『勇気と献身』とは、ラグビー選手の姿勢を表した言葉でもある。トップスピードで向かってくる相手と正面から生身でぶつかる勇気。チームメイトのために自分の身体を投げ出す献身。選手たちの強いハートと熱いプレーは、一度魅せられたファンを掴んで離さない強い磁力を持つ。この書籍は、そんなラガーマンたちの魅力を象徴するストーリーを集め収録した。ここに紹介した物語たちを、生きる力の湧いてくる「読むサプリメント」として、あらゆるライフシーンにおいて活用してほしい。『あくなき挑戦』は、2000年から前回ワールドカップが行われた2003年までのプレイヤー、物語を収録。主な登場人物（チーム）は、「仙波優」「今泉清」「清宮克幸と同志たち」「ＮＥＣグリーンロケッツ」「土田雅人」「元木由記雄」「アンドリュー・マコーミック」「箕内拓郎」「アンドリュー・ミラー」。

ラグビー感動の物語『勇気と献身』第二弾。一時代を築いた名選手が去っても若い力が芽生え、次の物語が生まれ続ける。『新たな舞台へ』は、ワールドカップ・オーストラリア大会後の2004年から今回のワールドカップに挑むまで。主な登場人物は、「佐藤友重」「龍啓之助」「ロペティ・オト」「穂坂亘」「大久保直弥」「村田亙」「冨岡鉄平」「大畑大介」「四宮洋平」「ジョン・カーワン」。

ラグビー感動の物語『勇気と献身』第三弾。2007、2011年Ｗ杯で1勝もできずに大会を終えた日本代表。しかし、そのフィールドに立った闘士たち…ジャパンのみならず世界のトップラガーメンたちにとっては、人知れぬ苦闘や思いが秘められていた……！　主な登場人物は、「松田努」「大畑大介」「大久保直弥」「大西将太郎」「菊谷崇」「アグスティン・ピチョット」「ソニービル・ウィリアムズ」「フーリー・デュプレア」。

ラグビー感動の物語『勇気と献身』第四弾。前回シリーズから6年、日本ラグビーは2度のＷ杯での屈辱を乗り越えて新たなる時代へと羽ばたこうとしている。2019年Ｗ杯日本開催へ向け、世代交代は始まった……！　主な登場人物は、「伊藤剛臣」「栗原徹」「後藤翔太」「畠山健介」「田中史朗」「堀江翔太」「山田章仁」「豊島翔平」「藤田慶和」「竹中祥」「松島幸太朗」。

ラグビー感動の物語『勇気と献身』第五弾。ワールドカップ全ての大会に出場しながら2011年の第7回大会までわずかに1勝の日本代表だったが、日本のトップリーグでも監督の経験があるエディ―・ジョーンズ・ヘッドコーチが就任し、4年後の第8回大会で、過去優勝2回の南アフリカ代表を破る「ブライトンの奇跡」を起こし大会3勝を挙げた。惜しくも初の決勝トーナメント進出は逃したものの、その戦いは日本のラグビーファンだけではなく世界中の人々を驚かせ、感動を呼んだ。その4年間の道のりを、代表選手の目線や強化試合のレポートなど全12話で綴るドキュメンタリー。