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『コスミック文庫、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全92件

  • 日本軍航空隊は、ニューギニア島ミルン湾で、米戦艦ペンシルベニアを撃沈した。さらに戦艦伊勢と日向は同湾を前進し、ラビにある連合国軍基地を砲撃、占領に成功する。
    ラビを失った米軍は、同島を航空基地化していく日本軍の侵攻を防ぐため、今後の作戦をポートモレスビー防衛、あるいはガダルカナル島攻撃の二つに絞らざるを得なくなった。
    そんな中、米太平洋艦隊は、ラバウルに戻った戦艦伊勢と日向の撃沈作戦を決断。ソロモン海に日本戦艦をおびき寄せる陽動作戦を実行するのだが……。
    ニューギニア島をめぐる航空基地争奪戦。迫りくる米陸海軍包囲網を、日本軍は撃破することができるのか!?
    空母の代わりに島嶼を基地化し米海軍を奇襲する、帝国海軍の奇策を描く異色戦記、第二弾!
  • 「足の長い陸攻を〝空母で運用できれば〟最強ですね」──
    軍令部の樋端久利雄少佐の進言を聞いた海軍次官・山本五十六は感心した。この案なら、陸上攻撃機用巨大空母=「戦略空母」でアウトレンジ攻撃を実施し、ハワイを占領した上で、米本土への爆撃も可能になる。
    山本は大艦巨砲主義者ばかりの軍令部人事を一新。戦略空母「魁凰」を要とする機動部隊編制に着手した。
    開戦劈頭、帝国海軍はジョンストン島とミッドウェイ島に奇襲攻撃を敢行。反撃に出た米第十六任務部隊に対し、「魁凰」が出撃する。そしてついに、広大な艦上から一式陸攻が飛び立つ!
    これまで誰も想像だにしなかった画期的な陸攻用巨大空母──。その華々しい活躍を描く戦記シミュレーション傑作!!
  • 日本との開戦を口実に、ドイツに宣戦し世界の覇権を握ろうと考えていたアメリカ。圧倒的な戦力で連合艦隊を撃破された日本は、九州を要塞化し本土決戦を決意する。
    同時に、ドイツなどから兵器や技術を輸入し戦力の向上を企図するも、昭和19年秋ごろには九州平野部のほとんどを米軍に占領されてしまう。
    さらに勢力拡大を続ける米軍は奪取した九州の飛行場を基地化し、戦略爆撃を開始する。
    九州陥落、本土への空襲で日本を追い込むも終わらない対日戦争。マッカーサー率いる部隊は最後の決着をつけるべく、ついに関東上陸作戦を始動する。
    相模湾、九十九里浜沖に迫り来る米大艦隊群に、徹底抗戦の構えで立ち向かう日本陸海軍がとった作戦とは……!?
  • 20××年、東海地方で巨大地震が発生し、突如、自衛隊東富士演習場に小さなトンネルが出現した。調査の結果、トンネルは昭和19年の日本と繋がっていることが判明する。
    しかし、向こう側の『昭和世界』は現代世界が知る歴史とは微妙に異なり、山本五十六が首相を務め、連合艦隊も健在というものだった。山本との接触を試みた21世紀の日本は、彼の要請により、第二次大戦で追い詰められていた「昭和日本」を救うため科学技術の援助を決定。
    一方で、未来にとって貴重な戦略物資となる遺伝子工学上の発見という、巨大な利権を見出す。
    利権獲得のため、昭和日本を護るべく時空防衛隊を結成した未来世界は、太平洋戦争への本格介入を決意した!
  • テロ発生により、アメリカのアフガニスタン侵攻が決定した。日本は後方支援のため、イージス艦こんごうを含む海上自衛隊第二護衛隊群を出撃させる。ところがその一時間後、静寂に包まれていた全艦は、正体不明のサイバー・テロに遭遇し、霧中を抜けるとそこはマリアナ沖海戦直前の昭和19年6月10日の太平洋上だった!
    歴史を知る小野田海将補は、サイパン・グアム陥落がB‐29の焦土作戦の始まりと考え、大日本帝国海軍第二戦隊として参戦することを決意する。
    マリアナ諸島を舞台に繰り広げられる、智将スプルーアンスと小野田海将補の一進一退の頭脳戦。果たして最新鋭兵器を有する第二護衛隊群は、日本の未来を変えられるのか!?
  • 狂い始めた時空の嵐によって、突如未来兵器が時空転移してきた太平洋戦争。最初に現れたのは海上自衛隊の最新鋭空母『ひのもと』だった。
    帝国海軍は無人の『ひのもと』を鹵獲し、航空戦艦として連合艦隊に編入。最新装備の機構を究明し、米海軍を次々と撃破し始める。太平洋の覇権を日本が掌握するかと思われたが、世界各地に未来航空兵器が次々とタイムスリップし、新たな強敵が出現する。
    米海軍は手にしたF/A‐18ホーネットで攻撃を仕掛けるも、帝国海軍はF‐15イーグルで対抗。両軍はついにガダルカナル沖で激突した!
    ドイツ、ソ連をも巻き込み世界中に広がる超次元戦争を、はたして日本は征することができるのか?
  • 北朝鮮は、未曽有の食糧危機にあえいでいた。飢餓寸前の状態に陥った北朝鮮国民は、豊富な食料があると聞かされていた韓国に逃れるために、地雷原などを次々に踏み越え、38度線を突破し南側に雪崩れ込んでいく。
    北朝鮮は、この難民流出を機に、「朝鮮半島統一」を旗印として大戦車隊の侵攻を開始。その進軍は目覚ましく、ソウルは一気に陥落し、その後も短期間で釜山にまで迫っていった。
    その一方で、北朝鮮は日本の原子力発電所を標的にし、弾道ミサイルの発射に踏み切った。
    韓国国内が戦場になる中、日本をはじめ、アメリカ、中国までをも巻き込んだ第二次朝鮮戦争が、ここに始まる!
  • 昭和17年、第一航空艦隊はミッドウェー海戦により大型正規空母三隻を失った。
    戦力が半減した日本海軍は根本的な戦略変更に迫られ、空母に代わる航空基地を島嶼などに建設する「電撃設営隊」を新編。機械化した設営隊を高速船に乗せ、二ヶ月以内に完成させる任務を負った。
    そんな中、米太平洋艦隊はガダルカナル島周辺での日本海軍の動きを不審に思い、潜水艦バラクーダを偵察に向かわせたが、あえなく撃沈する。
    基地建設が進んでいると考えたニミッツ司令官は特殊部隊を送り込み、日本軍のレーダー施設破壊を実施。作戦成功の一報を手にして、空母サラトガから20機の戦爆連合を出撃させるのだが……。
    日本海軍が秘策を講じ、米艦隊撃沈を狙う異色の戦記シミュレーション!
