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『講談社現代新書、雑誌を除く(新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全935件

  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    金谷啓之
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    私たちはなぜ眠り、起きるのか?
    長い間、生物は「脳を休めるために眠る」と考えられてきた。
    それは本当なのだろうか。

    新発見!脳をもたない生物ヒドラも眠る――。
    世界を驚かせた気鋭の研究者が睡眠と意識の謎に迫る
    極上の科学ミステリー!

    起きていることは、なんて特別なことだろうか――。
    眠りの世界から見えてくる〈生物進化のふしぎ〉

    【本書のおもな内容】
    ●人類は睡眠について何を考えてきたのか?
    ●眠りが「死の疑似体験」だと解釈された時代
    ●なぜ寝だめは無意味なのか?
    ●眠っている脳と起きている脳の違い
    ●睡眠は「脳を休めるため」ではなかった?
    ●睡眠を調節する「睡眠圧」と「体内時計」
    ●眠らない生き物は存在するのか?
    ●生物の“ほんとうの姿”は眠っている姿
    ●私たちが眠らなければいけない理由……ほか

    【目次】
    はじめに――生物はなぜ眠るのか?
    第一章 クロアゲハは夜どこにいるのか
    第二章 眠りのホメオスタシス
    第三章 眠りと時間
    第四章 ヒドラという怪物
    第五章 眠りのしくみ
    第六章 眠りの起源は何か
    第七章 眠りと意識
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    植原亮
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    「ふだん使いの科学」で、思考の土台を強くする!
    自分の頭で考え、ファクトチェックするためにーー科学という営みの本質を楽しく学べる、最良の入門書。

    有害な情報から身を守り、無意識のバイアスを避けるには?
    情報過剰社会を生きる私たちに必須の「免疫」
    ーー日常・仕事で威力を発揮する「科学的思考」

    <本書の内容>

    第1章 科学的思考をスケッチする
    第2章 因果関係を考える
    第3章 科学的思考を阻むものーー心理は真理を保証しない
    第4章 実験という方法
    第5章 科学的に説明するとはどういうことか
    第6章 科学的に推論し、評価する
    第7章 みんなで科学的に思考する

    因果関係の正しい理解から、認知バイアス、アブダクションまで
    豊富な例や問題でわかりやすく解説
  • プロローグより

    物理に挫折したあなたに

    この本は、高校物理の挫折者や、履修はしなかったが、あらためて学び直したいという初学者を想定して書かれたものだ。
    基本コンセプトは天下りにしない、ということに尽きる。高校の物理の教科書はややもすると「世界はこうなってる」という法則や公式が「どん!」と与えられて「信じる者は救われる」とばかりに話が進んでいく。疑問を提示すると「じゃあ、実験で実際にそうなっていることを確認しなさい」といなされてしまう。しかし、実際に実験で確認できたからといって納得感があるかというとそれは別問題だろう(実際のところ、高校物理の教科書の立て付けでは実験をすることが推奨されているが、現実は教育の現場で実験が多用されることは稀である)。(中略)
    「こうなりました。昔の人が考えた結果です!」じゃなく、「改めて一から考えたら今の公式や法則って自然な考え方ですよね」と納得できたら、物理に対する苦手意識が払拭できるのではないだろうか。
    「なぜそのように考えるか?」の「理由」を説明することができれば、よいレシピを学ぶことで自作の料理を考案できるように、目の前の現実に対して「自分で考えて答えを出す」ことができるようになるかもしれない(中略)。
    教科書というよりは楽しんで読めるように、たとえ話や歴史的なエピソードを交えて、随分とかみ砕いて解説した。高校物理の教科書にお馴染みの数式や無味乾燥な記述も極力控えた。
    本書が想定しているのは、高校物理の挫折者や物理に対する憧憬を捨てきれない文系物理ファン、そして高校物理の無味乾燥で天下り的な記述に違和感を覚えている読者である。数式や計算式などをがっつり盛り込んだ本格的な高校物理の解説書を期待される方には、「思っていたのと違う」となってしまうので、別の成書をご覧になることをお勧めしたい。
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    千葉雅也
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    人生を変える哲学が、ここにある――。
    現代思想の真髄をかつてない仕方で書き尽くした、「入門書」の決定版。

     * * *

    デリダ、ドゥルーズ、フーコー、ラカン、メイヤスー……
    複雑な世界の現実を高解像度で捉え、人生をハックする、「現代思想」のパースペクティブ

    □物事を二項対立で捉えない
    □人生のリアリティはグレーゾーンに宿る
    □秩序の強化を警戒し、逸脱する人間の多様性を泳がせておく
    □権力は「下」からやってくる
    □搾取されている自分の力を、より自律的に用いる方法を考える
    □自分の成り立ちを偶然性に開き、状況を必然的なものと捉えない
    □人間は過剰なエネルギーの解放と有限化の二重のドラマを生きている
    □無限の反省から抜け出し、個別の問題に有限に取り組む
    □大きな謎に悩むよりも、人生の世俗的な深さを生きる

    「現代思想は、秩序を強化する動きへの警戒心を持ち、秩序からズレるもの、すなわち「差異」に注目する。それが今、人生の多様性を守るために必要だと思うのです。」 ――「はじめに 今なぜ現代思想か」より

     * * *

    [本書の内容]
    はじめに 今なぜ現代思想か
    第一章 デリダーー概念の脱構築
    第二章 ドゥルーズーー存在の脱構築
    第三章 フーコーーー社会の脱構築
    ここまでのまとめ
    第四章 現代思想の源流ーーニーチェ、フロイト、マルクス
    第五章 精神分析と現代思想ーーラカン、ルジャンドル
    第六章 現代思想のつくり方
    第七章 ポスト・ポスト構造主義
    付録 現代思想の読み方
    おわりに 秩序と逸脱
  • ロシアによるウクライナ侵攻、世界的な移民排斥運動、権威主義的国家の台頭、トランプ2.0、そして民主主義制度基盤の崩壊……。
    「なぜ世界はここまで急に揺らぎはじめたのか?」。共同通信社を代表する国際ジャーナリストが、混迷する国際政治の謎を解き明かすために、国際政治学者や評論家、政治家や現場を知る実務家へのインタビューを敢行。辿り着いた答とは?

    プロローグ 「警察官」の退却 
    第1章 覇者の驕り―「無敵」から「Gゼロ」へ
    第2章 「格差」の超大国―アメリカを蝕む病
    第3章 リバンチズムー「大ロシア」再興の野望
    第4章 百年国恥 ー中華民族の偉大な復興
    第5章 「南」の逆襲ーBRICSの論理と心理
    第6章 白人の焦燥ー「人種置換」の世界観
    第7章 SNSと情報工作ー民主主義の新たな脅威
    第8章 「警察官」の犯罪―時代遅れの戦後秩序
    第9章 逆流する歴史―よみがえる伝統主義
    エピローグ 「19世紀」へ向かう歴史
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    藤田正勝
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    西洋哲学と出会って150年、日本の哲学者たちは何を考え、何を目指してきたのか。日本哲学のオリジナリティに迫る、第一人者による入門書の決定版!

    【哲学を知るための10講】
    第1講「日本の哲学」とは/第2講 哲学の受容第/3講 経験/第4講 言葉/第5講 自己と他者/第6講 身体/第7講 社会・国家・歴史/第8講 自然/第9講 美/第10講 生と死

    【本書のおもな内容】
    ・日本最初の哲学講義はいつ行われた?
    ・「哲学」という呼び名はこうして生まれた
    ・西田幾多郎の「純粋経験」を知る
    ・経験と言葉のあいだにあるもの
    ・言葉の創造性を考える
    ・人間の生のはかなさと死に迫る
    ・心によって生かされた身体とは
    ・田辺元が生み出した「種の理論」
    ・「自然」という言葉の歴史
    ・和辻哲郎の「風土論」
    ・美とは何か、芸術とは何か
    ・移ろうものと移ろわぬもの
    ・光の世界と闇の世界
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    植村和秀
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    人々はなぜナショナリズムにこだわるのか? 日本と中国、ドイツ、ユーゴスラヴィアなどのヨーロッパ世界、南北アメリカなど、世界の様々な地域の多様なナショナリズムの構造を分析し、21世紀世界の最大の問題であるナショナリズムへの基礎的な知識を与える。(講談社現代新書)
  • 「新書大賞2026」大賞受賞!

