『日本独立作家同盟セミナー講演録(実用)』の電子書籍一覧
1 ~4件目/全4件
-
792円(税込)
面白い作品を作るだけじゃ売れない!ブログやSNSを使ったセルフ・ブランディングによる作家サバイバル術
KDP作家としても注目されるマンガ家の鈴木みそ氏と、デジタル時代の作家エージェント稼業を営む佐渡島庸平氏が、フリージャーナリスト・まつもとあつし氏と共に、「面白い作品を作れば売れる」という方程式が成り立たない現代の最新作家サバイバル術を語り尽す。Facebook、LINE、Twitter、メルマガなどの使い方、読者との付き合い方などを皮切りに、出版社との今後の契約はどうあるべきかにまで踏み込んで「作品を埋没させず、読者の目に留めてもらい、ヒットへとつなげていくことができるのか?」を本気で考える。
【目次】
なぜ売れない? 現在の出版市場の大変さ
ネットではセルフ・ブランディングにしか価値がない
作品のファンを作家のファンに転換する方法
「鈴木みそ」と「銭」の認知度を比較する
デビューできるのは創作力と制作力を兼ね備えた天才だけ?
呼吸するように書(描)ける人だけが作家になれる
プラットフォームよりブログで3年やってみる
原稿料という課金ポイントは過去のものになる
新しいキャッシュフローに対応できる作家は生き残る
作家と読者のコミュニティづくり1〈接触頻度を上げる〉
作家と読者のコミュニティづくり2〈メディアのつかい分け方〉
メルマガとLINEは読者にプッシュできる
作家と読者のコミュニティづくり3〈作家と作品の紐付け〉
他
(講演日2015年7月25日)
【著者】
佐渡島庸平
株式会社コルク 代表取締役社長。2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。井上雄彦、三田紀房、安野モヨコ、小山宙哉、伊坂幸太郎などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、クリエイターのエージェント会社、コルクを設立。現在、漫画作品では『オチビサン』『鼻下長紳士回顧録』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『テンプリズム』(曽田正人)、『インベスターZ』(三田紀房)、小説作品では『マチネの終わりに』(平野啓一郎)の編集に携わる。 http://corkagency.com/
鈴木みそ
漫画家。ちんげ教教祖。1963年静岡県下田市出身。美術予備校時代から編集プロダクションのライターとして雑誌作りに関わる。ゲーム攻略、記事、コラム、イラストなどをこなす。元編集者兼ライター兼イラストレーター。東京芸大油絵科除籍後、多忙すぎるプロダクションから独立。マンガを描く。1ページのルポ漫画から、広告マンガ、ストーリーマンガまで幅広く受け付けている。著書に『ナナのリテラシー』『限界集落(ギリギリ)温泉』など。Twitter: @MisoSuzuki 鈴木みそオフィシャルBlog『CHANGE』
まつもとあつし
フリージャーナリスト・コンテンツプロデューサー。ASCII.JP・ITmedia・ダ・ヴィンチ・毎日新聞経済プレミアなどに寄稿、連載を行う。著書に『知的生産の技術とセンス』(マイナビ/@mehoriとの共著)『ソーシャルゲームのすごい仕組み』(アスキー新書)など。東京大学大学院博士課程で、電子書籍をはじめとしたデジタルコンテンツや出版プラットフォームやメディアの学際研究を進める。法政大学社会学部兼任講師・デジタルハリウッド大学院DCM修士。http://atsushi-matsumoto.jp/ -
文芸で世界デビューのチャンスをつかめ! 中村文則等の実例を示しつつ、ジャンルやテーマの狙い方を解説
ニューヨークで文芸エージェントとして活動する大原ケイが、日本の作家が世界デビューするためのステップをエンタメ産業の視点から解き明かす。契約、印税、副次権などの金銭面、制作工程、流通、PRなどの導入面の他、エージェントの役割、ウケるジャンル、ストーリー、キャラクター構成を、中村文則、東田直樹、吉本ばなな等の実例を交えながら解説。第2部では、映画「かぞくのくに」のヤン・ヨンヒ監督、フリー編集者、出版プラットフォーム開発者とともに、デジタルの生かし方、心のパンツの脱ぎ方、人付き合いの大切さを語り合う。
【目次】
第一部
世界の書籍マーケット
今世紀の世界的ベストセラー
ベストセラー作家の稼ぎっぷり
日本の出版社と違うところ
アメリカで本が出せたら?
例外としてのHaruki Murakami
その他の日本人著者のケーススタディ
Gatekeeper
米インディー作家は…
売れているインディー作家の特徴
インディー作家のシンデレラ
どんな本なら売れるのか?
