「天使よ……」ジェーンのささやく声がした。「天使が降りてきたのよ。MAO……」私は、激しく首を振る。私にはわからない。何もかもがわからない。何をいえばいいのか、どんな顔をすればいいのか、わからない。「デュークとの愛の結晶なのですよ」ミセス・ロイスはいった……。人気大河少女小説『風を道しるべに…』の続編、堂々の最終巻。完結編へと続く。
各550円 (税込)
私は、よくよく田舎に縁があるらしい。乗馬留学のため、はるばるやってきたこのイギリスも、果てしない緑の草原に囲まれた小さな街で暮らすことになった。『ROVER RIDING SCHOOL』。私が入学した学校。イギリス一名門といわれる乗馬学校は、しかし、笑いたくなるほど素朴で質素で何もかもが古くさい……。人気大河小説『風を道しるべに…』の続編ついに刊行! あの感動を、もう一度!!
旧友たちとのクリスマス・パーティーの帰り道は、自然と健太郎と二人になった。私たちは二人とも、かなり疲れていた。足取りも重い。「どうして……」私はつぶやく。「私たちはこうなっちゃったのかしら」私の声は、健太郎にきこえないほど小さくはないのに、彼の耳には届かない。もう何も届かない。人気大河小説『風を道しるべに…』の続編第2巻。
健太郎との恋で悩む私の心のすきまに、デュークは、あっという間もなく忍びこんでいた。恋は、身構える暇すらない。一度のまれてしまったら、絶対的な勢いで流れていくだけ。デュークとの恋を危険だと予言したジェーンの言葉さえ、私の耳には入らない。「愛しているよ。心から……」デュークは私を抱き寄せる。そして……。人気大河少女小説『風を道しるべに…』の続編第3巻! あの感動を、もう一度!!
デュークとは、あれ以来、ばったりと連絡が途絶えてしまった。オックスフォードの駅で別れたのが、私の不安どおり、最後になってしまった。あの時、激しく強く、私を抱きしめた別れ際のデュークの様子には、何か切羽つまった雰囲気が漂っていた。まちがいなく、デュークに何かが起こった。突然、姿を消さなければならない何かが…。人気大河少女小説『風を道しるべに…』の続編、いよいよ佳境に。
「天使よ……」ジェーンのささやく声がした。「天使が降りてきたのよ。MAO……」私は、激しく首を振る。私にはわからない。何もかもがわからない。何をいえばいいのか、どんな顔をすればいいのか、わからない。「デュークとの愛の結晶なのですよ」ミセス・ロイスはいった……。人気大河少女小説『風を道しるべに…』の続編、堂々の最終巻。完結編へと続く。
付与コインの内訳
255コイン
会員ランク(今月ランクなし)
1%
初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用
複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。
会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。
【クーポンの利用について】
クーポン適用後の金額(税抜)に対し初回50%コイン還元分のコインが付与されます。
詳しくは決済ページにてご確認ください。