    人生の変わる場所──。
    カウンセリングが、いま社会へとひらかれる。臨床心理学の歴史に打ち立てられた、新たな金字塔。 

    ■精神分析、ユング心理学、認知行動療法、家族療法、人間性心理学── 
    バラバラに乱立する心理学を俯瞰し、メタな原論が示される。 
    ■身体を動かす、世界を動かす、からだを動かす、視点を動かす、心を揺らす──
    カウンセリングは聞くだけじゃない。アクティブに5つの介入がなされる。 
    ■いかに生き延びるか、いかに生きるか──
    カウンセリングには二つのゴールがある。生活を守ることと、人生をちゃんと生きること。

    「カウンセリングとは、近代の根源的なさみしさのなかで、人が可能な限り、正直に、率直に、ほんとうの話をすることを試み続ける場所である。」──「5章 カウンセリングとは何だったのか──終わりながら考える」より

    【目次】
    まえがき ふしぎの国のカウンセリング
    第1章  カウンセリングとは何か──心に突き当たる
    第2章  謎解きとしてのカウンセリング──不幸を解析する
    第3章  作戦会議としてのカウンセリング──現実を動かす
    第4章  冒険としてのカウンセリング──心を揺らす
    第5章  カウンセリングとは何だったのか──終わりながら考える
    あとがき 運命と勇気、そして聞いてもらうこと
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    森村進
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    何が「正しい」のか、わからなくなった時代に。
    プラトン、カント、ベンサム、ロールズ……2400年にわたる知的格闘。
    人生や社会に関わる切実な問いを、哲学者たちはこう考えた!

    法哲学の第一人者があざやかに整理し、切れ味鋭く論じる、「正義」入門の決定版!


    【本書の構成】

    はじめに――いま、なぜ過去の正義論を見直すのか?
    序章 正義論のさまざまなパターン――本書のねらい
    第一章 正義とは魂の内部の調和である――プラトン
    第二章 正義とは他の人々との関係において現れる徳である――アリストテレス
    第三章 正義とは相互の利益になる契約を実行することである――ホッブズ
    第四章 正義とは自然権の保護・実現である――ロック
    第五章 正義とは慣習によって生じた財産権規則を守ることである――ヒューム
    第六章 正義とは非難が適切であるということと権利の保護である――スミス
    第七章 正義とは「定言命法」に従うことである――カント
    第八章 正義とは功利の原理の一適用にすぎない――功利主義
    第九章 正義とは社会制度の第一の徳である――ロールズ
    あとがき――文献案内をかねて
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    古市憲寿
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    歴史を学ぶにも、現代を考えるにも、これだけはおさえておきたい知識がゼロからわかる!
    「聖書」、ゾロアスター教、北欧神話、『論語』……
    個性豊かな12人の専門家に、古市憲寿が読者に代わって理解の「ツボ」を聞いた!
    各宗教・神話の基礎がわかる解説マンガ付き!

    【本書の内容】
    なぜキリスト教は「長持ち」したのか――佐藤優
    ロシアの指導者はなぜ絶対的な力を持つのか――三浦清美
    イスラム過激派のテロがなくならない理由――飯山陽
    ゾロアスター教が世界宗教に脱皮できなかった理由――青木健
    ヒンドゥー教にとっての「神」とは――沖田瑞穂
    ジャイナ教はなぜ不殺生を徹底するのか――堀田和義
    古い時代の儒教と朱子学はどう違う?――渡邉義浩
    玄奘はなぜインドへ向かったか――吉村誠
    北欧神話の巨人とは?――松本涼
    『万葉集』が最も日本的で、最も中国的である理由――上野誠
    日本仏教はなぜ多様なのか――碧海寿広
    人びとは宗教から遠のいていくのか――岡本亮輔

    構成:斎藤哲也 マンガ:ヤングみやざき

    【本文より】
    この『謎とき 世界の宗教・神話』は、「本」を通じて世界の宗教や神話の不思議を解き明かそうとする一冊だ。
    なぜ「本」なのか。それは多くの宗教が聖典を持つからだ。何かの宗教を理解しようとする場合、『新約聖書』や『コーラン』などの聖典に当たるのがよさそうに思える。
    だがここに大きなハードルが立ちはだかる。一人で聖典を読み通すのは、とんでもなくたいへんなのだ。何せ現代と常識や価値観の違う時代に書かれた文章である。現代人から見れば飛躍や矛盾も多い。特にその宗教の信者でないなら、なおさら取っつきにくい。
    ではどうすればいいのか。大切なのは「補助線」だと思う。宗教書に限らないが、古典を読むには前提知識が必要である。前提知識という補助線があるかないかで、一気に難解な本も読みやすくなる。
    というわけで、一二人の研究者に宗教書や神話の「読みどころ」を聞いてきたのが本書である。結果的に、一冊でキリスト教からイスラム教、ゾロアスター教から北欧神話まで一二の信仰についてざっくりと把握できる良質な入門書になったと思う。良質すぎて、実際の聖典に当たらなくても、読んだフリができるほどである。――「はじめに」より
  • 近代哲学の最高峰をいまこそ読み直す!
    「形而上学の不可能性」の原理とは? 
    「アンチノミー」「カテゴリー」「物自体」とは何か――。
    近代社会における知の全地平を見渡すうえで必読の一書をわかりやすく平らげる。「超解読」シリーズ第二弾!

    【目次】
    まえがき
    1 先験的原理論
      第一部門 先験的感性論
      第二部門 先験的論理学
       第一部 先験的分析論
       第二部 先験的弁証論
    2 先験的方法論
    あとがき
  • 予備知識なしに、重要哲学書がわかる「超解読」シリーズ第1弾!
    「小説みたいにおもしろい」。メルロ=ポンティがこう語ったという、『精神現象学』。自然、自己、他者、共同体、神などに関するさまざまな人類の経験を経ながら、主人公である「意識」はいかに成長していくのか。近代社会に生きる人間の「欲望」の本質は何か。ヨーロッパ哲学史上、最も重要にして最も難解なヘーゲルの主著を、おなじみのコンビがわかりやすく読み砕く。


    【著者紹介】
    竹田青嗣(たけだ せいじ)
    1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授を経て、現在、早稲田大学国際教養学部教授。哲学者、文芸評論家。著書に、『現象学入門』(NHKブックス)、『人間の未来』(ちくま新書)、『ハイデガー入門』『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著)『完全解読カント『純粋理性批判』』(いずれも講談社選書メチエ)などがある。

    西 研(にし けん)
    1957年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。和光大学現代人間学部教授を経て、現在、東京医科大学教授。哲学者。著書に、『実存からの冒険』『哲学的思考』(ともにちくま学芸文庫)、『ヘーゲル・大人のなりかた』(NHKブックス)、『哲学のモノサシ』(NHK出版)、『完全解読ヘーゲル『精神現象学』』(共著、講談社選書メチエ)などがある。


    【目次】
    まえがき――自由のゆくえ
    緒論
    第一章 意識
    第二章 自己意識
    第三章 理性
    第四章 精神
    第五章 宗教
    第六章 絶対知
    おわりに
  • 私たちはまだ、「自由」を知らない――。
    覆される常識の先に、ありえたかもしれないもうひとつの世界が浮かび上がる。
    気鋭の哲学者による、心揺さぶる倫理学(エチカ)入門。