  • 真珠湾を奇襲した日本軍はマレー半島、フィリピン、そして蘭印への侵攻にも成功した。昭和17年5月、南方地域を防衛するため、日本軍は連合軍の基地のあるポートモレスビー攻略を目論む。
    連合艦隊と米太平洋艦隊は珊瑚海で激突、連合艦隊は米空母ヨークタウンとレキシントンを撃破するも、空母翔鶴が被弾してドック入りとなる。
    珊瑚海海戦の後、ポートモレスビー攻略作戦は無期延期とされた。MO作戦の総括のために日本に戻った第四艦隊司令長官井上成美は、山本五十六連合艦隊司令長官から次期作戦の説明を受ける。
    それはなんと「ミッドウェー島攻略作戦」であった…。南海で交錯する壮絶な日米海軍の陽動作戦。激闘を制するのは?
  • 平成27年元旦、日本列島は昭和20年に時空転移する超常現象に見舞われた。
    折しもアメリカが日本への無差別爆撃に着手する直前だった。相手が未来日本と入れ替わったことを知らないアメリカは、B29戦略爆撃団を発進させる。
    対する海空自衛隊は、イージス艦の対空ミサイルとF15戦闘機によって迎撃を試みるが、一機の本土侵入を許してしまい、首都防衛に失敗。その後も繰り返しB29大編隊が日本を襲い、徐々に被害が拡大していく。
    アメリカの物量作戦に対し、たとえ最新鋭の未来兵器であっても専守防衛では防ぎきれないと感じた日本は、先制攻撃やむなしとの結論に至り、自ら攻勢に出ることを決意。遂に怒濤の米侵攻軍との死闘が始まった!
  • 超兵器武装を施された空母「大和」を旗艦とする極秘航空艦隊は、神出鬼没の奇襲攻撃で、米太平洋艦隊を震撼させていた。
    形勢挽回を狙うアメリカ軍は、ようやく復旧されたガダルカナルに、陸軍の新鋭機P47「サンダーボルト」を投入する。対する日本は、超技局が秘密兵器、双発重戦闘機「雷王」を開発。ソロモンの空に、日米両国が繰り出す雷鳴が轟く!
    そして、米本土サンディエゴ基地では、アメリカ海軍最新鋭双胴空母「アフロディーテ」の竣工が間近に迫っていた。日本は劣勢をはねのけるべく、「大和」超武装艦隊が米本土基地空爆作戦を画策する!
    世界初のジェット戦闘機や驚愕の超ロケット魚雷など、奇想天外な兵器と史実が絶妙に混ざり合う戦記シミュレーションの名作、堂々の完結。
  • 海軍超技術開発局によって、超兵器武装を施された巨大空母「大和」。
    その「大和」を旗艦とする極秘航空艦隊は、米勢力圏内の南太平洋を疾駆し、点在する米軍基地を片端から粉砕していった。
    一方、短期決戦を狙う連合艦隊司令長官・山本五十六は、太平洋の要衝、ミッドウェーの攻略作戦を始動させる。日米戦の趨勢を決するであろう大海戦に、決死の覚悟で挑む連合艦隊であったが、そこには復讐に燃える米太平洋艦隊の熾烈な反撃が待ちかまえていた。
    世界初にして最強のジェット艦上戦闘機「天風」と、双胴の新鋭機「零式艦攻」を得た「大和」超武装艦隊は、帝国海軍の窮地を救うことができるのか──!?
    常識を覆す最強航空艦隊が、破竹の進撃を続ける驚愕の第三巻!
  • 双発機を運用する巨大戦略空母「魁鳳」の活躍で、「第一次ハワイ沖海戦」に勝利した日本。
    続いて生起した「第二次ハワイ沖海戦」でも、双発艦攻が米第一任務部隊の精鋭戦艦を襲い、八隻を沈める完勝劇を演じて、ついに宿願であったハワイ占領を成し遂げる。
    日本の次なる目標は無論、米本土。連合艦隊は真珠湾を本拠とする布哇方面艦隊を創設し、「雄鳳」の完成をもって二艦体制となった戦略空母を中心に、返す刀で西海岸空襲を決行、そしてサンフランシスコ米軍基地を爆撃する。
    さらに一気に講和に持ち込みたい日本はパナマ運河封鎖戦を強行。いよいよ追い詰められたアメリカは、一大空母決戦を挑んでくるのであった。
    講和か、反撃か──。米本土を賭けた壮絶な洋上決戦が始まる!
  • イラン内戦は、米ソ両軍が一触即発の危機に陥り、調停工作に世界各国が全力を挙げていた。そんな中、ロンボク島海域で30万バーレルを積み込んだ日本の大型タンカー「しらね丸」が、国籍不明の武装快速艇に攻撃される。
    同事件の真相究明と、東南アジア各地で続く六大陸商会社員の不審死などを調べるため、中央情報本部員の天城徹は、急きょ、ジャカルタへ飛び立つのだった。
    一方、記憶を失った風戸大介は、自らの過去を取り戻すため、東京へ向かうことを決意。自衛隊も絡んだ新桜会、そして謎の組織・五辻商会に行き着くのだが…。
    第1回日本冒険小説協会大賞受賞のベストセラー、ついに復刊!
  • 「暁計画」によって日本で維新クーデターが起こってから3年。政権を掌握した国民党は、日本国憲法に代わる維新憲法を発布する。
    その祝いとして、政治犯や内戦で捕虜となった国民抵抗戦線(NRF)の下級戦闘員たちの大半が恩赦となり、天城徹、風戸大介、枚方俊治らとともに戦った元暴走族リーダー・山崎健太郎も釈放された。
    すっかり様変わりした志布志に戻ってきた健太郎は、妹・範子の行方を探すうちに、旧友の徳次と再会。ゲリラ的に治安警察幹部を襲撃した二人は、政府側の秘密処刑部隊「黒い旅団」から命を狙われてしまう。
    執拗な追跡から逃れるため、NRFのテロリスト養成組織に参加するのだが―。
  • 1980年代、イランのホメイニ師が急死した。その直後、権力抗争による内乱が発生する。米ソ二大国はすぐさま軍事介入を試み、首都テヘランを目指すのだった。
    一方、中国では労働者による大規模なストライキが各地で続発。政権打倒を目指す不穏な動きが垣間見られた。
    激動する世界情勢に対応するため、日本は米国の核の傘からの脱出を企図した「新武装中立国家」という新たな道を歩き始めようとする。
    そんな中、原因不明の爆発によって一機の民間輸送機が志布志湾に墜落する。パイロットは奇跡的に一命を取り留めるも、記憶が無くなっただけでなく、何者かに命を狙われているのだった。
    第1回日本冒険小説協会大賞受賞のベストセラー、ついに復刊!
