『「東方Project」シリーズ、0円』の電子書籍一覧
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その少女は、死という終わりを欲していたはずだった
人間と妖怪が共に暮らす地――幻想郷。その非常識の存在として、不死身たる人間・藤原妹紅は終わることも終えることもできない永遠の生を過ごしていた。
その日は確かに具合が悪く、自慢の炎を生み出すことも出来なかった。だが寝れば治る、治らぬ道理はない……そんな不死身の希望的観測は、千余年の時を経て初めて打ち壊される。
私の体はどうなった?
もしかして私は死ぬのでは?
永い間忘れていた死への恐怖に為す術もなく翻弄される妹紅。その姿は幾多の妖を屠り、里の人間から頼られるようになったそれとは程遠かったーー。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型東方Project二次小説・幻想少女恐怖シリーズ第1弾。 -
謎の魔女集団と対峙する魔理沙たち。幻想郷の平穏を懸けた戦いが始まる。
幻想郷の外から侵入してきた謎の魔女集団。魔女集団の手により幻想郷の運が失われ、魔理沙は魔法が使えなくなってしまう。果たして幻想郷の住人たちは魔女集団を追い払うことができるのか? 今、魔理沙たちと魔女たちとの決戦の火蓋が切って落とされた。シリーズ第1巻刊行。
(魔理沙が普通の魔法使いになるまでを描く同人小説です。基本シリアスです。シリーズ物の一巻となります)【表紙変更いたしました。イラストレーター:やまだこうたろう様】 -
その少女は夜空の星を通じて世界を暴いていたはずだった
入手した情報を元に、メリーと共にオカルトの調査をすべく奈良県は三輪山にやってきた蓮子。
道中で結界の境も見つけ、秘された何かへの期待は高まっていた。
夜半に山に侵入することに成功した蓮子だったが、出くわした怪しげな猫を追いかけているうちにメリーとはぐれてしまう。
星と月から位置と時刻を割り出す力を頼りに、合流するべく夜空を見上げるが、猛烈な不快感
――そして、まともに位置も時間も分からないという現実が彼女を襲う。
自分がどこにいるのか分からない。
今がいつなのかさえ分からない。
星空の下ではあり得なかった感覚に混乱する蓮子は、延々と変わらない風景の続く三輪山を彷徨い、疲弊していく。
やがて朝を待ちわびるようになるも、彼女を待っていたのは太陽ではなく、さらに理解を超えた、祈りをも砕く現実だった。
少女たちの「最も恐ろしいもの」について述べた、各巻完結型・幻想少女恐怖シリーズ第11弾。 -
東方二次創作普通の魔法使い第8弾! 魔女集団ルークスの魔の手は旧地獄へと忍び寄っていた。地底の妖怪たちの運命は……!?
東方Project二次創作、『東方二次創作 普通の魔法使い』の第8弾。魔女集団ルークスの幹部が一人、悪魔貴族『ダンタリオン』が旧地獄に襲い掛かる。次々と襲われる黒谷ヤマメ、星熊勇儀、古明地さとりなどの地底妖怪たち……。彼女たちはダンタリオンの侵攻を食い止めることができるのか。そしてそのとき古明地こいしは……? 闘いは物理を越える。緊迫のシリーズ第8巻お楽しみください。 -
東方二次創作 普通の魔法使いシリーズ第7弾!
運が奪われた幻想郷にあって、龍穴と龍脈からはまだ運が洩れ出ていた。魔理沙は永遠亭で洩れ出るわずかな運を使っての魔法発動の特訓に励む。そんな魔理沙に父親が語り始めた。内容は魔理沙も知らない父親と母親の過去の話……。なぜ、魔理沙は父親に勘当されたのか。――東方二次創作 普通の魔法使いシリーズ第7弾! -
その少女は、人間を蝕むことを糧としていたはずだった”
幻想郷は紅魔館に住まう強大な吸血鬼レミリア・スカーレットは、友人の魔女の戯れによって、性格まで鏡写しになった己の偽物を生み出されることになる。わがままな本物と違い、素直で勤勉な偽物は紅魔館に受け入れられた。レミリアはただそれに対し、不快と不安を覚えるしかなかった。
偽物が消えてからしばらくして、レミリアに不調が生じた。陽がより痛い、魔力が少ない。ほんの些細なことだが、自分から力が失われていた。
困惑するレミリアは、周囲を頼ることなく原因を求めて己の運命を覗く。だが得られたのは、紅魔館の皆を呪いながら消滅する自分の未来。それは黒死の悪魔と呼ばれていた『吸血鬼になる前のレミリア』という過去に裏打ちされた、避け得ぬ末路だと後に知ることになる。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型東方Project二次小説・幻想少女恐怖シリーズ第四弾。 -
その少女は自らを静の中に置きたかったはずだった
忌み嫌われた妖怪が住まう地底。心が読めてしまう妖怪・古明地さとりは止むことのない他者の心の声に辟易しながら暮らしていた。
冬のある日、事故によって第三の目を負傷してしまったさとりは、自身の読心能力が失われたことに気づく。完全なる静寂に、幸せな人生の到来を予感するが、それは不幸の始まりであった。
あの子は何を考えているの?
