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『万葉集、11~20冊』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全599件

  • 1,540(税込)
    2024/5/15 (水) 配信予定
    訳・解説:
    秋本吉徳
    解説・その他:
    鉄野昌弘
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    ◇土地の名前、不思議な説話。そのすべては、古代びとの生きた確かな証◇

    奈良時代の初期、『古事記』や『日本書紀』とほぼ同時期に編述された、官撰の地誌『風土記』。
    地方に律令政治による統治を行きわたらせようとした朝廷が、令制国の国庁にそれぞれの地理、産物、文化、歴史についての調査を命じ、その記録を献上させたものである。
    各国ごとに編纂された『風土記』だが、その多くは散逸してしまい、現在まで遺されているのは、ごく数ヵ国のものに限られる。
    『播磨国風土記』はその一つであり、本書は兵庫県南西部の地名の由来、大国主の伝説や景行天皇求婚譚などの説話、古代人の生活・習俗などを生き生きと伝える最重要史料である。

    本書は漢文で書かれた原文からの訓下し文に、詳細な訳註つき。
    さらに懇切な解説も加えた、「風土記」の世界を味わいつくす全訳注!

    【本書「まえがき」より】
    〈国家神話〉として再構成されたものではなく、在地に生きる古代の人々の、生きた神話や伝説、また習俗・社会などのありさまが、断片的ながらも窺える……本書は日本古代の人々の、生きた姿を、少しでも明らかにしようと努めたものである。

    【本書の内容】
     まえがき
     凡例
    一 賀古郡(一)
    二 賀古郡(二)
    三 印南郡
     補説「印南郡」の存否
    四 餝磨郡(一)
    五 餝磨郡(二)
    六 餝磨郡(三)
    七 餝磨郡(四)
    八 揖保郡(一)
    九 揖保郡(二)
    十 揖保郡(三)
    十一 揖保郡(四)
    十二 揖保郡(五)
     補説「言挙げ」について
    十三 揖保郡(六)
     補説『万葉集』と播磨
    十四 揖保郡(七)
     補説 天日槍 付、粒丘銅牙石
    十五 讃容郡(一)
     補説 鹿の話
    十六 讃容郡(二)
     補説「異剣」伝説について
    十七 宍禾郡(一)
     補説「大神」「伊和大神」について
    十八 宍禾郡(二)
     補説 葦原志許乎神について
    十九 神前郡(一)
     補説 大汝神少比古尼神
    二十 神前郡(二)
     補説 百済人
    二十一 託賀郡(一)
     補説 盟酒
    二十二 託賀郡(二)
     補説 女性神
    二十三 賀毛郡(一)
     補説 地名起源記事の種類と性格
    二十四 賀毛郡(二)
     補説 根日女の話
    二十五 賀毛郡(三)
     補説 延喜式と風土記
    二十六 美なぎ郡
     補説 於奚袁奚天皇と「詠辞」
     解説 鉄野昌弘
     播磨国風土記地図

    *本書は訳し下ろしです。訳者の遺稿に補遺を施しました。
  • 1,276(税込)
    校注:
    佐竹昭広
    校注:
    山田英雄
    校注:
    工藤力男
    校注:
    大谷雅夫
    校注:
    山崎福之
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児のここだかなしき──いつの世も変わらぬ人の心を伝える万葉の歌群.本冊には,東国の素朴な恋の歌,遣新羅使の旅の歌,引き離された男女の激情,昔の恋の物語と戯笑の歌,越中に赴任した大伴家持の歌など,巻十三─十七の多彩な約七四〇首を掲載.全歌,現代語訳・注釈付.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 1,386(税込)
    校注:
    佐竹昭広
    校注:
    山田英雄
    校注:
    工藤力男
    校注:
    大谷雅夫
    校注:
    山崎福之
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    うらうらに照れる春日(はるひ)にひばり上がり心悲(がな)しもひとりし思へば――雄略天皇の素朴な求婚の歌に始まった万葉集は,大伴家持のこの春愁の歌に到達し,やがて家持の元日賀歌「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事」で幕を閉じる.他に越中布施湖遊覧の歌,防人歌など,巻十八~二十の485首.全歌,訳・注付.[全5冊完結]※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 1,276(税込)
    校注:
    佐竹昭広
    校注:
    山田英雄
    校注:
    工藤力男
    校注:
    大谷雅夫
    校注:
    山崎福之
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむに優(まさ)れる宝子(こ)にしかめやも──今なお愛される万葉集.親子の情,,恋の心,花鳥のあわれ,そして機知諧謔.本冊は,大宰府における大伴旅人,山上憶良らの唐(から)ごころあふれる歌文を収める巻五から,春夏秋冬の順に歌を配列する巻八までの約九百首を掲載.全歌に現代語訳・注釈を付ける.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…秋元千惠子
    野に咲く花のやうに…高田ほのか 選

    【巻頭コラム】うたの名言…佐佐木幸綱

    【巻頭作品28首】玉井清弘・高野公彦・松平盟子
    【巻頭作品10首】井川京子・御供平佶・藤島秀憲・鍋島恵子・山田 航

    【特集1】
    声に出して読みたい令和短歌
    福島泰樹・河野美砂子・林あまり・魚村晋太郎・辰巳泰子・鈴掛 真・野口あや子

    【特集2】
    当事者性と批評性
    ●論考…佐藤通雅・桑原憂太郎・松本典子
    ●15首+小論…沢口芙美・塚本 諄・山田富士郎・斉藤 梢・松本実穂・高木佳子

    【『短歌』創刊七十周年企画 オーラルヒストリー】
    『短歌』の裏方たち 第二回 馬場あき子…伊藤一彦・大井 学

    第15回角川全国短歌大賞発表

    【作品12首】野地安伯・平田利栄・三枝むつみ・上條雅通・高崎淳子・小塩卓哉・田中拓也・富田睦子
    【作品7首】渡辺 靖・茅野眞澄・永井正子・篠原節子・小俣はる江・三澤吏佐子・大石直孝・柳澤美晴・砺波 湊・吉田恭大

    【連載】
    京子の居間…栗木京子
    家族の歌…カン・ハンナ
    おしゃべりたんか…松田梨子・わこの往復書簡
    言霊の短歌史…鎌田東二×笹 公人
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    はるかなる言の葉―珠玉の一首鑑賞…本多 稜
    うたよみの水源―現代短歌の先駆者を辿る…安田 茜
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…黒木三千代
    嗜好品のささやき…桐山五一

    【歌壇時評】
    【月評】
    【歌集歌書を読む】
    【書評】

    【角川歌壇】
    【題詠】

    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には「令和俳壇」応募専用はがきがついておりません。あらかじめご了承ください。
  • 1,408(税込)
    校注:
    佐竹昭広
    校注:
    山田英雄
    校注:
    工藤力男
    校注:
    大谷雅夫
    校注:
    山崎福之
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    日本の詩歌の源,最古の歌集.奈良時代末に編まれて以降,読み継がれてきた二十巻四千五百余首には,宮廷歌人から無名の男女に至る人々の心が映される.本冊には巻一―巻四,雄略天皇・額田王・柿本人麻呂・大伴旅人らの雑歌・相聞・挽歌・譬喩歌を収録.新日本古典文学大系に基づき,86年ぶりに全面刷新した文庫版.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 1,276(税込)
    校注:
    佐竹昭広
    校注:
    山田英雄
    校注:
    工藤力男
    校注:
    大谷雅夫
    校注:
    山崎福之
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    ひさかたの天(あめ)の香具山(かぐやま)この夕(ゆふへ)霞(かすみ)たなびく春(はる)立(た)つらしも──雄大清新な叙景,流麗繊細な恋の心,遠き世の物語.万葉集の多彩な世界.本冊には旅の歌,浦島や入水した乙女たちの伝説の歌(巻九)から,四季に寄せた雑歌と相聞(巻十),古今の相聞歌(巻十一・十二)まで,千五百余首の歌を掲載.全歌,現代語訳・注釈付.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 日本人にとって「魂」とは何だったのか?

    本書は〈折口学〉の中心テーマとも言える「古代日本の魂信仰」に関する論考をわかりやすい講演録を中心に七篇厳選。

    旧字・旧かなを新字・新かなに改め、ルビや脚注を多数入れた、入門者のための折口選集。

    古代日本人にとって「魂」とは何だったのか?

    なぜ剣や玉を神聖なものとして扱い、海辺に漂着した大きな石に注目し、季節の鳥の声に耳を澄ませたのか。

    神々はどこから来て、魂はいかにして人に宿ると考えられていたか。

    「古代の魂信仰」を深く知ることで、万葉集の歌の本来の意味も、大嘗祭、神楽、物忌みなどの神道儀式の本義も、正月やお盆などの年中行事の由来もおのずと解けてくる。そこから日本人にとって古来、何が大切だったのかも明らかになってくるだろう。

    本書は「折口学」の中心テーマと言える「魂信仰」の論考を集めた。
    現在、書店に流通している文庫・選集に未収録の作品から、講演録を中心に入門に適した七篇を厳選。
    旧字・旧かなを新字・新かなに直し、ルビと注を多く入れ、読みやすいように編集した。

    「昔の人々は霊魂信仰を深く信じていました。そのかたみとして、今日なお我々の生活の上に、いろんな形で印象されているわけです。そういう行事について、現在表面上の関係が認められないからと言って、知らないで過しているのは、あまり寂寥(せきりょう)な生活と言わねばなりません。(中略)それは、何も昔の生活をもう一度復興させようと言うのではありません。我々が今日、なぜこういう生活をしているのか。その理由を知る事なのです」(本書所収「鳥の声」より)
  • 日常に潤いや彩り、知恵を与えてくれるテーマを幅広く

    ■ご注意ください■
    ※NHKテキスト電子版では権利処理の都合上、一部コンテンツやコーナーを掲載していない場合があります。ご了承ください。

    ■今月のテーマ
    『万葉集』に残された歌から、詠みびとの窮乏や苦難、その死生観を考える

    死について考えることは、生について考えること。死後の世界は、想像するしかない。しかし、生の終わりとしての死を考えることによって、私たちは初めて、生をはっきりと自覚することができる。七世紀後半から八世紀の中頃を生きた万葉びとは、苦難や絶望をどうとらえ、生と死について、どのような考えを持っていたのか。残された歌を現代の視点で訳し、鑑賞しながら、今を生きる私たちの心にもある愛や哀しみへの思いを明らかにしていく。

