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文芸

平安後宮の薄紅姫 二 宮廷去りし皇后宮と伊勢物語

著者
遠藤遼
イラスト
沙月
4.8 レビューを見る

あらすじ・内容

平穏に読書したい薄紅に「後宮を去った皇后宮を連れ戻せ」と密命が下り!?

 <次なる難事は、後宮を出奔した皇后宮を連れ戻すこと――!?> 

 怪異や難事件の駆け込み寺・薄紅の姫。中宮を狙う"鬼"の事件を落着させ、その昼の姿である末席の女房として念願の書司(ふみのつかさ)となった。
 一方、静かに読書にふけりたい夜の薄紅の元には、願いと反して親しくなった晴明の孫・奉親(ともちか)が訪ねて来ては面倒に巻き込んでいく。
 そんなある日、彼女は後宮の蔵書破損をきっかけに密命をくだされる。後宮を去ってしまった皇后宮を連れ戻せ――と。
 後宮の祈祷も担う奉親とともに、この難題に挑むことに。物語知識を駆使するものの、皇后宮は断固として戻ることを拒否し……。

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作品情報

シリーズ
平安後宮の薄紅姫(富士見L文庫)
著者
レーベル
富士見L文庫
出版社
KADOKAWA
カテゴリ
文芸・小説
ページ概数
287
配信開始日
2020/10/15
底本発行日
2020/10/15
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
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シリーズ最新刊

文芸 平安後宮の薄紅姫 三 恋する女房と物語の縁

著者: 遠藤遼

 怪異や難事件の駆け込み寺・薄紅(うすくれない)の姫。昼の姿である末席の女房として、中宮(ちゅうぐう)崩御のあとは、その娘である内親王付きの女房となっていた。
 その一方で、夜の姿である薄紅の元には、晴明の孫・奉親(ともちか)が入り浸っている。さらに彼の紹介で、日中の同僚である右近(うこん)まで相談に現れてしまう。正体を隠している薄紅だが、書物と恋にまつわる右近の悩みを放っておけず心を砕く。
 その相談をきっかけに、薄紅は実兄から自分の婚約話に言及されるはめに。読書と友人の恋がかかった「婚約」という危機に薄紅は……?

価格

726(税込)

660円 (+消費税66円)

「平安後宮の薄紅姫(富士見L文庫)」シリーズ作品一覧(全3冊)

704円〜726(税込)

  • 文芸 平安後宮の薄紅姫 物語愛でる女房と晴明の孫

     怪異や難事件の最後の駆け込み寺・薄紅の姫。彼女に依頼が成立するのは、物語にまつわる品が差し出されたときだけ。薄紅は重度の物語中毒で、特に『源氏物語』には目がないというのだ。
     ——この異名が広がったのは、晴明の孫である若き陰陽師・奉親のせい。訪ねて来た彼に早く帰ってほしい一心で、物語知識を駆使し怪異の謎を解いたのが悪かった。薄紅を使えると判断した奉親は、言葉巧みにたびたび彼女をモノで釣っては謎解きにかり出すことに。
    「また相談ですか? 私は読書に集中したいのでございます!」

    価格

    726(税込)

    660円 (+消費税66円)

  • 文芸 平安後宮の薄紅姫 二 宮廷去りし皇后宮と伊勢物語

     <次なる難事は、後宮を出奔した皇后宮を連れ戻すこと――!?> 

     怪異や難事件の駆け込み寺・薄紅の姫。中宮を狙う"鬼"の事件を落着させ、その昼の姿である末席の女房として念願の書司(ふみのつかさ)となった。
     一方、静かに読書にふけりたい夜の薄紅の元には、願いと反して親しくなった晴明の孫・奉親(ともちか)が訪ねて来ては面倒に巻き込んでいく。
     そんなある日、彼女は後宮の蔵書破損をきっかけに密命をくだされる。後宮を去ってしまった皇后宮を連れ戻せ――と。
     後宮の祈祷も担う奉親とともに、この難題に挑むことに。物語知識を駆使するものの、皇后宮は断固として戻ることを拒否し……。

    価格

    704(税込)

    640円 (+消費税64円)

  • 文芸 平安後宮の薄紅姫 三 恋する女房と物語の縁

     怪異や難事件の駆け込み寺・薄紅(うすくれない)の姫。昼の姿である末席の女房として、中宮(ちゅうぐう)崩御のあとは、その娘である内親王付きの女房となっていた。
     その一方で、夜の姿である薄紅の元には、晴明の孫・奉親(ともちか)が入り浸っている。さらに彼の紹介で、日中の同僚である右近(うこん)まで相談に現れてしまう。正体を隠している薄紅だが、書物と恋にまつわる右近の悩みを放っておけず心を砕く。
     その相談をきっかけに、薄紅は実兄から自分の婚約話に言及されるはめに。読書と友人の恋がかかった「婚約」という危機に薄紅は……?

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