毎月の天文現象を最新データで紹介
特集は2021年最も注目の天文現象、5月26日皆既月食。5月26日の宵、全国で見ることができる月食です。
この日は今年もっとも大きく見える満月、いわゆるスーパームーンで、見応えも期待できる現象です。
特集では、月食について知って起きたい事前情報、肉眼で観察するための月食の知識と観察方法、カメラやスマホで月食を撮影するための撮影方法も詳しく紹介。
スーパームーンの皆既月食大特集号です。
そのほか、6月に観測できる木星の四大衛星・相互の現象、ブラックホールの偏光観測の速報、ソニー注目のフラッグシップ機「α1」のレビュー、天体写真撮影用制御ソフト「N.I.N.A」.などを紹介します。
【特集】
知る・見る・撮る!
5月26日 スーパームーンの皆既月食/榎本 司
木星の四大衛星・相互の現象2/早水 勉
ブラックホール周辺の偏光観測に成功/荒舩良孝
ソニーα1でとらえた星空/沼澤茂美
【TOPICS】
皆既月食をスマホで撮るには?/打海将平
月のある絶景/榎本 司
集中連載「月・惑星」高画質画像撮影法/山崎明宏
天体画像処理あれコレ/西條善弘
リーマンサット・プロジェクト/鬼頭佐保子
天文ガイドバックナンバー電子版企画のお知らせ
【THE SKY】
6月の星空と天体観測/藤井 旭
【NEWS&EVENT】
ASTRO NEWS/石崎昌春,塚田 健,内藤誠一郎
TG情報局(新製品情報ほか)
ASTRO SPOTS+全国天文イベント情報
【天体写真】
読者の天体写真 観測ガイド
入選者の声(最優秀賞受賞者手記)
【連載】
星雲・星団案内/津村光則
天文学コンサイス/半田利弘
星雲・星団撮影入門/中西アキオ
T.G.Factory/西條善弘
読者Space!
マサが行く!
柳家小ゑんのエントロピーガイア!/柳家小ゑん
今日からロケッティア!/足立昌孝
宇宙天気/篠原 学
星のある場所/森 雅之
【観測ガイド】
天文データ/相馬 充
流星ガイド/長田和弘
星食ガイド/広瀬敏夫
変光星ガイド/大島誠人
変光星の近況/広沢憲治
太陽黒点近況/時政典孝
小惑星ガイド/渡辺和郎
人工天体ガイド/橋本就安
惑星の近況/堀川邦昭、安達 誠
彗星ガイド/中野主一
(C)誠文堂新光社
■【星の楽しみを教えてくれた 藤井 旭さん-その活動を振り返る 前編】
久幸美雄、阿部 昭、冨岡啓行、協力:岡田好之
2022年末に逝去された藤井 旭さんの活動を振り返ります。
藤井 旭さんは1960年代から天体写真家・イラストレーター・文筆家として星の世界で活躍、
本誌「天文ガイド」では毎月の星空案内記事,小社刊行の書籍『藤井 旭の天文年鑑』をはじめ、
長年にわたり記事を執筆,多数の書籍を刊行されました。
一般的なカメラによる天体写真撮影の普及,白河天体観測所の開設や
“星まつり”の原点ともいえる「星空への招待」の開催など、
その活動は多くの天文ファンに影響を与えました。
そんな「星空の楽しみ方」を伝え続けた藤井 旭さんの活動を、
今月から数回にわたり、活動をともにした人々の手記で振り返ります。
また、天文ガイドに掲載された藤井さんの記事も紹介していきます。
■【C/2022 E3 ZTF彗星を追う】
津村光則
2022年末~2023年始にかけて増光したC/2022 E3 ZTF彗星。
淡いながらもイオンの尾をひき、
ダストテイルとともにその構造を刻々と変化させました。
注目の彗星の変化の様子を津村光則さんの観測画像とレポートで紹介します。
■【3月24日金星食、4月20日金環皆既日食情報】
中西アキオ、編集部
3月24日に金星食が見られます。暗い空で見られる金星食としては、
2012年8月14日以来11年ぶり。今回は九州南部と南西諸島で起こります。
この金星食の詳しい情報を紹介します。