    ■講師:上野 誠
  • 宗教学、死生学、グリーフケアの第一人者が、古代から現代までの宗教の教え、文学、民俗学をもとに、ふるさと、無常、孤独、慰霊・追悼、桜、浮き世に焦点を当てて論じる画期的評論。「あなた自身の死生観」の手助けのための最良の一作。
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…外塚 喬
    野に咲く花のやうに…田村穂隆 選

    【巻頭コラム】うたの名言…高野公彦

    【巻頭作品28首】平井 弘・三枝昂之・久々湊盈子・池田はるみ
    【巻頭作品10首】大河原惇行・大谷雅彦・紀野 恵・工藤貴響・小島なお

    【特集】
    恋愛短歌、最前線
    ●論考…東 直子・三枝浩樹・江戸 雪
    ●状況別恋愛歌…西田政史・遠藤由季・寺島博子・笹川 諒・染野太郎
    ●決定版…高田ほのか 選

    【『短歌』創刊七十周年企画 オーラルヒストリー】
    『短歌』の裏方たち 馬場あき子…伊藤一彦・大井 学

    【作品12首】中島やよひ・橋本俊明・風間博夫・小谷陽子・小林信也・古谷 円・宇田川寛之
    【作品7首】鹿井いつ子・光野律子・和嶋勝利・比嘉美織・栗原 寛・木ノ下葉子・小島一記・廣野翔一・渡辺真佐子

    【新連載】
    おしゃべりたんか…松田梨子・わこの往復書簡
    うたの場…潮音・ポトナム

    【連載】
    京子の居間…栗木京子
    家族の歌…カン・ハンナ
    言霊の短歌史…鎌田東二×笹 公人
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    はるかなる言の葉…横山未来子
    うたよみの水源…郡司和斗
    一葉の記憶…黒岩剛仁
    嗜好品のささやき…上田 明

    【歌壇時評】岡崎裕美子
    【月評】鯨井可菜子
    【歌集歌書を読む】本田一弘
    【書評】

    【角川歌壇】
    【題詠】

    歌壇掲示板
    読者の声

    特別寄稿「#短歌」を考察する…田中翠香
    第70回角川短歌賞応募規定
    第3回U-25短歌選手応募規定

    ※電子版には「令和俳壇」応募専用はがきがついておりません。あらかじめご了承ください。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    大野説は如何にして闇に葬られたのか?
    言語学界の固執を暴き、タミル語でしか分からない古代日本語の本当の意味を追求する。

    大野 晋博士による「日本語タミル語説」は、提唱されて以来40年間経つ今日まで、多くの学者によって全否定されてきた。
    しかし本当にこれはおかしな説なのだろうか?
    例えば、ヤマトはタミル語で日の本、巻向は日の出、木花開耶姫は「王の命・早く・散らす」姫を意味する。
    これまで意味不明とされてきた日本書紀・万葉集・古代地名などの未詳語をタミル語で解くと、驚くべき古代日本の真実が明らかに!!
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…飛高 敬
    野に咲く花のやうに…大川智子 選

    【巻頭コラム】うたの名言…佐佐木幸綱

    【巻頭作品28首】沖ななも・永田和宏・島田修三・小島ゆかり
    【巻頭作品10首】阪森郁代・王 紅花・大崎瀬都・松村正直・松本典子

    【特集】
    桜、さくら、サクラ
    ●総論…井辻朱美
    ●論考…大野道夫
    ●各論…御供平佶・室井忠雄・黒羽 泉・難波一義・小見山 泉・小川優子・行方祐美・中山洋祐・飯田彩乃・長谷川 麟・石井大成

    【人物特集】
    三ヶ島葭子の見た世界
    ●総論…秋山佐和子
    ●論考…奥田亡羊・尾崎まゆみ・松村由利子・荒井直子・さいとうなおこ
    ●一首鑑賞…河野小百合・西之原一貴・岩内敏行・丸地卓也・雲嶋 聆・立花 開
    ●三ヶ島葭子の百首…秋山佐和子 選

    【作品12首】矢澤靖江・小川恵子・茅野信二・武下奈々子・柴田典昭・上村典子・田中 槐・尾崎朗子
    【作品7首】大西久美子・浦河奈々・三宅勇介・松木 秀・標 珠実・山内頌子・菅原百合絵・寺井龍哉・乾 遥香・狩峰隆希

    【連載】
    京子の居間…栗木京子
    家族の歌…カン・ハンナ
    言霊の短歌史…鎌田東二×笹 公人
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    はるかなる言の葉…辻井竜一
    うたよみの水源…寺本百花
    一葉の記憶…藪内亮輔
    嗜好品のささやき…畑谷隆子

    【歌壇時評】岡崎裕美子
    【月評】鈴木竹志
    【歌集歌書を読む】佐田公子
    【書評】


    【角川歌壇】
    【題詠】

    歌壇掲示板
    読者の声

    第70回角川短歌賞応募規定
    令和7年宮中歌会始詠要領

    ※電子版には「令和俳壇」応募専用はがきがついておりません。あらかじめご了承ください。
  • 古代の中国から伝わった漢字は,日本語の内部に深く入りこんだ.はなしことばを視覚化することを超え,漢字は日本語そのものに影響を与えつづけてきた.『万葉集』から近代まで,漢字に光をあてて歴史をたどろう.漢字がつくるさまざまなかたちを楽しみながら,文字化の選択肢が複数ある,魅力的なことばを再発見する.
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…古谷智子
    野に咲く花のやうに…中井スピカ 選

    【巻頭コラム】うたの名言…高野公彦

    【巻頭作品28首】花山多佳子・藤原龍一郎・内藤 明・梅内美華子
    【巻頭作品10首】田村広志・三井 修・福井和子・中川佐和子・佐藤弓生

    【実作特集】
    句切れの真相
    ●総論
    古典和歌における句切れの根本…林 和清
    現代短歌における句切れとは…駒田晶子
    ●各論
    初句切れの名歌…上條素山
    二句切れの名歌…五十嵐順子
    四句切れの名歌…喜多弘樹
    句切れなしの名歌…三友さよ子
    ●番外編
    句跨りと句割れ…糸川雅子
    文語の句切れ、口語の句切れ…大松達知

    【特別企画】王朝和歌の愉しみ
    田中滋子・高尾文子・久保田登・柚木 新・加藤ひろみ・川村裕子・中村佳文

    【特別対談】川野里子×睦月 都「ふたつの漂流感」

    【作品12首】川涯利雄・梓 志乃・井ヶ田弘美・水上比呂美・渡 英子・江田浩司・島田幸典
    【作品7首】大橋栄一・山本和可子・梛野かおる・池田 功・大森悦子・大谷宥秀・岸野亜紗子・工藤吉生

    【連載】
    京子の居間…栗木京子
    家族の歌…カン・ハンナ
    言霊の短歌史…鎌田東二×笹 公人
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    はるかなる言の葉――珠玉の一首鑑賞…大滝和子
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…滝本賢太郎
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…錦見映理子
    嗜好品のささやき…宮脇瑞穂

    【歌壇時評】岡崎裕美子
    【月評】鈴木竹志
    【歌集歌書を読む】佐田公子

    【投稿】
    角川歌壇
    題詠

    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には「令和俳壇」応募専用はがきがついておりません。あらかじめご了承ください。
  • 『古事記』や『日本書紀』が記す多くの逸話により、その生涯を伝える。

    記紀の世界を暦年で綴る物語。西暦437年~498年。『万葉集』最初の歌を、雄略天皇は高らかに歌いあげる。民達が安心して暮らせる豊かで強い国、その国を率いているのは、この私なのだ、と。理想国家を築くために全力を尽くし、妨げるものは容赦なく排除した、雄略天皇。『古事記』や『日本書紀』が記す多くの逸話により、その生涯を伝える。
  • 願い事、はがきに託してみませんか――てのひらサイズの名文集。

    大切な一言の願いを、一枚のはがきに込めて……。
    「はがきの名文コンクール」は、作家の故・堺屋太一が代表を務めた実行委員会が主催する大型公募コンクール。本書はその第8回優秀作品のアンソロジー。約2万5千通の応募の中から、受賞作30作と最終候補作101作を収録。胸を打つ願いが綴られた珠玉のはがきが選ばれた。
    日本でのはがき誕生からちょうど150年。デジタル主流の時代だからこそ、小さなはがきに綴られたことばに力が宿る。
    五木寛之、村山由佳、齋藤孝の選考委員3氏によるメッセージや、実行委員会によるはがきコラムなど、ついはがきを書きたくなるようなトピックも満載。
  • もののあはれを知る

    【新春146歌人大競詠】
    [特別作品10首]馬場あき子・高野公彦・福島泰樹
    [作品7首+エッセイ]藤岡武雄・松川洋子・志野暁子・武田弘之・志垣澄幸・森山晴美・綾部光芳・奥村晃作・平井 弘・千々和久幸・井谷まさみち・秋葉四郎・高橋睦郎・雁部貞夫・浜田康敬・三井ゆき・池本一郎・井川京子・玉井清弘・田村広志・沢口芙美・伊勢方信・佐藤通雅・伊藤一彦・三枝昂之・林田恒浩・古谷智子・外塚 喬・久々湊盈子・日高堯子・沖ななも・中埜由季子・鵜飼康東・長澤ちづ・若菜邦彦・秋山佐和子・安田純生・阪森郁代・小池 光・佐伯裕子・香川ヒサ・道浦母都子・永田和宏・池田はるみ・桑原正紀・木村雅子・香川哲三・三井 修・大下一真・小黒世茂・花山多佳子・春日いづみ・島田修三・萩岡良博・阿木津 英・山田富士郎・福井和子・田宮朋子・渡辺幸一・今野寿美・今井恵子・藤原龍一郎・結城千賀子・中川佐和子・内藤 明・江畑 實・加藤英彦・尾崎まゆみ・佐々木六戈・井辻朱美・渡辺松男・久我田鶴子・河野美砂子・一ノ関忠人・小島ゆかり・黒岩剛仁・大崎瀬都・山中律雄・大谷雅彦・水原紫苑・田中道孝・川野里子・加藤治郎・米川千嘉子・谷岡亜紀 ほか