どういう本がダメなのか?
他
第二部
作家はみんな自転車操業?
ギャラを前借りして作る
出版社は何のプロ?
Kindleで5000万円を稼いだ作家のTips
出版社はインディー作家を狙っている
他
(講演日2015年7月11日)
【著者】
大原ケイ
日米で育ち、バイリンガルとして講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わり、2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。GoogleのブックスキャンプロジェクトやAmazonのKindle発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。ブログ(oharakay.com)やツイッター(@Lingualina)を発信中。
ヤン・ヨンヒ
1964年11月11日大阪府大阪市生まれ。ニューヨークのニュースクール大学大学院修士号取得。6年間ニューヨークに滞在後、初の長編ドキュメンタリー映画「ディア・ピョンヤン」を発表しベルリン国際映画祭ほかで受賞。2012年初の劇映画「かぞくのくに」を発表、ブルーリボン賞作品賞、讀賣文学賞ほか映画賞、文学賞多数受賞。
西野由季子
編集者。西野事務所株式会社代表取締役。1993年法政大学文学部卒業後、出版社勤務、フリーランス編集者/ライターとして書籍、ムック等に携わる。2012年より電子書籍の企画・編集・制作を始め、近年は商業誌、同人誌の漫画作品をフランス語圏に電子書籍としてプロデュースしている。NPO法人日本独立作家同盟理事。Facebook: https://www.facebook.com/yuki.nissy Twitter: @NishinoYukiko http://nishino-office.co.jp/
鎌田純子
1957年生まれ。北海道大学薬学部卒。1981年パイオニアLDC入社、レーザーディスクの市場導入に参加、映画作品のレーザーディスク化、マルチメディア作品の企画・制作に従事。1992年株式会社ボイジャーの設立に参加。CD-ROMやWEBのプロデュース、電子出版関連ツールの制作、販売を担当。株式会社ボイジャー、取締役企画室長等を経て、2013年10月、代表取締役就任。 -
WEBマガジン、キュレーションメディアのライターから、プロのライターになるために何をすればいいのか?
5W1Hは書けて当たり前。通り一遍の取材を超えて、取材相手当人すら気がついていなかった言葉をもらうために何をすればいいのか? 取材に同行する編集者やカメラマンの役割は何なのか? 予備知識を整理する4折メモや取材ノートの使い方を含めて、ライター業を知り尽くした古田靖が創作にもノンフィクションにも使えるプロのノウハウを解説する。好奇心を持て、相手をリラックスさせろ、読者を意識しろ、玄人ぶるな、出されたお茶は飲め、うなづきマンを連れて行け等、数々の成功例、失敗例が語られる(講演日2015年6月20日)
【目次】
第一部 文章講座第一回「取材のコツ、構成のキモ」
自己紹介
ライターとは何か(個人的定義)
ライターとは(本日の定義)
「得意」「専門」はほどほどに
書くだけなら誰でもできる
取材のススメ 取材力アップのススメ
取材とは仕入れである
仕入れ素材の決め方
原稿に登場しない3人のWhoで仕入れ方針を決める
①取材・執筆する「私」が文中に登場する場合
②取材相手が「私」として文中に登場する場合
③文中に一人称が登場しない場合
④創作の場合
原稿の一人称の具体例
取材の準備はこんな風にしています
4折メモにする理由
違いの出る取材 「取材の向こう側」への道はここから
「取材の向こう側」を見るために僕がやっていること
加工、構成について駆け足で
「取材の向こう側」について、もう一つ
原稿添削について
第二部 トークセッション「文章で食う。文章を食う。」
4折メモは必ず一つ
インタビュー時間は1時間まで
固い相手には雑談から入ることも……
忘れられない失敗
機先を一気に制する最初の一言
創作でも取材は必要
必要事項は早めに仕入れよう
大失敗転じて、大成功
リラックスしてもらい、徹底的に話してみよう
あえて黙ってみる
僕はゴーストライター?
