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ブックウォーカースタッフのおすすめ小説

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BL界のレジェンド達の合同誌

by じゃんけん (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/06/14
木原音瀬先生、水壬楓子先生、和泉桂先生の発行された同名の同人誌でございます。
ちょ、ま、みなさんBL界のレジェンドじゃないですか…
しかもテーマが「攻めの妊娠」という攻め攻めのテーマでありながら
レジェンド達の圧倒的筆力でしっかりとした世界観で描ききっておられる色んな意味で脱帽な作品。
もっと超展開になるのかと思いきや…ですよ!

イヤミスなのに読後は爽快!という不思議な1冊

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/05/24
母が亡くなり、兄妹の二人暮らしを始めたところから始まる物語。
刑事をしている忙しい兄のため家事をこなし、泊まり込みの際は着替えを届ける健気なJKの妹を中心に話は進みます。

“女子高生殺人事件”を担当する兄のため、
可愛い容姿と抜群のコミュ力を発揮して被害者の周りを探ることに。

とことん危なっかしく首をつっこみ兄にも釘をさされながらも、
その甲斐あって刑事には聞き出せないような情報をゲット。
そして事件は一件落着…かと思いきや、終盤に面白さが加速する!

【誰が】【いつから】に注目して読んだとしてもこの結末には気が付かないかもしれない。
強いて言えば、“すべての言動に意味がある”を意識すること。
伏線を探りながら読んで、答え合わせをするも良し。
フラットに読んで驚愕するも良し。

確かにコレは殺されるわ…と思わず納得。
人間って怖いと思いながらもどこか爽快な作品。

※注意※シンデレラストーリーではありません

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/05/01
本作は様々な能力を持つ銀色の血を持った貴族、通称“シルバー”と赤い血の通う奴隷階級“レッド”が存在する世界の物語。

主人公の奴隷少女メアは、シルバーの催しに巻き込まれ殺されそうになるも、突如レッドが持つはずのない“異能力”が発動!
それを見て混乱する貴族たち鎮めるため、“レッドに育てられたシルバーの少女”と偽り、王子の婚約者として迎え入れられる…。
偽りの人生を覚悟したメアだったが、今度はテロに巻き込まれいつのまにかテロリストのリーダー的存在に。

政権争い、テロ集団、それぞれの思惑が複雑に絡み合う。
メアを利用した心理戦や、嘘を真実として民衆に信じこませる情報操作は敵ながら見事で、期待も予想も裏切る圧倒的な面白さは、物語の中盤から中毒性アップ!

奴隷の少女がいきなり王女になる“シンデレラストーリー”かと思いきや、格差社会、テロリズム、下剋上、心理戦と重いテーマも盛り盛りの戦記ファンタジー。

知略・戦略で生き残れ!

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/05/01
目覚めた瞬間から全力疾走!思考も行動も止まった時点で即アウト!

気が付くと火星のような見知らぬ場所で突如始まる命をかけたゲーム。
食糧を求めるもの、武器を求めるもの、情報を求めるもの…。
それぞれの参加者たちがまず始めに求めるものはどれなのか。

何を選択するか、どう動くか、誰を仲間にするかはすべて自由。
その裏側にある真意に気が付くか否かが運命の分かれ道。

生き残りをかけたパートナーはどこか謎めいていて、どこまで信頼できるのかわからない。

そんな心の揺れまで緻密に計算したかのような黒幕の意図は、参加者たちを極限まで追い詰め人が人を食う狂気に満ちた展開に。

知略、戦略、そして運までもすべて味方につけて生き延びろ!
怖いのに最後まで目が離せない、狂気の1冊。

目的のためには手段を選びません!

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/05/01
地味で冴えない毎日を無難に平穏に過ごす(予定だった)主人公。
文化祭用に手掛けた脚本が彼の学園生活を劇的に変えてしまった!

いままでの平和主義はどこへやら。
ほとばしる情熱(やや空回り)、どうしても手に入れたいヒロイン(部員の女装で撮るのはもう嫌!)。

比較的、声のかけやすい女子に「映画部のヒロイン、やりませんか?」
と勇気を振り絞るも「キモイ」と拒否され、泣かれてしまい自信喪失。

ヒロインになるのが嫌なんじゃない、映画部メンバーと関わりがあることが、学園生活にとっての危機らしいという事実にショックを隠せない部員たち。
学年イチの美少女をとあるネタで脅すほどに彼らは追い詰められていた…。(おい)
映画部といるのが恥ずかしいだとか、その他色々の問題だとかは「面白い映画を撮れば全ての問題が解決!みんなハッピー!」と宣言し、底辺ですが何か?とまい進する彼らはとても眩しい。

これぞ青春!読むと勇気が湧いてくる1冊です。

妄想を押し付けない謙虚な“見守り型”ストーカー

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/03/13
たいていのストーカーは、相手も自分のことが好きだと思い込みますが、この主人公は違います。
とにかく謙虚に見守り、こっそり内職を手伝い、時に財布にお金を入れてあげる。
床をピカピカに掃除して、定期的に水槽の手入れをし、
夜はベッドの真下でひっそりと寄り添ってくれるのです…。

“自分のものにしたいわけではない、ただ彼女が幸せであることを願う。”
そんなスタンスのストーカー、言っていることはカッコいいし健気で泣ける…。

けど怖いよ!ホラーだよ!ホラー!!
盗聴、盗撮だけでも怖いのに合鍵作ってベッドの下に潜っているなんて怖すぎる!