    【新春誌上歌会二〇二四】
    三枝浩樹・松平盟子・奥田亡羊・梅内美華子・谷川電話

    【新連載】
    栗木京子「京子の居間 番茶をどうぞ」
    鎌田東二×笹 公人「言霊の短歌史」

    【連載】
    うたの名言
    家族の歌
    ぼくは散文が書けない
    かなしみの歌びとたち
    啄木ごっこ
    嗜好品のささやき

    【歌壇時評・月評・書評・歌集歌書を読む】

    【角川歌壇】島崎榮一・時田則雄・中津昌子・梶原さい子・永井 祐 選
    【題詠】千葉 聡 選

    ※電子版には「令和俳壇」応募専用はがきがついておりません。あらかじめご了承ください。
  • ※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。本書ではP65に掲載の「広隆寺」の写真にマスクがございます。
    この電子書籍は2024年3月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります。
    日本文学研究者であるロバート キャンベル氏の監修・解説。古事記に始まり、枕草子や源氏物語、徒然草に平家物語、そして夏目漱石や芥川龍之介など、大人の皆さんが昔、教科書で一度は目にしたような日本の文学作品や作家について、手軽に学び直しできる1冊です。写真やイラストを交えたわかりやすい解説ページでは、読んだ気になれるあらすじや知っておきたい有名エピソードをかいつまんで紹介。また実際に訪れることのできる作品・作家ゆかりの名所旧跡も多数掲載、誌面でも文学散歩が楽しめます。これ一冊あれば日本文学への知識や理解がぐぐっと深まります!

    【主な内容】※紹介する作品・作家とゆかりの名所旧跡の一例
    第1章上代文学
    ・『古事記』『日本書紀』天岩戸神社、出雲大社
    ・『万葉集』平城宮跡歴史公園、香具山

    第2章中古文学
    ・『竹取物語』富士山、讃岐神社
    ・『伊勢物語』不退寺、斎宮跡
    ・『土佐日記』紀貫之邸跡、住吉大社
    ・『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』『更級日記』貴船神社、足柄山
    ・『枕草子』伏見稲荷大社、清水寺
    ・『源氏物語』渉成園、石山寺
    ・『栄花物語』『大鏡』京都御苑、大宰府政庁跡
    ・『今昔物語集』道成寺、六波羅蜜寺

    第3章中世文学
    ・『方丈記』下鴨神社、河合神社
    ・『小倉百人一首』大和三山、天橋立
    ・『平家物語』金剛峯寺、屋島
    ・『十六夜日記』醒井宿、三嶋大社
    ・『とはずがたり』醍醐寺、當麻寺
    ・『徒然草』仁和寺、石清水八幡宮

    第4章近世文学
    ・『好色一代男』六角堂、追分宿
    ・『おくのほそ道』日光東照宮、立石寺
    ・『雨月物語』吉備津神社、琵琶湖
    ・『東海道中膝栗毛』箱根関所、宇津ノ谷峠
    ・『南総里見八犬伝』館山城、大岳院

    第5章近代文学
    ・森鴎外・小倉(森鴎外旧居など)、高瀬川
    ・夏目漱石・松山(道後温泉本館など)、三四郎池
    ・芥川龍之介・一宮海岸(芥川荘など)、羅生門跡
    ・川端康成・伊豆(旧天城トンネルなど)、湯沢
    ・宮澤賢治・めがね橋、イギリス海岸
    ・太宰治・小動岬、斜陽館
  • 2,200(税込)
    著者:
    澤田瞳子
    レーベル: ――

    見た。愛した。闘った。すべては歌だけが知っている――。
    飛鳥の動乱を生き抜いた万葉の歌人、額田王の激動の半生。

    時は7世紀。飛鳥の世に生きた一人の女、額田王(ぬかたのおおきみ)は子まで成した大海人王子(おおあまのみこ)と別れ、その兄、葛城王子(かつらぎのみこ)の仕切る宮城で宮人として勤めに邁進する。誰かの妻や母としてではなく、一人の人間、歌詠みとして生きる道を模索するも、葛城の死、大海人の挙兵で運命は一転する。白村江の大敗、叔父と甥が争う壬申の乱......。動乱の飛鳥の世を生き抜いた万葉の歌人・額田王の激動の半生を鮮やかな筆致で織り上げた傑作歴史長編。
  • 古典にして日本文学の最高峰『源氏物語』が
    豊富なイラスト、図解、写真で、やさしく・楽しく読める!

    平安時代の才女・紫式部が書いた、世界最古ともいわれる長編小説『源氏物語』の魅力を、
    オールカラー&イラスト図解でやさしく解説!
    約1000年前に書かれた作品なのに、今もなお人々の共感を呼び心に訴えかける『源氏物語』。
    人物相関図、名シーンのイラスト化、1話ごとのあらすじなどが充実しているので、
    難しそうでこれまで手が出せなかった人でも存分に楽しめる内容になっています。

    本書では、全54帖をやさしく紹介しつつ、平安時代の風習、暮らしについても解説。
    イラストだけでなく、国宝『源氏物語絵巻』の貴重な資料も数多く掲載しているので、
    『源氏物語』の世界への理解が深まります。

    本書を読んで『源氏物語』を知ると、紫式部の生涯を描く、
    24年NHK大河ドラマ『光る君へ』も100倍面白く観れること間違いなし!

    <電子書籍について>
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    株式会社西東社/seitosha
  • 【電子版限定特典付き】
    描き下ろし漫画2ページ

    名門校の寄宿舎に集う曰くありげな少年たちの恋と青春の群像劇

    七宝国という国のとある時代。名門だけど、ちょっと訳ありの少年たちが集う寄宿舎があった。自らの存在に悩み、誰かに憧れ、誰かを傷つけ、時には人智を超えた不思議な出来事もおこる日々。パイコミックスレーベルの単行本第3弾『箱庭綺談』は、「他にはない読み味」と評判の恋と青春の群像劇漫画です。耽美な筆致に時々ボケとツッコミを添えて描かれる、箱庭を覗くような少年たちの世界をお楽しみください。
    巻末にキャラクター・世界観紹介、描き下ろし漫画2ページを収録。

    著者:雪路凹子
    プロフィール:イラストレーター・漫画家。耽美な芸風から滲み出るギャグを隠しきれない。『Nightmare Catalog 』(茜新社)、『恩田星人』(プランタン出版)、『面倒な同居人』(幻冬舎コミックス)などのBL作品、『ざんねんな万葉集』(飛鳥新社)などの教養本やライトノベルの挿画などを手掛ける。

    X: @mojamojaoji
  • 学校で学ぶ季節の言葉を、一歩深めて理解できる一冊。夏井いつき氏による季語コラム・鑑賞コラムで、子供が難しく感じがちな俳句の味わい方もわかる。豊富なイラストを眺めるだけでも四季折々の言葉の美しさを感じ取れ、世界が広がる。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。


    【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】

    植物はどんなふうに「薬草」として使われてきた?
    神話の時代から現在の漫画やアニメ、小説や映画に至るまで、
    薬師やハーバリストは、どう描かれてきた?

    本書は古今東西の植物療法を巡るディープな歴史、植物に魅せられた人々、豊かな物語から、植物の「癒やす力」の根源を探ります。

    アロマ、ハーブ、フラワーエッセンス(花療法)、森林療法、園芸療法、ジェモセラピーやホメオパシーなど、私たちの心と身体を癒す「植物療法」(フィトセラピー)。始まりは古代まで遡ります。
    かつてはミイラの防腐剤、ペストの防護服、権力者への貢ぎ物、宗教儀式、戦時下の治療などに使われたり、錬金術から精油の原型が生まれたり。アーユルヴェーダや漢方も含み、PART1では植物療法の基本を広く解説します。PART2、3では各地域の薬草の歴史と、重要人物26人の人生を辿ります。植物に人生を捧げた人々の情熱や活躍ぶりは、読みごたえたっぷり!

    PART4では、植物が象徴的に描かれた物語や作品を紹介。聖書やグリム童話をはじめ、古事記、日本書紀、万葉集、枕草子、源氏物語など日本の古典や、プルースト、チョーサーなど海外文学、梨木香歩さんや上橋菜穂子さんの現代小説、マネ、ドガ、ロートレック、ゴッホなどの有名絵画、『薬屋のひとりごと』などヒット漫画、『ピーターラビット』『魔法の庭ものがたり』『ノーム』など、人気の絵本を解説。薬草と関わりの深い「魔女」と神秘的な薬草についても考察します。

    コラムでは「フランス取材記」を掲載。南仏の伝統的な農場、老舗精油メーカー、リヨン植物療法専門学校、パリのビオ製品の見本市「マジョレーヌ」を楽しくレポート。

    アロマやハーブなどの植物、魔女やファンタジーが好きな人、世界の薬草文化を知りたい人、物語や芸術作品などユニークな角度から植物療法を学びたい人におすすめです。

    ■著者紹介
    中村姿乃(なかむら しの)
    東京・西荻窪のアロマテラピースクールとサロン「野枝アロマ」代表。アロマセラピスト。幼い頃より植物に触れ、香りを楽しむ。一般企業で世界中の鉱石見本市での取材や買い付け、webメディア編集長などを経て、自身のアレルギーをきっかけにアロマの世界へ。精油やハーブの源泉をたどり、フランスの農場、精油メーカー、ヨーロッパ最大級のビオ製品見本市、ハーブ専門店(エルボリストリ)などで取材を重ねる。リヨン植物療法専門学校(Ecole Lyonnaise de Plantes Médicinales)でアロマテラピーや植物学の知識も習得。
    ナード・アロマテラピー協会(NARD)認定アロマトレーナー、yuica認定日本産精油スペシャリスト、日本アロマコーディネーター協会(JAA)、日本アロマ環境協会(AEAJ)などの資格を取得し、サロンや鍼灸院、医療系施設でもアロマテラピーの実践を経験。