どうしてそんなことをするの?
読めない心が心を蝕んでいく。
当たり前だった日常が崩壊し、理解できないもので溢れかえった世界を前に、さとりは悲劇の舞台で踊り狂う。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型東方Project二次小説・幻想少女恐怖シリーズ第2弾。
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東方二次創作普通の魔法使い第9巻! 永遠亭VS月の姫
魔理沙が蓬莱山輝夜と須臾の世界で修行中、永遠亭に魔女集団ルークスの刺客が襲来する。刺客は元月の姫である山祇イワナガ。かつて八意永琳の弟子だったイワナガ姫は時を止める実力者で……?鈴仙・優曇華院・イナバをはじめとする永遠亭メンバーはイワナガ姫を退けることができるのか……!?緊迫の第9巻! -
その少女は視ることが己の全てのはずだった
月の兎である鈴仙は、人里へ薬を売りに行ったり、永遠亭で主人の世話をしたり、程々に忙しくも穏やかに暮らしていた。
ある日、仕事の帰りに妖獣と妖精の喧嘩の仲裁に入った鈴仙は、意図せず彼女らを自分の狂気に冒してしまったことに目の不調を感じ、コンタクトレンズで狂気の視線を抑制することにした。
しかし狂気の瞳は鈴仙の意思や対策をあざ笑うかのように、部下の兎を、主人の敵を、妖怪たちを狂気に染めていく。
自分の狂気が彼女らに自分を襲わせる。
自分の存在理由が自分の手を離れる。
自分で自分の首を締めている状況に心が耐えられなくなった鈴仙には、頼みの綱にすがりつく他、道は残されていなかった。
しかしその道は、己の能力に一番詳しいはずの自分ですら分からないという現実を前にして容易く崩れ落ちる。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型の幻想少女恐怖シリーズ第九弾。 -
その少女は真なる己を見て驚いた顔を愉快に眺める者のはずだった
人里で暮らす妖怪・飛頭蛮の赤蛮奇は、変わらない日々に飽いた末に陶芸という趣味を見出し、人間に紛れて 作った器を売りながら、そこそこ充実した暮らしを送っていた。
そんな中、自分を遠巻きに見つめる男の存在を悟る。正体に気付かれたか、と彼を捕まえて吐かせたその動機 は、赤蛮奇の作る器に魅入られたというものであった。
器を介して不器用に繋がっていく二人。
傍から見れば恋仲でしかない生活。
だが、その関係が歪なものにならないわけがなかった。
赤蛮奇にとって、自分が妖怪であるという認識は確固たるものであり、他人と触れ合わぬ彼女には顔色を伺う ことすら満足にできなかったのだから。
そして歪な関係は、歪に組み合わされた不可避の未来を形作る。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型の幻想少女恐怖シリーズ第八弾。 -
東方二次創作 普通の魔法使い シリーズ第5巻
幻想郷に侵入してきた魔女集団『ルークス』 その幹部の一人『プロメテウス』が冥界の白玉楼に襲い掛かる。西行寺幽々子とその従者魂魄妖夢はプロメテウスを撃退することができるのか……!? 東方二次創作普通の魔法使いシリーズ第5巻 -
東方二次創作 普通の魔法使い 第4巻
紅の館、『紅魔館』に魔女集団の刺客が向けられる。一見美少年に見える魔女『カストラート』とおどおどした様子の『ルガト』の二人が紅魔館に襲いかかる。対峙するレミリアとパチュリーは追い返そうと戦闘を開始するが……。普通の魔法使い4巻開幕。 -
その少女は世の転換を求めていたはずだった
命を狙われていた天邪鬼・鬼人正邪は追い詰められた末、マジックアイテムの魔力を全て使い敵対者の『自分への害意』を逆転させることに成功した。
好意を持って接してくる元敵対者たち。彼女たちは正邪の過去の行いが正義だったと誤認しきっていた。
優しくしてくる皆に天邪鬼な部分は唾を吐くが、どこか安心した自分がいるのもまた事実だった。
だが、元々裏も表もない者たちに変化などない。里の人間に害意を浴びた正邪は、望むべきそれに怯える自分に気づく。逆転した好意に浸かった心には罅が入っていた。
けれど正邪は知ることになる。正道を外れた逆転によって生じた罅は、己を飲み込むものだと。その恐怖は正道であり、逆転という偽りの正道こそ真の邪道なのだと。
少女たちが抱く「最も恐ろしいもの」をテーマにした、各巻完結型の幻想少女恐怖シリーズ第六弾。 -
その少女は人々の嘘を糧としていたはずだった
かの伝説の大妖怪・鵺の正体たる封獣ぬえは、久々の地上に恐怖の不足を感じつつも、暇を持て余していた。
夏の祭の日のこと。正面から祭の意図を挫こうとする魔女にあてられたぬえは、山の神たちを出汁に人々へ鵺の恐怖をしらしめることに成功した。
