぜひページをめくってみてください。
    <電子版には、ムギ達の暮らす野川市周辺マップがカラーで収録されています!>
  • 【この電子書籍は、『俺たちの箱根駅伝 上』『俺たちの箱根駅伝 下』をひとつのコンテンツにまとめた合本です】

    池井戸潤の最新長編の舞台は、
    「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
    若人たちの熱き戦いが、いま始まる!

    古豪・明誠学院大学陸上競技部。
    箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
    本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
    隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

    一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
    プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
    「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
  • リーダーたちの頭の中の地図を読む!

    戦略を考える人たちが頭の中に持っている世界地図。それを読み解くのが地政学だ。六つのキーワードで戦略的発想を分かりやすく解説。
  • シリーズ55冊
    200801(税込)
    編:
    文藝春秋
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    ◆新連載
    ・寺地はるな「リボンちゃん」
    幼い頃から美しいものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。数年ぶりに伯母の加代子に呼ばれ、彼女が営むテーラー城崎を訪れると、ある女性が若い頃に愛用していたビスチェのリフォームを頼まれて……

    [はじまりのことば]
    「下着」と聞いて思い出したのは、“ミジンコの刺繍”をしたキャミソール! 女性の下着はキュートでセクシー? そんな固定観念を解きほぐす新連載の始まりです

    ◆PICK UP
    ・宮島未奈「婚活マエストロ」
    祝・2024年本屋大賞受賞!! 『成瀬は天下を取りにいく』が爆走中の宮島未奈が贈る、最強の〈婚活エンタメ〉

    ・小田雅久仁「夢魔と少女〈中篇〉」
    大男に監禁された美少女を前に、夢魔たる私に何ができるのか? イチかバチかで夢に入り込むことにした私は……

    ◆最終回
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    ついに公開読書会当日。亡きマンマへの想いを胸に、読む会の面々は晴れ舞台で言葉を紡ぐ。感涙のフィナーレ!

    ・矢月秀作「桜虎の道」
    託された遺言書の中身、そして狂気を帯びた元ギャング・平尾の行く末は? 桜田の闘い、堂々完結

    ◆有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート
    ・白井智之「ブラックミラー」
    あなたが二日前に会った友人に、おかしなところはなかったですか? 警察に問われた僕は、あの日会った彼に対して抱いた違和感を思い出し……

    ・夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」
    有栖川有栖だけはおすすめしない――ずらりと並んだコレクションの前でそう強弁する男、彼は一体何を隠しているのか

    ◆読みきり
    ・コウイチ「金曜日のミッドナイト」
    テレビの取材でとある町にやってきたディレクター。住民たちに話を聞いて回るが――ここは、何かがおかしい

    ◆ロングインタビュー
    作家の書き出し Vol.30 取材・構成 瀧井朝世
    ・千葉ともこ
    闘う者たちは誓った。命を賭して、この大乱を終わらせる――胸熱の歴史エンターテインメント『火輪の翼』が生まれた背景に迫る!

    ◆book trek
    ・外山薫『君の背中に見た夢は』

    ・金子玲介『死んだ山田と教室』

    ・逢崎遊『正しき地図の裏側より』

    ◆グラビア&エッセイ
    ・岩井圭也「知の野人 南方熊楠を訪ねて」
    「我は、この世界を知り尽くしたい」――博物学の巨星・南方熊楠が採集し遺した膨大な記録と対峙したとき、見えてくるものとは? 岩井圭也の和歌山紀行

    ◆レビュー
    ・安島隆「ところで、好きな本はなんですか?」

    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第12回]科学とは何なのか ~科学哲学の世界

    ◆連載小説
    ・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
    米価低迷、その原因は堂島米市場にあり? 苛立ちを募らせた大岡忠相はついに江戸商人を大坂へと差し向ける

    ・一穂ミチ「アフター・ユー」
    闇雲に車を走らせる青吾の目に飛び込んできた電話ボックス。思わず中に入った青吾の指はつい多実の番号を押し……

    ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」
    ついにレストランの営業が再開! 料理を任された葉は熱心に仕事に励むが、母親が突然福岡からやってきて――

    ・伊岡瞬「追跡」
    人に尻拭いをさせておきながら、その恩も忘れて増長し、挙句の果てに裏切った。あいつだけは絶対に許さない

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
    シャンバラへの道は、はかなく遠い。それでも、そこへゆかねばならぬ者たちがいた

    ◆対談
    ・高瀬隼子×大前粟生「怖くてあたたかい小説の世界」
    互いの新刊『め生える』『チワワ・シンドローム』を「怖い!」と評し合うお二人の創作の秘密に迫る初対談

    ◆エッセイ
    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第21回]とんこつ遺伝子
    [第22回]羊肉期の終り

    ・今井真実「ひとりでまんぷく」
    [第6回]帰りの空港で味わった、つるつる博多うどん
  • シリーズ11冊
    407850(税込)
    編:
    Number編集部
    レーベル: ――
    出版社: 文藝春秋

    SPECIAL FEATURES
    Shohei Ohtani
    and the Greatest Dodgers.
    大谷翔平とドジャースの挑戦。