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  • 清らかな自然の美しさや人を恋うる心、夫婦の情愛、別れゆくこと……。千年変わらぬ人間の真情を歌うわが国最古の歌集・万葉集。かつて戦意昂揚のために利用された不幸な歴史を塗り替え、わかりやすい口語訳で、この歌集の真の魅力をあますところなく伝えるエッセイ集。万葉集入門最適の書。〈解説〉中 周子・酒井順子
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…浜田康敬
    野に咲く花のやうに…永山凌平 選

    【巻頭コラム】うたの名言…高野公彦

    【巻頭作品28首】秋葉四郎・栗木京子・穂村 弘
    【巻頭作品10首】森山晴美・江畑 實・一ノ関忠人・横山未来子・大森静佳

    【人物特集】
    迢空賞受賞後第一歌集『アボカドの種』刊行記念
    俵万智、新章へ。
    ●特別作品10首「父の入院」
    ●特別寄稿 東森勇二(NHKディレクター)・佐佐木定綱
    ●鑑賞 『アボカドの種』を読む…松村由利子・渡辺祐真・永田 紅・染野太朗
    ●特別対談「連作を編むこと」俵 万智×鈴木加成太

    【第69回角川短歌賞受賞後第一作30首】 
    「閻浮」渡邊新月

    【特別企画】うたの宇宙
    阪森郁代・立花正人・前田 宏・河野美砂子・松尾祥子・寺阪誠記

    【作品12首】造酒廣秋・寺尾登志子・森川多佳子・藤野早苗・矢部雅之・嵯峨直樹・後藤由紀恵
    【作品7首】植松哲太郎・成田ヱツ子・中川宏子・松下菜水・棚木恒寿・大平千賀・辻 聡之・高山由樹子・平井 俊

    第72回源実朝を偲ぶ仲秋の名月伊豆山歌会

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…川田由布子
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…川上まなみ
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…田中章義
    短歌の底荷…滄・まひる野
    嗜好品のささやき…鶴見典子

    【歌壇時評】寺島博子・山下 翔
    【月評】磯田ひさ子・貝澤駿一
    【歌集歌書を読む】平山公一・河路由佳

    【投稿】
    角川歌壇
    題詠

    ※電子版には応募ハガキ、別冊付録「角川短歌手帖」はつきません。
  • 歴史を学ぶにも、現代を考えるにも、これだけはおさえておきたい知識がゼロからわかる!
    「聖書」、ゾロアスター教、北欧神話、『論語』……
    個性豊かな12人の専門家に、古市憲寿が読者に代わって理解の「ツボ」を聞いた!
    各宗教・神話の基礎がわかる解説マンガ付き!

    【本書の内容】
    なぜキリスト教は「長持ち」したのか――佐藤優
    ロシアの指導者はなぜ絶対的な力を持つのか――三浦清美
    イスラム過激派のテロがなくならない理由――飯山陽
    ゾロアスター教が世界宗教に脱皮できなかった理由――青木健
    ヒンドゥー教にとっての「神」とは――沖田瑞穂
    ジャイナ教はなぜ不殺生を徹底するのか――堀田和義
    古い時代の儒教と朱子学はどう違う?――渡邉義浩
    玄奘はなぜインドへ向かったか――吉村誠
    北欧神話の巨人とは?――松本涼
    『万葉集』が最も日本的で、最も中国的である理由――上野誠
    日本仏教はなぜ多様なのか――碧海寿広
    人びとは宗教から遠のいていくのか――岡本亮輔

    構成:斎藤哲也 マンガ:ヤングみやざき

    【本文より】
    この『謎とき 世界の宗教・神話』は、「本」を通じて世界の宗教や神話の不思議を解き明かそうとする一冊だ。
    なぜ「本」なのか。それは多くの宗教が聖典を持つからだ。何かの宗教を理解しようとする場合、『新約聖書』や『コーラン』などの聖典に当たるのがよさそうに思える。
    だがここに大きなハードルが立ちはだかる。一人で聖典を読み通すのは、とんでもなくたいへんなのだ。何せ現代と常識や価値観の違う時代に書かれた文章である。現代人から見れば飛躍や矛盾も多い。特にその宗教の信者でないなら、なおさら取っつきにくい。
    ではどうすればいいのか。大切なのは「補助線」だと思う。宗教書に限らないが、古典を読むには前提知識が必要である。前提知識という補助線があるかないかで、一気に難解な本も読みやすくなる。
    というわけで、一二人の研究者に宗教書や神話の「読みどころ」を聞いてきたのが本書である。結果的に、一冊でキリスト教からイスラム教、ゾロアスター教から北欧神話まで一二の信仰についてざっくりと把握できる良質な入門書になったと思う。良質すぎて、実際の聖典に当たらなくても、読んだフリができるほどである。――「はじめに」より
  • 和歌が獲得してゆく主題の深まり,俳句の七五の型の中での成熟,この七五調の制約が近代詩歌のリズムにもたらした宿命.日本の古典詩歌の伝統を大きな枠組みの中で,斬新な角度から精彩に論じた新しい日本詩歌入門.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • あの文豪の、こんな謎も、お父さんが解決!

    高校国語教師の父と体育会系文芸編集者の娘の“名探偵コンビ”が、
    本や小説に潜む「謎」に挑む人気シリーズ第4弾。
    「日常の謎」の名手であり〈本の達人〉による5編。

    【収録作品】
    ●漱石と月
    英国留学中の漱石が〈I love you〉を〈月が綺麗ですね〉と翻訳したのは
    根拠のない都市伝説のようなもの。だがそのエピソードは独り歩きして、
    多くの作品に影響を与えている。
    いったいどうして、〈I love you〉と〈漱石〉が〈月〉に繋がるのか……。

    ●清張と手おくれ
    『点と線』といえば大ベストセラーにしてロングセラー、
    松本清張の代表作のひとつだが、
    本格ミステリファンからは「失敗作」だと評判が悪い。
    『点と線』にまつわる知られざるエピソードとは?

    ●「白波看板」と語り
    鬼平シリーズ前に初めて長谷川平蔵が登場したのは短編「白波看板」。
    この作品はかつて、三遊亭圓生が人情噺として口演していたという。
    そこに見られる言葉の“改変”。
    これは作家によるものか、あるいは噺家の独断か……。

    ●煙草入れと万葉集
    若き日の圓生の間違いを指摘した久保田万太郎。
    その間違いとは、“十二煙草入れ”についてだった。
    どうやらその昔、“十二煙草入れ”というものがあったようだ。
    しかしいったい、十二煙草入れとはどういうものなのか? 

    ●芥川と最初の本
    敬愛する漱石の本に使われていた書家を、自身の初めての本『羅生門』にも
    起用したいと考えていた芥川龍之介。
    その思いが強く表れた装丁はどういうものだったのか。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「私はこの楽しみを世人に分かちたい」。人生を植物研究に捧げた牧野富太郎博士。ユーモアたっぷりに植物のすべてを語りつくしたエッセイ集。2巻では、桜や梅など春を代表する草花と、『万葉集』の草木にまつわる話を紹介。
  • 和文学にとって,漢文学は常に憧憬の対象であり,新たな思想の源泉であり続けた.和文学は漢文学をどのように受容し,変容させて,自らの表現を育んできたのか.萬葉集から幕末の漢詩人までを視野にいれて,多様な古典作品の精緻な読解から,和語表現と漢語表現の比較考究を続けてきた著者の積年の論考を集成する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…島崎榮一
    野に咲く花のやうに…加藤綾子 選

    【巻頭コラム】うたの名言…佐佐木幸綱

    【巻頭作品28首】大下一真・春日いづみ・水原紫苑・大辻隆弘
    【巻頭作品10首】浜田康敬・木村雅子・大塚寅彦・江戸 雪・佐佐木定綱

    第69回 角川短歌賞発表
    ●受賞作 渡邊新月「楚樹(しもと)」50首
    ●次席 50首
    ●佳作 四篇 50首
    ●選考座談会
    松平盟子×坂井修一×俵 万智×藪内亮輔

    特別レポート 短歌道場in郡上

    【作品12首】小畑庸子・中西洋子・恒成美代子・小柳素子・宮里信輝・新川克之・柳 宣宏・住谷 眞・吉野裕之
    【作品7首】松尾謙一郎・千家統子・源 陽子・キム英子ヨンジャ・広坂早苗・辻井竜一・片岡 絢・小谷奈央・鈴掛 真・中山俊一・阿波野巧也

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…寺井 淳
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…高良真実
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…越田勇俊
    短歌の底荷…合歓・八雁
    嗜好品のささやき…足立敏彦

    【歌壇時評】寺島博子・山下 翔
    【月評】磯田ひさ子・貝澤駿一
    【歌集歌書を読む】平山公一・河路由佳

    【投稿】
    角川歌壇…綾部光芳・佐波洋子・山中律雄・高木佳子 選
    題詠…山下 泉 選

    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には応募ハガキは付いておりません。御了承ください。
  • 「かわいい」から「艶やか」まで
    色々な和素材がいっぱい詰まっている!
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    5. 干支や挨拶文の素材が入っている。毎年の年賀状作成用にも使える!

