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『風の市兵衛(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~33件目/全33件

  • 681(税込)
    著者:
    辻堂魁
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    時代小説界に新風を吹きこみ、テレビドラマ化もされたベストセラー・シリーズ第1弾!

    柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。
    算盤(そろばん)を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了されていく。
    やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは?
    “風の剣”を揮う新ヒーロー・市兵衛誕生!
  • 内藤新宿開宿以来の老舗磐栄屋が窮地に陥っていた。不当に立ち退きを命じられた挙句、主天外と跡取り息子が何者かに襲われたのだ。
    そんな最中、風のように一人の男が現われる。“算盤侍”唐木市兵衛である。
    つぶさに現状を調べた市兵衛は、新宿進出を狙う豪商と鳴瀬藩の陰謀と看破する。主の娘とともに店を救う秘策とは? 
    新ヒーローの活躍に時代小説界で話題沸騰!大好評のベストセラー・シリーズ、興奮の第2弾!
  • 日本橋小網町の醤油酢問屋「広国屋」に風のように一人の男が現われた。“算盤侍”の異名を持つ、渡り用人・唐木市兵衛である。
    使用人の不正を明らかにしてほしいということで雇われたのだったが、折しも広国屋で使う艀(はしけ)に直買い(密輸)の嫌疑がかかっていた。
    市兵衛は店を牛耳る番頭の背後にいる、古河藩の存在を知る。その側用人と番頭の企みとは? 
    “風の剣”を揮う市兵衛の胸のすくような活躍、巻をかさねるごとに面白さ倍増の「風の市兵衛」シリーズ、颯爽の第3弾!
  • お家騒動で揺れる出石藩の姫君が江戸市中で命を狙われた。武蔵国等々力村に身を潜めた姫の護衛に選ばれたのが、算盤侍の唐木市兵衛であった。
    美貌の上に天衣無縫な姫君は、初めての市井の暮らしに目を輝かせるが、農民の困窮に心を痛める。やがて無謀な行動に出たことから敵方に知られることになってしまった。
    月光の下、殺到する刺客たち。“風の剣”を揮い立ち向かう市兵衛と姫の運命は?
    「風の市兵衛」シリーズ、圧倒の第4弾!
  • 祝言能の高砂が流れる北相馬藩江戸藩邸で、勘定人・中江作之助が斬殺された。
    “算盤侍”の異名を持つ渡り用人・市兵衛は、病死と報された息子・作之助の死に疑念を抱き、出府してきた老侍・中江半十郎と知り合う。
    やがて遺品の勘定書を託された市兵衛は、それが藩を壟断する一派の悪行が記された物であることに気づいた。かつて“相馬の鷹”と呼ばれた半十郎とともに、市兵衛は卑劣な罠が待つ藩邸へと向かうが……。
    「風の市兵衛」シリーズ、颯爽の第5弾!
  • 九歳になる江戸音羽の色茶屋の倅・藤蔵は、勘定方を輩出する算勘・算筆専門の私塾入門を目指し、“算盤侍”唐木市兵衛を師に招いた。
    同じ頃、市兵衛の周囲には、殺気を纏う托鉢僧や謎の祈祷師集団が出没、不穏な空気が流れ始めていた。一方、芸者勤めをする藤蔵の姉・歌は、旗本・桜井長太夫に妾になれと執拗につきまとわれ、窮地に。
    やがて祈祷師らが動き始め、江戸を地獄に変える阿鼻叫喚の夜が始まろうとしていた……。
    空前の大作、上下巻で登場!
  • 謎の祈祷師盗賊団は旗本・桜井長太夫の芸者・歌への執着を巧みに利用して、江戸音羽の花街を取り締まらせると、同時に付け火で町方を混乱させ、金座を襲撃、大強奪を果たした。
    その夜、混乱のなか歌が失踪。市兵衛は捜索に乗り出すが、面目を失った奉行所も悪党一味の捕縛に躍起になった。
    やがて、市兵衛に迫る托鉢僧が実は剣術の兄弟子・真達で、その目的が市兵衛誅殺と判明するが……。
    卓抜の構想で放つ、大人気「風の市兵衛」シリーズ空前の大作(上・下2巻)!
    これまで語られなかった市兵衛の瞠目の過去も明らかに!
  • “算盤侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛に、貧乏旗本の倅が犯した金貸し婆の斬殺事件を洗い直してほしいという依頼が入った。
    調べを開始した市兵衛は、失踪した御家人一家の捜索に当たる定町廻り同心・渋井鬼三次と度々遭遇、手を組むことに。
    やがて事件の背後に花町の顔役と羽振りのいい骨董屋、元勘定吟味役たちの蠢(うごめ)きを嗅ぎつけたとき、二つの事件が繋がった!
    ヒーローの圧倒的魅力でますます読者拡大の人気シリーズ第8弾!
  • 師走雪の夜、元松前奉行配下の旗本が射殺された。銃は西洋製で、賊はえぞ地での遺恨を口にしたという。
    北町同心・渋井が捜査を開始した同じ頃、渡り用人・唐木市兵衛は元老中・奥平純明から、碧眼美麗な側室・お露と2人の子の警護役に雇われる。
    やがて純明が破綻したえぞ地開発の推進者だったことが判明、屯田兵として入植した八王子千人同心の悲劇が浮上する……。
    大人気「風の市兵衛」、シリーズ屈指の巨編(上・下2巻)誕生!
  • 遂に奥平純明が襲撃された。唐木市兵衛は賊が安宅猪史郎ら元千人同心で、純明のえぞ地政策の盟友だった商人・竹村屋雁右衛門がその協力者と知る。
    雁右衛門は純明の側室・お露の前夫で、裏切られ、妻を奪われたとして恨み骨髄に徹していた。
    やがて純明とお露が秘す哀しき真相を知った市兵衛は、己が一分を果たす覚悟を新たにするが……。
    明日を求めぬ復讐劇に待つ終幕とは?