さらに、4月20日にはオーストラリアや東ティモールで金環皆既日食が起こります。
天文ガイドでは、金星食の観測ツアー(講師・中西アキオ氏)と
金環皆既日食を観測するための豪州ツアーを企画しました。
現地での観測情報と観測ツアーについて紹介します。
■【天体観望&撮影 おすすめグッズ2023】
小林幹也、成澤広幸、竹本宗一郎、清末友洋、打海将平
天文家がおすすめする天体観望&撮影に役立つグッズを紹介。
防寒グッズをはじめ、天文家が実際に使用している観測を快適にするアイテムを
紹介します。いずれもこの冬の観測におすすめグッズです。
815円〜1,100円(税込)
■【星の楽しみを教えてくれた 藤井 旭さん-その活動を振り返る 前編】
久幸美雄、阿部 昭、冨岡啓行、協力:岡田好之
2022年末に逝去された藤井 旭さんの活動を振り返ります。
藤井 旭さんは1960年代から天体写真家・イラストレーター・文筆家として星の世界で活躍、
本誌「天文ガイド」では毎月の星空案内記事,小社刊行の書籍『藤井 旭の天文年鑑』をはじめ、
長年にわたり記事を執筆,多数の書籍を刊行されました。
一般的なカメラによる天体写真撮影の普及,白河天体観測所の開設や
“星まつり”の原点ともいえる「星空への招待」の開催など、
その活動は多くの天文ファンに影響を与えました。
そんな「星空の楽しみ方」を伝え続けた藤井 旭さんの活動を、
今月から数回にわたり、活動をともにした人々の手記で振り返ります。
また、天文ガイドに掲載された藤井さんの記事も紹介していきます。
■【C/2022 E3 ZTF彗星を追う】
津村光則
2022年末~2023年始にかけて増光したC/2022 E3 ZTF彗星。
淡いながらもイオンの尾をひき、
ダストテイルとともにその構造を刻々と変化させました。
注目の彗星の変化の様子を津村光則さんの観測画像とレポートで紹介します。
■【3月24日金星食、4月20日金環皆既日食情報】
中西アキオ、編集部
3月24日に金星食が見られます。暗い空で見られる金星食としては、
2012年8月14日以来11年ぶり。今回は九州南部と南西諸島で起こります。
この金星食の詳しい情報を紹介します。
さらに、4月20日にはオーストラリアや東ティモールで金環皆既日食が起こります。
天文ガイドでは、金星食の観測ツアー(講師・中西アキオ氏)と
金環皆既日食を観測するための豪州ツアーを企画しました。
現地での観測情報と観測ツアーについて紹介します。
■【天体観望&撮影 おすすめグッズ2023】
小林幹也、成澤広幸、竹本宗一郎、清末友洋、打海将平
天文家がおすすめする天体観望&撮影に役立つグッズを紹介。
防寒グッズをはじめ、天文家が実際に使用している観測を快適にするアイテムを
紹介します。いずれもこの冬の観測におすすめグッズです。
■【特集:南極老人星カノープスを見よう】
牛山俊男
低空まで晴れ渡った夜、真冬の星空を彩る7つの1等星が正中する中、
そのはるか南に姿を現わすもう一つの1等星が、りゅうこつ座のカノープスです。
カノープスはシリウスに次いで全天で2番目に明るい星。
地平線すれすれの低い位置で輝くため、中国では、
見ることができると縁起の良い“南極老人星”と言われています。
観測シーズンを迎えるカノープスを見る・撮るためのガイドを紹介します。
■【3月24日金星食、4月20日金環皆既日食情報】
中西アキオ、編集部
3月24日に金星食が見られます。暗い空で見られる金星食としては、
2012年8月14日以来11年ぶり。今回は九州南部と南西諸島で起こります。
この金星食の詳しい情報を紹介します。また、天文ガイドで企画中の観測ツアー
(講師:中西アキオ氏)についても紹介します。
さらに、4月20日にはオーストラリアや東ティモールで金環皆既日食が起こります。