  • 超弩級戦艦建造を中止し、超弩級戦闘航空母艦へ改装せよ──
    大艦巨砲主義を見切り、航空戦力の増大を図りたい連合艦隊司令長官・山本五十六は、最新鋭兵器の研究、開発を行なっていた海軍超技術開発局の助けを借り、戦艦として計画されていた「大和」を、最新鋭の武装が施された超弩級空母へと造り替える。
    そして1941年12月、巨大空母を中心とした謎の航空戦隊が、真珠湾奇襲作戦で日本が撃ち漏らした米空母「サラトガ」に襲いかかる。竜胆啓太中将率いる「大和」超武装艦隊の初陣であった。
    山本の特命を受け、正体を隠しつつ、マレー沖海戦、スラバヤ沖海戦、珊瑚海海戦と転戦、米英艦船を次々と撃沈させる超弩級空母「大和」──。その比類なき活躍を描く傑作架空戦記!
  • 維新クーデターから5年。維新軍事政府から権力を委譲された国民党政府は、憲法改正や行革推進を行ない国内の支配管理体制を強化するとともに、アジアへの軍事侵攻を始めようとしていた。
    そんな日本に対し、国民抵抗戦線(NRF)はパリを拠点として、国内外で広汎な抵抗活動を繰り広げていた。
    暴走する日本を止めるべく、成田空港に降り立った風戸大介。NRFの一員として九州の地を脱出して以来、久しぶりの日本だった。
    しかし、すぐに尾行されていることを知り、雪の降りしきる中、からくも仲間たちに救われる。そして、亡命政府から託された手紙を渡すのだが…。
    新政府を打倒すべく、最後の闘いが勃発する!!
    第1回日本冒険小説協会大賞受賞のベストセラー、ついに復刊!
  • 同僚の死を調査するため、ロンボク島へと向かった天城徹は、五辻商会の正体を目にする。
    一方、記憶を取り戻すため、マニラに飛んだ風戸大介は、「暁計画」の全貌を写したマイクロフィルムを入手。その内容は、「東南アジア各地に反日暴動を扇動して日本人の民族意識を高め、一挙に政府を転覆させ、核武装する」というものだった。
    新桜会の計画を知った風戸は、マニラで出会った旧知の天城に計画阻止を嘆願。急ぎ帰国する天城だったが、クーデターが動き出し、総理・閣僚が次々に射殺され、維新軍事評議会が誕生する。
    一方、鹿児島を中心に結成した共和党は、臨時首相代理を置き、反戦反徴兵の国民抵抗戦線で、維新政府に立ち向かうのだが……。
  • 超弩級戦艦建造を中止し、超弩級戦闘航空母艦へ改装せよ──
    大艦巨砲主義を見切り、航空戦力の増大を図りたい連合艦隊司令長官・山本五十六は、最新鋭兵器の研究、開発を行なっていた海軍超技術開発局の助けを借り、戦艦として計画されていた「大和」を、最新鋭の武装が施された超弩級空母へと造り替える。
    そして1941年12月、巨大空母を中心とした謎の航空戦隊が、真珠湾奇襲作戦で日本が撃ち漏らした米空母「サラトガ」に襲いかかる。竜胆啓太中将率いる「大和」超武装艦隊の初陣であった。
    山本の特命を受け、正体を隠しつつ、マレー沖海戦、スラバヤ沖海戦、珊瑚海海戦と転戦、米英艦船を次々と撃沈させる超弩級空母「大和」──。
    その比類なき活躍を描く傑作架空戦記!
  • ウェーク島沖海戦で被弾した空母「飛龍」は、神戸造船所で、二五ミリ連装機銃を一五基、一二・五センチ連装高角砲六基、二五ミリ三連装機銃七基を携え、戦闘空母として生まれ変わった。
    一方、宿敵ハルゼーは空母「エンタープライズ」喪失の責任を受け、潜水艦「ノーチラス」に乗艦し、日本空母「翔鶴」「瑞鶴」を撃沈する。
    日米空母艦隊が壊滅状態になる中、キスカ島沖で日米戦艦が激突。この戦いでニミッツが戦死し、太平洋艦隊司令長官ハルゼーが誕生する。
    就任早々、ハルゼーはアリューシャンを決戦の地とし、山口に果たし状を叩きつけるのだった。名指しされた山口は、ハルゼーの挑戦を受けるのか!?
    1943年11月30日、運命の最終決戦が始まる!
  • 地政学的な意味合いから戦力増強をして防衛力を高めつつあるウェーク島。そんな中、1941年12月22日、山口多聞率いる第二航空戦隊は、ウェーク島奪還のために出撃し、見事、目標攻撃に成功する。
    ウェーク島を撃破されたハルゼー米空母艦隊は、索敵によって日本空母艦隊を補足。米軍の急降下爆撃機ドーントレスから迫りくる爆弾は、空母「飛龍」に向かっていく…。
    反撃を試みる山口は、すぐさま残存する攻撃隊を発艦。4機の戦闘機と、12機の雷撃機が米空母「エンタープライズ」に襲い掛かるのであった―。
    山口多聞vsウィリアム・ハルゼーの因縁の戦いが、ついに幕を開ける。
  • 覇権国としての力を失ったアメリカは、日本との同盟関係を見直し、在日米軍を、グアム、サイパンまで後退させた。
    この軍事的空白を中国が見逃すはずはなかった。ある日突然、中国軍は太平洋での覇権を求め、最新の空母艦隊を進出させ、尖閣諸島、与那国島、宮古島、石垣島を軍事占領する。
    一方の日本は、憲法、貿易問題、日中軍事力比など多くの問題を抱えながらも自衛権を発動。陸海空三自衛隊を投入し、中国軍と厳しく対峙する。
    そんな中、海上自衛隊は、極秘裏に欧州で建造した空母を切り札に本格的空母艦隊を始動させるのだった。
    宣戦布告なき対中国戦争は、各国を巻き込み、第三次世界大戦にまで発展するのか!?国の威信をかけて日中が全面対決する!