    大人気「風の市兵衛」、シリーズ屈指の大作(上・下2巻)完結編!
  • “算盤侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛は、知己の蘭医・柳井宗秀の紹介で人捜しを頼まれた。
    依頼主は江戸東郊の名主で、失踪した代官所の手代・清吉の行方を追うことに。
    一方、北町同心の渋井鬼三次は、本来、勘定奉行が掛の密造酒の調べを極秘に命じられる。江戸で大人気の酒・梅白鷺が怪しいというのだ。
    やがて二つの探索が絡み合った時、代官地を揺るがす悪の構図が浮上する……。
    大人気の「風の市兵衛」シリーズ、ますます快調の第11弾!
  • 「ああいう男はとり除かねば」
    文政半ばのある年末、江戸城内外で奥祐筆組頭・越後織部は謀議を重ねていた。
    翌春、長兄で目付・片岡信正の婚儀の喜びも冷めぬ中、今は市井に生きる末弟・唐木市兵衛は、信正配下の小人目付・返弥陀ノ介の捕縛、責問の報に驚愕。
    信正も謹慎中と知り、真相の究明に乗り出すが……。
    冤罪に落ちた兄と友を救うため、〈風の剣〉が城に巣くう闇を斬る!
    大人気の「風の市兵衛」シリーズ、快進撃の第12弾!
  • 「市兵衛さんにしか頼めねえんだ」
    夏の日、“算盤(そろばん)侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛の許を、請け人宿の主・矢藤太が訪れた。
    依頼は攫われた元京都町奉行・垣谷貢の幼い倅の奪還。拒む市兵衛に矢藤太は、倅の母親はお吹(すい)だと告げる。お吹こそ、青春の日、京で仕えた公家の娘で初恋の相手だった。
    奪還を誓う市兵衛。だが、賊との激闘の中、市兵衛は垣谷家の大罪と衝撃の事実を知ることに……。
    時代小説界に新風を吹き込んで話題沸騰の「風の市兵衛」シリーズ、円熟の第13弾!
  • 「父の仇・柳井宗秀を討つ助っ人を雇いたい」
    渡り用人・唐木市兵衛は胸をざわつかせた。請け人宿の主・矢籐太によると、依頼人は女郎に身をやつしているが、武家育ちの上品な女らしい。
    しかし、二人の知る宗秀は病に苦しむ人々に寄り添う仁の町医者である。真偽を確かめるため岡場所を訪ねる市兵衛。だが、仇討ちには宗秀の故郷信濃を揺るがした大事件が絡んでいた!
    不動のベストセラー「風の市兵衛」シリーズ、快調第14弾!
  • “算盤侍”唐木市兵衛は、公儀十人目付筆頭・片岡信正の依頼で、下総葛飾を目指していた。
    信正の配下・返弥陀ノ介は親友市兵衛の出立に際し、伝言を託す。葛飾近くの貸元に匿われている女宛てだった。
    道中、市兵衛は人徳者だった貸元が三月前に暗殺されたと知る。跡目を継いだのは美人の三姉妹で、市兵衛はその手下を偶然助けたことから、縄張り争いに巻き込まれ……。
    時代小説界の俊英が放つ大人気「風の市兵衛」シリーズ、待望の第15弾!
  • 廃業した元関脇がひっそりと江戸に戻ってきた。
    かつて土俵の鬼と呼ばれ、大関昇進を目前にした人気者だったが、やくざとの喧嘩のとばっちりで江戸払いとなった。それが15年後、離ればなれとなっていた妻や娘に会いに来たのだった。
    一方、“算盤侍”唐木市兵衛は、御徒組旗本のお勝手たてなおしを依頼された。
    元力士、旗本やくざ、水茶屋の女がいつしか交錯し……。
    時代小説界話題のベストセラー「風の市兵衛」シリーズ、哀切の第16弾!
  • “算盤侍”唐木市兵衛を、北町同心の渋井鬼三次が手下とともに訪ねてきた。
    岡場所を巡る諍いを仲裁してくれという。見世に出向いた市兵衛の交渉はこじれ、用心棒の藪下三十郎と刃を交えるが、互いの剣に魅かれたふたりは親交を深めていく。
    三十郎は愚直に家族を守る男だった。だが彼には、ある罪を一人で背負い込み、藩を追われた忌まわしい過去があった。
    三十郎は汚名を雪ぎ、妻子を守るため、秘策を決意した……。
    人気快調のベストセラー・シリーズ「風の市兵衛」、白熱の第17弾!
  • 武州・忍田(おしだ)は幕府の台所を支える最重要拠点である。
    年の瀬、公儀御鳥見役とその手下が斬殺された。領主の阿部家は追剥ぎ強盗の仕業とするが、公儀目付役は疑念を隠さなかった。
    同じ頃、“算盤(そろばん)侍”唐木市兵衛は俳諧の宗匠を訪ねていた。彼は阿部家の元家士で、市兵衛は忍田までの旅の供を依頼される。
    破格の給金を訝しんだ市兵衛が真意を問うや、宗匠は捕らえられた友の救出に向かうのだと……。
    圧巻の剣戟シーンで話題沸騰のベストセラー・シリーズ「風の市兵衛」、興奮の第18弾!
  • 深川で干鰯〆粕(ほしかしめかす)問屋の大店・下総屋の主が刺殺された。
    玄人の仕業を疑った北町奉行所同心・渋井鬼三次は、聞き込みから賊は銚子湊の者と睨み急行する。
    同じ頃、“算盤侍”唐木市兵衛は返弥陀ノ介の供で下総・八日市場を目指していた。3年半前に失踪した弥陀ノ介の友が目撃されたのだ。
    当時、銚子湊では幕領米の抜け荷が噂され、役人だった友は忽然と姿を消していた……。
    ますます快調のベストセラー・シリーズ「風の市兵衛」、圧倒の第19弾!
  • “算盤侍”唐木市兵衛を、相模の廻船問屋がある言伝を持って訪ねてきた。
    言伝の主は返弥陀ノ介の許から姿を消した女・青(せい)だった。彼女は伊豆沖で海賊に捕らえられたが、そこから逃げ出したらしい。
    弥陀ノ介には内密にと請われ、市兵衛はひとり平塚に向かう。
    一方、弥陀ノ介は〈東雲お国〉と名乗る女海賊の討伐のため浦賀奉行所に派遣される。だが、お国は、弟を殺された哀しみで、復讐の鬼と化していた……。
    舞台は相模の海上、いよいよ円熟期を迎えたベストセラー「風の市兵衛」シリーズ、感動の第20弾!
  • 江戸市中を脅かす連続首切り強盗の恐怖、そして明かされる市兵衛の驚愕の出自とは