    [ロングインタビュー]文=石田雄太
    大谷翔平
    「大きな決断を迫られたときに」

    [筆者が考える問題の本質]
    水原一平通訳の解雇を受けて

    [打撃改革]バットを立てた無駄のないスイング

    [走塁改革]勝つために磨いてきたスタート

    [MVPトリオ結成]ベッツ/フリーマン

    [新天地での第一歩]山本由伸

    ●「ライバル」ヌートバーが見たドジャース
    ●黒田博樹が語るカーショウ
    ●ロバーツ監督/フリードマン編成本部長
    ●ドジャース選手名鑑2024
    ●ドジャースが名門たる理由
    ・・・・・・・・・・・
    [追想]1995年の野茂英雄

    [スタンフォード大進学]佐々木麟太郎
    ・・・・・・・・・・
    [ナンバーノンフィクション]山中慎介

    [世界女王インタビュー]坂本花織

    [連載 パリへ翔ける(4)天才少女の成熟]森秋彩

    [バレーボール短期集中連載(3)イタリア3季目の進化]
    高橋藍

    [天皇賞・春プレビュー]菱田裕二
    ・・・・・・・・・・・・
    REGULARS
    池江璃花子「パリに向かって」

    二所ノ関親方/宇良

    松坂大輔「怪物秘録」

    松岡修造「渡邊雄太さんが明かす電撃トレードの舞台裏」
    ・・・・・・・・・・・・
    SCORE CARD INTERVIEW
    西舘勇陽(読売ジャイアンツ)/後藤希友(ソフトボール)/尊富士/藤本渚

    ※紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載のないページがある場合がございます。
  • シリーズ43冊
    7131,701(税込)
    編:
    CREA Traveller編集部
    レーベル: ――
    出版社: 文藝春秋

    オーストラリアが教えてくれたこと
    Dreaming of Australia

    南半球の大陸オーストラリア。
    近代都市と大自然、永い歴史が共存するこの国へ
    いつか行ってみたい……と思いながら、
    訪れるきっかけを探している人は案外多いようだ。
    日本から南へまっすぐと。時差も僅か。
    いまこの時、旅人が向かうべきは
    この楽園かもしれない。

    20の世界遺産から知る
    オーストラリアの奥深き魅力

    メルボルン 食と創造のエネルギーの沸点
    タスマニア 世界の果ての奇跡
    シドニー 美港都市で体感する心地よい美意識
    ゴールド・コースト 自然体で楽しむエコライフ
    ケアンズ 世界最古の森と受け継がれるスピリット

    THE UNENDING ODYSSEY
    ── 旅するグッチ
    シドニーの街の鼓動とともに幕開けの拍手が聞こえる

    世界の街角から ラトビア
    HOTELS & RESORTS 2024 Spring-Summer
    わたしの好きな沖縄

    ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合、付録がつかないことがあります。
  • 墓を作れば化けて出る、檀家は次々に落ち目となり、
    おみくじを引けば大凶ばかりの深川・題経寺。
    その噂を小耳にはさんだ南町奉行・根岸肥前守だが、
    お寺のことは管轄が違う。
    とりあえず寺社奉行の耳に入れておき、
    一件落着と思っていた矢先に、境内で女が殺されて……。

    装いも新たに「耳袋秘帖・南町奉行シリーズ」発進!
  • メガネ男子が共同生活!? でも〈蔦屋敷〉には秘密が――

    順風満帆な人生を送っていた会計士の幾ツ谷理(いくつや・さとる)は、
    突然、妻から離婚を切り出され、シェアハウス〈蔦屋敷〉に流れ着く。
    離島からやって来た純朴な弓削洋(ゆげ・ひろ)や、
    毒舌イケメン准教授の神鳴シズカ(かんなり・しずか)など、
    風変わりな住人と賑やかに暮らしながら、妻との復縁を目指す幾ツ谷だが、
    ある夜、神鳴の怪しい行動を目撃してしまい……。
    不器用な心の交流が愛おしい〈ひとつ屋根の下〉ストーリー。
  • 娘の命を救うために不可能に挑んだ家族の物語。2024年6月、映画公開!

    【娘の心臓に残された時間はたった10年――】

    生まれながらに、心臓に疾患をもっていた娘は医師から、余命10年を宣告される。
    娘の心臓に残された時間はたった10年。
    何もしなければ、死を待つだけの10年。
    これを運命だと諦めるか。抗うか。
     
    町工場を営む家族は、『「人工心臓」をつくり、娘の命を救うという不可能に挑む』ことを決意した。

    実話をもとにした感動のノンフィクション。
     
    2024年6月14日(金)、映画『ディア・ファミリー』として公開されます。
  • 劇場支配人兼名探偵・ウィリアム近松太郎、登場!
    サブカルチャーの聖地・下北沢で起こる怪事件に、
    東西の2大劇作家の名を持つ謎のイケメンが挑む!

    進学のため上京した竹本光汰朗は、亡き祖父が作り、今は祖母が経営する
    下北沢センナリ劇場でアルバイトとして働き始める。
    演劇人やミュージシャンたちが夢を追いかける街で起こる
    「甦る死者」や「人間消失」など様々か怪事件を、
    劇場支配人・ウィリアム近松太郎とワトソン役の光汰朗が快刀乱麻解決!

