『富士見L文庫、501円~800円、1年以内(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~34件目/全34件
-
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か――
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か――
名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。
嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。
数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。
斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。
初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。
これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。 -
【大人気コミカライズ原作】政略婚からの純愛物語、待望の書籍化
●○●大人気コミカライズ原作、待望の書籍化●○●
大正時代の函館。旧華族の清子は顔の痣により冷遇されて育った。そんな彼女は、金のため顔も知らぬ実業家に嫁ぐように命じられる。
清子が出向いた屋敷には、商才あふれる美貌の青年・朔弥がいた。しかし彼の目は不自由になりつつあり、これまでの縁談への苛立ちから彼女を拒絶。それでも清子は真摯に接し、朔弥も、その育ちゆえに真心で人を見る彼女に心惹かれ、互いにかけがえない存在に。
だが、痣を知った岩倉本家は彼女を追い出そうとして――。彼と生きるため、清子はその人柄と聡明さで懸命に試練に向き合い……?
●○●登場人物●○●
伊知地清子(いちじ・きよこ)
名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚く洞察力を発揮する。
岩倉朔弥(いわくら・さくや)
長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。
※特典として、書き下ろし短編ストーリー「懐中時計」を収録。 -
「いらない子」といわれた私に居場所をくれたのは、鬼狩りの一族でした。
高校生の透子は唯一の味方だった祖母を亡くした。伯母に虐げられ絶望する透子の前に、失踪した母の親族が現れる。「鬼狩り」を生業とする神坂家は透子自身が嫌ってきた「力」を歓迎するという。初めて自分を認められた透子は神坂の神社で暮らすことを決める。
待っていたのは、同い年の少年・千尋や有能な術者・千瑛との共同生活。透子は神坂に生まれながら能力がない千尋の苦悩に触れ、正反対の二人は心を通わせていく。居場所をもらったように感じ始めた透子だが、頻発する行方不明事件をその力で探れと命じられ――。
===キャラクター紹介===
芦屋透子
高校2年生。「不思議なことばかり言う子」と伯母からは辛く当たられてきた。
唯一自分を守ってくれた祖母を喪い絶望していたところに、神坂家の人間が迎えにやってくる。
神坂千尋
高校2年生。一族に生まれながら能力が発現しなかったために思い悩んできた。
屈折した背景をもつが明るく素直な性格で、困っている人は放っておけない。学校でも人気がある。
だいふく
透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。
人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。 -
眠れない夜には添い寝の魔法を。WEBで話題のガールミーツガール!
仕事のストレス、カフェインの摂りすぎ、あと残業。大人には眠れなくなる理由が山ほどある。
朝の通勤中、居眠りから目覚めた私の肩で、やたらと目の下の隈が濃い女子高生が眠っていた。その日の夜、退勤する私を待ち伏せし彼女は言った――「お姉さん。お金払うからわたしと一緒に寝て」と。
不眠症だという彼女は、私の隣なら眠れると思ったらしい。そんなの偶然だし、女子高生と添い寝なんて流石にまずい。そうは分かっているけれど、通りすがりの他人に助けを求めるくらい彼女が苦しんでいるのも事実で……。
「……一晩だけ、だからね?」
独りでは眠れない夜も、ふたり寄り添えばきっと温かくなる。
※特典として、書き下ろし短編ストーリー【魔女のクリスマス・イヴイヴイヴイヴイヴイヴイヴ】を収録。
■□■□■□■□■□■□■□■□
登場人物
雨海 時雨
社会人3年目のデザイナー。忙しない日々に少しお疲れ気味。人が良すぎて押しに弱く、いばらの必死のお願いについ頷いてしまい一緒に寝ることに
篠森 いばら
重度の不眠症の女子高生。時雨の肩で寝落ちしたことをきっかけに、「時雨の側なら寝れるかも!」と思い立つ。なにやら秘密も抱えているようで――? -
家族に見下されてきた明彩は、癒やしの力を発揮して…異界の王に溺愛される
┣━━ 運命の恋が、いま始まる ━━┫
悪質な怪異を退治する一族の娘・明彩(めい)は、退魔の力がなく冷遇されて育った。一方、傲慢な弟は禁忌を荒らし、異界の王・涼牙(りょうが)を呼び起こしてしまう! その場に明彩は置き去りにされて……。
危機に陥る明彩だが、実は涼牙は穏やかで理知的な美青年だった。彼は明彩の秘めた希少な"癒やしの力"の価値を教え「俺の姫(もの)となれ」と彼女を誘う。涼牙の治める異界で明彩は力を発揮して尊重され、居場所をくれた彼に惹かれていく。
しかし、現世では家族が涼牙に罪を転嫁し、あろうことか異界への侵攻を企てていて――!? -
生贄の少女は、幸せな居場所に出会う。
■珠は寒空の帝都で不思議な髪色の男に救われる。これが運命の転換点だった――。■
寒空の帝都に放り出された珠。彼女の窮地を救ったのは、不思議な髪色をした男・銀市だった。
口入れ屋の旦那である銀市の厚意で、珠は住み込みで働くことに。感謝する珠だが"人ならざる者"がみえて贄とされた過去により、上手く感情を表せない。一方の銀市も複雑な境遇のようで……だからこそ珠を思いやってくれる。
恩に報いるため健気に勤める珠は、店でも信頼を得て平穏を知る。しかし、帝都で続く少女の失踪事件に否応なく巻き込まれ――。秘密を抱える珠と銀市が、お互いの居場所を見つけるまでの浪漫綺譚。 -
記憶を取り戻したい姫×なぜか阻止したい鬼帝の、平安宮中ファンタジー!