    算盤の腕を買われ神田青物市場の役所《御納屋(おなや)》に職を得た唐木市兵衛は、高熱の童女を助けたことから浪人親子と親しくなる。
    そんな折、吉野山・金峯山寺から修験者が市兵衛を訪ねてきた。その男は市兵衛の祖父・忠左右衛門の縁者で、「自分が何者であるかを知るために、吉野へ行け!」と市兵衛に告げて立ち去った。
    逡巡の末、市兵衛は急遽、吉野へ。一方、江戸では一刀のもとに首を刎ねる連続強盗事件が発生。だが、犯人の手掛かりはいっこうに掴めず……。
    初めて明かされる市兵衛の血脈と過去、大人気シリーズ瞠目の新展開!
  • 父を喪った幼い兄妹を襲う魔手! 親代わりの市兵衛は敢然と起ち上がった……。
    病弱の妻の薬礼を得んがため人斬りに身を落とした平八。断腸の想いでその平八を刀に懸けた唐木市兵衛は、彼の忘れ形見である小弥太と織江とともに新しい生活を始める。
    日々、絆を深くする市兵衛と子どもたち。そんな中、神田紺屋町の岡っ引の文六、お糸夫婦が何者かに寝込みを急襲された。さらに、幼い兄妹が行方不明に――
    子どもたちの奪還のため死地へと向かう市兵衛に“修羅の刃”が迫る。
    怨念渦巻く江戸の町でまたも舞うか「風の剣」!
  • 領民を蔑ろにした陰惨な藩内権力闘争。巻き込まれた市兵衛に凶悪集団が襲いかかる!
    縁あって唐木市兵衛と一時共に暮らした幼き兄妹・小弥太と織江。その叔父にあたる金木脩が酔漢どもに斬られ重傷を負った。
    市兵衛旧知の蘭医・柳井宗秀の手当てで一命をとりとめたものの、酔漢らは実は金木の故郷・北最上藩に雇われた刺客であることが判明した。
    金木の懇請で、急遽、羽州・北最上に赴く市兵衛。そこでは改革派を名乗る一門による藩内粛清と、領民への圧政の嵐が吹き荒れていた。
    私利を貪る悪辣な一門と邪剣集団が、市兵衛を屠ろうと牙を剥く! はたして市兵衛と北最上藩の運命は……。
  • 「欠け落ち」した若い男女を連れ戻せ! 市兵衛、若き日に算盤を学んだ商都・大坂へ!