天文ガイドでは、この日食を観測するためのツアーを企画しました。
現地での観測情報と観測ツアーについて紹介します。
■【ZWO AM】5赤道儀レビュー】
沼澤茂美
惑星撮影用のCMOSカメラで知られるZWO社。
同社からリーズナブルな価格で登場したAM5赤道儀は、
波動歯車装置を搭載し、スマートWi-Fiコントローラーと組み合わせることで、
簡単かつ確実に快適な天体撮影環境を実現します。
話題の赤道儀の多様な機能と使い方を紹介します。
■【ふたご座流星群2022速報】
長田和弘
2022年のふたご座流星群は活発な活動を見せ、明るい火球も多く出現しました。
各地の観測報告から今回の観測結果をまとめ、速報で紹介します。
また、編集部に届いた流星群をとらえた画像も紹介します。
■【はやぶさ2拡張ミッションのフライバイ天体による恒星食 観測協力者募集】
平林正稔,吉田二美
小惑星リュウグウのサンプルを地球に送り届けた「はやぶさ2」。その後、
「はやぶさ2」は2031年までの「拡張ミッション」としてさまざまな観測を予定しています。
拡張ミッションの行程で「小惑星2001CC21」のフライバイを行いますが、
2001CC21は2023年1月~3月に7回の恒星食が起こります。
現在、JAXAでは2001CC21のさまざまな観測を進めていますが、
その一つとしてこの恒星食の観測協力を広く呼びかけています。
本稿では、この恒星食の情報と、観測協力の参加方法を紹介します。
■【特別付録】
1月特大号付録は「2023年アストロカレンダー」。
12ヵ月の星空風景と天文現象を掲載。観測計画に役立つミニカレンダーです。
■【特集:2023年注目の天文現象】
沼澤茂美、脇屋奈々代
2023年に要注目の天文現象をダイジェストで紹介します。
2023年に前半に見られる金星と木星の接近や金星食、18年ぶりに夜間で見られるアンタレス食、
好条件のペルセウス座流星群とふたご流星群、部分日食、部分月食など、
2023年の見逃せない天文現象をまとめてチェック!
■【全天周映像で見る古天球儀の世界】
齋藤正晴
17世紀に製作された古天球儀を高精細画像でとらえ、
プラネタリウムの全天周ドームで投影した多摩六都科学館の試みを紹介。
古天球儀の画像とデジタルプラネタリウムの星を重ねると、
驚くべき正確さで描かれていることもわかりました。
1月18日に同館で上映されるプログラム「古天球儀の世界」を
いち早く誌面でビジュアルに紹介します。
■【各地でとらえた11月8日の皆既月食】
11月8日の皆既月食は月食の全経過を見ることができ、
見やすい時間帯&高度で起こる好条件の月食でした。
当日は天候に恵まれて、多くの人が月食の月を見上げ、大きな話題となりました。
天文ガイド編集部に多数届いた皆既月食と天王星食の写真を紹介します。
■【小惑星ディディモス、小惑星ファエトンによる掩蔽観測成功】
瀧本麻須美、早水 勉
NASAの探査機「DART」は小惑星ディディモスの衛星・ディモルフォスへの衝突実験に成功。
そのディディモスは推定直径780mほどの小惑星ですが、
この10月に日本人の観測チームが掩蔽の観測に成功しました。
同じ10月に、ふたご座流星群の母天体である小惑星ファエトンによる掩蔽(恒星食)の
観測にプロ・アマの観測者からなる日本人チームが成功しました。
快挙といえる成果となった2つの観測について紹介します。
■【2023年4月20日金環皆既日食情報】
天文ガイド編集部
2023年4月20日に起こる金環皆既日食(日本国内では部分日食)。
天文ガイドではオーストラリアのエクスマウス付近、東ティモールでの
観測ツアーを企画しています。現地での日食の様子などを紹介します。
■【特集:火星の表面模様の観測好期 12月1日火星が地球に最接近】