人間が正体不明を恐れている。恐怖が私を強くする。だが問題はないはずなのに、ぬえは増大する妖力に不安を覚えていた。
――その不安は、的中することとなる。
身を置いている寺の連中が、自分のことを正しく認識できなくなった。
正体不明の妖力が悪さをしているとしか思えない前代未聞の事態に、解決を模索するぬえだが、正体不明を襲う正体不明の現象はそれだけでは終わらない。
ぬえが辿り着いたのは、正体不明を歪める明々白々で絶望的な事実だった。
少女たちが抱く『もっともおそろしいもの』をテーマにした、各巻完結型の幻想少女恐怖シリーズ第十弾。 -
東方二次創作 普通の魔法使い第6弾
異変の影響で魔法を使えなくなった魔理沙に永遠亭の妖怪「因幡てゐ」が上手い話を持ち掛ける。時を同じくして、『妖怪の山』に魔女集団の魔の手が……。妖怪の山を根城とする神と天狗、そして『よそ者の守矢』は山を守ることができるのか……!? 東方二次創作普通の魔法使い第6弾開幕。 -
人形遣い『百十七号』との闘いに勝利した魔理沙とアリス。人里に辿り着いた魔理沙の元にやってきた霊夢。そして魔女集団のボスである『お母様』と『マリー』
霊夢と魔女たちとの闘いが始まる……。 -
東方二次創作 普通の魔法使い 第2巻
東方二次創作 普通の魔法使い第2巻。
霊夢と喧嘩別れした魔理沙は魔法の森に住むアリス・マーガトロイドの家に転がり込む。魔理沙はアリスとともに人里に避難することになるのだが……。彼女たちの身に魔の手が……!? -
その少女は死なず腐らぬ肉体を是とされていたはずだった
暗い場所に閉じ込められている――
宮古芳香という名を持つということ以外に自分に関する記憶のほとんどを失った少女は己が見知らぬ所にいることを悟る。
己を求めて、そして己を救える者を求めて彷徨う芳香であったが救われるべき己の肉体は死体そのものであった。
「こんなの化け物以外にありえない」
「私はいつから化生となったのか」
自分が人間であると信じていた宮古芳香の常識が一歩を踏み出すたびに腐り落ちていく。
やがて己の存在そのものを腐らせていくようになった芳香は人と人ならざる者の境界で醜く抗う。
その抵抗自体も腐敗への道のりを進めるものであるというのに。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした各巻完結型の幻想少女恐怖シリーズ第七弾。 -
その少女は探求の果てに心ある物の創造を夢見ていたはずだった
人形遣いアリス・マーガトロイドは、完全自律人形を目指し一体の人形を作り上げた。 それは外見から質感、そして心まで模した、アリスそっくりの人形であった。 稼働にも成功し、自分で考え行動する人形に満足しながらアリスは観察実験を続けた。
しかし次第に人形の行動が不穏なものになっていく。
最初はただの悪戯だった。それがアリスを害するものへとエスカレートし、実験を終わらせなければ、と決意するアリスに大怪我をさせるに至る。
どうしてこんなに敵意を持つのか。
私を顔をした人形の考えが分からない。
やがてアリスは辿り着く。真に恐ろしきは、双子のようにそっくりな人形ではないことに。この実験に終わりなどないという結論に。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型東方Project二次小説・幻想少女恐怖シリーズ第五弾。 -
その少女は、己を満たす識に手を伸ばしていたはずだった
ある日、鈴奈庵に一冊の奇妙な本が持ち込まれた。
どんな文字で書かれた本も読み解く能力を持つ小鈴にすら読めないその本は『無題』と名付けられたが、文字通り読まれることなく引き出しの奥に仕舞われ、そして忘れ去られた……。
それからしばらくして、小鈴に二つの異変が襲いかかる。
妖怪の悪夢に連日魘されること。
読めるはずの妖魔本が読めなくなっていったこと。
蝕まれる精神と喪失の恐怖に駆り立てられ、ただの落書き帳と化していく本たちを必死に調べる小鈴。
そして残酷な真相に辿り着いたとき、抗いようのないこの異変の本質に絶望する。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型東方Project二次小説・幻想少女恐怖シリーズ第3弾。 -
「天に星を、夜に光を。そして、不屈の心に、不滅の炎を! ――ブレイジングハート、セットアップ!」
その日、幻想郷に奇妙な流れ星が散った。
魔法の森で、妖怪の少女・ルーミアと暮らす魔法使いの少女・霧雨魔理沙は、ある晩、森の中で不思議な魔力結晶を拾う。
そこへ現れるのは、魔力結晶を狙う謎の襲撃者たち。
結晶を奪われた魔理沙は、新たな力を手に、霊夢やアリスとともに異変解決へ立ち上がる。
襲撃者――村紗水蜜たちの目的とは。
魔力結晶に封じられたものの正体とは。
それぞれの想いが交錯する中、1000年前の因縁を巡って、大切なものを守るための譲れない戦いが、幕を開ける!