  • 琉球諸島戦争で日本自衛隊に敗北した中国軍は、ロシア製空母「ワリヤーグ」を近代化改造した本格的空母「遼寧」を中心とする第一空母打撃群を出撃させる。
    時を同じくして、統幕作戦本部がサイバーアタックを仕掛けられ、レーダー・システムがダウン。九州と沖縄の各基地に多数の弾道ミサイルが撃ち込まれた。
    突如として勃発した第二次琉球戦争。日本自衛隊は、台風で大時化のなか、中国機動艦隊を迎撃するために出撃するのだった。
    一方、「暁作戦」を決行した日本は、「あかぎ」「しなの」の攻撃型空母二隻によって日本空母機動艦隊を創設。慣熟訓練をしながら日本へ回航しようとしていた。
    その情報を掴んだ中国海軍は、空母を撃沈させようとするのだが…。
  • 空母「あかぎ」「しなの」を擁する日本空母機動艦隊は、ジブラルタル海峡を出発し、アフリカ大陸沖を南下。喜望峰まわりで日本に回航しようとしていた。
    日本は「松」「武」「梅」の三ルートを用意していたが、どれを選ぶかは直前までの極秘事項。しかし、中国軍はこの秘密情報を手に入れ、原子力潜水艦をはじめとした潜水艦群をインド洋に潜ませて迎撃を狙っていた。
    そんな中、空母機動艦隊は、喜望峰からマダガスカル、モーリシャス沖合に潜む十数隻の敵潜水艦を発見するのであった…。
    日本空母機動艦隊は、はたして中国原潜包囲網を突破できるのか!?日中最終決戦がついに始まる!
  • 様々な職につき、「縁」という不可測な要素に生かされ翻弄されながら小説家として自立するに至った著者。

    しがらみがあるから幸せになれる──

    その多彩な作品群の中から「人間の縁」の部分をえり抜いた、当代のベストセラー作家が送る珠玉の幸福論。

    【目次】

    しがらみがあるから幸せになれる ──「人生」について──
    心の支えとなる存在 ──「信頼」について──
    訓(おし)えは生き続ける ──「師」について──
    人間の人間たる幸福 ──「愛」について──
    言うに尽くせぬ思い ──「感謝」について──
    何のために戦うのか ──「忠」について──
    切っても切れない縁(えにし) ──「親と子」について──
  • 1944年11月、トーラス作戦を発動した米太平洋艦隊は、小笠原諸島、マリアナ諸島を攻撃し、一路、帝都・東京へ進路を向けた。
    日本海軍は、米海軍の進撃を阻むべく、鳥島西方海上にて真っ向勝負を挑む。
    しかし、ポスト・パナマ級の戦艦に第一艦隊の戦艦6隻が屠られ、第二艦隊の「金剛」と「比叡」も、46センチ砲を有する「ヴァーモント」によって蹴散らされてしまう。
    勢いさながら、短期間で日本を屈服させるべく、米巨大戦艦群が東京湾近海に肉迫。
    一方の日本軍は、米太平洋艦隊の帝都強襲を阻止するため集結する。
    はたして米巨大戦艦の砲撃から帝都を死守できるのか!?航空主兵主義vs.大艦巨砲主義の最終決戦が、ついに始まる!
  • 昭和17年5月、トラック環礁攻略に失敗した米海軍は、巨大戦艦「コネチカット」を凌駕する新鋭戦艦「ネブラスカ」を竣工する。
    世界初の46センチ主砲を搭載した超巨大戦艦を主力とした太平洋艦隊は万全の態勢を整え、マーシャル諸島を制圧。メジュロ、クェゼリンの二大環礁を前線基地に定めた。
    一方、日本海軍は、米太平洋艦隊の次なる攻略目標がトラック、あるいはマリアナにあると考え、パラオ諸島に空母機動部隊を集結させる。
    昭和19年2月、米太平洋艦隊は戦力を二分し、マリアナ、そしてトラックに向けて進撃を開始。
    二つの環礁に向かう米太平洋艦隊の真の狙いは!?米巨大戦艦群が迫る中、日本機動部隊がとった作戦とは――。
  • 1922年、突然の異変でパナマ運河が崩落し、巨艦でも十分に通行可能な「パナマ海峡」が出現する。
    米海軍は大艦巨砲主義を掲げ、巨大戦艦「デラウェア級」の建造に着手。
    一方の帝国海軍は、大艦巨砲主義では米国に勝てないと判断し、航空主兵主義で対抗する。
    中小型空母を大量建造し、艦名の末尾に「龍」と「鳳」をつけた空母機動部隊を誕生させる。
    そして昭和16年12月17日未明、米重爆撃機隊のクェゼリン環礁、さらに台湾への爆撃によって、ついに日米が開戦。
    巨大戦艦デラウェア級4隻を擁する米アジア艦隊は、台湾を蹂躙すると、沖縄進撃を決定する。
    迎え撃つ帝国海軍は、空母機動部隊で立ち向かうのだが、はたして巨大戦艦を撃沈することはできるのか!?
  • 日米の戦術を大きく変えた「パナマ海峡」の出現。昭和16年12月、米アジア艦隊は「デラウェア級」戦艦を擁して、クェゼリン環礁、さらに台湾を蹂躙し、沖縄近海まで迫ってくるも、帝国海軍の空母機動部隊によって無残な敗北を喫してしまう。
    雪辱を果たすため、米海軍は「デラウェア級」を凌ぐ巨大戦艦「コネチカット級」2隻を竣工。昭和17年5月5日、米太平洋艦隊に編入させ、ハワイを出港する。
    一方の帝国海軍は、主だった艦隊と基地航空隊をトラック環礁に集結させ、米艦隊を待ち受けるのだった。
    中部太平洋で激突する日本機動部隊と太平洋艦隊。巧妙に仕組まれた米海軍の陽動作戦を打ち破り、航空要塞トラックを死守できるのか!?
