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2076年7月4日、圧政に苦しむ月世界植民地は、地球政府に対し独立を宣言した! 流刑地として、また資源豊かな植民地として、月は地球から一方的に搾取され続けてきた。革命の先頭に立ったのはコンピュータ技術者マニーと、自意識を持つ巨大コンピュータのマイク。だが、一隻の宇宙船も、一発のミサイルも持たぬ月世界人が、強大な地球に立ち向かうためには……ヒューゴー賞受賞に輝くハインライン渾身の傑作SF巨篇。
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月の住民が地球連邦軍から独立するための革命を描いた話。
『2001年宇宙の旅』の“HAL9000”もそうですが、本作に出てくる高性能コンピュータ“マイク”も自我をもって人とコミュニケーションをし、自らを守るためにプロテクトする。あれ?サイ●パス?
うっかり“マイク”と話せちゃったばかりに、革命運動のリーダーになってしまった主人公。(まきこまれ型&楽観的という昨今のラノベ的主人公。ただしハーレム展開なし。)
50年前過去に書かれた未来の作品なのに驚くくらい今のことが書かれてます。電子投票システムや貨幣システム、等価交換。自由を約束した権力者はやっぱお金が足りないので空気税を取りますとか。
ところで本作で有名になったアルゴリズムの定義「フリーランチ理論」はご存知でしょうか?「無料の昼食なんて甘い話はない」。代償を支払う能力と覚悟なき者は何も得られないという意味です。これひとつとっても深い話。おごりには意味があるってことですね。
2013/10/08