/熊森照明、榎本 司、安達 誠
12月1日に地球最接近となる火星。今回は地球に8145万kmまで接近し、
視直径は最大17.2秒、-2.0等まで明るくなると予報されています。
2年2ヵ月ぶりに接近し、観測好期となる火星の観測ガイドを紹介します。
また、9月後半に火星表面のダストストームが発生しました。
その後ダストストームは終息に向かいつつありますが、
最新の撮影画像とともにその様子も紹介します。
■【サイトロンジャパン天体写真コンテスト2022入賞作品発表】
/渡邉 晃、沼澤茂美、成澤広幸
昨年、サイトロンジャパン創立60周年を記念して開催された天体写真コンテスト。
その第2回となる「サイトロンジャパン天体写真コンテスト2022」が開催されました。
厳正な審査を経て決定した入賞作品を天文ガイド誌上で発表します。
■【プラネタリウム誕生から100年】
/塚田 健
2023年10月21日は、近代的な光学式プラネタリウムが誕生して100年。
1923年の同日にドイツ博物館でプラネタリウム「ツァイスI」が試験公開され、
その後、全世界へとプラネタリウムは広まっていきました。
プラネタリウム100周年を記念して、
今号よりシリーズでプラネタリウムの話題を紹介していきます。
■【米子高専科学部がタイーコイズフリンジをとらえた!】
/米子高専科学部、竹内彰継(同部顧問)
米子工業高等専門学校科学部は本誌「読者の天体写真」でもたびたび入選し、
部の活動として精力的に天体観測に取り組んでいます。
同部では2021年11月19日の月食を分光観測し、
観測結果の解析から、ターコイズフリンジのスペクトルを
とらえることに成功しました。観測レポートを紹介します。
【特集】
〇好条件の月食と月食中に見られる天王星食
11月8日の皆既月食と天王星食/沼澤茂美
11月8日の宵から深夜にかけて皆既月食が見られます。
皆既の継続時間が約1時間半と長く、
半影月食を含めた月食の行程のすべてが見られる好条件の月食です。
そして、月食の最中に天王星が月に隠される「天王星食」が起こる特別な月食です。
今回の月食の詳しい予報と観測のためのガイド、注目のターコイズフリンジの見え方、
月食中の天王星食の予報を紹介します。
〇初めての皆既月食撮影/成澤広幸
好評連載中「星空撮影QUICKガイド」では、
今回初めて皆既月食を撮る人向けの撮影ガイドを紹介。
撮影地の選び方、月を大きく撮るクローズアップ撮影方法、
月食の進行に合わせた撮影などをわかりやすく紹介します。
〇半世紀ぶりの有人月着陸を目指す
「アルテミス計画」本格始動!/塚田 健
アポロンの妹である月の女神の名を冠した「アルテミス計画」は
半世紀ぶりとなる有人月着陸を目指す月探査計画です。
アルテミス1ミッションのためのロケット打ち上げから、
その後のスケジュール、目指す将来的な展望まで、
歴史的ミッション「アルテミス計画」の概要を紹介します。
〇全天周映像で見る縄文時代の星空/齋藤正晴
多摩六都科学館で「大人向けプラネタリウム」として制作された生解説番組、
「縄文時代の星空」が11月に投影されます。
約5000年前、西東京市にある同館の夜空では南十字星も見えた。
そんな、縄文時代の星空を地元の下野谷遺跡のVR映像をもとに番組で再現。
全天周映像で体験しながら、当時の星空について知ることができます。
縄文時代の星空と番組の概要を紹介します。
〇胎内星まつり2022レポート/井川俊彦
2022年もオンラインで開催された「胎内星まつり」。
今回で3回目となったリモートによるプログラムをレポートします。
メーカーによる新製品・開発製品紹介にも注目です。
付与コインの内訳
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