【電子版巻末にはajimita先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
『親友・千尋へ。もし俺の身に何かあったら、この手紙を渡して欲しい』
真琴と千尋が契約夫婦として、鎌倉の「あやかし屋敷」で過ごす初めての冬。
一通の、宛先不明の手紙が見つかった。
それは千尋の亡き親友で、この屋敷の元所有者・遠原の書いた「遺言」だった。
渡し主のわからないこの手紙と、あやかしに深くかかわる事件が、
不器用に育まれつつあった夫婦二人の絆を大きく揺るがすことに――!?
これは、想いの伴わない「契約が」、
かけがえのない「約束」へと変わっていく物語。
(C)2024 Yu Sumimoto (C)2024 MICRO MAGAZINE, INC.
748円〜803円(税込)
【電子版巻末にはajimita先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
『親友・千尋へ。もし俺の身に何かあったら、この手紙を渡して欲しい』
真琴と千尋が契約夫婦として、鎌倉の「あやかし屋敷」で過ごす初めての冬。
一通の、宛先不明の手紙が見つかった。
それは千尋の亡き親友で、この屋敷の元所有者・遠原の書いた「遺言」だった。
渡し主のわからないこの手紙と、あやかしに深くかかわる事件が、
不器用に育まれつつあった夫婦二人の絆を大きく揺るがすことに――!?
これは、想いの伴わない「契約が」、
かけがえのない「約束」へと変わっていく物語。
「鍋の中でコトコトと野菜が煮込まれていくような、心の解ける音が聞こえる小説です」
――額賀澪(作家)
「――お願いです。なんでもしますから、私をお嫁にしてください」
18歳になり、叔父夫婦の家を追い出されることとなった七瀬真琴(ななせ・まこと)。
「――契約として、結婚しませんか。
七瀬さんには一緒に家を守ってほしいのです」
そんな彼女に、肩の上に「誰も見ることのできない猫」を乗せた作家・英千尋(はなぶさ・ちひろ)はそう切り出した――。
これは、鎌倉の「あやかし屋敷」を舞台に、
あやかしに好かれない作家と、あやかしに好かれるお人よしの「契約夫婦」が、
友人から預かった大切なその屋敷を守りながら、心惹かれあっていく物語。
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