    ★現代人の「思考のOS」を書き換えるスピノザ哲学のエッセンス★

    □すべての個体はそれぞれに完全である。
    □善悪は物事の組み合わせで決まる。
    □「力」こそ物の本質である。
    □自殺や拒食の原因は人の内側にはない。
    □一人ひとりの自由が社会の安定につながる。
    □必然性に従うことこそ自由である。
    □自由な意志など存在しない。
    □意志は行為を一元的に決定しない。
    □真理の外側に真理の基準はない。
    □新しい主体のあり方が真理の真理性を支える。

    *「NHK 100分de名著」『スピノザ エチカ』に新章を加えた増補改訂版*

    [目次]
    はじめに
    1. 組み合わせとしての善悪
     1)スピノザとは誰か
     2)哲学する自由
     3)神即自然
     4)『エチカ』はどんな本か
     5)組み合わせとしての善悪
     6)善悪と感情
    2. コナトゥスと本質
     1)コナトゥスこそ物の本質
     2)変状する力
     3)多くの仕方で刺激されうる状態になること
     4)コナトゥスと「死」の問題
     5)万物は神の様態
     6)神は無限に多くの属性から成る
     7)コナトゥスと社会の安定
    3. 自由へのエチカ
     1)「自由」とは何か
     2)自由の度合いを高める倫理学
     3)自由な意志など存在しない
     4)行為は多元的に決定されている
     5)現代社会にはびこる意志への信仰
    4. 真理の獲得と主体の変容
     1)スピノザ哲学は「もうひとつの近代」を示す
     2)真理は真理自身の基準である
     3)真理と向き合う
     4)物を知り、自分を知り、自分が変わる
     5)主体の変容と真理の獲得
     6)AIアルゴリズムと人間の知性
    5. 神の存在証明と精錬の道
     1)懐疑の病と治癒の物語
     2)真理への精錬の道
     3)精錬の道は自ら歩まねばならない
     4)対話相手としてのスピノザとデカルト
    おわりに
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    後藤明
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    なぜ世界中によく似た神話が見られるのか。神話には人類の古い歴史が埋めこまれている。最新の神話研究とDNA研究のコラボにより、「出アフリカ」以降のホモ・サピエンス移動の軌跡が明らかに。世界の神話の分析から浮かび上がる人類の壮大なドラマ。人類史の見方が変わる!
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    中屋敷均
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。(講談社現代新書)
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで

    西欧文明中心の近代に終わりを告げ現代思想に新しい地平を拓いた構造主義。レヴィ=ストロースの親族・神話研究の、鮮やかな方法と発想の背景に見えてくる、ソシュール言語学やモースの贈与論。そして遠近法にまでさかのぼる、数学史の水脈に隠された〈構造〉のルーツ。モダニズムからポスト構造主義への知の戦線に、軽快な文章で歯切れよく迫る! (講談社現代新書)
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    野矢茂樹
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    私が死んでも世界は続くだろうか。理由は? 「時が流れる」のは本当か。他人に意識があるとなぜわかる? 実在、知覚行為、自由など哲学の根本問題を専門用語ではなく日常生活レベルで考察する画期的対話篇。(講談社現代新書)
  • なぜ僕は存在するのか?
    なぜ悪いことをしてはいけないのか?

    刊行から30年、世代を超えて読み継がれる名著の完成版!

    「哲学は向こう側にあるのではない。哲学史の本の中に「哲学」として登場してくるものは、もう哲学ではない。向こうにある哲学を学ぼうとすれば、哲学した人の残した思想を読んで理解し、共感を感じたり反感を感じたりできるだけだろう。哲学はこちら側にある。自分自身の内奥から哲学をはじめるべきだ」
                                             「問いの後に 哲学とは?」より
  • 約1分の勾留質問で164日間勾留、検事の作文で作られる供述調書、証拠
    改竄や捏造……。冤罪に巻き込まれた著者がみた驚愕の刑事司法の実態とは

    法制審に参加した市民委員5人が戦慄した、抜け穴だらけの刑事司法改革。誰もが信頼できる刑事裁判のために、私たちにはなすべき事がある。取り調べの可視化、人質司法の解消、証拠開示制度・再審制度の見直しで、刑事司法は必ず変わる、必ず良くなる

    神津里季生(連合元会長)
    松木和道(元三菱商事法務部長)
    周防正行(映画監督)
    安岡崇志(元日本経済新聞論説委員)

    「有罪率99.9%」は、先進国の中では異常なまでの高率です。以前は、検察の優秀さを示す数字であるかのように言われてきましたが、本来なら無罪となるべき事件や、そもそも無実の人たちが、かなりの数、有罪になっていることが指摘されています。
    警察、検察、裁判所に対する国民の信頼度は高いと思いますから、皆さんは、「まさか、何もやっていない自分が犯罪者にされるはずはない」と信じているでしょう。
    私も、かつてはそうでした。それだけに、検察の強引な取調べ、身に覚えのない罪でも、否認を続けると長期間にわたり拘置所に閉じ込められる「人質司法」、証拠開示になかなか応じようとしない検察の姿勢、あってはならない証拠の改竄という事実に、愕然とさせられたのです。
    「はじめに」より
  • なぜ全国各地で次々に事故が起きるのか?
    お金も人も足りない……打つ手はあるのか?

    見て見ぬフリはもうできない!
    道路、鉄道、水道、インフラ、橋……
    この国は崩れ去ってしまうのか?

    全国民当事者!
    私たちの暮らしを揺るがす「大問題の正体」を
    豊富なデータと事例から解き明かす!

    「インフラは、どのように造るかだけでなく、どう維持していくかが非常に大事なのです。言葉にするとシンプルですが、簡単なことではありません。
    そのことを端的に示しているのが、40年ほど前にベストセラーになった『荒廃するアメリカ』の内容です。アメリカでは1930年代に集中整備されたインフラに対し、その後のメンテナンスに十分な予算を割かなかった。その結果、老朽化が進行し、50年後の1980年代の経済に大きなダメージを与えました。
    景気がいい時代に大量のインフラを建設して、多くの人の生活を便利にしたのはいいものの、うまくメンテナンスをしないと、朽ち果ててしまう、あるいは八潮の事故のように崩壊してしまう。
    これがインフラの抱える“危機の本質”なのです」――「はじめに」より

    【目次】
    第1章 日本のインフラはどうなっているのか?
    第2章 インフラはどのように劣化するのか?
    第3章 「良いインフラ」をどう造るか?
    第4章 「今あるインフラ」を長持ちさせるには?
    第5章 地域のインフラはみんなで守る
    第6章 インフラの「残された課題」
  • 人手が足りない!
    個人と企業はどう生きるか?
    人口減少経済は一体どこへ向かうのか?

    なぜ給料は上がり始めたのか、経済低迷の意外な主因、人件費高騰がインフレを引き起こす、人手不足の最先端をゆく地方の実態、年間労働時間200時間減のワケ、医療・介護が最大の産業になる日、労働参加率は主要国で最高水準に、「失われた30年」からの大転換……
    10万部突破ベストセラー『ほんとうの定年後』著者がデータと取材で明らかにする、先が見えない今こそ知りたい「10の大変化」と「8つの未来予測」――。

    【目次】
    プロローグ――人手不足の先端を走る地方中小企業の実情

    第1部 人口減少経済「10の変化」
    変化1 人口減少局面に入った日本経済
    変化2 生産性は堅調も、経済成長率は低迷
    変化3 需要不足から供給制約へ
    変化4 正規化が進む若年労働市場
    変化5 賃金は上がり始めている
    変化6 急速に減少する労働時間
    変化7 労働参加率は主要国で最高水準に
    変化8 膨張する医療・介護産業
    変化9 能力増強のための投資から省人化投資へ
    変化10 人件費高騰が引き起こすインフレーション

    第2部 機械化と自動化――少ない人手で効率よく生産するために
    建設 現場作業の半分はロボットと
    運輸 自動運転は幹線輸送から
    販売 レジ業務は消失、商品陳列ロボットが普及
    接客・調理 デジタル化に伴いセルフサービスが広がる
    医療 非臨床業務の代替と専門業務への特化
    介護 記録作業から解放し、直接介助に注力する体制を

    第3部 人口減少経済「8つの未来予測」
    1.人口減少経済でこれから何が起こるのか
    2.人口減少局面における社会選択
  • 驚愕の研究、最前線!
    脳からコンピュータに意識を移す!!