両親を失ってから、毎朝前日までの記憶を失うようになってしまった紫苑里。
けれど養親の大納言の手回しで見知らぬ男を充てがわれそうになった危機を、偶然救ってくれた口の悪い鬼帝・玲光のことは何故かよく覚えていて――!?
その後図らずも鬼帝への嫁入りの勅を受けた紫苑里は、記憶が戻ったら離縁しよう! と、まずは宮廷の事情を探っていく。
そこで過去に触れた紫苑里は、思わぬ事件に巻き込まれてしまうが……?
記憶を取り戻したい姫×なぜか阻止したい鬼帝の、皇后を目指さない平安逆シンデレラ物語! -
文具会社勤務。24歳。「好き」を仕事にしました。
文房具が大好きで学生時代からイベントに通い詰め、憧れの文具会社に就職した森川文絵、24歳。
実はフォロワー30万人の文具アカウントのインフルエンサーだが、目立つのが苦手で会社では秘密にしている。
そんな中、全社を挙げた特別予算会議で降ってきた社長の無茶ぶりに、唯一アイデアを出して採用されてしまう。
それがきっかけで注目を集め若手No.1エースの佐守孝継に目を付けられて、思わぬトラブルに巻き込まれることに!
無自覚ながら切り札(ジョーカー)な文絵が綴る、推し活に仕事に翻弄される毎日の愛とトラブルだらけのダイアリー。 -
「気味が悪い」と蔑まれた少女は、絶対忠誠を誓う教育係に磨かれ花開く――
高校生の乙女は幼い頃に母を亡くし、祖父に引き取られた。
妖を見て癒やす力のせいで冷遇されながらも、密かに治癒を続ける中、美しい妖狐の青年、狐白が現れる。
やっと会えたとうれしそうな狐白は乙女を祖父の家から解放し、妖が棲まう“妖界”へ誘った。
実は乙女は、亡き妖界の主・大嶽丸の娘で、次の主候補に選ばれたのだ。
突然の展開と、教育係だという狐白の過剰な忠誠に戸惑うけれど、否定されてきた力を望まれて心が動く。
末永く支えると言ってくれた狐白と一緒に主を目指すうちに、乙女は本来の自分を取り戻し――。 -
経営者はよちよち歩くペンギンたち! 個性的な三羽と過ごす癒しの物語――
職場をクビになり落ち込んでいた陽依は突然声を掛けられ、振り向くとそこには一羽のペンギン!?
事務所に連行されると、さらにペンギンが出迎え全員で三羽。
会社を設立したが、人間の協力が必要らしく「ペンギン助けだと思って!」とペコリと頭を下げられた。
魚でなくきちんと給料が出るならと入社した陽依は、犬の散歩で引きずられるペンギンを横目に、育児疲れのママや、母親のことで悩む少年を助けて一件落着。
けれど陽依にも心配事があって――?
