「まんま、まんま」と泣き叫んでいたあの三女・チーがついに幼稚園を卒業。6才になったとはいえまだまだワガママで泣き虫なのに、卒園式ではまぶしいくらいに立派に見えます。そんなチーに、母も父も涙があふれて止まりません。長女のフー、次女のスーもそれぞれ10才、8才となりすっかりお姉ちゃんになりました。でも、おっぺけパワーは相変わらず。新しい四字熟語を考えてくるといって机に向かい「食・パン・一・枚」と真剣につぶやく長女フー。三女を相手にNHKの「おはよう日本」ごっこをやっている次女・スー、何を言うのかと思いきや「為替と株の値動き」を「買わせてカブのねうごきです」。
(C)Purittu Matsumoto
550円〜748円(税込)
ついこの間まで「まんま、まんま」と泣き叫んでいた「妖怪まんま小僧」の三女チーが、この巻で初めて保育園のお泊まり会へ。心配する母をよそに「バッチコイ」で参加したり、母に叱られて泣き出す次女を「スー、泣かないで! 」となぐさめたり。究極の照れ屋さんの次女スーは、初めての運動会で一生懸命にダンスを踊って最近涙もろくなってきた母をウルっとさせます。長女のフーは相変わらずの脳内メルヘンながら、次女に嫌いなものを食べるときのコツ(的外れな)を教えたり。改めて、子どもは日々成長していくものだということを教えてくれます。巻末の解説はアニメ「うちの3姉妹」のテーマソングを作詞/歌唱したNoriaさん。
まだ幼稚園に通っている頃、将来は「オーロラ姫になる」といっていた脳内メルヘンの長女・フーは7歳の誕生日を迎え「将来漫画家になる」と言って張り切っています。泣き虫で自由人の次女・スーは新年の抱負で「お風呂場でチーが転ばないように見てる」と言って、成長を感じさせます。かつての「まんま小僧」全盛時代ほどではないけど、相変わらずなんでも「ためたい(食べたい)」三女・チーはすっかりおしゃべりが達者になり、次女を叱っている母の肩を叩き、「うるせっちゅーの」と仰天発言して母を驚かせます。文庫解説は、熱心な「3姉妹ファン」だという、老舗かつお節会社「にんべん」の社長・高津克幸氏です。
ベストセラーの文庫版シリーズもいよいよ佳境に。この8巻では、薄毛の三女チーのヘアスタイルがようやくリニューアル、でもプレゼントのことを「ちゅべれんと」と言ったりまだまだ幼い。幼稚園の年中さんになった次女はお姉さんぶりたいお年ごろか、チーを相手に「お説教ごっこ」。長女のフーはおっぺけぶりに加えて意外に負けず嫌い、車の中のしりとりでスーに負けて半べそかきながら悔しがる。巻を追うごとに3人それぞれの成長ぶりを楽しめるのも本シリーズの特色です。もちろん母のツッコミもますます冴え、「これ、使える」と思わせるものもたくさん出てきます。文庫解説は、ご自身も3人の娘を持つ母である歌手の荻野目洋子さんです。
日々成長する爆笑3姉妹。三女・チーは3歳になり、数も覚え始めました。でも、数えられるものはすべて3人。トイレでも「うんち、3人でた」なのです。次女スーはあいかわらずマイペース。こどもチャレンジで「にく」とルビがふってある「国」を「にく」と読んで「いみわかんない」と言い放つ。そして夢見る勘ちがいガールの長女のフーは、大変ながんばりやさんでもある。札幌のとびうおと異名をとった母の特訓で水泳の猛練習。その懸命な顔もなぜかおかしいのはさすがにフーちゃん! 解説は2男1女の母でもあり、「うちの3姉妹」のおかげで子育てに悩んでいるときも元気づけられたというミュージシャンの相川七瀬さん。
好評の文庫版もいよいよ10巻。あのまんま小僧だったチーも、「しんじよーない(信じられなーい)」などとおしゃまなことを言うようになりました。でも「タヌキはなんてなくの」と聞かれて「たぬたぬ」と予想外の答えで母をあきれさせるのも相変わらず。「いーでそべつに」のせりふで人気の次女スーは、いつものようにわけのわからない一人遊びに夢中。長女フーのおっぺけぶりも健在ですが、今回は毎日もくもくと逆上がりを練習しとうとう一人でやりとげ、母をジーンとさせる一幕も。すっかり人気キャラクターになったばあばも持ち味全開。解説は、発達心理学の講義に「うちの3姉妹」をとり入れている大学講師の永盛善博さん。
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