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『司政官(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 地球人類が星々に進出した時代。だが、それまでの連邦軍による植民惑星の統治が軋轢を生じさせるに及び、連邦経営機構は新たな制度を発足させた――それが司政官制度である。官僚ロボットSQ1を従えて、人類の理解を超えた植民星種族(ロボット、植物、角の生えたヒト型生命など)に単身挑む、若き司政官たちの群像。かつて『司政官』『長い暁』の2短編集に収録されていた全7作を作品内の年代順に編纂し、初の一巻本とした決定版。《司政官》シリーズは、大長編『消滅の光輪』『引き潮のとき』とともに、円熟期の眉村SFを代表する、遠大な本格宇宙未来史である。
  • 司政官マセは、ラクザーンの太陽が新星化することをメディアに公表し、緊急指揮権を確立する。だが計画の遂行は困難をきわめた。名簿の作成にはじまり、移住先を決定する住民投票、脱出のための宇宙船運行の手配、待避に充てる人頭税の徴収。しかも計画が進むにともない、住民たちの反撥も高まっていった。それはついに大規模な暴動となってマセに襲いかかったのだ――。さらに悩ましいことに、先住者たちは奇妙にも、誰ひとりとして退避勧告に従おうとしない。空前の計画は、いかにして完遂されるのか?<
  • 植民星ラクザーンでは、人類と瓜二つの穏和な先住民と、地球人入植者とが平和裡に共存し発展を謳歌していた。だがその恒星系の太陽が、遠からず新星化する兆しを見せている。数年内に惑星のすべての住民を待避させよ――。連邦経営機構に任ぜられた新任司政官マセ・PPKA4・ユキオはロボット官僚を率い、この空前ともいえる任務に着手するが。緻密な設定のもと周到なオペレーションを描きあげ、《司政官》シリーズの最高作にして眉村本格SFの代表作と謳われる傑作巨編。泉鏡花文学賞、星雲賞受賞作!

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