椎汝の通う女子校は生徒と教師が結ばれるという伝統があった。まわりは人気教師の宇野誠にチョコを渡したりと浮足立つ中、男っ気もなくしかもバレンタインデーが誕生日という椎汝。そこに友だちからパーティーに誘われ、高校生だということを隠していくことに。そこで若くてかっこいい男性オーナーに会うが、指に似つかわしくない水玉模様の絆創膏が目に留まる。翌日、教師の誠に会うと指に見覚えのある水玉模様の絆創膏が…!?

誘われて行った先のクラブのオーナーが、椎汝の通う女子高の教師・宇野誠だった！　普段は物静かな化学教師の宇野だが、実際は横暴でオレサマな一面を持っていた。椎汝はその事を問い詰め、誰にも言わないことを条件に付き合ってほしいと言い、誠とまさかの恋人同士に!?　誰にもバレるわけにはいかず、こっそりデートをする日々。そして誠の家に行くことになり緊張する椎汝だったがベッドの下から女性物のピアスを見つけてしまい…。それから誠を避けるようになった椎汝だが、彼はあの手この手で近づこうとする！

誠にプロポーズされるも、シーナは断った上に別れると言い出し最後にデートをすることに。しかしそのデートの最後で指輪をプレゼントされ強引に瞬間接着剤でくっつけられてしまう。しかもそれは婚約指輪!?　一度はプロポーズを断ったものの、その気になってきたシーナはOKの返事を返そうとするが、その話はなかった事にしてほしいと言われて…。

別れる寸前にまで陥った椎汝と誠だったが、再び愛を確かめ合い仲が深まった様子。ある日、椎汝の両親が実家の葬式に行くことになり数日家を空けることに。だが、帰る予定日になっても両親は帰ってこない…。外は雷が鳴り響き、一人震える椎汝の元に誠から電話が入り、今すぐ来てほしいと言うが両親がいない今とても危険な状態だということを知る…。

非常勤講師として新しく就任してきた江口。どういうわけか学級委員長の大熊が、椎汝と江口をくっつけようとする!?　大熊に仕向けられ、江口は椎汝にデートに誘う。誠とケンカしてムカムカしていた椎汝はOKの返事をしてしまい遊園地に行くことに。しかし、大熊はその事を誠に伝え、二人の仲を引き裂こうと暗躍していた…!?