14周年コイン大還元祭
期間限定!シリーズ予約購入で最大コイン+10%還元!
新書

親ガチャという病

レビューを見る

あらすじ・内容

ネット発の流行語にみる
「息苦しい日本」の正体!

「親ガチャ」という言葉が話題を集めている。

まるでくじを引くかのように、生まれてくる子供は親を選ぶことができない。
人生が上手くいかないのは「ハズレ」を引いたせいだ――。

時に、そんな自虐や冷笑を含んだ思いも込められるというが、
そうした概念が多くの人の共感を集める背景にあるものとはいったい何なのか?

本書では、日本社会の表層に浮上しつつある違和感や陋習(ろうしゅう)、問題点などに着目し、
7つのテーマに沿ってそれぞれ識者が掘り下げる。


第1章 親ガチャという病
生きづらさのなかで固定化されゆく“自己像”
土井隆義(社会学者)

第2章 無敵の人という病
「真犯人」は拡大自殺報道を垂れ流すマスコミ
和田秀樹(精神科医、評論家)

第3章 キャンセルカルチャーという病
被害者への過度な感情移入が議論をシャットアウトする
森達也(映画監督、作家)

第4章 ツイフェミという病
フェミニズムを攻撃や誹謗中傷の「隠れ蓑」にしてほしくない
室井佑月(作家)

第5章 正義バカという病
スケープゴート叩きの裏に潜む「不都合な真実」
池田清彦(生物学者)

第6章 ルッキズムという病
「相手ファースト」で委縮し“素顔”を覆い隠す若者たち
香山リカ(精神科医)

第7章 反出生主義という病
「人生の虚しさ」の大衆化により蔓延している苦しさ
中島義道(哲学者)


「はじめに」より抜粋
 生まれた地域や属性、性別などが、その人生に大きな影響を及ぼすことは間違いない。けれど、「ガチャ」というあまりに無機質な言い方にショックを受ける人も少なくないはずだ。そこには、自らの運命をせせら笑うかのような自虐、諦めのムードが漂う。内に秘めたとてつもない悲しみをごまかしているかのようにさえ感じられる。日本を覆う、閉塞感や生きづらさ。そういったものが一種、病理のように「ことば」として社会に浮上している側面はないだろうか?

 本書はそんな思いを出発点とし、令和ニッポンにおいて注目を集めている流行語を軸に、6人の識者にインタビューを試みた。第1章に限っては、「親ガチャ」にかんする論考をまとめ、大きな反響を呼んだウェブ記事「『親ガチャ』という言葉が、現代の若者に刺さりまくった『本質的な理由』」(現代ビジネス、2021年9月7日配信)を執筆した社会学者・土井隆義さんに寄稿して頂いている。

「時代を一言で象徴するキーワード」など、あるはずがない。
 しかし、話題を集めている言葉を突破口に、その背景にあるかもしれない何かを手探りで捉えようとする試みに意義を見いだしたい。

 本書が照射しようとするものは、日本を覆う「空気」の一片だ。

電子書籍 コイン

「14周年コイン大還元祭」は1,500円(税込)以上の購入でコイン還元されます

価格

990(税込)

900円 (+消費税90円)

付与コイン

12/17 (火) 09:59まで

新規限定!

コイン 900

コイン還元

(*詳細)

作品情報

シリーズ
親ガチャという病(宝島社新書)
著者
レーベル
宝島社新書
出版社
宝島社
カテゴリ
新書
ページ概数
158
配信開始日
2022/3/10
底本発行日
2022/3
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
  • iPhone / iPad
  • 推奨環境

ジャンル

ページ概数

一般的なスマートフォンにてBOOK☆WALKERアプリの標準文字サイズで表示したときのページ数です。お使いの機種、表示の文字サイズによりページ数は変化しますので参考値としてご利用ください。

  • シェア:
  • キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
  • サイトに記載の日時は日本標準時 (Japan Standard Time) です。

フォローリストを編集しました

990(税込)

  • 新書 親ガチャという病

    ネット発の流行語にみる
    「息苦しい日本」の正体!

    「親ガチャ」という言葉が話題を集めている。

    まるでくじを引くかのように、生まれてくる子供は親を選ぶことができない。
    人生が上手くいかないのは「ハズレ」を引いたせいだ――。

    時に、そんな自虐や冷笑を含んだ思いも込められるというが、
    そうした概念が多くの人の共感を集める背景にあるものとはいったい何なのか?

    本書では、日本社会の表層に浮上しつつある違和感や陋習(ろうしゅう)、問題点などに着目し、
    7つのテーマに沿ってそれぞれ識者が掘り下げる。


    第1章 親ガチャという病
    生きづらさのなかで固定化されゆく“自己像”
    土井隆義(社会学者)

    第2章 無敵の人という病
    「真犯人」は拡大自殺報道を垂れ流すマスコミ
    和田秀樹(精神科医、評論家)

    第3章 キャンセルカルチャーという病
    被害者への過度な感情移入が議論をシャットアウトする
    森達也(映画監督、作家)

    第4章 ツイフェミという病
    フェミニズムを攻撃や誹謗中傷の「隠れ蓑」にしてほしくない
    室井佑月(作家)

    第5章 正義バカという病
    スケープゴート叩きの裏に潜む「不都合な真実」
    池田清彦(生物学者)

    第6章 ルッキズムという病
    「相手ファースト」で委縮し“素顔”を覆い隠す若者たち
    香山リカ(精神科医)

    第7章 反出生主義という病
    「人生の虚しさ」の大衆化により蔓延している苦しさ
    中島義道(哲学者)


    「はじめに」より抜粋
     生まれた地域や属性、性別などが、その人生に大きな影響を及ぼすことは間違いない。けれど、「ガチャ」というあまりに無機質な言い方にショックを受ける人も少なくないはずだ。そこには、自らの運命をせせら笑うかのような自虐、諦めのムードが漂う。内に秘めたとてつもない悲しみをごまかしているかのようにさえ感じられる。日本を覆う、閉塞感や生きづらさ。そういったものが一種、病理のように「ことば」として社会に浮上している側面はないだろうか?

     本書はそんな思いを出発点とし、令和ニッポンにおいて注目を集めている流行語を軸に、6人の識者にインタビューを試みた。第1章に限っては、「親ガチャ」にかんする論考をまとめ、大きな反響を呼んだウェブ記事「『親ガチャ』という言葉が、現代の若者に刺さりまくった『本質的な理由』」(現代ビジネス、2021年9月7日配信)を執筆した社会学者・土井隆義さんに寄稿して頂いている。

    「時代を一言で象徴するキーワード」など、あるはずがない。
     しかし、話題を集めている言葉を突破口に、その背景にあるかもしれない何かを手探りで捉えようとする試みに意義を見いだしたい。

     本書が照射しようとするものは、日本を覆う「空気」の一片だ。

    コイン12/17 (火) 09:59まで

    価格

    990(税込)

    900円 (+消費税90円)

付与コインの内訳

900コイン

  • 会員ランク(今月ランクなし)

    0%

  • コイン還元キャンペーン

    50%

  • 初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用

複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。
付与コイン数が購入金額(税抜)の100%を超える場合、100%未満になるよう調整が行われます。

会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。

【クーポンの利用について】
クーポンをご利用の場合、一部のクーポンを除いて、コイン還元キャンペーンの対象外となります。
詳細は各クーポンページをご参照ください。

「親ガチャという病」評価・レビュー

評価

※評価がないか、表示数に達していません。

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。

オトク