    北町奉行所定町廻り同心・渋井鬼三次の息子・良一郎が幼馴染みの小春と失踪した。
    残された書き置きから大坂への欠け落ちが疑われたが、はたして本当に恋の逃避行なのか? 
    親の責任を感じた鬼三次は、友人の唐木市兵衛に二人の捜索を依頼、市兵衛は、良一郎の兄貴分・富平を伴って大坂へと出発した。そこは若き日に市兵衛が算盤を学んだ地でもあった。
    やがて、二人の出奔前、幼い頃生き別れとなった小春の姉・お菊が大坂で不審な死を遂げていた事実が判明、さらに姉妹一家の陰惨な過去と悪徳両替商の存在が浮上した……。
  • 米騒動で騒然とする大坂・堂島蔵屋敷で手代が不審死! 事件の鍵を握る「手仕舞帳」とは……。
    江戸の定町廻り同心《鬼しぶ》の心配をよそに、唐木市兵衛は未だ大坂に留まっていた。世話になった長屋のお恒の息子・豊一が、突然、殺されたのだ。
    堂島の蔵屋敷で働く孝行息子だったが、その背中には幾つもの刺し傷があった。鬼しぶの息子である下っ引の良一郎らと下手人を追う市兵衛。折しも、堂島は米の取り付け騒ぎに震撼していた。
    さらに同じ頃、突如、市兵衛をつけ狙う刺客が姿を現わす。その気配からかなりの凄腕と市兵衛は感じたが……。
    縁の深い商都・大坂でふたたび市兵衛の〈風の剣〉が!
  • 大坂に留まる市兵衛の身に魔の手が! 
    復讐に燃える「刺客団」VS.「風の剣」の最終決戦! 

    かつて唐木市兵衛に返り討ちに遭った刺客の一族が、復讐を誓い市兵衛探索を開始した。
    一方、大坂が気に入り江戸への出立を渋る小春を、亡姉の親友だったお茂が訪ねてきた。彼女の幼馴染みが辻斬りに遭い、生死の境をさまよっているという。
    市兵衛は犯人捜しに乗り出し事件は解決に向かうが、ほどなく刺客らに己れの居所を突き止められてしまう。
    やがて一行が江戸へ向かう鈴鹿山中で、市兵衛を死の罠が待ち受けていた……。
  • 《宰領屋》矢藤太の許に大店両替商《近江屋》から、唐木市兵衛を名指しで仕事の周旋依頼があった。
    蟄居閉門中の武州川越藩士に手紙を届けてほしいという。二人は川越藩に国替えの噂があり、資金調達のため圧政下にあると知る。
    異論を唱えた藩士も改易は必定、その時は江戸に迎えたいというのだ。
    市兵衛は矢藤太と共に川越へ赴くが、到着するや胡乱な輩に囲まれ……。
  • 秀才旗本のつまずきが、地獄の亡者を引きずり出した!
    重篤の老旗本の願いに、市兵衛が見たものとは!?