甘党、紳士、コックさん! 個性的な三羽と過ごす癒しの物語。 -
これは元女伯爵とその従者の、時と立場を超えた愛と忠誠の物語。
孤高の女伯爵アメリア・ファタールは前世で非業の死を遂げた――。
転生した彼女は、公爵家のメイドとして働いていた。前世と違い、身分や権力とは無縁の生活。しかし唯一の誤算は……前世で忠実なる従者だったルイスが、今世では公爵家の若き当主として転生していたこと。しかも前世と同様……いや、なぜかそれ以上の執念をもって、重めの愛を向けてくることだった!
「たとえ立場が変わろうとも、俺は一生あなたの忠実な下僕です」
実はその熱量の裏には、目の前で最愛の主人を失ったルイスの後悔が隠されていて……。やがて彼がアメリアの不可解な死の謎を追っていることも明らかになり!?
前世と今世、時を超えた主従逆転ラブロマンス&ミステリー!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
登場人物
アメリア
【前世】「社交界の黒薔薇」と謳われた女伯爵。非業の死を遂げるが、その原因は謎に包まれている。
【今世】エインネルグ公爵家の超有能メイド。ご主人様であるルイスが今も「あなたの下僕です」と迫ってくるのが悩み。
ルイス
【前世】女伯爵アメリア・ファタールの忠実なる執事。アメリアのことを何よりも大事に思っていた。
【今世】エインネルグ公爵家の若き当主。転生して立場が逆転したのをいいことに、ここぞとばかりにアメリアに愛を囁く。 -
罪に捕らわれる花嫁は、真の愛を知る――憎悪と愛が咲くシンデレラ物語
「人の罪が見える」故、人間不信の令嬢・咲菜。
義母には虐げられ家を追い出された咲菜は、学校の先輩で御曹司の花涼院旬と出逢う。
そこで「俺の嫁になれ」と契約結婚を命じられた咲菜。旬の不本意な婚約の解消のためで、本当に好きな人が現れた時は離婚も出来る。
居場所もあり魅力だけれど、咲菜は見てしまった――旬の背に鬼百合、人殺しの花が咲くことを。
旬が優しいほど咲き乱れる花に咲菜は戸惑い、そして一層大きな花涼院家の罪に捕らわれてしまうが……。
お互い秘密を抱える二人が、やがて愛を知るシンデレラ物語。 -
「お嬢の仰せのままに」血の契りを結び、鬼は下僕、浅は契約の花嫁となる―
両親を失い、病弱な弟とともに伯父のもとで女中として蔑まれる少女・浅。
負けん気の強さで揉め事に巻き込まれ、伯父に打ち捨てられそうになったところ、鬼を名乗る男・緋色から「その血と引き換えに、お前の下僕になってやる」と契約を持ち掛けられた。
伯父のもとから弟を助け出したい一心の浅は契りを結び、緋色に首筋を咬まれると、不思議な高ぶりに包まれて意識を手放した――。
「下僕ならわたしのこと守ってよ」
「お嬢の仰せのままに」
鬼と主従関係を結んだ浅だったが、それは実は花嫁となる契約で――。 -
「お前を愛することはない」と言ったはずの旦那様の様子がおかしい。
公爵家のシエラは強欲な父に利用され続け、「生贄令嬢」と蔑まれている。
それでもめげず父に代わり領民のために奔走してきたが、ついには冷酷と噂の軍人ジュリアンとの結婚を命じられてしまう。
冷え切った新婚生活の中、シエラは彼も結婚が本意ではなかったと知る。
ならばと離婚を切り出すが、この婚姻は王家の肝いりで簡単には解消できない。
二人は結託して離婚を目指すことに。
仮初の夫婦を続けるうちに幾度もジュリアンに守られ、シエラは頼る相手がいる安心を初めて知る。
一方の彼の態度も少しずつ変わって……。 -
エリート学園の皆さんが、田舎貴族の僕に執着していて怖い。
王都の学園に入学した貧乏男爵家の令息パトリックは、なぜか学園随一のエリート貴族たちに目をつけられてしまう。
妹を救うため、6回死に戻った筆頭公爵家の嫡男。
ここは「ゲーム」の世界だと主張する、自称転生者の侯爵令息。
彼らの思惑に乗せられ、パトリックは「悪役令嬢」の死を回避し全員が幸せになる結末を目指すことに!
