人気作家が「面白さ」のメカニズムを考察。
仕事で面白いアイディアが必要な人、人生を面白くしたいすべての人に役立つヒント。
(内容紹介)
本書では、「面白さ」が何なのか、どうやって生まれるのか、というメカニズムを考察し、それを作り出そうとしている人たちのヒントになることを目的として、大事なことや、そちらへ行かないようにという注意点を述べようと思う。
同時に、「面白さ」を知ること、生み出すことが、すなわち「生きる」ことの価値だという観点から、「面白い人生」についても、できるだけヒントになるような知見を、後半で言及したい。
――「はじめに」より
(構成)
第1章 「面白い」にもいろいろある
「新しい」ものは「面白い」/最近流行の「面白さ」は「共感」
第2章 「可笑しい」という「面白さ」
可笑しいから「面白い」/「可笑しさ」を作る二つの方法
第3章 「興味深い」という「面白さ」
「設定」の「面白さ」/「展開」の「面白さ」
第4章 「面白い」について答える
エンタテインメントについて/人生の悩みへの回答
第5章 「生きる」ことは、「面白い」のか?
仕事の面白さとは?/「一人の面白さ」が本物
第6章 「面白さ」は社会に満ちているのか?
量産化された「面白さ」の価値/「面白さ」は古くなるのか?
第7章 「面白く」生きるにはどうすれば良いか?
「面白さ」はアウトプットにある/アウトプットをアシストする商品
第8章 「面白さ」さえあれば孤独でも良い
「孤高」こそ、現代人が注目すべきもの/外部に発散しない「面白さ」が本物
第9章 「面白さ」の条件とは
発明の手法から「面白さ」作りを学ぶ/「小さな新しさ」を探すしかない
――「目次」より抜粋
(プロフィール)
森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家。工学博士。
某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第一回メフィスト賞を受賞し、作家としてデビュー。
以後、次々と作品を発表し人気作家として不動の地位を築く。現在までに300冊以上の著書が出版されている。
(C)森博嗣/ワニブックス
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