    意識はどのように生まれるのか?
    生命科学最大の謎を解く、切り札がここに!

    意識のアップロードを可能にする秘策とは?
    永遠の命を得た意識は、何を感じ、何を思うのか?
    科学者人生を懸けた渾身の書!

    【本書の内容】
    ・なぜニューロンの塊にすぎない脳に「意識」がわくのか
    ・「意識の解明」と「不老不死の実現」一石二鳥の妙案
    ・右脳と左脳を切り離すと、二つの意識が現れる
    ・新型ブレイン・マシン・インターフェースで、脳半球と機械半球をつなぐ
    ・人工神経回路網に意識を移し替えることで、意識を解き明かす
    ・意識のアップロード後には、現実世界と見紛うばかりの世界が待つ
    ・アップロードされた「わたし」は「わたし」であり続けるか

    【目次】
    1章   死は怖くないか
    2章   アップロード後の世界はどうなるか
    3章   死を介さない意識のアップロードは可能か
    4章   侵襲ブレイン・マシン・インターフェース
    5章   いざ、意識のアップロード!
    6章   「わたし」は「わたし」であり続けるか
    7章   アップロードされた「わたし」は自由意志をもつか
    8章   そもそも意識とは
    9章   意識を解き明かすには
    10章 意識の自然則の「客観側の対象」
    11章 意識は情報か 神経アルゴリズムか
    12章 意識の「生成プロセス仮説」
    13章 意識の自然則の実験的検証に向けて
    14章 AIに意識は宿るか
    15章 意識のアップロードに向けての課題
    16章 20年後のデジタル不老不死
  • ポルトガルインド総督に使節を派遣した大友氏。アユタヤ国王との接触を図る松浦氏。カンボジアとの「国交」樹立を目論む島津氏。さらには天正遣欧使節や伊達政宗による慶長遣欧使節。あるいは、その本拠地で花開いた国際色豊かな「コスモポリタンシティー」ーー国の「王」として、狭い冊封体制の枠組みを越え、東南アジアから南アジアへ、そしてヨーロッパへと、対外活動を地球を俯瞰する広範囲へと拡大してゆく戦国大名たち。日本史の文脈を越え、世界史のコンテクストの中から見えてくる、戦国大名のこれまでとはまったく異なった新たな姿を提示する。
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    栗田治
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    文系・理系は関係ない。まずは、モデルを考えよう!

    日常生活から学問、ビジネスの現場まで、論理的な思考を支える「モデル分析」の作法。
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    奥野克巳
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    「人間の生」とは一体何なのか。今から100年前、人類学者たちはその答えを知ろうとしてフィールドワークに飛び出した。マリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドという4人の最重要人物から浮かび上がる、人類学者たちの足跡とは。これを読めば人類学の真髄が掴める、いままでなかった新しい入門書!
  • かつて「一億総中流社会」と言われた日本。戦後、日本の経済成長を支えたのは、企業で猛烈に働き、消費意欲も旺盛な中間層の人たちだった。しかし、バブル崩壊から30年が経ったいま、その形は大きく崩れている。
    2022年7月内閣府が発表したデータでは、1994年に日本の所得中間層の505万円だった中央値が2019年には374万円と、25年間で実に約130万円も減少した。もはや日本はかつてのような「豊かな国」ではなく先進国の平均以下の国になってしまった。なぜ日本の中流階層は急激に貧しくなってしまったのか。「中流危機」ともいえる閉塞環境を打ち破るために、国、企業、労働者は何ができるのか。その処方箋を探った。

    【プロローグ】稼げなくなった中間層

    第1部 中流危機の衝撃
    第1章 幻想だった中流の生活
    第2章 夢を失い始めた若者たち
    第3章 追い詰められる日本企業
    第4章 非正規雇用 負のスパイラルはなぜ始まったのか

    第2部 中流再生のための処方箋
    第5章 デジタルイノベーションを生み出せ
    第6章 リスキリングのすすめ
    第7章 リスキリング先進国ドイツに学ぶ
    第8章 試行錯誤 日本のリスキリング最新事情
    第9章 同一労働同一賃金 オランダパートタイム経済に学ぶ
    【エピローグ】ミドルクラス 150年の課題
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで

    【もっとも易しいヴィトゲンシュタイン入門!】

    なんで犬をイヌって呼ぶの?
    地球人の数学と宇宙人の数学は似てる?
    私とあなたの「痛い!」は同じ?

    私たちを支配する「社会のふるまい」のルール=「言語ゲーム」。
    そのヴィトゲンシュタイン哲学の核心を、36の練習問題を解きながら平易な言葉で解説!


    「約束しよう。
    この本は、ヴィトゲンシュタインに比べればまるでオモチャだ。小学校の算数だ。でもその問題が解けるかどうかで、自分の生き方も、ものの見方も、まるで違ってしまうという覚悟で考えよう。さもないと、ものを考えたことにはならない。
    子どもは、真剣に遊ぶ。真剣に遊ばなければ、遊んだことにはならない。
    おとなは、真剣に考えよう。考えることに、お金はかからない。その気になれば、誰でもできる。そして、真剣に考える大人が増えれば、この世の中はその分だけ、ちょっとましになると思う。」ーー第3章より


    【本書の内容】
    ・失われた文明の解読は、暗号の解読と同じ?
    ・言語を正しく使って、初めて人間は人間になる
    ・『論理哲学論考』と『哲学探究』の相違点
    ・言葉の意味は、言葉では説明できない
    ・私を私たらしめる「固有名」と「確定記述」
    ・人間は言語ゲームを抜けることができるか?
    ・クリプキの懐疑論と「くゎ算」という思考実験
    ・規範(価値)は同時に「事実」である   ……ほか


    【本書の構成】
    1、隕石衝突問題
    2、世界の終わり
    3、宇宙人を見分ける
    4、言葉と意味
    5、言葉と実物世界
    6、固有名
    7、ゲームとルール
    8、数列とルール
    9、偶然と自由と可能世界
    10、感覚と内面
    11、文の仕組み
    12、嘘
    13、ルール懐疑主義
    14、確実性について
    15、言語ゲームの応用問題
  • 主観と客観の一致は原理的にありえない。
    近代の哲学者たちを悩ませてきた「認識問題」の難問を解くために
    フッサールが考えた「現象学的還元」とは?
    「内在-超越」、「構成」、「絶対的所与性」……。
    さまざまな批判にさらされてきた現象学の誤解をとき、その核心に迫る一冊。
    近代哲学の重要な原理を平易に読み解く大好評シリーズ第三弾!
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    100ページで教養をイッキ読み!
    現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!

    1:それは、どんな思想なのか(概論)
    2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景)
    3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用)

    テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、
    「一気に読める教養新書」です!
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    ショーペンハウアー

    苦しみに満ちた人生を、いかに生きるべきか。
    欲望を原動力とした現代社会の歪みが、生きづらさに拍車をかけている。
    苦悩や葛藤から自由になる道を考え抜いた哲学者が導く「生きるヒント」とは。

    叱咤激励、小気味よいアイロニー。
    人生の悩みに効く「求道の哲学」と「処世の哲学」。


    【本書の内容】

    ●幼少期に目撃した人間社会の「生の悲惨さ」
    ●世界は「にせもの」なのかもしれない
    ●欲望から自由になるための「意志の否定」
    ●<悪>から私たちを解放する「共苦」と「芸術」
    ●日本の若者たちに刺さった「青春の哲学」
    ●人付き合いは「仮面をつけた化かし合い」である
    ●欠点は隠すよりも見せたほうがよい
    ●「生まれてこなければよかった」反出生主義に対する「救済の道」

    ……ほか
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    小熊英二
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    学問の「型」を理解すれば、勉強はもっと楽しくなる。
    社会人にも役立つ、大学の双方向授業をもとにした「論文入門」の決定版!