と思って震えていたのですが読み進むにつれ、いつのまにかストーカーを応援している自分がいました。
これはもしかして、気持ち悪いおっさんの変態話ではなく、純愛話なのでは?

本作が狂気か純愛か否か、あなたの目で確かめてみてください。

ホラー小説だけじゃない読み方ができる作品です!

by 合鴨 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/03/01
物語の終盤まで山場がなくて、「あれ、もしかしてこのまま何も起こらないかな…」と思っても、ホラーである限り、恐怖の対象は絶対に【来ます】よね。
あるものは井戸から来たし、テレビの中から来たヤツもいました。
その例にもれず、この作品『ぼぎわんが、来る』も来ます。タイトルにも書いてある通り、“ぼぎわん”が、来るのです。もうちょっと怖いです。

第22回日本ホラー小説大賞を受賞している本作ですが、文章の巧さもあって、読み進めていくと別の角度から物事がみえてきて、ホラー小説というよりも、ミステリー小説を読んでいるような感覚になります。
“ぼぎわん”が何であるかについては、最終的には明かされることとなるのですが、この作品における恐怖の対象は少し意外かもしれません。本当に怖いものとは何なのかを考えさせられました。

「来る」というタイトルで映画化も決定しています。
本作が文庫版になりますので、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

30代のお笑い芸人と80代の大家さんが出会ったら。笑いと涙のやさしい日常エッセイ。

by Michi (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/02/02
本作は自身が住んでいる部屋の大家さんとの交流を描いた、お笑いコンビ「カラテカ」の矢部さんによる実録コミックエッセイだ。
30代の矢部さんは「あまり売れているとは言えない芸人」、対して80代の大家さんは、TVでバラエティ番組を見ることはないので、矢部さんを俳優と思っており、普段のあいさつは「ごきげんよう」。
普通なら出会いそうにないこの二人が奇跡的に出会い、本作が生まれたことを感謝せずにはいられない。

バースデー祝いに用意してくださったのは、ローソクがささったケーキ!ではなくて“おはぎ”であったり、矢部さんが舞台で笑いを取るのに苦戦するのを見てのコメントが「シリアスな演技さすが矢部さんでした」であったりと、大家さんの言動はどこかユーモラス。
そんな大家さんとのほのぼのとした日常が描かれている。

食べ物のおすそ分けはもちろん、一緒に買い物や食事、旅行にまで出かけることもあれば、雨が降れば洗濯物を入れておいてくれたり、姿を見かけないと心配になる。
家族ではなく、友人ともちょっと違う。大家さんと「僕」の距離感が絶妙で、それを描く矢部さんの優しい絵がこれまた絶妙で本作独特の優しい雰囲気を出している。
50歳近い歳の差をも超えて、お互いを思いやる関係を築いていく様子がなんとも素敵。

現在の都会では珍しくなってしまった“ご近所づきあい”に、本当は多くの人が憧れているに違いない。
そして、読み手は本作の大家さんに、それぞれの理想のご近所さん像を思い描いてしまうのだと思う。

人生を達観したかのような事を言うかと思えば、“やってみたいこと”はバンジージャンプであったりと、意外な一面を見せてくださる大家さん。
次のエピソードを待っています!

ゲス教師が教える、セコくて的確な彼女ゲット大作戦!

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2018/01/29
「先生の経験人数は何人ですかー?」
「九十三人です」

ニヤニヤ顔の生徒たちが一瞬にして凍り付いた。
新任教師をからかうための質問が、女の子とは無縁だった彼らの日々をガラリと変える。

男子校に通う主人公の優弥は、通学電車で一緒になる女の子と近づきたくて、
半信半疑のまま、九十三人斬りのゲス教師に相談することに。

「生徒の悩みに応えられない教師なんて意味がない」と真剣に悩みを聞き、過去のナンパ術を爽やかに伝授するゲス教師。

ターゲットの趣味、SNSを徹底的にリサーチして非日常な偶然の出会いを演出するためには
気になる女の子を盗撮させることや、元カノのツテを利用することも厭わない。
緻密なゲス作戦のもと、見事に優弥は気になる女の子との通学デートを実現!

すごいよ!ゲスいけどすごいよ!


今まで女の子と話したことのなかった生徒たちがメキメキとコミュ力をつけ、
失敗を繰り返しながらも成長していく姿は笑える…じゃなくてまさに青春 !

合コンを成功させるために必要なのは「残念イケメン」など
明日から使えるテクニックが満載です。

※アドバイスを実行する際は自己責任でお願いします。

桜庭一樹が描く、薄暗く美しい王道ファンタジー

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/12/20
「ムスタァ、ぼくのバンブー」

このセリフを思い出すだけでウルっとくる本作はバンブーという吸血族が、
家族を失った少年を保護するところから始まります。

若いまま年をとらず、鏡に映らず、夜しか活動ができないバンブー。
バンブーの掟では人間との接触や正体をばらすことは大罪…。
にもかかわらず、少年と一緒に暮らすことを選んだ二人のバンブー、ムスタァと洋治。

とても暖かく、家族愛に満ちた禁断の生活。
一日でも早く二人に恩返しがしたい、喜ぶ顔がもっと見たいと勉強に励む少年。

大人になっていく人間と、大人になれないバンブー。

いつまでも一緒にはいられないということを理解できないまま、別れは突然やってくる。
どうしようもない残酷な運命と、深く愛されていたと失って気が付く残された少年の後悔に共感し、涙なしには読めないファンタジー。

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