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文芸

カルテット

著者
山中與隆
編集
山中伶子

あらすじ・内容

シリーズの最後の作品。主人公の冒頭の言葉。「これは、僕がアマチュアのストリング・カルテットを立ち上げるまでの話である」


 物語初め頃、弦楽愛好家達がよく遭遇する、公民館でクリスマスコンサートを依頼されたときの選曲問題についての非常に詳しい記述が面白い。実際に弾いてみながらプログラムを考えていく場面である。
 また、予想に反して主人公のヴィオリストの腹案とは異なる四重奏団が結成される。
 加わった3人はいずれも若く美しい女性達で、シリーズ最後を飾るにふさわしい華やかなカルテットとして登場する。その行方は如何に?


著者紹介 ー1939年~2021年ー
著者プロフィール(2020年5月)より
 「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
 書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
 ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」

作品情報

シリーズ
String Fiction Series
著者
レーベル
Duo-Yamanka文庫
出版社
Duo-Yamanka文庫
カテゴリ
文芸・小説
ページ概数
39
配信開始日
2022/10/14
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
  • iPhone / iPad
  • 推奨環境

ジャンル

ページ概数

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「String Fiction Series」シリーズ作品一覧(全12冊)

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  • 文芸 弦楽四重奏団a

    これは、アマチュアとしてはかなりの実力をもっていて、数年間安定して活動を続けている弦楽四重奏団の話である。
     趣味の世界とはいえ、真剣に取組む4人の四重奏メンバー。厳しいアンサンブルの練習の場面は、同好の諸氏の共感を呼ぶであろう。例え小さくとも練習の成果の発表の場の存在は、困難な弦楽器練習への意欲を湧かせるものだ。そして努力の結果与えられる聞き手による喝采はメンバーの大きな喜びなのだ。
     この作品では2つの弦楽四重奏曲、ドヴォルザークの「アメリカ」とベートーヴェンの「ラズモフスキー第2番」に取組む練習の場面が取り上げられている。
     そんな華やいだ場面とは裏腹に、人間社会につきものの男女間のロマンスが、弦楽の趣味の世界のこのフィクションシリーズでは普通に起こるのだ。
     出来た不倫事件の結果、平気で四重奏に必要不可欠なメンバーが失われる。そこであらためて、カルテットは1人でもメンバーが欠けると成立しないことを思い知らされる。
     事件の最終的な結果は様々である。「弦楽四重奏団a」ではどうなるのだろうか?

     
    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」

  • 文芸 弦楽四重奏団b

    あらすじ
     弦楽器愛好家である天野弦人が主人公。物語の前半では、彼がバイオリンを愛するようになった幼少期のきっかけが語られる。京都で聴いた「バッハの無伴奏バイオリン・パルティータ第3番」は、本文には記されていないが実はロシア出身のヴィクトリア・ムローヴァの演奏だった。読むにつれてその素晴らしい生演奏を聴いた時の感動が伝わってくる。
     後半では弦人の音楽三昧の後半生で、タイトルにある「弦楽四重奏団b」を立上げて活動する様子が詳しく描かれている。
     ここでも「ドヴォルザークの弦楽四重奏曲アメリカ」が取り上げられており、メンバーの音楽に対する取り組みは真面目である。四重奏団は上手くいくかに見えた。
     しかし、ここでもString Fiction Seriesの1に続いて、またもや不倫事件が起こる。
     事件の最終的な結果は様々である。「弦楽四重奏団b」ではどうなるのだろうか?

     
    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」

  • 文芸 親和力


     主人公が新しく弦楽合奏団に入団する場面から物語は始まる。ここで取り上げられているのは「スークの弦楽セレナード」。4大弦楽セレナードの1つとか。中でも演奏は難しいらしい。作曲者のスークは、有名なドヴォルザークの娘婿。結婚前の若い時の作品で、非常に爽やかな曲だ。
     主人公のチェロ弾きは、大規模アマオケをやめてまでこの曲を弾いてみたかった。
     夫婦の間はうまくいっているのに、家庭持ちのその男は爽やかなスークのセレナードの渦に飲み込まれ、魔性の女の元へと惹かれて行く。

    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」

  • 文芸 トリオ・ソナタ

    内容紹介
     その男はめっぽう室内楽好きで、新しい赴任地で早速四重奏を始めようと、その地味な聡子を誘いメンバー集めを頼む。一応メンバーが決まるが、ヴィオラが仕事上多忙でまともに練習に集まれず、ヴィオラ欠乏状態に苦しむ。
     自然な帰結として、残りのメンバーで、弦楽三重奏で演奏できる名曲、バッハのトリオ・ソナタをやる羽目になる。聡子は地味な上にバイオリンの演奏も冴えない。
     本シリーズで例の如く、この素晴らしいバッハの曲の練習風景が詳細に描かれており、特に冴えない聡子の演奏や心理状態が良く表されている。読んでゆくにつれて、同好の氏なら一度この曲を聴いてみたり、あるいは弾いてみたくなるかも知れない。
     何度かは4人集まることが出来たが、結局ヴィオラの欠けたまま日が過ぎていった。読む方は「何とか4人集まれ!」と応援したくなるが。。。 この事実上の「弦楽三重奏団」はその後どうなるだろう?晴れて「四重奏団」になることができるのか?
     背後では、驚いたことにバツイチの冴えないバイオリン女性とイケメンのチェロ男性との間にロマンスが生まれる。
     さらに物語は進展してゆく。。。 
     
    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」

  • 文芸 不協和音

    音楽好き達が作るアマオケやカルテットの大小の組織の中で発生する様々な軋轢が、一つの物語としてクールな語り口で次々と流れ出してくる。
     最初に現れるのはアマオケ「阿弥響」の選曲会議の場面。同好の氏達は初めはどのオケでも「あるある」と思うシーン。しかしこの「阿弥響」では、荒れた会議の末に、ブラームスではなくマーラーの交響曲、しかも難曲の所謂「マラ五」が決まり、それが元でオケは大きな困難を背負うことになる。コンマスの柏木はイジメまがいの圧力に負けて退団する。紆余曲折を経て後、オケは定演をどうやって乗り越えた?
     二つ目のテーマは、「阿弥響」の柏木を含む主力団員が作って活動しているアマチュア弦楽四重奏団の話である。彼らが真剣に取組む日々の活動の中に発生するちょっとした行き違いが、ここでも四重奏団を休止に追い込む。
     この四重奏活動での詳しい練習風景としてモーツアルトの「不協和音」が取り上げられている。どうしたら想い描くイメージを聴き手に伝えられるか?参考にする演奏として、エマーソン・カルテットが登場する。
     休止に追い込まれた四重奏団はその後復活するのか?或いは消滅するのか?

    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」

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