    「この型式に沿って書かないと、評価されません。」
    学生の興味・関心を的確に導く。
    圧倒的な筆力を持つ社会学者・小熊英二による論文作法。

    「人間は不完全だから進歩するし、努力する。
    そして、人間が一人でやれることには限界がある。
    だから書いて、公表し、他人と対話する。
    そのように、私は考えています。」(本文より)


    ◆アリストテレス『弁論術』に学ぶ説得の技法
    ◆「結論を先に言え」は古代からあった
    ◆人文・社会科学はなぜ「科学」なのか
    ◆「霊魂」「意志」「社会」という不確かな前提
    ◆「主題」と「対象」を混同しない
    ◆画期的な研究を行うためのヒント
    ◆論文における「よい文章」とは?
    ◆方法論は「料理のレシピ」
    ◆「パラグラフ・ライティング」のコツ ……ほか


    【本書の構成】

    はじめに
    第1章 論文とは何か
    第2章 論文と科学
    第3章 主題と対象
    第4章 はじめての調べ方
    第5章 方法論(調査設計)
    第6章 先行研究と学問体系(ディシプリン)
    第7章 方法(メソッド)
    第8章 研究計画書とプレゼンテーション
    第9章 構成と文章
    第10章 注記と要約
    第11章 校正と仕上げ
    おわりに
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    田中優子
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    人権無視の悲哀の場か、日本文化の聖域か。
    「日本史の陰影(タブー)」を再考する。

    江戸学の第一人者による「遊廓入門」の決定版!

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    遊廓は二度とこの世に出現すべきではなく、
    造ることができない場所であり制度です。

    一方で遊女が、高い教養を持ち、輸入香木を焚きしめ、とても良い香りを放ち、和歌を作り、三味線を弾き、生け花や抹茶の作法を知っており、一般社会よりもはるかに年中行事をしっかりおこない、日本文化を守り継承してきた存在でもあったことを忘れてはなりません。

    -----------------------------------------------------------------

    【本書の目次】

    はじめに
    第一章 吉原遊廓の誕生
    第二章 遊廓とはどういう場所か?
    第三章 遊女とはどんな人たちか?
    第四章 男女の「色道」と吉原文化
    第五章 吉原遊廓の三六五日
    第六章 近代以降の吉原遊廓
    終章  遊廓をどう語り継ぐべきか


    【本書の内容】

    ・遊郭は「辺境の別世」「身分のない世界」
    ・「不夜城」と呼ばれた吉原遊廓
    ・「色好み」という日本文化の伝統
    ・井原西鶴が描いた「床上手」な遊女たち
    ・恋を創るために読まれた「色道」
    ・江戸の「いい男」「いい女」の条件とは
    ・遊女を世に知らしめた「洒落本」と「浮世絵」
    ・遊女の人権が問われた「マリア・ルス号事件」
    ・吉原遊廓の凋落と消えゆく江戸文化  ……ほか
  • 【死生観が一変する〈現代人のための生物学入門〉!】
    生命の死には、重要な意味がある。
    遺伝子に組み込まれた「死のプログラム」とは?



    なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか?

    年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。
    やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。
    しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。
    その意味とはいったい何なのか――「死」に意味があるならば、老化に抗うことは自然の摂理に反する冒涜となるのでしょうか。
    そして、人類が生み出した“死なないAI”と“死ぬべき人類”は、これからどのように付き合っていくべきなのでしょうか。


    ■主な内容
    ・恐竜が絶滅してくれたおかげで、哺乳類の時代が訪れた
    ・宇宙人から見た「地球の素晴らしさ」とは
    ・地球上で最も進化した生物は昆虫である
    ・遺伝物質DNAとRNAの絶妙な関係
    ・「死」も、進化が作った仕組みである
    ・ヒトだけが死を恐れる理由
    ・“若返る”ベニクラゲの不思議
    ・超長寿のハダカデバネズミは、なぜがんにならないか
    ・ヒトの老化スピードが遅くなっている理由とは?
    ・「若返り薬」の実現性
    ・少なめの食事で長生きできる理由
    ・老化細胞は“毒”をばらまく
    ・テロメアの長さと老化は関係ない?
    ・生物学的に見ると、子供が親よりも「優秀」なワケ
    ・ヒトが生きる目的は、子孫を残すことだけではない
    ・“死なないAI”を生み出してしまったヒトの未来
    ・有限の命を持つからこそ、「生きる価値」を共有できる
    ・私たちは、次の世代のために死ななければならない
    ――すべての生き物は「死ぬため」に生まれてくる。

    第1章 そもそも生物はなぜ誕生したのか
    第2章 そもそも生物はなぜ絶滅するのか
    第3章 そもそも生物はどのように死ぬのか
    第4章 そもそもヒトはどのように死ぬのか
    第5章 そもそも生物はなぜ死ぬのか
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    宇野重規
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    トランプ大統領をはじめとする「ポピュリスト」の跋扈、旧社会主義諸国および中国など権威主義国家の台頭など、近年の世界の政治状況は、民主主義という制度の根幹を揺るがすかのような観を呈しています。日本の状況を見てみても、現行の政権が「民意」の正確な反映、すなわち「民主主義的な」政権だといわれると、頸をかしげる人も少なくないのではないでしょうか。はたして民主主義はもう時代遅れなのか? それとも、まだ活路はあるのか? 
    それを議論するためには、まず何よりも、民主主義とは、そもそもどのような制度なのかを「正しく」知らなければならないでしょう。今では自明視されている「民主主義」という制度ですが、人が創ったものである限りそれもまた歴史的な制度として、さまざまな紆余曲折を経て現在のようなものになったのであって、決して「自然」にこのようなになったわけでではないのです。
    そこで本書では、ギリシア・アテナイにおける民主主義思想の「誕生」から、現代まで、民主主義という制度・思想の誕生以来、起こった様々な矛盾、それを巡って交わされた様々な思想家達の議論の跡をたどってゆきます。その中で、民主主義という「制度」の利点と弱点が人々にどのように認識され、またどのようにその問題点を「改良」しようとしたのか、あるいはその「改革」はなぜ失敗してしまったのかを辿ることにより、民主主義の「本質」とは何なのか、そしてその未来への可能性を考えてゆきます。
    またあわせて、日本の民主主義の特質、その問題点についても分析してゆきます。
    民主主義という思想・制度を知るための、平易な政治思想史の教科書としても最適です。
  • 私が自由意思で自分の臓器を売ることがなぜ禁じられるのか?
    ギャグに著作権を認めたらどうなる?
    カジノは合法なのに賭け麻雀が違法なのはなぜ?
    全人類に共通の良心なんてある?

