筆者(森川海守(もりかわうみまもる):本名舟木賢徳)が2006年に著書として初めて世に問うた「レジ袋の環境経済政策」で有料化を提唱するきっかけとなったのは、今から20年前の1999年11月に敢行したヨーロッパ7ヶ国を巡る旅である。ヨーロッパのレジ袋の有料化状況と、河川の護岸の有り様を調査し、その合間に旅行も楽しんだ。スイスで、スキーも敢行している。この旅の後、著者は日本全国に講演に回り、雑誌に記事・論文を発表し、これがきっかけとなって、レジの有料化が成し遂げられた。いわばレジ袋有料化の原点となった旅である。
本書は間違いなく面白いし、またためになると著者は断言する。是非手に取って著者の旅に一喜一憂していただければと思う。本稿では、個人旅行記を主として、ヨーロッパのスーパーのレジ袋の有料化や水辺の護岸の様子を調べた調査結果を散りばめていこうと思う。パックツアーはなんの気兼ねもなく楽しめていいのだろうが、毎日が事件続き、一騒動の個人旅行も捨て難いものがある。その騒動の中に、その国の事情が透けて見える。どんな騒動があったのか、まじめな話しと、筆者のずっこけ旅、それに旅のガイド、これらが相交ぜになった旅行記をお楽しみ下さい。これから旅行する人には大変参考になることでしょう。特急列車やホテルの日本や現地での予約の仕方、バスや電車の乗り方、スイスでスキーを楽しむ方法。7ヶ国をどうやって巡るかなどなど。
なお、20年前の旅行ではあるが、2021年現在のレジ袋の有料化の状況やごみ事情は調査して追記してあるので、読者の方はこれも参考となると申し述べたい。