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旭日旗、征く! (1) あらすじ・内容
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1935年日本海軍は小笠原沖で米太平洋艦隊に大敗を喫した。それから11年後の1946年12月……アメリカは再び日本に宣戦布告、南鳥島と台湾・高雄港を急襲した。東南アジア諸国の独立をめぐる戦争、日英同盟が存続し、米ソが第2次大戦に参戦しなかった「もう1つの世界」の戦いは日を経ずして太平洋、大西洋の両洋大戦に拡大していく。日清戦争を分岐点に、別の歴史を歩む「アジアの日本」の第3次世界大戦の行方は―――!?
「旭日旗、征く!」作品一覧
(12冊)各836円(税込)
昭和22年8月、インドシナ半島での退勢を挽回したいNATOの一翼を担うフランスは、ベトナムの仏印空軍を駆使して、大連合軍の兵站線破壊をもくろみ、民主中華連邦南方の都市・昆明に航空攻撃を仕掛ける。この作戦の余波がマラッカ海峡に展開する大連合Z部隊へと及ぶかに見えたが……。そして、マラッカ海峡では戦略的戦闘が大連合対オランダ東洋艦隊の間に開始される―――――!!
マラッカ打通に成功した大連合は、旧蘭印領奪還を目指すオランダ軍の野望を駆逐した。そんな中、北太平洋を哨戒中の『宗谷』がアリューシャン列島で不穏な動きを察知する……。一方、大連合の支援でフィリピンのフクバラハップ主導の独立運動は激化した。フィリピンはアメリカにとっては西太平洋における重要な橋頭堡で、その喪失はNATOの戦略にとっても大きな損失となる。これを解消すべく米軍は意外な策を講ずるのだった!!
昭和22年6月、空襲に疲弊したフィリピンにテコ入れをはかりたいアメリカ軍は、トラック環礁を根拠地としてアジアへその歩を進めるのだった。日本軍は攻略したウェーク島での橋頭堡建設を進めながら、潜水艦により防衛ラインを形成し、アメリカ軍に対し阻止戦を展開する……。ヨーロッパでは、ジブラルタルをNATO軍に抑えられた大連合軍が、スカパフローに艦艇集結させる―――――!!