    法と道徳、功利主義、人権、国家、自由、平等……私たちが生きていくうえで目をそらさずに考えたい「法哲学の問い」を、たくさんの具体例を紹介しながらわかりやすく解説!青山学院大学の“個性派教授”による、読んで楽しい法哲学教室!
  • 日本人の足を知り尽くしたアシックスの研究部門が、ウォーキングシューズ作りを通して研究分析した日本人のための「究極の歩行術」を初公開。日本人の足は50歳を境に激変する。50歳からの歩き方次第で、100歳まで元気に歩けるかどうかが決まるのです。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    入門一歩前の基本がわかる、累計40万部超のベストセラー最新版登場! レポート、論文作成には欠かせない、ネット検索の上手な活用法とは? 電子書籍の引用表記は、どのようにすればよいか? 気をつけなければならない論文不正の種類とは? 最新のネット環境などに対応したアップデート版が登場。 誰にも訊けないことが書いてある!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • よいお金儲けを促進し、悪いお金儲けを抑制する、それが経済学の本質だ! アダム・スミス、マルクス、ケインズら経済思想家は、現実といかに格闘したのか? 一冊で経済学の歴史がわかる決定版入門書。
  • 文法・訳読はほんとうに時代遅れか。「英語の授業は英語で」で、何が起きるか。英語を読む力よりも、話す力が求められる、昨今のコミュニケーション偏重の風潮に疑義を呈し、日本人は英語とどう向き合うべきかを根本から問い直す。「英語の授業は英語で行う」。文法訳読の授業はいらない――。そんな新指導要領の方針に疑義あり!
  • 貧困問題の新しい入門書。誰でも「居場所」「つながり」「役割」を持って生きていたいと願う。そのキーワードとなる「社会包摂」なしに、これからの社会保障政策は語れない。気鋭の研究者が、熱く熱く語る。(講談社現代新書)
  • 日本はなぜ太平洋戦争に突入していったのか。為政者はどんな理屈で戦争への道筋をつくり、国民はどんな感覚で参戦を納得し支持したのか。気鋭の学者が日清戦争以降の「戦争の論理」を解明した画期的日本論! (講談社現代新書)
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    酒井啓子
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    国際政治を理解するための新しい入門書。パレスチナ問題、産油国の隆盛、イランのゆくえ、イスラーム主義、ネットメディアの影響。ニュースでも理解しにくい中東情勢にかかわる問題を国際政治と現代史の視点から読み解く。(講談社現代新書)
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    永井均
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    自分ひとり裸一貫で哲学することのすすめ。なぜ悪いことをしてはいけないのか。なぜぼくは存在するのか。この二つの大問題に答えはあるだろうか。脳に汗して考え、自分の答えを見つけるプロセスを語る。(講談社現代新書)
  • 超難問「過去はどこへ行ったのか」を考える。過去体験はどこか空間的な場所に消えたのか。未来は彼方から今ここへと到来するのか。過去―現在―未来という認識の文法を疑い、過去が発生する場を見きわめる。(講談社現代新書)
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    竹村牧男
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    仏教って、こんなに新しく面白かったのか! 常住不変な存在としての「私」を否定する無我。主客二元論を根本的に否定する縁起。無意識の世界、絶対現在の時間論等、現代西洋哲学を先取りした思想に迫る。(講談社現代新書)
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで
    著:
    長谷川宏
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    読めば本当のヘーゲルがわかる絶好の入門書。弁証法とはどんな思考法か。意識とは、歴史とは何か? 近代社会の自由と自立を求めて、道徳や宗教より「知」の優位を説いた思索を、平易な日本語で描ききる。(講談社現代新書)
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで

    若き天才が全て明かす「芝居作りの技術」。シェイクスピアはなぜ四世紀にわたって人気なのか? 日本で対話劇が成立しづらいのはなぜか? 戯曲の構造、演技・演出の方法を平易に解説する画期的演劇入門書! (講談社現代新書)
  • 499(税込) 2026/4/9(木)23:59まで

    従来の麻雀観を根底から覆す数理的戦術書。「状況」や「流れ」を根拠にした曖昧な打ち方は思考停止にすぎなかった。膨大なデータを解析し「ここではこう打つ」という解に可能な限り近づく史上初の試み。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 (講談社現代新書)
  • だから生きづらかったのか!
    7人に1人、日本に約1700万人いるとされる「境界知能」の人たち。

    言語化が苦手、仕事の段取りを覚えられない、行動がワンテンポ遅い、対人関係の距離感が極端、金銭管理ができない、ダマされやすい……
    困っているのに気づかれなかった人々の実態とは?

    当事者を見てきた第一人者の医師が、
    現状から事例、支援策まで、全体像をわかりやすく解説する。

    【本書のおもな内容】
    ●なぜIQ70~84が境界知能となったのか?
    ●診断ができない・つかないことの苦悩
    ●「境界知能=非行少年」は本当か?
    ●医療、福祉、保健、心理、教育で見落とされてきた
    ●発達障害や知的障害との関連性とは?
    ●愛着障害やうつ病で気づかれなかった事例
    ●国内外でどんな支援が行われているのか?
    ●サポートが必要になる人の「9つの特徴」

    「実は、境界知能とは診断名ではありません。だからこそ、周囲から理解されず、境界知能の人は、学校や就労、社会生活において、学習、対人関係、自己管理の困難や生きづらさを抱えていることが少なくありません。そのため、成人期になっても家族のサポートを必要としている当事者も多いのです。
    (中略)
    境界知能は気づかれないことも多く、周囲の無理解やいじめ、子ども本人の自己肯定感・自尊感情の低下、傷つきから、2次障害として、精神疾患、不適応、非行などの状況を呈してはじめて、医療や福祉、司法の現場で気づかれることもあります」――「はじめに」より
  • 奇書『土葬の村』から5年!
    日本に、最古の弔いの風習「風葬」が残っていた!! 

    琉球諸島に今も続く「風葬」や、
    アイヌの「土葬」など伝統的な自然葬から、
    1990年代に始まった「散骨、樹木葬」、
    最近生まれたばかりの「循環葬」まで。

    これは死後、土に還ることのできる葬地を訪ね、調査した、
    弔いの記録である。
    死んだら自然に還りたい!
  • 「わたし」の中に無数の生命が潜んでいる。あなたの中の「他者」とは何か? 異なる生命体の共存と融合が形作る「生命」。最新研究でわかった「驚きの生命観」

    中江有里さん(女優)絶賛
    生物は独りでは生きられない。
    「他者」とつながり、体の内の「内なる下界」に 生かされ、長い時を重ねて私はここに居ると感じ入った。


    「はじめに」より
    本書が描く生命の姿は、複合体としての実在である。「わたし」の中には、実は多くの生命体が複合体として存在している。それは遺伝子という意味でも、細胞内小器官(オルガネラ)という意味でも、また生物種の共生体という意味でもそうである。どこに区切りがあり、どこからが「わたし」で、どこからが「あなた」なのか、その境界さえ判然としないものも少なくない。生命は合体し、新たな形の生命を生んでいく。「あなた」と「わたし」は混在しており、そしてその合体は、時に物理的な「わたし」だけでなく、「意識」や「心」としての「わたし」にさえ影響を及ぼしている。

    「あなたはだれ?」

    本書を読み終えた時、その問いかけに、果たしてあなたはどう答えるだろうか?

    第32回科学出版講談社賞受賞作家が描く「驚くべき生物たちの姿」

    読み始めたらとまらない
    ビックリ仰天のエピソード満載

    ●オオカミを群れのリーダーにするトキソプラズマ原虫
    ●ウシはウシだけでは ウシになれない?
    ●腸内細菌の移植で性格が変わる! 便移植で臆病なマウスが活発なマウスに
    ●光合成生物を取り込んだ生物を、さらに取り込んだ生物をさらに取り込む…葉緑体を巡る驚きの共生マトリョーシカ
    ●私たちの皮膚を守る保湿成分の生成にウイルス由来の遺伝子が関わっていた
    ●カマキリを「入水自殺」させる寄生者ハリガネムシの恐るべき宿主操作術
    ほか
  • GDPが増えればほんとうに幸せになれるのか?
    経済学が見落としてきたものとは?

    「働かざる者、食うべからず」、「豊かな生産と消費を達成すれば誰もが得をする」――
    アダム・スミス以来、私たちを支配してきた価値観。
    経済成長を追求し、市場経済を駆動させるだけでは見えてこない、ほんとうに求められていること=「必要」に注目をし、経済思想史を捉えなおす。成長なき時代の豊かさを考えるための必読書!