最初は戸惑ったけれど、それぞれの事情を知るうちに彼らに寄り添いたいと思うようになるパトリック。
一方の貴族たちも、お人好しなパトリックにますます執着して、過保護になっていき――。 -
孤独な少女が異能を開花させるとき、龍王は真の「番」を見出す――
龍王の「番」――それは本能で惹かれ合う魂の片割れ。
天涯孤独の少女・千世は、引きとられた遠縁の家で番の印を持つ幼い少女・美耶の保護者代わりとして継父母にこき使われていた。学校にも行けず育児に追われる毎日。しかし千世は美耶の印に関するある“秘密”を握っており、後ろめたさからその状況を受け入れるしかなかった。
ある時、街中で美耶をつけ狙う謎の男に襲われ、逃げた先で偶然異界へと迷い込んだ2人は、そこで龍族の青年、漣と出会う。彼は龍王を名乗り、番の印を持つ美耶と保護者代わりの千世を厚くもてなしてくれるが、美耶の印の“秘密”を知る千世は手放しに喜べない。
一方で漣も、自らの番であるはずの美耶ではなく、千世に惹かれてしまう自分に大いに戸惑い……。 -
「死ぬだけ」の未来を変えるため。生贄と主人の奇妙な共同生活が始まる!?
貧困にあえぐ少年ミーシャはある日、少女と間違えられその身を美貌の伯爵に買われる。これで貧乏から抜け出せる――そう思ったのも束の間。実は伯爵は”呪い”を生業としており、ミーシャはその生贄として買われたのだった!
家族が助かるなら死んでもいい。そう命を差し出すミーシャだが、既に9人の少女を犠牲にしてきた伯爵は、唯一の少年であるミーシャに《死なない生贄》になれる可能性を見出しており……。
「この私の、特別になってみせろ」
「僕は伯爵の特別になりたい」
孤独を抱えた二人が、やがて運命さえも分かち合う。異色のシンデレラストーリー、開幕!
■□■□■□■□■□■□■□■□
登場人物
ミーシャ
呪い返しを受ける生贄になった少年。伯爵のため、《死なない生贄》になれるよう試行錯誤中。
レノ伯爵
他者を呪い殺す力をもつ美貌の青年。高貴な者としての責任感が強く、時には犠牲も厭わない。 -
大丈夫、編み物は何度だってやり直せるから――手芸が紡ぐ、癒やしの物語。
社会人二年目、生真面目な二葉は突然のノー残業デーを持て余し、手芸喫茶『自由時間』を訪れる。
亡き父が遺した編み針を持ってきたものの、初心者の二葉は作る物も決められない。
まごつく二葉の前に現れたのは同僚のユウだった。
整った容貌で人気を集めるユウは、会社では秘密にしているが熱心な編み物好き。
くだけた関西弁で話す素のユウの手ほどきで二葉は編み物を始める。
ただ没頭する静かな時間やユウの飾らない言葉に、こわばった心は少しずつ癒え、目を背けてきた父の記憶や自分自身と向き合う勇気をもらって――。 -
救国か、解呪か――不死の少女は、究極の選択を迫られる
不死の呪いを持つ少女・麗娥(れいが)は、十八の時に故郷を敵国に焼かれるが、死ぬこともできず何十年も生きながらえている。
唯一の心の拠り所は、呪いを解いてくれるという「運命のつがい」の存在だけだった。
100年の時を生きた頃、遂に「運命のつがい」である楷翔(かいしょう)と出会う。
これで呪いが解けると喜ぶ麗娥だったが、期待とうらはらに楷翔は彼女を捕らえて王宮へ連れて行く。
どうやらこの国では長年まともな王が立たず、荒廃の一途をたどっていたのだが、占星術師が「不死の呪いを持つ少女が次の帝を指名すれば混乱は収まる」と予言したらしい。
王宮に着いた麗娥は、三人の皇子候補の中から帝を選べと迫られる。
当初は呪いを解くために楷翔を求める麗娥だったが、やがて国の惨状や皇子たちの事情を知り、国を救うために皇子たちの中から帝を選ぶか、自らのために王宮を逃げだして庶民である楷翔を選ぶか揺れ始める。一方で楷翔も徐々に麗娥に惹かれ、彼女の呪いを解く方法を独自に探し始めて……。
運命に翻弄される二人が選び取る、最善の道とは――。 -
美しき東方世界で繰り広げられる、恋と冒険の本格中華ファンタジー!
