本書では、主に「成長株への投資」と「暴落時における割安株投資」という2つの手法を紹介します。これは、著者が12年にわたる投資経験の中で築き上げた、基本を押さえた実践的な内容です。中長期投資をベースに、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を組み合わせ、多くの投資家が活用している方法を丁寧に解説していきます。特に、少ない資金から始める個人投資家にとって効果的な戦略に焦点を当てています。株式投資は、一見するとハードルが高く感じるかもしれません。しかし、基本をしっかり学び、失敗から学びながら改善を重ねていけば、誰でも利益を出すことは可能です。もちろん、資金力があるほど投資は有利になります。十分な資金があれば、割安な株を長期保有するだけで、安定してリターンを得ることができるからです。ですが、そうした戦略は資金の豊富な投資ファンド向けであり、多くの個人投資家には現実的ではありません。資金の少ない投資家が同じ土俵で戦っても、勝つのは難しいでしょう。だからこそ、別のアプローチが必要になります。資金が少ないなら、その分「分析力」と「時間」を使い、リスクを適切に取っていく。これが個人投資家として成果を上げるための道です。本書では、そうした条件下でも十分にリターンを得られる手法を紹介していきます。リーマンショックやコロナショックのような暴落局面でも、著者が生き残り、利益を出し続けられたのは、基本を守り、ルールに従って売買を続けてきたからです。本書は、その投資手法をできる限りわかりやすく整理した一冊です。