    【本書の主な内容】
    ●「働かざる者、食うべからず」という価値観
    ●通常の経済学には「必要」という言葉は出てこない
    ●お金の価値を疑う都留重人「制度派経済学」
    ●経済学を切り拓いたスミスの二つの著作
    ●マルクスが描いた理想と資本主義の現実
    ●J・S・ミルの「漸進主義」
    ●マーシャルが重視した「組織」への投資
    ●市場が与える評価は正しいのか――ケインズ
    ●福祉国家体制の躓きの石
    ●カール・ポランニーが見た地域コミュニティの破壊
    ●構造的不正義を是正するために
    ●市場経済とは異なるしくみ    
    ●単一中心的思考と多中心的思考
  • 「ふつう」に違和感があるすべての人へ――。

    病気が教えてくれる、新しい「世界の見方」
    自分と世界、身体と心、正常と異常……
    目に映る景色をガラリと変える一冊!

    【本書で考える問い】
    ●病気はどう「発明」されるのか?
    ●新しい病気が生まれるのは、いいこと?
    ●ゲームのやりすぎやごみ屋敷は病気のせい?
    ●生きづらさは連鎖する?
    ●どこまでが医学で、どこからがビジネス?
    ●命の優先順位はあるのか?……ほか

    「私は以前から、「病や障害はマイナスなもの、できるだけ避けるべきもの」という医学での「ふつう」の考え方に、どこか違和感をもっていました。
    しかし、もちろん、医学を否定しているわけではありません。頭が痛いときは薬を飲みますし、必要なワクチンもきちんと受けます。先日も、持病が悪化して入院し、治療を受けました。医学がたくさんの命を救っていることも、よく知っています。
    医学は、病や障害をなくすことを目指しています。それは悪いことではありません。
    でも、人間は生き物ですから、死を完全に避けることはできませんし、同じように、病や障害を完全になくすこともできません。病や障害とともに生きていくことを肯定することも必要です。そのときには、「ふつう」を見直す文系の考え方が、大きなヒントになると思うのです」――「はじめに」より
  • 想像を絶するほどの貧困、高等小学校卒、40歳を過ぎて文壇デビュー、そして国民作家へ。
    逆境から運をつかみ取った生涯を描く、松本清張「初の本格評伝」が登場!
    文豪が体現した「不屈のバイタリティ」と、それを育んだ「昭和という時代の力」を描く。
    幼少期の秘話、思春期以後の恋愛、戦争体験……知られざるエピソードが満載。

    ・原 武史氏(明治学院大学名誉教授)絶賛!
    いかにして清張は「国民作家」となったのか。
    そのルーツが初めて明かされた記念碑的作品だ。
    新たな事実を掘り起こしてゆく著者の筆力に
    ぐいぐいと引き込まれた。

    ・ 酒井順子氏(エッセイスト)絶賛!
    松本清張の向上心、行動力、信念が本書からほとばしる。
    清張の人生を知ることは、昭和を知ることだ。

    <本書の内容>
    第一章 運命をひらく
    行商の旅で鍛えた「作家の足腰」/米兵の死体処理のアルバイト/人生の起爆剤となったデビュー/だまされた経験を「復讐劇」に/お色気小説も書いたデビュー前/「誤解」がもたらした芥川賞受賞 ほか

    第二章 出生をめぐる謎
    「マイナス観光地」での幼少期/崖崩れで生き埋め寸前に/戸籍上は「私生児」だった理由/生後まもなくは「松本清治」だった/出生地と生年月日の謎解き/残飯の魚の骨の汁をすする生活 ほか

    第三章 文学の光
    励ましてくれた教師/大正時代から戦後の学歴事情/12歳、詩人としてデビュー/現実逃避できた読書/解雇と芥川の自殺/見習いの印刷画工に/初めて小説を執筆/特高による拷問と留置場経験 ほか

    第四章 結婚と戦争
    「ハーレー事件」と親友の戦死/「往復三時間」の恋愛と失恋/「印刷所の米櫃」の結婚/「巻紙に毛筆」で採用を求めた手紙/つかみ取った「正社員」/三〇代半ばで召集されたことへの怒り ほか

    第五章 国民作家の誕生
    清張の将来を予見した坂口安吾/『点と線』の大ヒットと「清張待ち」/江戸川乱歩の後継者に/『ゼロの焦点』と社会派推理小説ブーム/絶世の美女と消えた清張/寂聴が本気で怒った悪女 ほか

    第六章 文豪の晩年
    驚異的な仕事量と発行部数/「ゴーストライター疑惑」の真相/「戦後日本の闇」に斬り込む/『砂の器』に込めた父への思い/長者番付で見る絶頂期/未完の遺作『神々の乱心』/国民作家の最期 ほか
  • 【読み始めたら止まらない!誰も知らない「戦争経済史」】

    植民地経営から戦費調達、敗戦後の「清算」まで――
    満洲、台湾、朝鮮、樺太、本土を、バンカーたちは決死の覚悟で駆けめぐっていた!

    驚きのエピソード満載!
    お金から「戦争のからくり」を解き明かす。

    国破れてバランスシートあり……
    銀行員たちの血と汗と涙の奮闘記!

    「本書では戦時銀行体制の中でも少し視点を変えて、「舞台裏」に焦点を当てる。
    この「舞台裏」は多岐にわたる。地理的な場合もあれば、制度的、さらには業務的な周辺部分もある。具体的には植民地や占領地での銀行業、硬貨の造幣や紙幣の印刷、また現金の確保や輸送、銀行店舗の閉鎖・避難などだ。道草として、戦後の占領軍経費負担にも目を向けてみたい。
    銀行員たちは勝利を信じて軍を支え、敵に追われながら軍の金庫番も務め上げた。そして終戦を迎えると、戦争で途方もなく膨らんだ有形・無形の負債の清算を余儀なくされる。彼らは敗北が明らかになっても、「信用維持」という銀行業に携わる者としての矜持を手放さなかった。さすがのアインチヒも、そこまでは思いもよらなかったであろう。
    あちらこちらに散在する断片的な物語を繋ぎ合わせると、戦時に「国力の水増し」を担った銀行体制の新しい輪郭が浮かび上がる。この姿を辿りながら八〇年前の戦争、そして戦後を振り返ってみることにする」――「まえがき――国力水増しの舞台裏」より

    【目次】
    序章 風雲高まる
    第一章 戦時の外地銀行――昭和一九年まで
    第二章 本土決戦と金融機関――昭和二〇年七月まで
    第三章 長い夏が始まる――昭和二〇年八月
    第四章 日本の一番長い日――昭和二〇年八月一五日
    第五章 戦争の後始末
    終章 諸行無常と万古不易
  • 科学的な推理を身上とする名探偵シャーロック・ホームズを生んだのは、心霊と愛国に没頭するお騒がせ男だった!
    コナン・ドイルの数奇な人生を、現地で識者に取材した最新証言を交え、作品とともに解説する。

    ・40歳で突然「軍隊に入る」宣言
    ・「切り裂きジャック事件」の犯人説
    ・世間を騒がせた「妖精事件」
    ・アガサ・クリスティ失踪で勝手に「心霊捜査」
    ・タイタニック号事件をめぐり大論争
    ・政治家を目指して二度落選

    「科学」と「非科学」の間で揺れ動きながら
    名探偵シャーロック・ホームズを生んだ不思議

    本書で解ける謎
    ・ホームズのモデルとなった恩師・ベル博士はどんな人物か?
    ・「ワトソン」を発明したドイル。どんな効果を狙っていた?
    ・19世紀のロンドン近郊で、ホームズが爆発的人気を呼んだ理由
    ・ホームズの推理が現代人から見ると時々「かなり雑」なのは?
    ・ダーウィンの進化論で、英国人が心霊主義に走ったのはなぜ?
    ・「切り裂きジャック事件」で「医師犯人説」が否定される根拠
    ・医師としても成功していたドイルが作家専業を決意したきっかけ
    ・ロンドン留学中の夏目漱石とドイルが出会っていた可能性は?
    ・妻が病死し、失意のどん底にあったドイルを元気にした「事件」
    ・人気絶頂のホームズをなぜ『最後の事件』で葬ろうとしたのか?

    怪しい事象に突き進む、危うい男……なのに
    なぜ、誰もがドイルを愛したか?

