[作品について]久助君という少年を主人公とした、いわゆる〈久助もの〉の一つ。晩秋の冷たい川に、どれだけ長く入っていられるものか、久助君たちは競う。勝ったのは、兵太郎君。だが、少年たちの遊びには死の気配が迫り、久助君は長い長い悲しみの日々を過ごすことになる。そして翌年の初夏、兵太郎君が…。〈久助もの〉には他に、『久助君の話』、『嘘』がある。 この作品を含む以下の8作品は、著者が生前に編んだ唯一の童話集「おぢいさんのランプ」(有光社、1942(昭和17)年10月10日)に収録されていた。 「川」(新字新仮名) 「嘘」(新字新仮名) 「ごんごろ鐘」(新字新仮名) 「久助君の話」(新字新仮名) 「うた時計」(新字新仮名) 「おぢいさんのランプ」(新字新仮名) 「貧乏な少年の話」 「あとがき」(新字旧仮名) 「おぢいさんのランプ」[文字遣い種別]新字新仮名