    【収録形式】
    JPEG、PNG、EPS形式
    カラーモードRGB、画像解像度350dpi
    ※改訂に際して新たに高解像度の素材を追加
    OpenTypeフォント、TrueTypeフォント、Woffフォントを8書体ずつ

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 385(税込)
    著者:
    横尾湖衣
    イラストレーター:
    E缶
    レーベル: 夕霧徒然双紙
    出版社: 夕霧文庫

    千三百年余もの時を超えて、今も読まれ続けている歌集『万葉集』。その中の女性に焦点を当て、その心を見ていきます。

    千三百年余もの時を超えて、今も読まれ続けている歌集『万葉集』。第三巻では石川郎女、元明天皇と御名部皇女、元正天皇、石川賀係女郎という五人の女性の歌を見ていきます。歴史書には描かれていない万葉女性のふとした心、歴史書には書かれていないものや伝統などが、歌や題詞・注を通してそこに見えてきます。古代の女性たちの歌に、ぜひ触れてみてください。
  • 上流貴族から祖父の代に零落し、夫も亡くし、藤原道長の「お手つき」となり、その娘の家庭教師に甘んじた紫式部。「落ちぶれ感」を抱えた彼女が「もうひとつの人生」を求めて書きはじめた物語には、階級社会に渦巻く激しい嫉妬が描かれている。人気古典エッセイストが、源氏物語に秘められた紫式部のメッセージを読み解く。
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…さいとうなおこ
    野に咲く花のやうに…石井大成 選

    【巻頭コラム】うたの名言…高野公彦

    【巻頭作品28首】馬場あき子・高橋睦郎・香川ヒサ・加藤治郎
    【巻頭作品10首】志垣澄幸・鵜飼康東・田宮朋子・前田康子・立花 開
    【特別作品20首】第2回U-25短歌選手権優勝 からすまぁ

    【特集】なぜ歌人論か―その深淵へ
    ●総論=伊藤一彦
    ●各論1=雁部貞夫・古谷智子・沖ななも
    ●インタビュー=中西洋子
    ●各論2=小倉真理子・上野 誠・田口道昭
    ●特別寄稿=三枝昂之

    【特別企画】行事の短歌
    堀井惠子・櫟原 聰・吉岡正孝・西台 恵・加古 陽


    【作品12首】草田照子・戸田佳子・結城千賀子・山田吉郎・黒羽 泉・難波一義・本多 稜・堀田季何・岩内敏行
    【作品7首】市原敏司・斎藤典子・クリシュナ智子・小林幹也・今井 聡・中島裕介・平岡直子

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…桑山則子
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…原 辰吉
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…村山美恵子
    短歌の底荷…あすなろ・未来
    嗜好品のささやき…北久保まりこ

    【歌壇時評】寺島博子・山下 翔
    【月評】磯田ひさ子・貝澤駿一
    【歌集歌書を読む】平山公一・河路由佳

    【投稿】
    角川歌壇…綾部光芳・佐波洋子・山中律雄・高木佳子 選
    題詠…千々和久幸 選

    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には応募用紙は付いておりません。御了承ください。
  • かつて日本古代史は、『日本書紀』『古事記』や中国の史書に頼らざるを得なかった。だが一九九〇年代後半以降、三万点以上に及ぶ飛鳥時代の木簡の出土が相次ぎ、新たな解明が進み始める。本書は、大化改新、中国・朝鮮半島との関係、藤原京造営、そして律令制の成立時期など、日本最古の木簡から新たに浮かび上がった史実、「郡評論争」など文献史料をめぐる議論の決着など、木簡解読によって書き替えられた歴史を描く。第2回古代歴史文化賞大賞受賞作。
  • 結婚式などの芳名帳、大事な方へのお礼状など、
    もっと自分の名前をきれいに書きたい!

    ※本書は書き込み式の書籍を電子書籍化したものです。電子書籍版では、紙の書籍のようになぞり書きなどの書き込みはできません。

    結婚式などの芳名帳、大事な方へのお礼状など、
    もっと自分の名前をきれいに書きたい!

    でも、そのためにお習字やペン字講座を
    一から学ぶのは、ちょっと……。

    という方のために本書は生まれました。

    大人らしい名前が書ける萩原式メソッドで
    自分史上、最高にきれいな名前を書いてください!

    ―――――――――――――――――――――――――
    これまで2000人以上の方に
    ペン字をお教えしてきましたが
    必ず聞かれることがあります。

    それは、「どうしたら自分の名前をきれいに書けるか」です。

    親せきの方々への年賀状、結婚式などの冠婚葬祭……、
    そうしたときのために、
    自分の名前の書き方を教えてほしい、
    とよく相談を受けてきました。

    おひとりずつ、お名前の漢字は違います。

    しかし、どんな名前の人でも、
    誰でも意外とカンタンなポイントを押さえるだけで、
    自分の名前をきれいに書くことができるのです。

    しかも、萩原式メソッドでは、
    やわらかく品のある印象に書く方法、
    カチッとした大人の印象に見える方法、

    そうした一人ひとりのご希望に沿って、
    印象を変えて名前を書き分けられるようになっています。
    ――――――――――――――――――――――――――

    【本書の構成】
    ●PART1
    萩原式!
    自分の名前がきれいに書ける
    特別講座!

    自由自在に自分の名前を演出しよう!
    「品のあるやわらかな印象に見せるか」
    「カチッとした大人らしい印象に見せるか」

    ●PART2
    教養が身につく
    万葉集&古今和歌集
    なぞり書き!

    1日に1編、ゆっくり時間をかけて字を書けば心も落ち着きます!
    和歌を楽しみながら美しい字を身につけましょう。

    【この本で練習できる苗字、名前をご紹介! 】
    ・苗字

    佐藤 鈴木 高橋 田中
    小林 渡辺 伊藤 山本
    山田 中田 渡辺 香川
    前川 内田 林 森 西

    ・名前
    久美 香織 智子 結月
    葵 愛 久美子 月 結菜
    杏 恵 由美 響 優花

    大輔 直樹 悠輔 直樹
    哲也 悠真 誠二
    蓮 健 翔 海 徹 など
  • 【内容紹介】
    NHK大河ドラマ「光る君へ」
    これが最高の副読本!

    紫式部って実は二人いたの?
    ヒロインの肖像はかぐや姫から着想?
    式部は藤原道長の愛人だったの?
    源氏物語は後から挿入された原稿がある?
    ――「日本最古の長編小説」に隠された謎に迫る

    『謹訳源氏物語』の著者、林望先生が熱く語る
    『源氏物語』は、わが国で生まれた最古にして最高の人間ドラマだ
    【著者紹介】
    [編]源氏物語研究会
    『源氏物語』もその著者とされる紫式部も、長い歴史の闇の中に閉ざされ、真の姿が隠されてしまっているのではないか。
    さもありなんという伝説の修飾をはぎ取り、より合理的なものの見方から、この大作にアプローチすれば、新たな作品としての魅力や、作者の真実の姿がみえてくるのではないか。
    中世文学の専門家ではないが、1年余り前から論議を尽くしてきた、『源氏物語』の魅力に取りつかれた男たちの集まりである。

    ● 清丸恵三郎 編集者・ライター。『プレジデント』元編集長。『出版動乱―本を作る人々』『江戸のベストセラー』等の著書がある。津本陽、梅原猛、童門冬二氏等の著作やビジネス、メ ディア関連の単行本を多数編集。作家と作品の関わりに関心。早稲田大学政経学部卒。人間科学修士。1950年石川県生まれ。
    ● 乗松幸男 ジャーナリスト。心理学、統計学をベースにバイオ、ナノテクベンチャー等の経営者の人物像に迫る。『経営者会報』元編集長。吉村昭、山口瞳、小松左京氏らの編集を担当し、古典文学・芸能史に詳しい。大阪大学人間科学部卒。1950年静岡県生まれ。
    ● 梨本敬法 編集者。洋泉社、宝島社を経て、現在フリー。文化、社会、教育、医療、ビジネスなど幅広いテーマで、書籍、MOOK等を編集。洋泉社MOOKで「源氏物語 平安王朝絵巻を旅する」や「万葉集を旅する」等を企画・編集。早稲田大学教育学部卒。1961年東京都生まれ。
    ● 北山円香 ライター。歴史学、文学、サブカルチャーに関する執筆を行う。京都市出身で、『源氏物語』など王朝文学にも関心が強い。主な寄稿先は『歴史街道』、「文春オンライン」など。一橋大学大学院社会学研究科(近世村落史専攻)修了。1994年生まれ。男性。
    ● 内藤孝宏 フリーライター・編集者。「ボブ内藤」名義でも活動。これまでに1500を超える企業、2000人強の著名人にインタビューしている。著書に『東京ゴーストスポット』『ブータン人の幸福論』ほか。洋泉社MOOK「 源氏物語 平安王朝絵巻を旅する」の編集に協力。東洋大学文学部中退。1966年静岡県生まれ。

    特別インタビュー  林 望
    国文学・書誌学者、エッセイスト。慶応義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学、オックスフォード大学で研究し、東京芸術大学で教鞭をとる。『謹訳 源氏物語』で毎日出版賞特別賞を受賞。滞英中の体験を材料にした『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ章受章。リンボウ先生の愛称で知られる。1949年東京都生まれ。
    【目次抜粋】
    第一部 「紫式部」の謎
    第一章 おぼろに霞む紫式部の人生
    第二章 紫式部は実在したのか
    第三章 紫式部の恋
    第四章 突然幕を下ろした三年余の結婚生活
    第五章 紫式部と藤原道長の怪しの関係
    第六章 偉才を生んだ家系と歴史的背景

    第二部 『源氏物語』の謎
    第一章 謎だらけ「王朝文学の代表作」
    第二章 果たしてラブストーリー? 時代で変わるテーマ性
    第三章 男女の物語に仮託された歴史小説か
    第四章 壮大なストーリーはどう構想された
    第五章 本当に式部一人が書いたのか
    第六章 男性作家の手が入った可能性を問う
    第七章 藤原氏全盛時代になぜ源氏の物語が書けたのか

    第三部 紫式部と『源氏物語』の基礎知識
    第一章 一〇分で読める『源氏物語』全あらすじ
    第二章 光源氏を愛し、妬んだ女性たち
    第三章 源氏の父、兄、ライバルたち
    第四章 『源氏物語』ゆかりの地を訪ねる
    第五章 千年の恋は現代語訳で発見された
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…中根 誠
    野に咲く花のやうに…井上法子 選

    【巻頭コラム】うたの名言…佐佐木幸綱

    【巻頭作品28首】小池 光・道浦母都子・東 直子
    【特別作品20首】佐佐木幸綱
    【巻頭作品10首】志野暁子・井辻朱美・谷岡亜紀・田中道孝・山川 築

    【大特集】没後七十年 釈迢空の霊
    ●総論=高橋睦郎
    ●論考=沢口芙美・倉沢寿子・阿木津 英・三浦雅士・鎌田東二
    ●迢空短歌―私的見解=山本光珠・奥田亡羊・松野志保・石川美南・阿部真太郎・鈴木加成太
    ●偲ぶ歌十首=岡野弘彦