  • 1944年2月、帝国海軍は、米太平洋艦隊の奇襲を受け、トラック環礁の飛行場を片っ端から破壊され、一夜にして制空権、制海権を失ってしまう。そして3月21日、米軍はトラック環礁の占領を宣言。
    これにより、帝国海軍はマーシャル諸島だけでなく、中部太平洋における最大の艦隊泊地を奪われ、戦線が日本本土に大きく近づくことになった。
    対日戦争の手を緩めない米太平洋艦隊は、さらに世界最大、最強の最新鋭戦艦を竣工。日本を追い詰めるべく、新たに「白い大艦隊」作戦を発動し、小笠原諸島、マリアナ諸島へと向かうのであった。
    徹底抗戦の構えを見せる帝国海軍は、多くの巨大戦艦を擁する米軍を迎え撃つため総力戦で挑むのだが……。
  • 世界中で繰り広げられる自由連合とナチス連邦の戦い。いよいよ極東地区で自由連合による史上最大級の反攻作戦が開始される。
    朝鮮半島に立てこもっていたナチスロシア極東軍を壊滅させ、満州南部にまで追い詰めたのだった。
    だがナチス連邦は、ドイツ正規軍を前面に押し出し、強力な火力戦および打撃戦で中東を制圧。
    ユーラシア大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸を合わせた三大陸の制圧を目論み、世界初となるジェット式艦上戦闘機搭載の正規空母二隻の習熟訓練終了と艦隊配備を達成する。
    ついにヒトラーの野望は達成されるのか──!?そして、北大西洋の激戦から同時多発的に広がる世界大戦は、どのような結末を迎えるのか!?
    その勝敗が決す、好評架空戦記、驚愕の最終巻!!
  • 昭和16年2月、中島飛行機は一三試陸攻の初飛行に成功した。その2日後、大社長の中島知久平は、日米関係の緊張が高まる中、米本土を爆撃し得る超重攻撃機の開発を命じ、「Z機計画」がスタートする。
    同年12月8日、真珠湾を攻撃した日本は、ついに太平洋戦争へと突入。アメリカが底力を発揮してくれば日本は太刀打ちできないと考えた中島飛行機は、「富嶽」完成に全力をそそぐ。
    そして翌年10月、ついにBT発動機を搭載した富嶽1号機が待望の初飛行の日を迎えるのであった。
    しかし、喜びもつかの間、日本軍は米国の原子爆弾開発計画の情報を入手。一刻も早く米大陸へ鉄槌を下すべく、富嶽編隊を柱にした新たな計画に挑むのだが…。
  • BT発動機を搭載した富嶽1号機の初飛行に成功した日本軍であったが、昭和18年2月、ガダルカナル島からの撤退を開始する。
    これを機に、日本軍内では大型爆撃機よりも、最前線で役立つ戦闘機を要求する声が高まっていった。富嶽が無用の長物でないことを証明するため、一〇二二航空隊は12機の富嶽試作機で真珠湾爆撃を決行。
    一方、真珠湾を爆撃された米海軍は日本への反撃をするべく、中部太平洋から日本軍基地に攻め入るガルバニック作戦の実施を決断する。
    日米艦隊が中部太平洋で死闘を繰り広げる中、原子爆弾完成間近の米本土へ鉄槌を下すべく、80機以上の富嶽大編隊が飛び立つのであった…!
  • ついに全世界が自由連合とナチス連邦に二分され、史上最大の大戦が始まった。
    日本近海では、ヒトラー総統の命によってナチスロシア軍が北海道北部を侵攻。対する自由連合は、上陸したロシア陸軍を孤立させるため「北一号作戦」で対抗し、“二度目の”日本海海戦勝利を狙う。
    一方、アメリカはナチスメキシコを制圧したことで、第一・第二段階のカントリーロード作戦が成就し、自由連合の聖域にすることに成功する。
    だがヒトラーは、中東地域にドイツ正規軍を投入し、圧倒的な軍事力で勢力拡大に手を緩めることはなかった。
    そして、世界中に戦乱が広がる中、ヒトラーの真の狙いが次第に明らかになるのであった──!!
    かつてないスケールの異色の大戦を描いた架空戦記、好評第二弾!
  • 日露戦争終結を発端に、激動期を迎える世界各国。そんな中、台頭してきたのが、ヒトラー率いるドイツ・ナチス党だった。
    ロシアをはじめ、フランス、イタリア、スペイン、南米各国と、次々とナチス化に成功していくと、米国、大英帝国、大日本帝国などといった西側諸国と一触即発状態となる。
    そして、朝鮮半島争奪戦が大戦勃発の火種となり、半島はナチス化。
    毛沢東率いる中国国民党政府(中華民国)も、ナチス・チャイナとの戦いを続けている中で孤立し、ナチス化する可能性が……!
    ユーラシア大陸全体のナチス化の危機に、西側諸国は自由主義連合を結成し、ついにナチス世界との決戦を期するのであった──!
    全世界を二分する、未曾有の大戦を描いた異色の架空戦記!!
  • 米太平洋艦隊は、戦艦サウスダコタと戦艦インディアナによるガダルカナル島奇襲作戦を企てる。
    ガ島の日本軍基地に砲撃を加え、その間に友軍部隊が上陸するという作戦だった。
    しかし、帝国海軍は第一一戦隊と、戊型潜水艦および給兵艦もとぶを潜水母艦とした新設の潜水戦隊によって同作戦を阻止。
    結果、米海軍はガ島から撤退する。勢いにのる帝国海軍は、米豪遮断作戦のため、エスプリットサント島へ向かう。
    そんな中、ガ島を占領した帝国海軍は、損傷した戦闘機二機を結合し、二〇ミリ機銃を八門も持つ双胴機を造り出す。
    日米海軍の攻防が続く中、帝国海軍はエスプリットサント島に計五六門の超速射砲砲撃を仕掛けようとするのだが……。
  • 昭和16年4月、帝国海軍は空母の集団運用に踏み切り、世界初の空母機動艦隊「第一航空艦隊」を創設した。
    同年12月、大日本帝国は真珠湾を奇襲し、米英に対して宣戦を布告。
    連合艦隊司令長官の山本五十六は、航空戦を理解し、勇猛果敢な男であり、第二航空戦隊司令官であった山口多聞を参謀長に据えることにする。
    しかし翌年、帝国海軍は大艦隊を擁してミッドウェイ作戦を実施するも、手痛い敗戦を喫してしまう。
    そんな中、米軍の次なる作戦がガダルカナル島であることを知った帝国海軍は、ハワイ攻略の前に米空母の撃滅を目論む。
    さらに、ある秘策を持つ山口参謀長は、「真の遮断作戦」という新たな決戦に挑むのであった!