霧雨魔理沙の熱血バトル魔法アクション小説、ここに開幕! -
「泣いてる友達を助けてやれない魔法使いなんて、魔法使いの意味がないだろ? ――だから私は、お前を助ける!」
激化する魔理沙たちとムラサたちの戦い。その中に暗躍する仮面の少女。
謎が謎を呼ぶ中、秘められた1000年前の真実が徐々に明かされる。
聖白蓮の犯した罪。そして、彼女が封印された、本当の理由。
ただ白蓮を救うために戦い続けるムラサたちと、真実を知った魔理沙たちは、ある偶然から交錯する。
その戦いの果てに目覚めるのは、かつて封印された大魔法使い。
――だが彼女は、1000年前の悲しい記憶に囚われたままだった。
この手の魔法は、悲しみと涙を撃ち抜く力。
悲しみの果てに暴走する聖白蓮を、魔理沙たちは止められるのか――。
霧雨魔理沙の熱血バトル魔法アクション小説、ここに完結! -
伝説の飯テロ小説シリーズ、第2弾!
賢者の式神、八雲藍。
八雲紫の式として、日常の雑事をこなす傍ら、彼女は幻想郷の各地で様々なものを食べる、食べる、食べる。
河童の里の蕎麦屋で、迷いの竹林の焼鳥屋で、太陽の畑の屋台で、紅魔館の庭で、白玉楼で、そしてついには外の世界で。
時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼女は自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を遣わずにものを食べるという、孤高の行為。
この行為こそが、人と妖に平等に与えられた、最高の“癒し”と言えるのである。
東方創想話・同人誌で好評を博した『狐独のグルメ』第二期シリーズが待望の電子書籍化!
八雲藍とともに、幻想郷の美味しいものたちをひととき、食べ歩いてみませんか? -
ある日の後戸の国。
里乃は、バレンタインに向けてチョコを作るが、指を切ってしまう。
そこへ舞がやってきて…? -
ずっとこのまま二人で居られますように
蓮子に彼氏が出来てしまいました。
2015.10 科学世紀のカフェテラスにて配布 -
大好きだったお母さんは、私を誘拐した魔女でした。
蝉の声が響く、うだるような夏の日。
人里から、ひとりの赤ん坊が姿を消した。
誘拐したのは、森に暮らす魔女。人形遣い、アリス・マーガトロイド。
誘拐されたのは、道具屋の娘、霧雨理沙。
誘拐した赤ん坊に「魔理沙」と名付け、母として育て始めるアリス。
彼女が本当の母であると、信じて疑わずに育った魔理沙。
森の奥で息を潜めて暮らす、偽りの母子の行き着く先に、光は射すのか――。
角田光代『八日目の蝉』を下敷きとした、アリスと魔理沙の物語。
物語の終わるとき、あなたが見るものは、一筋の希望か、それとも――。 -
「うおォン、私はまるで九尾の火力発電所だ」
賢者の式神、八雲藍。
八雲紫の式として、日常の雑事をこなす傍ら、彼女は幻想郷の各地で様々なものを食べる、食べる、食べる。
命蓮寺前のカレー屋で、秋姉妹の焼き芋屋で、博麗神社の温泉で、地底の焼肉屋で、夜雀の屋台で、人里の蕎麦屋で。
時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼女は自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を遣わずにものを食べるという、孤高の行為。
この行為こそが、人と妖に平等に与えられた、最高の“癒し”と言えるのである。
東方創想話・同人誌で好評を博した『狐独のグルメ』シリーズ、ついに電子書籍版が登場!
