「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最悪の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤……。シリーズすべてを貫く伏線の楽譜(スコア)は絡まり合い、一気に奔流(クレッシェンド)をはじめる! <戯言シリーズ>、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、ついに大団円(フィナーレ)!
649円〜1,100円(税込)
「……具体的に、あなたは何の研究をしているのですか? 木賀峰助教授」 「死なない研究――ですよ」 永遠に生き続ける少女、円朽葉をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた“戯言遣い”こと「ぼく」は、骨董アパートの住人・紫木一姫と春日井春日とともに京都北部に位置する診療所跡を訪れる――が、そこに待ち受けていたのは凄絶な「運命」そのものだった! “殺し名”第1位の「匂宮」が満を持して登場!
「よう――俺の敵」 “世界”を、そして“物語”を終わらせるため、「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”に「狐面の男」はささやく。キーワードは、加速。そして、世界の終わり。何より、物語の終わり。待ち受ける刺客、《十三階段》の向こう側にある“終わり”の果てにあるものは――!? シリーズ最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作の前奏曲がついに奏でられる!
「――諸手をあげて、喜べよ」人類の最終存在、橙なる種・想影真心を伴って、「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”の前に「狐面の男」は現れる。バックノズル、ジェイルオルタナティブ……。“運命”の最悪の傍観者たる彼が唱える“世界の法則”は、この世の“真理”そのものなのか!? シリーズ最終楽章となる『ネコソギラジカル』3部作、すべてが予測不可能な主題が激しく錯綜し旋律する、待望の中巻!
「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最悪の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤……。シリーズすべてを貫く伏線の楽譜(スコア)は絡まり合い、一気に奔流(クレッシェンド)をはじめる! <戯言シリーズ>、その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作、ついに大団円(フィナーレ)!
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『西尾維新デジタルプロジェクト』始動!
西尾維新先生の作品が、これからどんどん電子化されますよ!
プロジェクトの開幕を飾るのはもちろん、デビュー作にして第23回メフィスト賞受賞の本作。ここから始まる『戯言』シリーズは魅力的なキャラを多数生みだし、その後の『人間』シリーズ、『最強』シリーズへと派生していく、非常に重要なシリーズです。
独特の言い回しや言葉遊びなど、現在でもオンリーワンな作風はデビューの時点ですでに確立しており、超人バトルでも会話劇でもない、真っ当(?)なミステリー作品となっております。
初めて読んだ当時、その作風や驚愕の謎解きに衝撃を受けて「とんでもない本を読んでしまった…。」と戦慄したのが忘れられません。未体験の方には、是非体験して頂きたいですね。
『戯言』は毎週一冊づつシリーズが配信されていきますので、まさかの【週刊 西尾維新】状態が7月まで続きます。
毎週・毎巻、斬新過ぎる新キャラと、とんでもない展開が待っていますよ!
2016/05/10