  • 昭和16年、日米の建艦競争が激化する中、帝国海軍は8500トン級軽巡洋艦の新造を決定した。
    基盤となる船体をすべて共通化することで、重巡にも使用でき、さらに飛行甲板を施せば、改造空母にもなる代物だった。
    そして誕生したのが、九八式一五センチ「超速射砲」を装備した阿賀野型軽巡4隻。
    ミッドウェー海戦で空母4隻を失った帝国海軍は、防空艦として阿賀野型軽巡による第一〇戦隊を編成する。
    そうした中、米海軍との間で、ガダルカナル島争奪戦が勃発。
    第一〇戦隊は、急ぎラバウルの第八艦隊とともに米軍部隊の上陸作戦が始まったツラギに向かう。
    初陣となる第一〇戦隊は、米海軍の猛攻を阻止できるのか!?
  • 米太平洋艦隊の主力部隊は、聯合艦隊を撃滅するためマキン環礁で待ち構えるも、日本側の陽動作戦に嵌り、日英艦隊と砲撃戦に突入する。
    この戦いで米艦隊は、新鋭戦艦アイオワをはじめ三隻の戦艦や、空母エンタープライズIIを失ってしまう。
    反撃の糸口を模索する合衆国艦隊司令長官キング大将は、日本に占領されていたウェーク島奪還を試み、上陸部隊を伴った米機動部隊を差し向け、見事占領に成功する。
    しかし、ウェークを奪われた聯合艦隊は、小沢治三郎中将の第三艦隊と、古賀峯一率いる第一艦隊を出撃させ、米艦隊に猛反撃を仕掛ける。
    日本側勝利にみえた戦いであったが、これはキング大将の仕掛けた「二正面作戦」の始まりだった!
  • 北アフリカの植民地を巡り、イギリスとフランスの緊張は限界に達していた。
    いち早くフランスの支援を決めたアメリカに対抗し、イギリスの首相チャーチルは、極東の国・日本と、再び日英同盟を復活させるといった奇策を打つ。
    手始めとしてチャーチルは、最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズを旗艦とする東洋艦隊を太平洋へ送り込む。
    強力な助っ人を迎えた日本聯合艦隊は、イギリスと共同して、ジャワ海に展開する米アジア艦隊、オランダ艦隊と対峙。
    闘いの火蓋が切られるのだった。
    世界各国を巻き込むことになる日英同盟vs超大国アメリカの戦い。大洋の覇権をかけた世界三大海軍の死闘がついに始まる!
  • 聯合艦隊と英東洋艦隊は、キング合衆国艦隊司令長官が仕掛けた「二正面作戦」を撃退することに成功。しかし、日米ともに相手に決定打を与えられぬまま、二年半が過ぎようとしてた。
    そんな中、聯合艦隊は、艦上攻撃機「天山」、艦上爆撃機「彗星」、零戦の後継機「烈風」と続々と新鋭機を投入。
    さらには、装甲空母「大鳳」、大和級戦艦「信濃」を戦列に加え、戦力増強を図った。
    同時に「このまま長期戦になっては不利である」と考えていた日本首脳部は戦局打開のため、一大作戦を決断。英東洋艦隊のマキン米軍基地空爆を皮切りに、聯合艦隊は総力を挙げてハワイ沖へ進撃する。
    雌雄を決する最終決戦!ついにその幕が切って落とされる!
  • 日英対米仏の構図で始まった第二次世界大戦。英首相チャーチルは、東洋艦隊を派遣し、同盟国日本の聯合艦隊とともに中部太平洋で次々と米蘭軍を撃破していく。
    一方のアメリカ艦隊は、日本が占領するマーシャル諸島奪還を試みるも、日英同盟艦隊の反撃に遭い惨敗してしまう。
    開戦以来、苦戦つづきのアメリカ艦隊であったが、ニミッツを太平洋艦隊司令長官に据え、ギルバート諸島攻略を皮切りに反攻を開始。
    対する聯合艦隊も、海軍大臣となった山本五十六に代わり、古賀峯一を司令長官に就任させ徹底抗戦。
    主力戦艦が主砲を撃ち合い、艦載機が飛び交う第二次マーシャル諸島沖海戦が勃発する!
  • 演習中の新型核兵器実験により、70年前の日本に時空移動してしまった陸海空自衛隊。そこは、第二次大戦に勝利した日本が、世界唯一の超大国として君臨する異世界であった。
    自衛隊員たちは、日本VS全世界という未曾有の第三次世界大戦へと巻き込まれ、最新鋭未来兵器を駆使して迎え撃つ。
    だが、ハルゼーを中心とするアメリカの強硬派が日本を屈服させるべく、アラスカから戦略爆撃機B‐36を、サンディエゴから太平洋艦隊の残存戦力を出撃させる。
    帝国海軍は、アメリカとの和平を目指し、無謀とも言える奇策──巨艦『大和』単独でのニューヨーク沖進撃を決意。だが、その前には最強の敵が待ち構えていた!
    日本を待ち受けるのは亡国か、それとも……!?
    架空戦記の大傑作、完結編!!
  • 昭和19年3月、米軍の奇襲により始まった日米戦。
    日本は硫黄島沖で米主力艦と激突し壊滅的な被害を被ってしまう。
    海軍兵力を失った日本は、米軍を本土で迎え撃つことを決断。
    急遽、九州各地で要塞化が進む。
    そんな中、海上を埋め尽くすほどの米艦隊による未曾有の一大上陸作戦が始まった。
    日本陸海軍も特殊潜航艇『海燕』や新型戦闘機、さらに精強近衛師団による水際迎撃作戦で善戦するも、数にまさる米軍に徐々に押し込まれていく。
    そんな時、戦略物資や新兵器を満載した遣独艦隊がジャワ近海で発見されてしまう。
    日本海軍は、本土決戦に必要な決戦兵器を手にするため、唯一の機動兵力となった第一航空艦隊を救出に向かわせるのだが……。
  • 昭和16年12月、日本はアメリカが提示したハル・ノートを受諾し、大陸から撤退する。日米開戦は回避されたが、日本は経済環境の悪化から、ドイツに空母二隻を売却するなどして外貨を得ていた。
    一方、アメリカは空母売却を口実に日本へ宣戦し、ヨーロッパを席巻していたドイツ戦に挑もうと考えいた。
    そして昭和19年3月2日、米特殊潜水艦の横須賀奇襲によって戦いの火蓋が切られる。
    硫黄島南方では日米主力艦が衝突し、戦艦「大和」が大破。惨敗を喫し海上兵力を失った日本は、米軍を本土で迎え撃つことを選択し、上陸が予想される九州の要塞化を進めるのだが……。
    死闘必至の日本本土決戦が、ついに勃発する!
