『闇に歌えば(集英社コバルト文庫)(ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~12件目/全12件
-
文部省の特殊文化財課、通称ヤミブン。安徳帝がらみの事件の後も、誠志郎はヤミブンでバイトを続けていた。克也にいじめられつつ、奈良の古墳まで来たのには訳がある。古事記にまで遡る、不老不死の実<ときじくのかくのこのみ>が盗まれたらしいのだ。垂仁天皇陵に隠されていた実は、本来、常世の国のもの。誰かが天皇陵に侵入、死者の国の扉を開けたのは間違いない。耕作と昔同期だった、<風使い>の広海がいる神社に寄った誠志郎たちは、事件と関連ありそうな創建神話を聞くが…。※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
-
主上(おかみ)、すなわち幸世を取り返そうと現れた平家の残党・松栄。新たな追手から一行を救ったのは謎の炎――敵にまわったはずの先輩、有田克也が放ったものだった! 敵味方が入り乱れるなか、和宏と鷹子を残し、和倉温泉へと逃れた誠志郎たち。呪的逃走も、あと一回でおしまいだ。逃走に使う髪飾りの代用として、柊一はなぜかハサミを選ぶ。御霊部、特殊文化財課(ヤミブン)、平家の残党に追われる一行の運命は? 全員集結した能登金剛の海で、今、全てが明らかに…。大好評シリーズ、ここに完結! ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
-
御霊部の柊一と平家の末裔の少女・鷹子が加わった誠志郎たちの逃走は、北陸経由で秋田を目指していた。誰ひとり欠けることなく海にたどりつこう、と。しかも、間一髪の危機に鷹子が持っていた櫛を投げつけたことから、三回までは呪物を投げて逃げられるという呪的逃走の作用も味方につけた。和宏と美佳子のおかげで、誠志郎の心にも余裕が芽生えた――。だが、今度は御霊部部長・籠目が彼らの前に現れた。テレパス能力を持つ籠目は柊一の思考波を手がかりに居所を探りだしたのだ! ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
-
海へ帰りたい――。空から降ってきた謎の美少女・幸世の願いをかなえるために、彼女を連れて逃亡する誠志郎。しかし、彼らを追跡してくるのは御霊部だけではなかった。仲間だったはずの特殊文化財課(ヤミブン)が、御霊部に協力することになったらしいのだ。その上、一緒に逃げている美佳子や和宏は、今ひとつ、事の重大さを理解していない。誠志郎の悩みは深くなるばかりであった……。一方、沈黙を守っていた嶺もいよいよ動き出す。彼の唯一の手がかりは、幸世の髪を梳いていた櫛であった。※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。