<第6回富士見ノベル大賞・佳作受賞作>
妖魔幻獣が跋扈し、法術を操る「術士」たちが活躍する世界――霊法界。
都の裏山でひっそりと暮らす、貧乏術士の碧凛心(へきりんしん)は、
唯一の家族である父を失い、悪徳商人に虐げられて、行き倒れるか望まない奉公に出るかの二択を迫られていた。
苦渋の決断を迫られた彼女は、思いがけず自分の手元に届いた差出人不明の手紙に導かれ、
男として、国最高峰と言われる蒼天男士学院に入学する。
卓越した天賦の才で、状元(主席)に選ばれたのは良いものの、
自由奔放すぎる言動のせいで、凛心は入学早々に「国一番の美形術士」と噂される、
冷たい美貌の寮監生・趙冰悧(ちょうひょうり)に目を付けられてしまう。
そして、二人の対立は、やがて思いもしなかった形で、学院に忍び寄る事件へと繋がっていく――!
※特典として、発売記念書き下ろし短編【趙冰悧感冒了】を収録しています。 -
「君に結婚を申し込む。ただし、妻の役割も、一切何も求めない。」
触れた相手を安らぎに導く不思議な手を持つ撫子は、どんな子どもも眠らせるという評判から子守りとして男爵家に勤めていた。けれど孤独な身の上で、幼い頃から愛されることを知らなかった。
ある時、勤め先の主人に迫られていたところを皇宮軍人・朝霧優雅に助けられる。撫子の力を知ることとなった優雅に、「厳しい教育で心を患ってしまった帝の御子――幼い東宮さまの心を癒やしてほしい」と頼まれ、撫子は彼と契約婚を交わして女官として宮廷に上がることに。
新参者への風当たりは強いものだったが、宮中の文化に戸惑いながらも、ひたむきに仕事に励む撫子。その行動が、閉鎖的だった東宮御所にやがて新風をもたらしていく。
当初は東宮のための任務と割り切り、「妻としての役割は求めない」と言っていた優雅も、徐々に撫子に惹かれていって――。
愛を知らない少女と不器用な軍人の、帝都宮廷ロマンス! -
呪物に関するお悩みは、ここ「呪物神社」へどうぞ!
白河まつりは十歳の時に両親を亡くし、清流神社に引き取られた。
ゴリラ系おかんの長男温太(はるた)、頑固オヤジ系美形の次男蒼司(そうじ)、ツッコミ系美少女の末っ子瑞葉(みずは)と力を合わせ、四兄妹で神社を営んでいる。
清流神社、通称「呪物神社」はいわくつきの品物がよく持ち込まれる。
本日預けられたのは、護符と麻縄で厳重に封印された行李【ほしいさま】。富をもたらす反面、中を覗いた者の命を奪うと言われている。
それを預かってから、まつりの周囲で不思議なことが次々起こり……。
四兄妹が織りなす呪物ときどきおいしいごはんの物語。 -
少女を孤独から救い上げたのは、心をもたないはずの美しき機械人形だった
機械が人々の生活を支える街ノーサンギア。
機械工のハリエットを謎めいた美青年・セブンスが訪ねてくる。
自らを暴走状態だと言い解体を希望する彼は、人間と見紛うほど精巧な機械人形だった。
折しも巷では原因不明の機械の暴走が多発していた。
ハリエットはセブンスの問題を解明するためにも事件を調べることに。
一時的な同居生活で、人間に仕える機能をもつセブンスは完璧に家事をこなし慈しむように世話を焼いてくる。
孤独なハリエットが初めての感情に揺れる中、心をもたないはずのセブンスにも変化が生じ――。 -
孤独な少女と人間嫌いの神使様。大切な約束を見つける和風冒険ファンタジー
神野木家の下働きのまほろは強欲な当主一家に虐げられてきた。
ある日白皙の美貌の青年・狭霧が訪れる。
神使だという狭霧は「『石』を返せ」と迫るが、当主は狼狽するばかり。
しかも身代わりとしてまほろが差し出されてしまった。
百年前、神野木家には特別な霊石が貸し出された。
返さなければ破滅だと聞き、まほろは失われた霊石を捜すことに。
二人旅の中、狭霧の不器用な優しさや新しい出会いを通してまほろの孤独は癒えていく。
人間嫌いの狭霧ともやがて心を通わせるが、旅路の果てに思いがけない真実を知って――。
==登場人物==
まほろ
神野木家の下働き。
強欲な当主夫妻と一人娘に虐げられ、周囲の使用人からも見下されている。
捨て子の自分を拾ってもらった恩を返すため、懸命に働いている。
狭霧
神霊界の主に仕える神使。人間嫌い。
純真すぎるまほろのことは放っておけず、つい世話を焼いてしまう。 -
殺されたい巫女と、守りたい護衛。切なくも甘い中華風ロマンス。
白王国の大巫女・雪玲は悪女である。
金遣いは荒く傲慢、人を人とも思わない彼女は、新たに護衛となった男にこう言い放った。
「誓いなさい――わたくしに忠誠を尽くす犬になると」
九つの国を束ねる巫女姫。その選定の儀のため、雪玲は護衛の志強とともに帝国へと旅立つ。道中も無理難題を押し付ける雪玲だが、その“真の目的”は別にあり……。
偽物の大巫女である自分を殺してほしい。胸に秘めた宿願を果たすため、志強に憎まれようと悪女を演じ続ける雪玲だったが、その行動はことごとく裏目に出てしまい!?
