戸田川の渡しで金座の手代・助蔵の死体が見つかった。助蔵は京都で職人たちと新小判の意匠をまとめ、江戸に帰ってくるところだった。新小判の意匠が奪われれば贋金がつくられ幕府の貨幣制度は危機に陥る。金座長官の命をうけ、金座裏の十手持ち・宗五郎が立ち上がる。
呉服屋の手代から宗五郎の手先となった政次は、先輩について次々と起こる事件の調べにあたり、身体を休める暇もない。そんななか、先輩手先でもある幼馴染の亮吉が出奔してしまい……。
青春捕物グラフィティ第3巻。
正月の藪入り前の江戸。亮吉が発案した宝引きで大いに盛り上がっていた金座裏に、町火消の幹部と魚問屋の若い衆がやってきた。
町火消い組と魚河岸連中での宴会の最中、場を盛り上げようと飛び入りで宝引きの景品に名乗りを上げた人気芸者の小夏が、隣の座敷で何者かに殺されていたという。
ふすま一枚隔てた座敷にいたわずかの間に、何があったのか。手がかりは小夏が必死に噛み切ったと思われる手拭いの切れ端のみ。
宗五郎、政次と金座裏の面々は探索に乗り出すと、浮かび上がってきたのは意外な人物で……。
660円〜681円(税込)
しほが奉公する鎌倉河岸の老舗酒問屋豊島屋の主人・清蔵は、金座裏の面々に酒や名物の田楽をふるまいつつ、捕物の様子を聞くのが何よりのたのしみ。創業二百年を控え、新しい引札(広告ちらし)を作ろうと考えていた清蔵は、たまたま通りかかった引札屋で女主人・おもんと出会います。おもんに心惹かれてゆく清蔵。その想いが波紋を広げ――。
心配しつつ成り行きを見守る、岡っ引きの宗五郎をはじめとする金座裏の面々。その間にも金座裏には次々と難事件が持ち込まれ、宗五郎、政次、亮吉たちは江戸を走り回ります!
松坂屋の隠居・松六夫婦としほたちが上州伊香保へ湯治に出かけることになり、見送りのため戸田川の渡しへ向かった金座裏の宗五郎と政次、亮吉たちだったが、女が刺殺される現場に出くわす。
金座裏には厄介な事件が続けて持ち込まれるが、金座裏十代目を政次が継ぐことに対して、快く思わない手先たちとの温度差が見えはじめる。
そしてベテランの手先・下駄貫が凶刃に倒れ、悲しみに包まれる金座裏。宗五郎は政次たちとともに、下駄貫を死に至らしめた者たちを追い詰める!
師走の江戸。浅草へ出かけた政次、亮吉、彦四郎としほたちは、帰り道に荷足船がすり替えられたという騒ぎに出くわす。金無垢の仏像など金目のものが積まれた仏具問屋の船が、悪党どもに周到に狙われていたようで――。
金座裏の宗五郎の金流しの十手と対になる、政次の得物も登場する第8巻。
赤坂田町の直心影流神谷道場で朝稽古が終わりかけたころ、ひとりの訪問者があらわれた。金座裏の若親分・政次が応対に出てみると、そこには背に乳飲み子を背負った、男装の女武芸者の姿が……。道場破りを申し入れてきた女武芸者と勝負をすることになった政次。辛勝したものの、なんともすっきりとしない気分が残る。やがて江戸で奇妙な道場破りが続くようになって……。
政次、亮吉、彦四郎、しほが生き生きと活躍する“青春捕物グラフィティ”第9巻。
金座裏の若親分・政次は、ある日奉行所の内与力に呼び出され、水戸藩の目付が、水戸藩家老と政次とのかかわりを問い質して行ったと聞かされる。それは十一年前の夏、政次、彦四郎、亮吉の三人が遭遇した出来事に関係することだった。
そんな折、江戸でも名代の造園竹木問屋の番頭が殺される。宗五郎と政次たちが調べを進めると、疑いがかかった者たちが次々と殺されてしまう。探索は難航、重い空気が漂う金座裏。そして十一年前の出来事がもう一度動き出し……。
付与コインの内訳
315コイン
会員ランク(今月ランクなし)
1%
初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用
複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。
会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。
【クーポンの利用について】
クーポン適用後の金額(税抜)に対し初回50%コイン還元分のコインが付与されます。
詳しくは決済ページにてご確認ください。