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実用

中世の秋(上)

あらすじ・内容

二十世紀を代表する歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。

【目次】

第一版緒言

Ⅰ はげしい生活の基調

Ⅱ 美しい生活を求める願い

Ⅲ 身分社会という考えかた

Ⅳ 騎士の理念

Ⅴ 恋する英雄の夢

Ⅵ 騎士団と騎士誓約

Ⅶ 戦争と政治における騎士道理想の意義

Ⅷ 愛の様式化

Ⅸ 愛の作法

Ⅹ 牧歌ふうの生のイメージ

ⅩⅠ 死のイメージ

ⅩⅡ すべて聖なるものをイメージにあらわすこと

史料解題

電子書籍
価格

1,320(税込)

1,200円 (+消費税120円)

付与コイン
12(*詳細)

作品情報

シリーズ
中世の秋(中公文庫)
著者
レーベル
中公文庫
出版社
中央公論新社
カテゴリ
実用
ページ概数
444
配信開始日
2019/8/30
底本発行日
2018/11/25
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
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ページ概数

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実用 中世の秋(下)

著: ホイジンガ

この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、その生涯の最後の時を生き、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、これをつつむ、ここに、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する――、これが、以下のページの主題である。この書物を書いていたとき、視線は、あたかも夕暮れの空の深みに吸いこまれているかのようであった。ただし、その空は血の色に赤く、どんよりと鉛色の雲が重苦しく、光はまがいでぎらぎらする。

 いま、書いたものをよみかえしてみて、こう思う、もうすこし、この夕暮れの空に視線をとどまらせていたならば、にごった色もしだいに澄み、ついにはまったき澄明さにいたったのではなかったか、と。(「第一版緒言」より)

歴史家ホイジンガが、中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。

【目次】

XIII 信仰生活のさまざま

XIV 信仰の感受性と想像力

XV 盛りを過ぎた象徴主義

XVI 神秘主義における想像力の敗退と実念論

XVII 日常生活における思考の形態

XVIII 生活のなかの芸術

XIX 美の感覚

XX 絵と言葉

XXI 言葉と絵

XXII 新しい形式の到来

史料紹介

参考文献

索 引

価格

1,320(税込)

1,200円 (+消費税120円)

「中世の秋(中公文庫)」シリーズ作品一覧(全2冊)

1,320(税込)

  • 実用 中世の秋(上)

    二十世紀を代表する歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。

    【目次】

    第一版緒言

    Ⅰ はげしい生活の基調

    Ⅱ 美しい生活を求める願い

    Ⅲ 身分社会という考えかた

    Ⅳ 騎士の理念

    Ⅴ 恋する英雄の夢

    Ⅵ 騎士団と騎士誓約

    Ⅶ 戦争と政治における騎士道理想の意義

    Ⅷ 愛の様式化

    Ⅸ 愛の作法

    Ⅹ 牧歌ふうの生のイメージ

    ⅩⅠ 死のイメージ

    ⅩⅡ すべて聖なるものをイメージにあらわすこと

    史料解題

    価格

    1,320(税込)

    1,200円 (+消費税120円)

  • 実用 中世の秋(下)

    この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、その生涯の最後の時を生き、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、これをつつむ、ここに、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する――、これが、以下のページの主題である。この書物を書いていたとき、視線は、あたかも夕暮れの空の深みに吸いこまれているかのようであった。ただし、その空は血の色に赤く、どんよりと鉛色の雲が重苦しく、光はまがいでぎらぎらする。

     いま、書いたものをよみかえしてみて、こう思う、もうすこし、この夕暮れの空に視線をとどまらせていたならば、にごった色もしだいに澄み、ついにはまったき澄明さにいたったのではなかったか、と。(「第一版緒言」より)

    歴史家ホイジンガが、中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。

    【目次】

    XIII 信仰生活のさまざま

    XIV 信仰の感受性と想像力

    XV 盛りを過ぎた象徴主義

    XVI 神秘主義における想像力の敗退と実念論

    XVII 日常生活における思考の形態

    XVIII 生活のなかの芸術

    XIX 美の感覚

    XX 絵と言葉

    XXI 言葉と絵

    XXII 新しい形式の到来

    史料紹介

    参考文献

    索 引

    価格

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