3人のWho、使い分けのメソッド
自分から好奇心を高める
日常的な仕入れ活動
他人とは違うことに気がつきたい
Q&A
講演者プロフィール
NPO法人日本独立作家同盟について
【著者】
古田靖
1969年愛知県生まれ。名古屋大学工学部中退。ライター。電子雑誌トルタル編集長。1995年ライターとして活動開始。「大相撲」から「噂の真相」「大人の科学」までジャンル不問の30以上の雑誌、100冊前後の書籍・新書・電書・ムックに原稿を執筆。その他WEB、広告、チラシ、パンフ、占いアプリ、博物館の説明文など、文字あるあらゆる場所に出没している。著書は『アホウドリの糞でできた国』(アスペクト文庫)など。
仲俣暁生
フリー編集者、文筆家。1964年東京生まれ。『シティロード』『ワイアード日本版』などの編集部を経て、『季刊・本とコンピュータ』に参加(03?05年は編集長)。同誌終刊後、フリーランスで書籍やウェブサイトの企画・制作・編集にたずさわる。09年に株式会社ボイジャーと出版の未来を考えるWebメディア「マガジン航」を創刊。現在、編集発行人。著書『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)ほか。
波野發作
1971年東京生まれ、信州育ち。高校卒業後浪人業をこじらせたが、運よく大手出版社でバイトにありつく。その後、編プロや印刷会社で編集ライターとしての修練を積んだのち、独立して「本屋横丁」を起業した。SideBooksの開発にも関与。昨年、独立系兼業作家として勝手にデビューし、電子書籍、電子雑誌を中心に活動を開始した。『トルタル』、『マガジン航』、『月刊群雛』にも寄稿している。野良編集者としても現役。 -
セルフ・パブリッシングから4年で日本SF大賞を手にした作家、藤井太洋の実践的な創作ノウハウを知る一冊
通勤時間にiPhoneで書いたという初めての小説『Gene Mapper』から4年、藤井太洋は『オービタル・クラウド』で2015年日本SF大賞を受賞した! この間、藤井太洋はどのようにして構成力を上げ、筆力を磨いてきたのか。なぜ、iPhone、iPad、Kindle、文庫、単行本、あらゆる形態の本に文章を合わせられるようになったのか。デジタルメディアを使いこなし、セルフ・パブリッシングから商業出版へと進んだ藤井自身が作家志望者に向けて執筆ノウハウを実践的に解説する。(講演日2015年5月16日)
【目次】
第一部 電子出版、独立作家の執筆・出版手法
ご挨拶
執筆/編集
小説を書く前に ピッチ(梗概)を書いてみよう
要素を検討
視点
背景
文体
参考になる書籍
いつ書くか
続けるためのTip
小説の構成
テンプレートではない。パラダイムだ
より実践的に
ポリティカル・コレクトネス
文章力を付けるトレーニング
リーダビリティ:情報量
予感の文を効果的に
リフローで阻害されやすい文
推敲
工学的アプローチ
出版
「本」の4P Product, Price, Promotion and Place
「本」の情報
著者
ジャンルを味方に
広告
ソーシャルと「ホームページ」
プロであろうがなかろうが
第二部 藤井太洋×仲俣暁生×鷹野凌 “独立”を語る
独立作家のプロモーションではホームページが重要
確実に良くするために紙に印刷して赤字を入れよう
ハリウッド映画の三幕構成を試してみよう
好きな作家の作品を筆写してみよう
プロットを紙に書いてみよう
ジャンルを味方にしてみよう
読者が手にする形を意識して、書いてみよう
読んでほしくない人には届けない工夫をしよう
藤井さんの推敲手法を真似してみよう
海外ドラマでプロットを鍛えよう
講演者プロフィール
NPO法人日本独立作家同盟について
本冊子は、2015年5月16日に東京・渋谷で開催された日本独立作家同盟 第一回セミナー「電子出版、独立作家の執筆・出版手法」(講演 藤井太洋)をまとめたものです。
【著者】
藤井太洋
作家。1971年生まれ。2012年、電子書籍『Gene Mapper』をセルフパブリッシングして話題に。翌年、増補改訂版『Gene Mapper - full build-』を早川書房より刊行。2014年には『オービタル・クラウド』(早川書房)を発表、第35回日本SF大賞を受賞する。最新作は、個人情報の危機を描く警察小説『ビッグデータ・コネクト』 (文藝春秋)。
仲俣暁生
フリー編集者、文筆家。1964年東京生まれ。『シティロード』『ワイアード日本版』などの編集部を経て、『季刊・本とコンピュータ』に参加(03?05年は編集長)。同誌終刊後、フリーランスで書籍やウェブサイトの企画・制作・編集にたずさわる。09年に株式会社ボイジャーと出版の未来を考えるWebメディア「マガジン航」を創刊。現在、編集発行人。著書『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)ほか。
鷹野凌
NPO法人日本独立作家同盟理事長。フリーライター。ITmedia eBook USER、ダ・ヴィンチ・ニュース、INTERNET Watch、マガジン航などのWebメディアを中心に、著作権やセルフパブリッシング(自己出版)、電子出版、書評などの記事を数多く執筆。著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(インプレス)。ブログ「見て歩く者」: http://www.wildhawkfield.com/
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。