八雲藍とともに、ひととき、幻想郷の美味しいものを楽しんでみませんか?
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2021年度の国内本格ミステリを、メリーと蓮子がメッタ斬り!
「今月の秘封倶楽部定例会議の議題は――」
「蓮子、『本格ミステリ・ベスト10』の投票作を決めるわよ!」
米澤穂信『黒牢城』、今村昌弘『兇人邸の殺人』、阿津川辰海『蒼海館の殺人』、紙城境介『僕が答える君の謎解き』、方丈貴恵『孤島の来訪者』、潮谷験『時空犯』、伊吹亜門『幻月と探偵』、青山文平『泳ぐ者』、榊林銘『あと十五秒で死ぬ』、桃野雑派『老虎残夢』……2021年度の本格ミステリの話題作について、蓮子とメリーがだらだら語ります。 -
気怠い夏/正体不明の感情/嫉妬と夢と百合
秘封倶楽部。それは、オカルトマニアの女子・宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンの二人が境界を暴くために作られたサークル――だった。しかし、周囲との関係を経て彼女と彼女の思いの先は、少しづつ捻じ曲がっていく。
気怠い真夏の日々の中で生まれ、育ってしまったものは、一体何なのか。
新書/100P相当装画:みなみきずな -
おいしいごはんは、すきですか? 秘封倶楽部、そして幻想郷に住まう少女たち。そんな彼女たちのごはんの時間を覗き見る、連作短編集。
食の色々な側面に焦点をあてた、幸せな風景。
朝・昼・夜。今日はどんなごはんをたべるのか。
それは、読んでのお楽しみ。
蓮子&メリーを中心に、霊夢&魔理沙、紫&幽々子の短編で、あなたにしあわせなご飯との時間をお届けします。
新書/108P相当
装画:もちぬ(あけのからす) -
怖いの怖いお方でも内容がとても理解できるサイコギャグ設定資料集!
2019.07.07に開催された第六回博麗神社秋季例大祭で配布しました、当サークル紹介を記した無料配布本です。全12P。
本同人誌は成人向けではないものの、若干のグロテスク、エロチック、サイコチックな演出があります。
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「咲夜!カレンダーを作るわよ!紅魔館の思い出たっぷりのカレンダーよ!」
レミ咲とカレンダーのお話です。 -
「……生者にあらず、死者でもない。この身はあの桜と同じ、妖忌なるものよ」
全てを失った男は、放浪の旅の中で荒れた小さな寺にたどり着く。そこにあったのは、夏の終わりでも八分咲きのまま時を止めた桜と、その桜の下に佇む少女だった。
寺で暮らし始めた彼は、妖忌という名を与えられ、死を誘う桜の下に虚空を見る少女――ゆゆに、少しずつ惹かれていく。
それは、死に場所を求めた男が手に入れてしまった温もりと、死を誘うことしかできない少女が触れた温もり。
全ては、定められた結末へと進んでいくことも知らずに、ふたりは近付いてしまった。必然でしかない悲劇のために。
この物語は、失われた過去の欠片。
たとえ真実を求めることに、何の意味も無いのだとしても。
――彼は確かに、そこにいたのだ。
これは、失ったものの物語。
魂魄妖忌と、西行寺幽々子の物語。 -
「酉京都キャッツウォーク」及び「酉京都キャッツウォーク2」の後日談となります。
ページ数:8ページ -
東方4コマをたたみかける。
著者が2016年から2021年にかけて描いた東方4コマ、247本を網羅した電子書籍を無料配布! 自分の作品について語ったいらんコラムつき! -
霊夢と魔理沙のゆるーい年末小話です。
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小鈴は××になってしまったのでした
東方鈴奈庵7巻が出る前(マミゾウ=妖怪と小鈴が知らなかった頃)に描いたものです。解釈違いでもどんと来いな方に。
2016.3 東方名華祭にて配布 -
幻想郷式○課後ティータイム
八雲紫、パチュリー・ノーレッジ、姫海棠はたて、稗田阿求、宇佐見菫子の5名がガールズバンドを組む話です。
西暦20XX年、幻想郷はロックの炎に包まれた……。突如幻想郷に、というか八雲紫の脳内に沸き起こるガールズバンドブーム。というか◯いおんブーム。
かくして、あの伝説のバンド『パープル・すみれ団』が誕生した!
成人向けの内容が含まれる書籍が 1 件あります。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。