  • 昭和6年、延べ数千キロにわたる試験飛行に成功した新型Z機。
    その後、機体は解体の憂き目に遭うが、昭和11年、川西航空機株式会社は四発大型旅客機の開発を手掛けることになる。
    日米開戦がささやかれる昭和16年春、試作初号機が完成し、処女飛行に成功。しかしその日、日独伊三国同盟が締結され、日本は太平洋戦争へ一気に突き進む。
    そんな中、四発旅客機も大型輸送機に改修され軍に組み込まれていく。そして、昭和17年2月、九八式軽戦車と歩兵部隊を積んだ八機の四発輸送機が、パレンバン米軍基地に奇襲をしかける。
    一方の米太平洋艦隊は、帝都空襲をもくろみ、B-25編隊を出撃させるのであった。
    激化する日米の闘い。日本海軍は、ついにミッドウェー島占領作戦を開始する!
  • 昭和17年8月、日本海軍は、ガダルカナル島の奪還に成功したが、日本にとって戦局を有利にするどころか、戦線を維持するため、多くの機材と人材を投入しなければならなかった。
    厳しい状況であるにも関わらず、日本海軍は次なる敵地、エスプリッツ・サント島へ奇襲攻撃をしかける。しかし、米航空機隊の猛攻を受け敗北、甚大な被害を受けてしまう。
    一気に反撃に出る米機動艦隊は最前線を攻撃し、日本海軍を追い詰めていく。
    そんな中、秘かに開発が進められていた六発巨大機が姿を現す。
    新兵器を搭載した超弩級「空中戦艦」は、米海軍に起死回生の一撃を与えられるのか!?
  • 中韓に対する戦力の誇示と、武力侵攻の抑止効果を狙い、日本は陸海空自衛隊による大規模な合同演習を硫黄島で行なっていた。
    だがそこで、実験運用された新型核兵器の炸裂が、予想だにしない驚愕の事態を招く。なんと演習中の自衛隊を、硫黄島ごと70年前の日本へと時空移動させてしまったのだ。
    自衛隊が飛ばされた世界──それは、大日本帝国が第二次世界大戦に勝利し、唯一の超大国として君臨するパラレルワールドであった。
    日本の世界進出を阻むべく、ソ連や欧州各国と結んだアメリカは日本に宣戦布告。ここに、日本VS全世界という未曾有の第三次世界大戦が勃発する。
    そして最新鋭兵器を持つ自衛隊は、この戦いに否応なしに巻き込まれていくのだった!
    斬新な設定で描く架空戦記の傑作!!
  • アメリカと開戦した大日本皇国は、戦局を優位に進めながら日米講和を模索する。
    アラスカ、ハワイ上陸を狙う両面作戦の裏で、山本五十六は世界中を仰天させる策謀を遂行。ここに休戦への道が開ける。
    それに乗じたのが英国チャーチル首相だった。今こそ日英合同艦隊を結成し、ドイツ・イタリアと戦って欲しいという。
    同盟を最重視される陛下はこれを承諾、連合艦隊は大挙、紅海へ向かった。「大和」を含む戦艦の巨砲が吼え、イタリア調略をめざす連合軍。
    だが、残る唯一の敵・ナチスが新開発の核兵器を炸裂させる。
    その惨状を見て、皇国は一大決心──!合衆国と共闘して大西洋に進出し、ついに最終手段となる作戦を行使する!!

    驚愕のシミュレーションで斬新な大戦像を描く本格架空戦記、後編!※この作品は2011年12月・2012年1月に小社より刊行された『皇国の艦隊』シリーズを再編集し、改訂・改題したものです。
  • これは三次元(空間)と二次元(海面)の戦い、次元の違う戦いを米軍に見せつけてやるのです──
    軍令部次長の高橋三吉中将は、対米戦は、空母大国・日本VS戦艦大国・米国という構図で挑むしかない、と強く進言。ついに伏見宮博恭王は心を動かし、巨大戦艦二隻の建造中止にうなずいた。
    帝国海軍は、昭和8年から8年間かけて、世界に類を見ない“海空軍”への脱皮をはかり、決定版空母「慶鶴」を始め空母の大量建造と、艦上機の本格的な折りたたみ翼化を推進する。
    そして、昭和16年12月の開戦劈頭、連合艦隊司令長官の山本五十六大将は、840機もの空母艦載機をたずさえて、ハワイ海域へと一気に軍を進めるのだった。
    果たして世界初の航空奇襲作戦は成功することができるのか──!!
    ※この作品は2017年9月・12月に電波社より刊行された『新生・帝国海空軍(1)(2)』を再編集し、改訂・改題したものです。
  • 「日本軍の空母はいったい何隻いるんだ……!?」──
    ハワイ沖での緒戦以降、大量の艦載機を擁する帝国海空軍の空母が太平洋各地で大暴れし、米海軍は畏れおののいた。
    だが、主力空母8隻を揃えたニミッツ大将は、ついに米英両海軍による「連合機動部隊」を結成、パナマ近海において日本軍・主力空母の“待ち伏せ”に成功する。
    対する日本は、米本土西海岸への攻撃を敢行するも、米国の生産力と物量作戦によって、窮地に追い込まれる。
    もはや山本五十六大将に選択肢はなかった。ハワイ沖での漸減邀撃決戦である。
    米空母46隻の大勢力に対し、新兵器の装甲空母「玄龍」「亢龍」「昇龍」と新型艦上戦闘機「紫電改」450機を山口多聞に託し、真の「アウトレンジ戦法」に賭けるのであった──!
    ※この作品は2018年4月・8月に電波社より刊行された『新生・帝国海空軍(3)(4)』を再編集し、改訂・改題したものです。
  • 昭和11年2月26日──白銀の帝都東京は皇道派青年将校達のクーデターによって制圧された。「二・二六事件」である。
    昭和維新断行、尊皇討奸をスローガンに決起した彼らは、政府の重鎮を誰一人暗殺することなく天皇陛下への直訴に成功。ここに日本は、天皇直接帝政の大日本皇国として生まれ変わる。
    そして第二次世界大戦を目前に、陸軍を大幅に縮小し、海軍を大変革。航空機を中心とした世界でも先鋭的な軍隊を整えた。
    米国ルーズベルト大統領は、自らの政治的事由で皇国を挑発。ついに日米戦争が勃発する。
    巨大国家との一戦に緻密な情報戦略戦で挑む皇国。新生日本の威信をかけた大海戦がいま始まる!!