    【特集】結社賞受賞歌人大競詠…ほか全26結社

    【作品12首】藤井幸子・日野きく・中井昌一・中野昭子・馬場昭徳・栗明純生・喜多昭夫・大井 学・田中 濯・三原由起子
    【作品7首】小嶋一郎・滑 都・本渡真木子・濱谷美代子・桜井健司・田中あさひ・原田彩加・北村早紀

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…小澤京子
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…谷川由里子
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…喜多弘樹
    短歌の底荷…響
    嗜好品のささやき…小谷博泰

    【歌壇時評】寺島博子・山下 翔
    【月評】三井 修・飯田有子
    【歌集歌書を読む】小林信也・富田睦子

    【投稿】
    角川歌壇…佐藤通雅・久我田鶴子・辰巳泰子・生沼義朗 選
    題詠…千々和久幸 選

    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には応募用紙は付いておりません。御了承ください。
  • 〈揺れる〉日本語のいま、むかし

    日本語の歴史とは、漢字の両側に、中国語と日本語とが、緊張関係を保ちつつ形成してきた歴史。万葉集の時代から明治期にかけて、日本語とその表現は多様化していった。しかし現代は?漢字という乗り物に乗って、日本語の豊かさを探る旅に出かけよう。
  • 「歌」と「詩」が日本文学の礎を築いた。国民的詩人がやさしく語る文学史。

    古来、日本文学は詩歌を中心に展開してきた。「万葉集」から始まり、「古今和歌集」「新古今和歌集」に注がれた情熱、中世の和歌と歌謡、江戸の連歌遊びと俳句――それらが近現代の散文にまで及ぼした影響に目くばせをしながら、詩人・大岡信が次世代のために語り継ぐ日本文学史。「文学史とはその言語への、無限定で深い愛着を、文学作品というある種の限定のもとにあるものを通じて、なんとか披瀝してみせるものだ」(「あとがき」より)。
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…沢口芙美
    野に咲く花のやうに…久石ソナ 選

    【巻頭コラム】うたの名言…高野公彦

    【巻頭作品28首】玉井清弘・佐伯裕子・吉川宏志・大口玲子
    【巻頭作品10首】中埜由季子・渡辺幸一・真中朋久・谷川電話・道券はな

    【大特集】第2回 U-25短歌選手権
    選考委員=栗木京子、穂村 弘、小島なお
    ●優勝作品、準優勝作品、各選者賞発表
    ●選考座談会

    【特別企画】遥かなる読み
    田中翠香・伊藤祐楓・畑 彩子・大谷和子・清水麻利子・
    早瀬麻梨・藤島秀憲・鶴田伊津・土岐友浩・折田日々希

    桑原亮子インタビュー「舞いあがる歌たち」

    【作品12首】秋葉貴子・坂出裕子・浜 守・山口惠子・熊岡悠子・松尾祥子・魚村晋太郎・本田一弘・梶原さい子
    【作品7首】大崎安代・河野小百合・目黒哲朗・小野田 光・鯨井可菜子・山階 基・工藤玲音

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…紺野万里
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…三上春海
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…齋藤芳生
    短歌の底荷…潮・国民文学
    嗜好品のささやき…小山純子

    【歌壇時評】寺島博子・山下 翔
    【月評】三井 修・飯田有子
    【歌集歌書を読む】小林信也・富田睦子

    【投稿】
    角川歌壇…佐藤通雅・久我田鶴子・辰巳泰子・生沼義朗 選
    題詠…砂田暁子 選

    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には応募用紙は付いておりません。御了承ください。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    もしも平安時代の和歌が現代に転生したら――!?

    最近冷たくない?とやさぐれる小野小町に、
    白髪を気にする紀貫之、
    自分だけ出世できないと嘆く大江千里。


    1000年以上も昔から、仕事も恋も……
    人の悩みは変わらない!
    令和の言葉で読む、古今和歌集


    むかしむかし、今から1000年以上も前。
    時の帝、醍醐天皇からこんな命令が出されました。

    ――数ある和歌から、後世に残る優れたものを選んで献上するように。


    そうして選者に選ばれた紀友則ら4名の
    「最高の和歌集を俺たちの手で作ろうぜ!」
    「前に出された万葉集を超えるものを!」
    というアツイ想いのもと生まれたのが『古今和歌集』。


    いったいどんな歌が収められているのかと読み解けば、
    意外や意外。1000年以上も前につくられた歌なのに
    悩んでいることや考えていることは
    令和を生きるわれわれとちっとも変わらない……?


    本書では、思わず共感してしまう歌を厳選して現代語に超訳。
    令和に生まれ変わった『古今和歌集』の世界へようこそ。
  • 長くヨーロッパの文化と思想を研究対象としてきた著者は、ここ20年ほど、日本の文化と思想の研究にとりくみ、その流れを歴史的に追跡してきました。その成果がついに一書にまとまったのが、本書です。題して、『日本精神史』。
    「精神」とはなにか。
    ヘーゲル研究者としてスタートした著者は言う。「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、社会のなかに生きていく、その生きる力と生きるすがたが精神だ」。
    テキストとして残された思想はもとより、土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園など、あらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代の終わりまでを、一望のもとに描く、まさに畢生の大作です。
    ただし、著者は、難解であることを潔しとしません。ヘーゲルのわかりやすい翻訳で脚光をあびたように、あくまでも流麗な文体で、明解に描いていきます。
    思想も絵画も仏像も、ひとしく日本の精神の歴史としてとらえ、あらためて、日本とはなにかを問いかける清新な傑作と言えます。
    待望の文庫化!

    【目次より】
    第一章 三内丸山の巨大建造物
    第二章 火炎土器と土偶
    第三章 銅鐸
    第四章 古墳
    第五章 仏教の受容
    第六章 『古事記』
    第七章 写経
    第八章 『万葉集』
    第九章 阿修羅像と鑑真和上像
    第十章 最澄と空海と『日本霊異記』
    第十一章 『古今和歌集』と『伊勢物語』
    第十二章 浄土思想の形成
    第十三章 『枕草子』と『源氏物語』
    第十四章 『今昔物語』と絵巻物
    第十五章 東大寺の焼失と再建
    第十六章 運慶の新しい造形意識
    第十七章 法然と親鸞
    第十八章 『正法眼蔵』
  • 1,400(税込)
    著:
    犬養孝
    レーベル: ――
    出版社: PHP研究所

    高円山、わかの浦、生野、唐崎、味真野、瀬戸の海など、万葉ゆかりの地を訪ね、その風土と歴史、そして古代日本に生きた人々の、いきいきとした心を描く。

    万葉びとの歌が、こころが響いてくる…… 高円山、わかの浦、生野、唐崎、味真野、瀬戸の海など、万葉ゆかりの地を訪ね、その風土と歴史、そして古代日本に活きた人々のいきいきとした心を描く。 ――万葉ひとすじに研究を続ける著者の万葉風土探求の決定版!
  • 中国古典文学の集大成であり、中国文学の誕生とその進化を体現する、中国最古にして最大の詞華集「文選」(もんぜん)。南朝梁の昭明太子蕭統(しょうとう)が編集した、唐以前の詩文の精華となる美文集であり、模範文例集です。中国では科挙の模範とされ、日本では万葉集や日本書紀に影響を与えました。日本では平安貴族の必読書となり、明治期までは文章の手本とされてきました(清少納言、吉田兼好、大田南畝、永井荷風ほか多数)。
    本書では、全三十巻から王粲、曹植、劉邦、李陵、陸機、曹丕、諸葛亮孔明などの秀作を厳選し、中国の古典文学研究の第一人者による充実した解説とともに全容を一望します。

    【本書「総説」より】
    現在の日本語の中で用いられている「文章」の語は、詩歌に対する散文を意識させることが多いが、中国語のもとの意味は、韻文・散文をひっくるめたありとあらゆる種類の書きものということである。そしてこの「章」という字の原義も、やはり「あや」とか「かざり」とかにほかならない。だから「文」ないしは「文章」の語には、「美しい」という概念が生まれついてのもちまえとして備わっているといっても、決して言い過ぎではないのである。

    【目次(抄)】

    総説

    文選の序


    登楼の賦
    洛神の賦
    蕪城の賦
    恨みの賦


    大風歌
    秋風の辞
    蘇武に与う 三首(うち一首)
    怨歌行
    飲馬長城窟行
    古詩十九首(うち五首)
    短歌行
    七哀詩 二首
    従弟に贈る 三首(うち一首)
    雑詩 二首(うち一首)
    公讌
    応氏を送る 二首(うち一首)
    美女篇
    雑詩 六首(うち一首)
    詠懐詩 十七首(うち二首)
    悼亡詩 三首
    詠史 八首(うち三首)
    洛に赴く道中の作 二首(うち一首)
    雑詩 十首(うち一首)
    五君詠(うち一首)
    池上の楼に登る
    石壁の精舎より湖中に還りて作る
    江中の孤嶼に登る
    詠史
    東武吟
    宣城に之かんとして新林浦を出で版橋に向かう
    雑体詩 三十首(うち二首)
    范安成に別るる詩

    文章
    出師の表
    呉質に与うる書
    典論論文
    山巨源に与えて交わりを絶つ書
    情事を陳ぶる表
    北山移文
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…碓田のぼる
    野に咲く花のやうに…楠 誓英 選

    【巻頭コラム】うたの名言…佐佐木幸綱

    【巻頭作品28首】春日真木子・福島泰樹・花山多佳子・坂井修一
    【巻頭作品10首】安田純生・萩岡良博・松村由利子・駒田晶子・竹中優子

    【実作大特集】決めの三文字、工夫の二文字
    山中律雄・香川哲三・佐藤弓生・大森静佳・内田 弘・下村すみよ・井上佳香・久納美輝・香川ヒサ・江田浩司・田中拓也・浜口美知子・桑原正紀・田村 元・砺波 湊

    【第57回迢空賞受賞第一作(30首)】水原紫苑

    【特別企画】暑気払ひの準備
    久保みどり・牛山ゆう子・江畑 實・高島 裕・月岡道晴・山内頌子

    【作品12首】後藤左右吉・佐藤慶子・佐波洋子・平山公一・今井恵子・松田愼也・山下 泉・小池純代・林あまり・斉藤斎藤
    【作品7首】猿田彦太郎・吉宗紀子・清水正人・風早康恵・牧野芝草・今橋 愛・水上芙季・濱松哲朗・中野 霞・小林理央

