常に偽らざる自己を語って、変遷めまぐるしい今世紀を生きてきた、一私小説家の文学私史的自伝。野間文芸賞受賞作。現代文学を側面から解き明す、発見と手掛りにみちた書として、評価も高い。全四巻。本巻では、「暢気眼鏡」執筆前後から芥川賞受賞のこと、さらに暗い戦争の時代へ、そのさなか病にたおれ故郷に帰るまでのことが、綿密につづられている。
各550円 (税込)
常に偽らざる自己を語って、変遷めまぐるしい今世紀を生きてきた、一私小説作家の文学私史的自伝。現代文学を側面から解き明す手掛りと発見にみちた書として、評価も高い。野間文芸賞受賞作・全4巻。本巻では、志賀直哉作品との運命的な出会い、早稲田高等学院時代、大震災前後、「主潮」創刊のころ、幼少年期の回想などが綴られる。
常に偽らざる自己を語って、変遷めまぐるしい今世紀を生きてきた一私小説家の文学私史的自伝。野間文芸賞受賞作。現代文学を側面から解き明す手掛りと発見にみちた書として評価も高い。本巻では、「主潮」以下の同人誌時代、書けずに苦しんだ“新進作家”の頃、志賀直哉を追うようにして行った奈良での日々などが綴られる。
常に偽らざる自己を語って、変遷めまぐるしい今世紀を生きてきた一私小説家の文学私史的自伝。野間文芸賞受賞作。現代文学を側面から解き明す手掛りと発見にみちた書として評価も高い。本巻では、結婚前後の経緯、西鶴現代語訳の苦心、同人誌「小説」のことなどを録し、小林多喜二の志賀直哉訪問時期の真相を丹念に追究する。
常に偽らざる自己を語って、変遷めまぐるしい今世紀を生きてきた、一私小説家の文学私史的自伝。野間文芸賞受賞作。現代文学を側面から解き明す、発見と手掛りにみちた書として、評価も高い。全四巻。本巻では、「暢気眼鏡」執筆前後から芥川賞受賞のこと、さらに暗い戦争の時代へ、そのさなか病にたおれ故郷に帰るまでのことが、綿密につづられている。
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