    江戸を流行風邪が襲った。蘭医柳井宗秀は、重篤の老旗本笹山卯平に請われて、唐木市兵衛を紹介する。
    卯平は秘かに金貸を営んでおり、百両近い貸付が残る五千石の旗本広川助右衛門へのとりたての助役を依頼したのだ。助右衛門は返済逃れの奸計を巡らす。
    同じ頃《鬼しぶ》の息子・良一郎は北町奉行所に出仕、見習仲間と賭場で破落戸相手に大立回りを演じてしまい……。
  • 市兵衛、修羅となる!
    譜代大名の世継ぎ騒動の裏で蠢く魑魅魍魎たちの正体とは?
    内偵を進める弥陀ノ介は密殺集団に襲われ、瀕死の重傷に!

    返弥陀ノ介が瀕死の重傷を負った。公儀十人目付筆頭片岡信正の命による、越後津坂藩内偵の最中だった。
    津坂藩は譜代ながら跡継騒動を抱え、その陰に見え隠れする御用商人の不審な噂が絶えなかった。
    公儀としても政情の不安は見逃せず、信正は唐木市兵衛に引き続きの探索を託した。
    友の惨劇に市兵衛は、仇を討たんがため潜入するも、意表を突く敵の罠が……。
  • 市兵衛、儚い真心さえも喰らい尽くす悪鬼を断て!
    藩の財政立て直しのため江戸に出た老勘定衆が目にした利権の巣窟とは!

    跡継問題に決着をみた越後津坂藩は、新たな江戸家老のもと財政再建に心血を注いでいた。
    そんな時、初老の勘定衆が百五十両を着服し逐電した。男は江戸家老の幼馴染みだった。友の潔白を信じる家老の依頼で、市兵衛は捜索を開始する。だが、行方は杳として知れなかった。
    ある日、市兵衛は失踪した男を知る場末の娼婦に出会う。さらに、不穏な噂がささやかれ……。
  • 市兵衛、愛情ゆえに断ち切れた、父子の絆を紡げるか!
    利根川の利権争いの絶えない我孫子宿近在で、二組の父子を陥れた悪夢とは!?

    唐木市兵衛は我孫子宿近くの村を訪れていた。小春の兄の又造が、妹と≪鬼しぶ≫の息子・良一郎との縁談を知り家出したのを、迎えに出たのだ。
    ところが、又造は訪ね先の親戚ともども行方知れずだった。同じ頃、村近くで宿の貸元と、流れ者の惨殺体が発見された。近在では利根川の渡船業等の利権争いで、貸元たちが対立していた。
    市兵衛は失踪人探索を始めるが……。
  • 命あるうちに、おのれの心残りに始末をつけたい。
    遠い昔、別れの言葉もなく消えた女に、市兵衛は初老の豪商の真心を届けられるのか!? 
    大人気!感涙の時代小説

    還暦を前に大店下り酒屋の主・里右衛門が病に倒れた。
    店の前途もさることながら、 里右衛門の脳裡を掠めたのは、若き日に真心を通わせた三人の女性だった。
    唐木市兵衛は、里右衛門から数十年も前の想い人を捜し出し、現在の気持ちを伝えてほしいと頼まれる。
    一方、店では跡とりとなる養子が、隠居しない義父への鬱憤を、遠島帰りの破落戸にうっかり漏らしてしまい……。
  • 輿入れした大身旗本は破綻寸前。
    嵌められた花嫁を、愛する人々を、市兵衛は護れるか。
    虚飾にまみれた名門の奸計を斬る! 
    鬼しぶ父子も大活躍! 傑作時代小説!!

    家格の違いにも拘らず、三千石の旗本岩倉家に輿入れした村山早菜。藩の陰謀で父を失うも唐木市兵衛に助けられた川越藩士の娘だ。
    だが、幸せは束の間だった。市兵衛は兄・片岡信正から、岩倉家の逼迫した台所事情を知らされ、憤る。
    早菜の幸福を願う後見人の大店両替商《近江屋》の財を貪らんとする卑劣な縁組か。
    そんな折、変死体を調べる渋井父子は妙な金貸の噂を聞く・・・・・・。

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