    迫真性あふれる大戦を描く本格架空戦記、前編!
    ※この作品は2011年12月・2012年1月に小社より刊行された『皇国の艦隊』シリーズを再編集し、改訂・改題したものです。
  • 一九二一年に開かれたワシントン海軍軍縮会議において、主力艦の比率が対米六割に抑えられた日本は、これを呑めば国防が成り立たない、と断固拒否。交渉は決裂し、日米英は“無条約時代”を迎えた。
    当然の如く、戦艦増産を進める米海軍。対する帝国海軍も、五一センチ砲九門を有する超弩級戦艦「大和」をはじめ、四隻の新戦艦を建造し、質で対抗する。
    あの会議から20年、ついに対米戦を決意した日本は、フィリピン・キャビテ軍港に奇襲攻撃を敢行、碇泊中の主力戦艦四隻を撃破する。
    反撃を期すアメリカは、キンメル太平洋艦隊主力を派遣。トラックを出撃した連合艦隊を待ち伏せた!
    未曾有の巨砲はこの危機を救えるのか。世界最強戦艦が躍動する戦記シミュレーションの快作がいま甦る!!
  • 昭和14年、日独伊三国同盟反対の立場をとる海軍次官・山本五十六は右翼のテロに遭い負傷した。
    だがその時、気を失った山本の体に乗り移ってしまったのは、交通事故の衝撃で未来からタイムスリップしてきた戦記マニアの古書店主・斉藤磯八の意識だった。
    時はまさに山本が連合艦隊司令長官に任ぜられる直前。戦争の経過を熟知する磯八は、山本五十六に成り代わり、太平洋戦争を勝利に導こうと決意する。
    そして、昭和16年12月、真珠湾奇襲に際して、山本は敵空母を絶対討ちもらさないことと、軍事施設の徹底的な破壊を命じるのだった。
    果たして「山本五十六」こと磯八は、歴史を改変することができるのか──!?
    異色の “歴史のIF”に迫った、本格的時空戦記の傑作、前編!
  • 交通事故に遭い昭和14年にタイムスリップ、「山本五十六に憑依した」神田神保町の古書店主で戦記マニアの斉藤磯八──。
    彼はこの数奇な運命を利用して歴史を変えてやろうと決意し、真珠湾で空母撃滅、フィリピン戦線でマッカーサーを捕虜、ミッドウェーで米太平洋艦隊を壊滅と着々と戦果をあげてゆく。
    だが、ハワイでの休戦交渉が決裂し、日米は再び戦闘状態に入ることに。さらに中国戦線で、ソ連の後押しを受けた毛沢東軍が大攻勢に出たという情報がもたらされた。
    歴史の改変は世界情勢に、思いがけない対立を生んだのだった。
    山本五十六こと斉藤磯八は連合艦隊を率いて、新たな戦いに突き進む──!!
    異色の “歴史のIF"に迫った、本格的時空戦記の傑作、後編!
  • ワシントン海軍軍縮会議が決裂し、無条約状態になった日米両国は、激しい建艦競争を繰り広げた末についに開戦。
    五一センチ砲九門を備えた世界最大戦艦「大和」を有する連合艦隊は、「中部太平洋海戦」にて戦艦一三隻、主力空母四隻を沈め、大勝利を収める。
    ハワイ占領を次なる目標に掲げた日本は、オアフ島の各飛行場を奇襲。太平洋艦隊を西海岸へ撤退させるに至った。
    だが、空母、戦艦を太平洋に回航し、ハワイ奪還を期す米大艦隊の前に、日本は艦載機の大半を失い、新鋭戦艦「武蔵」も砲弾二二発を喰らい沈没寸前という危機に瀕する。
    日本の命運を担い、救援に向かう「大和」──果たして最強の砲撃はハワイ防衛を叶えるのか!? 傑作戦記シミュレーション、最終決戦!
  • ミッドウエー海戦を痛み分けに終った日米両国は、講和への道を探ることになり、停戦状態に入る。だが、米大統領ルーズベルトの策謀と、日本侵略を企てるソ連独裁者スターリンの野望が交わり、再戦の火蓋はあっさりときられた。
    大和航空戦隊への復讐に燃えるハルゼー、スプルーアンスの指揮のもと、アメリカ太平洋艦隊はミッドウエー海上に大集結。
    その圧倒的国力を前に苦戦する日本軍は、目覚ましい戦果をあげた有人魚雷『快天』の他に、開発を進めていた最新鋭戦闘機『天戦』の実戦投入を決意する。
    大和航空戦隊はハルゼーに一矢を報いたが、知将スプルーアンス率いる第17任務部隊が、ガダルカナル航空基地を撃破。僚艦の危機を救うべく、世界最強航空戦隊が大海を駆ける──!!
  • 戦艦「大和」は要らない。必要なのは空母「大和」だ!──
    連合艦隊司令長官・山本五十六と、軍令部作戦課・神重徳の思惑が重なり合い、歴史は大きく動く。「大和」が超弩級戦闘空母として建造されたのだ。
    航空戦隊によるその圧倒的な破壊力は、真珠湾奇襲作戦において存分に発揮され、米空母「エンタープライズ」撃沈など、華々しい戦果を挙げる。
    一方、現代の世で、輸送艦を装い、空母に近い艦として建造された自衛隊新鋭艦「あきつ」は、海底火山の噴火に巻き込まれ、蘭印作戦に向けて出航した「大和」の前に、突如、時空移動してしまう。
    自衛隊の最新兵器を入手した大和航空戦隊。そしてついに米大艦隊が待ち受けるミッドウエー海戦に出撃していく……。
    大好評を博した架空戦記の金字塔作品!!
  • ついに米中間に戦術核戦争が勃発──! 日本は深刻な放射能汚染を受ける。
    さらに、時を同じくして起こった巨大隕石の接近という危機に米中戦争はひとまず停戦となったものの、核ミサイル攻撃で粉砕された隕石の破片が地上に降り注ぎ、地球は未曾有の天変地異に見舞われてしまう。
    だがこの天災は、日本近海の上空に大きな亀裂──過去と現在を結ぶ、次元の門を発生させたのだった。
    日本政府は、過去を修正することで絶望的な状況を改善すべく、次元の門を通じて自衛隊を太平洋戦争に介入させることを決意。
    1944年に派遣された自衛隊は最新鋭兵器を駆使し、米軍を次々に攻撃する。
    現代の世界情勢に架空戦史を織り交ぜた時空転移シミュレーションの大傑作!

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