■□■□■□■□■□■□■□■□
登場人物
雪玲(せつれい)
仙女の生まれ変わりである白王国の大巫女。とある事情から悪女を演じており、志強に殺されることを望む。
志強(しきょう)
雪玲の専属護衛。自分を犬呼ばわりする雪玲に憤りを感じつつも、その裏に隠された真意を読み解こうとしている。 -
剣と魔法のファンタジーは、意外と身近にある
祖父が営む弁当屋で働くひばりは、常連のサラリーマンと恋に落ち、数年の交際の後に結婚した。ダーリンの名前は三輪伊吹。仕事は団体職員。忙しくてなかなか帰ってこないのが玉に瑕だけど、真面目で優しい素敵な人。
ただ、時々家に連れてくる同僚や取引先のお客様が、ちょっとばかり個性的だった。金髪ロン毛で耳がエルフのように長かったり、全身見たこともない模様の刺青だらけだったり。
「みんなひばりの料理が食べたいんだ」という伊吹の頼みで、不思議なお客様に手料理をふるまうが――そう、ダーリンは勇者様。今も異世界の平和のために奔走するエージェントだったのです!
エルフやドワーフの同僚、ふわふわの毛をたくわえた人狼の上司、見た目は小学生な魔王のワガママ娘。
伊吹が連れて来るお客様をもてなしていただけのつもりが、ひばりの人柄と温かい料理で、知らず知らずのうちに異世界の危機を救っていて……?
『おいしいベランダ。』『犬飼いちゃんと猫飼い先生』シリーズの竹岡葉月が贈る、
すこし不思議なおもてなしファンタジー。
※特典として、書き下ろしショートストーリー【まるで百日紅のように】を収録しています。 -
地獄の侯爵アヴナスの(非)日常系四畳半喜劇!
世紀末の日本へ召喚された地獄の侯爵アヴナス。
彼は召喚者に置き去りにされたため願いを叶えられず、地獄に帰れなくなった。
それから二十四年──召喚者を探し続けるアヴナスは築三十二年の弁当屋の二階に住んでいる。
からあげを愛し慎ましく暮らしながら、地獄への帰還を切望していた。
そんな折、弁当屋を営む真辺文から合唱サークルの助っ人を頼まれ、弁当のからあげ増量と共に引き受ける。
しかし、それがきっかけで地獄帰還へのヒントが…!?
孤高の悪魔と普通の人々が織りなす悪魔的(非)日常の四畳半喜劇!
※特典として、発売記念書き下ろし短編「常連客への道」を収録しています。 -
悪魔風レシピが、お疲れOLのお腹と心を癒やします!
嶺井琴子、二十四歳。小さな印刷会社に勤める会社員。
仕事疲れの日々を送っていたある日、夢の中に女性の「精気」を食べて生きる悪魔、「インキュバス」を名乗る絶世の美青年が現れた。彼が琴子を見て口にした言葉は……
「うわ。この子、精気も体力も枯れっ枯れだ」
その日からインキュバスのエルゥは、琴子の8畳ワンルームを訪れるようになった。美味しいご飯と健康的な生活で、彼女の精気を育て、いずれ食べるために。
インキュバスなんかに惹かれちゃいけない、彼が優しくしてくれるのは自分を食べるためだと何度自分に言い聞かせても、おいしいご飯と温かい言葉で、徐々に惹かれていってしまう琴子。一方エルゥも、特定の女性をこんなに気にかける自分を不思議に思って……。
世話焼きインキュバスとお疲れ女子の恋の行方は?