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    挽歌の華…道浦母都子
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…上村亮二
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…鷺沢朱里
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…笹 公人
    短歌の底荷…原始林・ぱとす
    嗜好品のささやき…乃上あつこ

    【歌壇時評】寺島博子・山下 翔
    【月評】三井 修・飯田有子
    【歌集歌書を読む】小林信也・富田睦子

    【投稿】
    角川歌壇…佐藤通雅・久我田鶴子・辰巳泰子・生沼義朗 選
    題詠…砂田暁子 選

    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には応募用紙は付いておりません。御了承ください。
  • 古代日本人は、ことばには不思議な霊威が宿ると信じ、それを「言霊」と呼んだ。この素朴な信仰の実像を求めて、『古事記』『日本書紀』『風土記』の神話や伝説、『万葉集』の歌など文献を丹念に渉猟。「言霊」が、どのような状況でいかなる威力を発揮するものだったのか、実例を挙げて具体的に検証していく。近世の国学者による理念的な言霊観が生み出した従来のイメージを覆し、古代日本人の信仰を描き出す。
  • 1,980(税込)
    著者:
    池澤夏樹
    イラストレータ:
    寄藤文平
    レーベル: ――

    寄藤文平の愉しいイラストと、編集顧問の池澤夏樹のタッグで贈る、毎日新聞書評面で好評連載中のブックガイド第3弾。
    米澤穂信が選ぶ寺山修司、矢部太郎が選ぶ手塚治虫、重松清が選ぶ椎名誠、里中満智子が選ぶ「万葉集」……。
    作家たち50人の心に刻まれた思い出の一冊とは?
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…森山晴美
    野に咲く花のやうに…標 珠実 選

    【巻頭コラム】うたの名言…高野公彦

    【巻頭作品28首】平井 弘・沖ななも・小島ゆかり・川野里子
    【巻頭作品10首】黒木三千代・中津昌子・黒岩剛仁・荻原裕幸・光森裕樹

    【特集】ライトヴァースの重量
    小塩卓哉・尾崎まゆみ・藪内亮輔・桜川冴子・島田幸典・小川優子

    【第57回迢空賞 発表】受賞=水原紫苑歌集『快樂』
    【第14回角川全国短歌大賞 発表】

    【特別企画】超世代うたびと通信 vol.3
    阪森郁代・加藤英彦・行方祐美・柳澤美晴・佐佐木定綱


    【作品12首】比嘉美智子・宮原 勉・平林静代・足立晶子・押切寛子・小池純代・桜井京子・永守恭子・なみの亜子
    【作品7首】岡 貴子・飯島由利子・西村美佐子・北久保まりこ・福士りか・塚越孝広・加藤直美・岡崎裕美子・雲嶋 聆・丸地卓也

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    挽歌の華…道浦母都子
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…田中教子
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…廣野翔一
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…林 和清
    短歌の底荷…海市・ぱにあ
    嗜好品のささやき…大河原マス美

    【歌壇時評】王 紅花・越田勇俊
    【月評】岩井謙一・乾 遥香
    【歌集歌書を読む】さいかち真・松本典子

    【投稿】
    角川歌壇…伊勢方信・小黒世茂・一ノ関忠人・江戸 雪 選
    題詠…片岡 明 選

    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には応募用紙は付いておりません。御了承ください。
  • 優雅で華やかな日本のお姫さまのぬり絵本。飛鳥から江戸まで45人の姫が二十四節気順に並び四季の花々も満載で心ときめきます

    【電子版のご注意事項】

    ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。

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    以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。





    【ご注意:電子版でぬり絵はできません】



    飛鳥時代から江戸時代の日本のお姫様が華やかな衣装をまとってずらりと並ぶぬり絵の本。

    立春からの四季の景色や風物を行事を楽しみながら、様々な時代の姫君たちが次々と登場します。



    絢爛豪華な衣装、髪型、文様、四季の花が咲き乱れる画面構成も美しく、

    ページをめくるごとにわくわくし、ぬることで心ときめき、脳が活性化することでしょう。



    ●登場する姫君は、歴史上の姫や、物語の姫があり、

    明日香皇女、持統天皇、光明皇后、お市の方、浅井三姉妹、細川ガラシャ、巴御前、

    千姫、紫式部、篤姫、和宮、木花咲耶姫、紫の上と光源氏など。

    そのほか、菜の花姫やあやめ姫など四季の花々をテーマに著者が創作した姫君も。



    また

    ■時代別お姫様の装いの魅力を、国際文化学園美容考古学研究所所長の村田孝子さんが解説。

    ■手習いの章■では、ぬり絵の基本とぬり方のコツを丁寧に紹介。



    著者は着物や歌舞伎テーマのぬり絵本のベテラン・鈴木淳子さん。





    鈴木 淳子(スズキジュンコ):漫画家。1988年デビュー以降、少女漫画誌各誌に作品掲載・コミックス発行。ぬりえの著書に『歌舞伎絵巻ぬりえbook』『平安王朝絵巻ぬりえbook』(ともにディスカバー・トゥエンティワン)。そのほか『仏教プチ入門』 (PHP研究所)。装画も多い。●Yahoo! ニュース個人『断捨離アンな日々』執筆中。LINEスタンプ『ありがトン』発行。

    ●少女漫画デビュー以来、「ご依頼があればそれは何かのご縁なので極力断らない」をモットーに描くお仕事を続けた結果、現在では、名刺サイズの似顔絵から4コマ漫画、広告イラスト、販促漫画、水彩・油絵などの記念イラストや絵画など、幅広く受注製作をする『萬画家』となる



    ●2018年 新潟県長岡市の実家に転居したのをきっかけに地元の重要文化財である縄文土器の火焔土器造りを始める。



    ●立体制作やデザインなどのお仕事も請け負うことになり、ますます何でも屋に。
  • 1,782(税込)
    著:
    小佐野彈
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    令和の家族小説はここからはじまる。

    セレブ一家に生まれた秋は、同性パートナーの哲大と静かな日々を送っていた。しかし、急逝した実父に2歳の異母弟、蓮がいたことが判明した。蓮の後見人となって哲大とともに「家族」をはじめることを決意。三人は名門私立小学校への受験を試みる。それは世間の偏見とのたたかいでもあった――。

    血縁も地縁も希薄になりつつある現代――。
    家族とは何か? つながりとは何なのか?
    「母からは、俺たち三人は“家族ごっこ”だって言われた。だから、養子縁組もしたんだけどね。でも家族ってなんだろ、って思うよ」
    ――秋たちの切なる問いは、私たちの当たり前を優しく揺り動かす。
    短歌、純文学ほか、フィールドを越境し続ける小佐野彈による初のエンタメ長編小説!


    当事者だけが知る”最高お受験”のカラクリ。それに挑むゲイ・カップルが清々しくけなげだ――林真理子さん

    愛することや認めることだけではなく、離れることや嫌うことも家族の形なのだと気付き、名実ともに彼らが「家族」となっていく様子を、ぜひ見届けてほしい――スケザネさん
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…奥村晃作
    野に咲く花のやうに…吉川七菜子 選

    【巻頭コラム】うたの名言…佐佐木幸綱

    【巻頭作品28首】三枝浩樹・松平盟子・内藤 明・澤村斉美
    【巻頭作品10首】雁部貞夫・三井ゆき・高柳蕗子・大松達知・齋藤芳生

    【シリーズ特集「対比に見る短歌の構造学」】自然vs.人
    吉川宏志・島崎榮一・篠原節子・高良真実・小松久美江・大塚寅彦・小島一記・米田憲三・青木昭子・結城千賀子・福士りか・中沢直人・鈴掛 真

    【特別座談会】
    孤独との向き合い方
    田村広志×久々湊盈子×森本 平×睦月 都


    【作品12首】石井利明・藤川弘子・光本恵子・狩野一男・棗 隆・河路由佳・川本千栄・内山晶太・永井 祐
    【作品7首】佐々木良一・倉沢寿子・波 克彦・森 藍火・玉田一聖・やすたけまり・高野 岬・遠藤由季・屋良健一郎・北山あさひ

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    挽歌の華…道浦母都子
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…吉野裕之
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…みかみ凜
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…三原由起子
    短歌の底荷…池田歌人・長流
    嗜好品のささやき…西田政史

    【歌壇時評】
    王 紅花・越田勇俊

    【月評】
    岩井謙一・乾 遥香

    【歌集歌書を読む】
    さいかち真・松本典子

    【投稿】
    角川歌壇…伊勢方信・小黒世茂・一ノ関忠人・江戸 雪 選
    題詠…片岡 明 選

    第34回斎藤茂吉短歌文学賞受賞記念 佐藤通雅インタビュー
    歌壇掲示板
    読者の声

    ※電子版には応募用紙は付いておりません。御了承ください。
  • 古代・中世を生きた人びとは,人の死をどのように受けとめ,死者をどのような想いで送ってきたのだろうか? 亡くなっても遠い彼岸に旅立たないで身近にいてほしい,夢でもいいから時には語りかけてほしい.多くの人びとは,そうした想いでいたのではないか? 死と死者を巡る日本人の「想い」を,和歌・物語などを手がかりに探る.
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    == 特集 ==
    安倍晋三のいない保守

    ◆私はジョーカーではなく、ハートのエース
    「粘着質の保守」を女性が変える▼小池百合子

    ◆憲法と安全保障をめぐり安倍氏と決裂
    「敵」と見なされても発言し続ける▼石破 茂

    ◆総裁を託した彼のこと
    「対立の岸」と「融和の池田」 一人二役をめざしていた▼谷垣禎一

    ◆二人の友を喪って
    安倍晋三さんと坂本龍一君のこと▼塩崎恭久

    ◆「保守」の現在地
    「国体護持」から「中今」へ▼片山杜秀

    ◆解消しないジェンダー・ギャップ
    外交戦略だった「女性活躍」▼三浦まり

    ◆〔対談〕保守本流とは何か
    清和会・宏池会の軌跡と派閥政治のこれから▼福永文夫×井上正也
    =======

    【時評2023】
    ●台湾一周の旅で実感した歴史の多層性▼岩間陽子
    ●AIが可能にする「アイディア即プロダクト」の経済▼井上智洋
    ●21世紀における君主制の運命▼河野有理