    ACT1 神様のたまご
    シャーロック・ホームズや金田一耕助が出るパロディ芝居の初日に、
    小道具の宝石が盗まれた!? 
    コナン・ドイル「青いガーネット」のパスティーシュ。

    ACT2 死と乙女
    芝居小屋を狙った連続空き巣事件が発生。
    一人で留守番していた光汰朗の前に謎の黒い人影が!

    ACT3 シルヤキミ
    島崎藤村の詩「知るや君」に曲をつけたロックナンバーを歌う
    女性ボーカルの正体は?

    ACT4 マクロプスの旅
    下北沢の街が靄に包まれる”シモキタの白い夜”に、
    死んだはずの暗黒舞踏のカリスマが出現!?

    ACT5 藤十郎の鯉
    劇団藤十郎一座が上演した歌舞伎の演目「鯉つかみ」の舞台から
    役者が消えそのまま失踪した。
    横溝正史「幽霊座」のパスティーシュ。
  • 満開の桜も素晴らしいけれど、散り際にも楽しみはある――。

    『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』『伝言猫がカフェにいます』の
    著者が贈る、かけがえのない人生の物語。

    庭にヤマザクラの大きな古木がある〈キャフェ チェリー・ブラッサム〉。
    祖母と母から受け継いできた洋館で、緋桜(ひお)は、
    季節の和菓子と茶を提供している。

    訪れるのは、犬を連れて散歩にくる老人、
    長年連れ添う国際結婚の夫婦、
    保育園からの帰り道に通りがかった親子、
    自分が進むべき道に迷う少女……。

    桜の木は、今日もゆったり、行きかう人々を眺めながら、
    各々が抱える悩みや秘めた思いに耳を傾け、静かに寄り添う。

    四季の移ろいと人々の交流を、優しくゆったりと描く再生の物語。

    文庫書き下ろし。
  • 長く愛されている日本初のタウン誌「銀座百点」から生れたエッセイ集。

    登場するのは朝吹真理子・いしいしんじ・いとうせいこう・岩松了・内澤旬子・金井美恵子・隈研吾・坂木司・佐藤雅彦・岡田茉莉子・松尾スズキ・湯本香樹美・都築響一・寄藤文平・森絵都・中川李枝子・道尾秀介・高野秀行・西川美和・金子國義・千早茜ら、各界で活躍する46人。

    母と映画を見た後に買った木村家のあんぱん、歩行者天国の日に見上げる広い空、給料日は煉瓦亭のカツレツ、今はメニュウから消えた老舗パーラーのフルーツポンチ、伊東屋にしかない憧れの原稿用紙――。

    銀座のとっておきの思い出を綴る、おしゃべりを楽しむように読みたい極上エッセイ。

    ※この電子書籍は2017年7月に扶桑社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

    ※電子書籍版には、宗左近氏の「思い出の街は銀座」は収録されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
  • アフターコロナの介護業界の闇、その先の希望を描く。熱き刑事の物語

    介護施設経営者が殺害された。容疑者となった友を救うため、警視庁刑事が走る。高齢化社会の絶望と希望を描く社会派ミステリー。

    ※この電子書籍は2121年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 女絵師の一生を描ききった直木賞受賞作!

    不世出の絵師・河鍋暁斎の娘とよは、暁翠の画号をもつ女絵師。
    父亡き後、仲がよいとは言えぬ腹違いの兄・周三郎(暁雲)と共に、
    洋画旋風の中、狩野派由来の父の画風を守ろうとする。
    明治大正の激動の時代、家庭の生活を担いつつ、
    絵師として母として、愚直に己の生を全うした女の一代記。
    第165回直木賞受賞作。

    解説=東山彰良

    ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 不条理な暴力に私たちはどう抗えるのか――

    【第53回大宅賞受賞作】

    1972年11月、革マル派が支配していた早稲田大学文学部構内で、一人の学生が虐殺された。後に「川口大三郎君事件」と呼ばれるこの悲劇をきっかけに、一般学生は自由を求めて一斉に蜂起。しかし事態は思わぬ方向へと転がり、学外にも更なる暴力が吹き荒れて――50年前、「理不尽な暴力」に直面した著者が記した魂と悔恨のルポ。

    1972年、キャンパスでいったい何が?

    思想家・内田樹氏 推薦!
    「同時代を生きた人間として樋田さんがこの記録を残してくれたことに深く感謝したい。
    若い人に読んで欲しいと思う。
    人間がどれほど暴力的になれるのかは知っておいた方がいい」

    【本作原案映画、公開決定!】
    『ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ』
    (2024年5月25日よりユーロスペース他で公開)

    ※この電子書籍は2021年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませる――
    なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる――

    深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。
    総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集!

    不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ――
    ・秋の夕暮れ、桔梗の花
    ・古く美しい暮らしは、なぜ消えた?
    ・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉
    ・スープストックで休ませて
    ・“意識高い系”おんなともだち
    ・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ
    ・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc.

    現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。
    日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに。

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