※特典として、書き下ろし短編ストーリー「残業があった夜は少しの贅沢を」を収録。
■□■□■□■□■□■□■□■□
登場人物
嶺井琴子(みねい・ことこ)
小さな印刷会社で働くお疲れ気味のOL。過去のトラウマから自分を雑に扱いがち。エルゥを警戒するが、すっかり胃袋を掴まれている。
エルゥ
ある日突然琴子の前に現れたインキュバス。琴子の精気をいただこうとするが、あまりの枯れっぷりに思わず世話を焼きはじめて……? -
その瞳、死の運命を見通す――ひ弱な下級妃が非凡な力で挑む後宮デスゲーム
没落商家の娘・花菫(かきん)は家のため後宮に入った。
だが秘密を隠し息を潜めるように生きてきた彼女は、気弱さを侮られて周囲に見下されるばかり。
夜伽の声もかからず、侍女の碧玉(へきぎょく)の明るさだけが救いだ。
そんな折、皇帝が崩御し後宮全員に殉死が命じられる。
必死に逃れるが、花菫たちは四凶殿(しきょうでん)――危険な試練を越えねば脱出できない地下迷宮に追い込まれてしまう。
碧玉のため、花菫は隠してきた忌むべき力を使うと決める。
それは死を予知する「死相見」の力で――。
非力な妃が、誰より強く美しく花開く。
後宮死亡遊戯、開幕。
==登場人物==
花菫(かきん)
庶民の出の下級妃。
死相が出た父を救えなかった過去があり、他人の顔を見ることを避けて生きてきた。
広治帝(こうちてい)
人形のように美しく、感情が読み取れない。
病弱ともっぱらの噂。
皇太后と親子関係にあるが、実子ではない。
如意(にょい)
後宮内で働く謎の官女子。
絶世の美しさを誇り、まなざしは理知的。
花菫の力に気づき、協力をもちかけてくる。 -
皇帝の衣装係に大抜擢! 悪女ですが、初恋の君【皇帝】をお支えします!
苑国へ五名の妃嬪が嫁がれる日、對国の末姫・夏雲<シャーイン>の姿もあった。
輿入れでは民衆から花が手向けられるはずが、勇ましい夏雲には野草が似合うと、三叶草が投げられた。美麗で冷酷に見えるが故に「悪女だから」と噂もされた。
けれど本当は可愛いもの好きで、特技は刺繍。衣装はもちろん平たい胸を補強する肉饅頭もお手製だ。
服を脱がなければ大丈夫……と夏雲は堂々と振舞うが、かえって注目を浴び、皇帝・佩芳<ベイファン>から寵愛を受けることになってしまい――!?
困難にも縫い針一本で挑む。大胆乙女の後宮恋愛ファンタジー! -
すべて暴いてみせましょう。死因も嘘も――秘められた、愛さえも。
修道院育ちのリーゼロッテは、明日レイモン伯爵と結婚する。王妃の朗読係になるための形式上の婚姻だ。
友人のハンスは猛反対するが、リーゼロッテはレイモンのことがずっと好きだった。形式上の妻でも、式の口付けがフリであってもかまわない。
しかし別々の部屋で初夜を明かした翌朝――レイモンは遺体となって発見された。刺殺という見立てに納得がいかないリーゼロッテは解剖を願い出る。
そう。彼女は「魔女」と畏怖される天才解剖学者。
夫の死の真相を突き止めるため、夫の願いを叶えるため、リーゼロッテは王宮に出仕する。
「マダム・ミニョン」と呼ばれた少女と王宮陰謀劇の幕開けだった――。 -
冥婚による怪異が蔓延るこの街で、 生者と死者を巡る物語が動き出す。
ある事情から悩みを抱えていた軍人・武豪(ウーハオ)は、『冥婚相談所』と象られた電飾が明滅するその店に入った。
煤けた店内の最奥にいたのは、白猫を撫でる胡散臭い道士服の男・白蘭(バイラン)。
「此れは此れは軍人様、今日は如何いたしましたか」
「私を助けてはくれないか。冥婚させられそうなのだ」
死者との婚姻・冥婚によって、様々な怪異が蔓延る雨の止まない都市・黄源城市の一画で――。
生真面目な軍人と胡散臭げな道士が出会い、生者と死者を巡る物語が動き出す。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