    ●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第8回】
    オーストラリア、台湾と沖縄で学んだこと▼北岡伸一

    ◆フランス外交における「戦略的自律」のゆくえ▼宮下雄一郎

    ◆フィンランドから見たウクライナ戦争▼石野裕子

    ◆半年で2回のロケット打ち上げ失敗
    「宇宙先進国」の復活に向け現場の力を生かせ▼知野恵子

    ◆〔対談〕教養のあり方、理系・文系、反知性主義、ChatGPT……
    いまこそリベラル・アーツ教育を▼田村哲夫×隠岐さや香

    == 特集 ==
    AI時代のことば力

    ◆沈黙のすすめ
    好奇心を疑い、問う力を養う▼若松英輔

    ◆言語習得に見る知性の本質
    オノマトペ・記号接地・ChatGPT▼今井むつみ

    ◆〔対談〕「親しくなるための言語」はITでまかなえない
    辺境で見つけた本物の語学力▼高野秀行×伊藤雄馬

    ◆流浪の民ロマから学ぶもの
    機械の間違い、人間の間違い▼角 悠介
    =======

    ◆なぜ今、中国で上野千鶴子ブームなのか▼古市雅子

    ◆大手チェーンも新規開店
    アメリカで起きている「リアル書店」のリバイバル▼安部かすみ

    == 第24回 読売・吉野作造賞 発表 ==
    受賞作『田中耕太郎──闘う司法の確立者、世界法の探究者』牧原 出
    選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/安部順一
    ===================

    ◆上司の引きで抜擢、人事を掌握、賄賂……
    大奥という行政組織の中で逞しく生きた女性たち▼畑 尚子

    ◆『万葉集』からSNSまで
    一過性のブームでは終わらない短歌の魅力▼高柳祐子

    《好評連載》
    ●炎上するまくら【第79回】歯医者怖い!?▼立川吉笑
    ●文品 藤沢周平への旅【第3回】「負のロマン」の頃──「闇の梯子」ほか▼後藤正治

    《連載小説》
    ●美土里倶楽部【第3回】▼村田喜代子
    ●邪行のビビウ【第4回】▼東山彰良
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…秋葉四郎
    野に咲く花のやうに…嵯峨牧子選

    【巻頭コラム】うたの名言…高野公彦

    【巻頭作品28首】外塚 喬・日高堯子・阿木津 英・藤原龍一郎
    【巻頭作品10首】田野 陽・古谷智子・秋山佐和子・田中章義・黒瀬珂瀾

    【哀悼】篠弘
    追悼文…玉井清弘・永田和宏
    篠弘の功績…田村広志・大下一真
    座談会「篠弘という人物」…馬場あき子×佐佐木幸綱×島田修三
    歌集レビュー…今井恵子・柳 宣宏・広坂早苗・後藤由紀恵・滝本賢太郎
    歌論レビュー…中根 誠・谷岡亜紀・大辻隆弘・大井 学・寺井龍哉

    【特集】歌人のためのカタカナ語講座
    ビジネス…大石直孝
    経済…鵜飼康東
    エンタメ…菊池 裕
    スポーツ…天野 慶
    ネット…鈴木晴香
    ファッション…川野芽生
    音楽…辻井竜一

    【作品12首】實藤恒子・山野吾郎・植松法子・田中成彦・香川哲三・吉岡生夫・田中愛子・吉濱みち子・畑 彩子・染野太朗
    【作品7首】内藤ます子・吉岡正孝・中里茉莉子・斉藤光悦・知花くらら・宮野哲子・里見佳保・三上春海・貝澤駿一・初谷むい

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    挽歌の華…道浦母都子
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…武下奈々子
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…平井 俊
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…工藤吉生
    短歌の底荷…橙・ぷりずむ
    嗜好品のささやき…日向輝子

    【歌壇時評・月評・歌集歌書・書評】

    【投稿】
    角川歌壇…伊勢方信・小黒世茂・一ノ関忠人・江戸 雪選
    題詠…草田照子選

    歌壇掲示板

    ※電子版には応募用紙は付いておりません。御了承ください。
  • 173首の和歌から編まれた、22の物語。
    「時間を表現する」漫画家、横山裕一がみせる古典和歌の新しい景色!

    疾走感のある描線やオノマトペ、性別も国籍も超えたキャラクターたちによる独自の表現方法から「ネオ漫画」と称され、世界で注目されている漫画家、横山裕一の最新作。『万葉集』ほか『古今和歌集』などの173首の古典和歌を題材に描かかれる、新世界!

    収録作品
    萩/田子の浦/鳥総(とぶさ)/宝玉(ほうぎょく)/寝室/ふくろ/GATE/円(まと)/翁/おきまろ/野守
    装束1/装束2/装束3/八十島(やそしま)/月下/楫(かじ)/滝/王族/カツマタ湖/ハコヤ山/花鳥

    著者:横山裕一
    著者プロフィール:武蔵野美術大学油絵科卒業。2000年以降「時間を描く」ことができる漫画を活動領域に広げると、疾走感のある描線やオノマトペ、途切れることなく描かれる時の流れや独特なキャラクターが特徴となる作風は「ネオ漫画」とも称され、国内外で注目を集める。主な漫画作品に『ニュー土木』『トラベル』『NIWA』、『ベビーブーム』、『世界地図の間(ま)』(共にイースト・プレス)『アウトドアー』(講談社)『ルーム』(ハモニカブックス)『プラザPLAZA』(888ブックス)など。作品集に『横山裕一カラー画集』(ブルーマーク)『ファッションと密室』(888ブックス)『「ISI PRESS vol.3 Yuichi Yokoyama」』(ISI PRESS)『BABY BOOM FINAL』(Akio Nagasawa Publishing)などがある。著作の多くはフランス、アメリカ、イタリア、スペインなどでも出版され、高い評価を得ている。
    主な個展・グループ展●2010年、初の大規模個展「横山裕一ネオ漫画の全記録:『わたしは時間を描いている』」(川崎市民ミュージアム、神奈川)、2014年に「YUICHI YOKOYAMA: WANDERING THROUGH MAPS, UNEEXPLORATION A TRAVERS LES CARTES」(PavillonBlanc、コロミエ/フランス)、「これがそれだがふれてみよ」(兵庫県立美術館、兵庫)、「横山裕一 × シュルレアリスム」(宮崎県立美術館、宮崎)の個展を立て続けに開催し、国内外で注目を集める。2021年「WAVE - New Currents in Japanese Graphic Arts」(JAPAN HOUSE Los Angeles、ロサンゼルス / USA)「まみえる 千変万化な顔たち」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川) 「横山裕一:「実施しろ」「何をだ」比治山公園編」(比治山公園内各所〈広島市現代美術館〉 広島) 、2022年「Multiple Sights- The Tenth Anniversary of the Long Museum」(龍美術館、上海/中国)「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2022」(六甲山サイレンスリゾート ギャラリー/市街地特別展示(阪神神戸三宮駅周辺)、兵庫)など。
  • 1,034(税込)
    著者:
    大塚ひかり
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    BL(ボーイズラブ)、すなわち男同士の恋愛や性愛が描かれた作品は、
    近年のエンタメ業界で存在感を高めている。
    こうしたBL作品を理解するうえで欠かせないのが、
    「妄想力」を土台とする「腐の精神」だ。
    そして、これは突然変異で生まれたものではなく、
    日本の歴史に脈々と受け継がれてきた精神であると著者は言う。
    本書は、『古事記』から『万葉集』『源氏物語』『雨月物語』といった古典文学や史料を題材に、
    「腐」を軸とした鮮やかな解釈で、新しい歴史観を提供するもの。
    院政期に男色ネットワークが築かれた本当の理由や、男色の闇にあった差別と虐待の精神史など、
    これまで語られてこなかった日本史の本質を描き出す。
  • もののあはれを知る

    【連載カラーグラビア】
    傑士の後姿…春日真木子
    野に咲く花のやうに…狩峰隆希 選

    【巻頭コラム】うたの名言…佐佐木幸綱

    【巻頭作品28首】高野公彦・伊藤一彦・今野寿美・梅内美華子
    【巻頭作品10首】井川京子・久保田 登・紀野 恵・奥田亡羊・松本典子

    【大特集】なぜ短歌には季語がないのか
    総論 短歌にとっての季語…喜多昭夫
    各論「季節を感じる名歌」…馬場昭徳・平山繁美・田中 槐・吉田竜宇・花山多佳子・岩内敏行
    春の歌五首…楠田立身・押切寛子・造酒廣秋・上野春子・清水正人・松山紀子・松下菜水・阿部真太郎・阿波野巧也

    野口あや子×立花 開
    共同連作「九龍の夢」
    特別対談「相乗する創作価値」

    【作品12首】遠役らく子・竹安隆代・平田利栄・磯田ひさ子・木畑紀子・後藤恵市・小塩卓哉・笹 公人・田村 元
    【作品7首】中村 達・鶴見典子・河田育子・大津仁昭・社領美穂・飯田有子・滝本賢太郎・山木礼子

    【連載】
    家族の歌…カン・ハンナ
    フリージアの記…水原紫苑
    挽歌の華…道浦母都子
    かなしみの歌びとたち…坂井修一
    ぼくは散文が書けない…山田 航
    啄木ごっこ…松村正直

    【連載エッセイ】
    歌人解剖 〇〇がスゴい!…井谷まさみち
    うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る…川口慈子
    一葉の記憶 ―私の公募短歌館―…鍋島恵子
    短歌の底荷…湖笛・塔
    嗜好品のささやき…金子貞雄

    【歌壇時評・月評・歌集歌書を読む・書評】

    【投稿】
    角川歌壇…長澤ちづ・塚本 諄・井辻朱美・大辻隆弘 選
    題詠…草田照子 選

    令和六年宮中歌会始詠進要領
    第69回角川短歌賞 応募規定
    歌壇掲示板
    読者の声
    編集後記

    ※電子版には応募用紙は付いておりません。御了承ください。

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