    ★(巻末付録)世界一短いホームズのブックガイド……ホームズ全60作品を解説・評価
  • 列島誕生以来、地震・噴火・津波・台風などの自然災害の脅威に絶え間なくさらされてきた災害大国・日本。いくつもの巨大災害が、日本史上にその名を残してきた。平安時代を揺るがした貞観の大津波、近世では宝永の富士山噴火や安政南海地震、近現代では関東大震災や阪神淡路大震災、そして東日本大震災……。歴史を大きく塗り替えた自然災害はなぜ発生し、日本人にどのような影響を与えてきたのか。浮かび上がる「歴史の法則」とは。地球史的スケールで日本史をとらえなおす。
  • 日本社会に根強く残る男女間の賃金格差。
    その背後にあったのは、「男性らしさ/女性らしさ」という呪縛だったーー。

    ● 妊娠・出産による「母親ペナルティ」だけでは説明できない格差
    ● 労働市場と恋愛市場の「ダブル・スタンダード」に苦しめられる女性たち
    ●「女性は数学ができない」という偏見が生む悪循環
    ● ミシュランの星つきレストランに女性シェフが少ない理由
    ● 〇〇専用車両は「差別的」な施策か? 優遇策の予期せぬ「副作用」
    ● 韓国、アメリカ、北欧まで……世界中で急増する「女性を憎む」男性
    ● 差別につながる「カテゴリー化」の罠

    「今とは異なる境遇に、自分が生まれていたなら……。」
    「あり得たかもしれない自分への想像力」に始まり、「今を生きる他者への想像力」に終わる、
    性別をめぐる社会の理不尽に問いかける一冊。

    世界的に起こっているマイノリティや女性の優遇策に対する「バックラッシュ」現象を考えるヒントにも。
  • 私たちが知っている「関ヶ原の戦い」とは、江戸時代に各地で編纂されたさまざまな史料を、明治になってから帝国陸軍参謀本部が集約し、再構築したものである。
    そして、これをもとに「国民的作家」司馬遼太郎が創作した長編歴史小説『関ヶ原』によって、日本人の「関ヶ原像」が決定づけられ、いまもなお、多くの人々を魅了しつづけている。

    しかし近年、インターネットやSNSの普及にともない、大学などに属さない在野の歴史研究家によって新たな一次史料が次々に発掘され、それらについての情報交換が盛んになったことで、従来の「歴史」が次々に書き換えられるようになってきた。なかでも関ヶ原の戦いは、ほぼすべての「通説」が否定されるという「異常」ともいえる状況を呈している。もはやこの戦いにおいては、教科書に書かれていることさえ幻想にすぎないのだ。

    本書は、現在の関ヶ原合戦研究におけるトップランナーである著者が、1600(慶長5)年9月15日に美濃の関ヶ原で起こった戦闘の経緯について、当時、徳川家康をはじめとする諸将の間でかわされた170通余りの書状を読み解くことで、新説を提起するものである。この新説は、従来の通説のようにドラマティックな展開をともなうものではない。「司馬関ヶ原」が脳裏深くに焼きついている人は、少なからず抵抗をおぼえるかもしれない。

    しかし、だからといって私たちは、この新しい「関ヶ原」を拒むことはできない。日本の中世の終焉も、江戸幕府の成立と近世の幕開けも、この「関ヶ原」を受け入れずに考えることは、もうできないのだ。

    【本書が提唱する、おもな新説】
    関ヶ原の戦いは「天下分け目の決戦」ではなかった!
    徳川家康はすでに天下人だった!
    石田三成は西軍の首謀者ではなかった!
    小早川秀秋は合戦中に裏切っていない!
    東西両軍は開戦前に和睦していた!
    両軍の合計は3万ほどだった!

    【これらもすべてフィクションだった!】
    秀吉死後の豊臣政権を運営したのは「五大老五奉行」 
    石田三成と直江兼続による徳川家康挟撃の謀議
    福島正則が徳川家康に忠義を誓った「小山評定」
    もともと低かった毛利輝元の戦闘意欲
    関ヶ原に結集したのは両軍合計15万
    家康が小早川秀秋の離反を催促した「問い鉄砲」
    秀秋の裏切りによって壊滅した大谷吉継勢・・・・・・…

    「新しい関ヶ原」が、この一冊から始まる!
  • 古墳時代の歴史は日本列島とその周辺だけで完結するものではなく、世界史ないしは人類史の一部であることを強く意識したい。古墳時代が始まって終わる紀元後一千年紀は、古墳時代の地球規模の気候環境の変動にも影響され、(中略)人びとを束ねる枠組みとシステムとが大きく組み替えられた段階である。ユーラシア大陸の東の端の沖合に浮かぶ日本の島々に巨大な古墳が現れて、王や有力者の政治組織が台頭したのは、この世界史的組み換えの一環とみなされる。歴史の動きをグローバルにとらえるこのような視点は、近年、国際的に盛んになってきた。また、グローバルな歴史の動きを導いた一因とみられる気候変動が、ここ十年来の高精度古気候復元の研究の進展により、一年ごとの乾湿や寒暖の変化として、具体的に把握されつつある。こうした視点や成果を取り込んで、世界史の一部としての古墳時代史を叙述することを、この本の第三の目標にかかげる。社会全体や世界の動きを視野に入れ、文献史学の成果も取り込んだ、考古学による古墳時代の編年史の総合的叙述。この本でしたいことは、それである。
  • アイツが死んで、オレが生きた。誰にでもアイツがいた――。

    戦没者が最も多かった1920~1923年生まれの若者たち。
    青春を戦争に翻弄され、戦場で死の淵を覗いた彼らは、戦後、「なぜ死ぬのか」から「なぜ生きるか」への転換を強いられることとなる。死者という他者を内に抱えながら、高度経済成長の原動力となった数奇の世代の昭和史!

    「一番割を食った世代」――安岡章太郎
    「いかに生きるか、よりもいかに死ぬべきか、に心を砕いてきた」――中村稔
    「私たち戦中派は、死の匂いの中で、死をめざして育った」――山田宗睦
    「死者の身代りの世代」――吉田満

    吉田満、古山高麗雄、山田風太郎、水木しげる、司馬遼太郎、山口瞳、安岡章太郎、遠藤周作、阿川弘之、三島由紀夫、山本七平、志垣民郎、杉本苑子、吉村昭、城山三郎、中村稔、吉本隆明、鶴田浩二、池部良、田村隆一、鮎川信夫、橋川文三、鶴見俊輔、矢内原伊作、中内功、塚本幸一、岡本喜八、安田武、渡辺清、千玄室、岡野弘彦、平井啓之、島尾敏雄、庄野潤三、向坊壽、辻邦生、北杜夫、山田宗睦……、彼ら戦中派が見た戦争、そして戦後とは?

    【本書の内容】
    ・戦中派とは世代規定であり、自己主張である
    ・戦中派「コペル君」たちの豊かな生活
    ・吉田満たちの青春を伝える日記
    ・「いよいよ戦争がはじまりますかな」――開戦の日、そのとき彼らは
    ・生死を分けた徴兵猶予の停止
    ・「ああ、もう生きて帰れへんのや」――千玄室
    ・学生のズボンについた泥――出陣学徒壮行会
    ・そして新宿から誰もいなくなった
    ・あだ名は「お荷物」、医務室では「お得意さん」、戦場に出れば「敗残兵」――古山高麗雄
    ・中内功が体験した「人間の限界を問う飢餓」
    ・戦艦大和沈没後、吉田満はなぜ特攻を志願したか
    ・「日本は決して『自由』も『平和』も獲得していない」――山田風太郎
    ・遠藤周作が感じた1964年東京五輪後の「空虚感の苦しさ」とは
    ・古山高麗雄、安岡章太郎、安田武らの忘れがたい友人
    ・学徒兵のやり直しだった三島事件
    ・戦中派が作った勤勉システム
    ・戦中派の「サバイバーズ・ギルト」
    ・死んでなお続く物語
    ・「戦友会」という曲

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