『新書、動物・ペット・植物、1円~』の電子書籍一覧
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犬への読み聞かせは子どもを読書へ誘い,生きづらさを抱える子どもは傷ついた動物をケアする中で学ぶ.保護犬を育て直して若者は生き直し,補助犬は障害のある人の人生を切り拓く.高齢者は犬や猫と共に充実した最期の日々を過ごす.人間にとっての動物の存在を国内外で30年近く取材した著者が,未来に向けて綴る.
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年間約三十万人いる予備軍
(プロローグより)
ペットを飼っている人で、いつか来る「その日」のことを考えない人はいないだろう。自分もそうだった。だが、いざ「その日」を迎えてみると、予想していたはずの衝撃に、ほとんど何の備えもできていなかったことを思い知らされた。
ミントが亡くなって2日後のことだ。冷蔵庫を整理していた妻が「こんなの買ったっけ?」と手にした「カブ」を見て、反射的に涙が出た。それはあの日、スーパーで買ったカブだった。 (略)精肉売り場で「大好きな鶏ナンコツなら食べられるかな。それとも目先をかえてラム肉にするか」などと考えていたときに、ミントは旅立ったのだ。この10分のロスのせいで、最期の瞬間に立ち会えなかった──。
カブを見て泣きながら、そんなことを一気に思い出した。思い出したから泣いたのではなく、身体が勝手に反応して涙が出た、という経験は初めてだった。(略)号泣する準備はできていなかったのだ。
これが「ペットロス」というものなのだとすれば、事前に思い描いていたものとは全く違う。何となく日常生活でミントの不在を感じるたびに寂しくなるのだろうと想像していたが、実際に我が身に起きた心と身体の反応は、自分で制御することが不可能なほど激烈で、空恐ろしい気すらした。
(略)
「ペットロス」とはいったい何なのだろうか。その衝撃を和らげる方法はあるのだろうか。そもそも「ペットロス」を乗り越えることは可能なのだろうか。
疑問は次々と湧いてくるが、インターネットで調べてみても、なかなか自分が必要としている情報には辿り着けなかった。この経験が本書の出発点である。 -
クワバカ――クワガタムシを愛し、人生のすべてを賭してしまった男たちのことだ。予備校をやめクワガタ採集にどっぷり浸かった男、採集のためにインドネシアへ移住した世界的コレクター。そんな男たちを取材するうちに著者自身もクワガタの沼へはまっていった。そして、そのクワバカたちにも底知れない魅力を感じていき――。少年時代を想起させ、なぜか羨ましさも感じさせる不思議な男たちを描く、傑作“昆虫”ノンフィクション。
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人の心を見透かしているようでもあり、まったくわかっていないようでもあり……。猫の心を知るには、猫の脳を知るべし!
ベストセラー『ざんねんないきもの事典』シリーズ、『わけあって絶滅しました』の監修者としても知られる動物学者の今泉忠明さんが、解剖学、動物行動学の知見を駆使して、猫脳の謎に迫る。かわいいイラストも満載!
第1章 猫脳はこうなっている
・人と猫の脳はよく似ている!
・優れている短期記憶
・レム睡眠が多い理由 など
第2章 猫の感覚はこうなっている
・視覚…なぜ暗闇でもよく見えるのか
・聴覚…パラボラアンテナの耳で超音波を感知
・触覚…ヒゲ、肉球は驚異のセンサー など
第3章 猫脳が示す習性と行動
・猫は孤独なハンター
・母猫から教わる4つのルール など
第4章 猫の「ココロ」 その世界を覗くと…
・知能は2歳児より上?
・猫にあるのは喜怒「愛」楽
・瞬時に入れ替わる4つの気分 など
第5章 猫と人はどうしたらうまくやっていけるか
・人の言葉はわかっている?
・犬のようなしつけができない理由
・猫が気まぐれにもワケがある など -
「犬をソファやベッドに上げてはいけない」「食事は必ず人が先でないと犬が家族を下に見る」「噛んだら仰向けにして指を入れてキャン!と言わせればいい」「散歩での“引っ張りグセ”は直さないといけない」…どれも古い常識です。意味のないダメ出しはストレスや、ひどい場合はトラウマになり問題行動を引き起こします。「庭にいる番犬」から「リビングにいる家族のような存在」へと変わってきた愛犬との新しいしつけの方法を、2,100頭の犬と向き合ってきた名トレーナーが公開。
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空前のペットブームと言われるなか日本ではいまだ年間6万匹もの犬や猫が殺処分されているという現実がある。
この悲惨な状況を少しでも変えていこうと精力的に活動を続ける女性――
それがNPO法人・犬猫みなしご救援隊の代表・中谷百里さんそのひとだった。中谷百里さんの活動を追いつつ犬と猫、さらにはその向こうにいる「人間」の問題により深く迫る!
多頭飼育崩壊の現場では大量に増えた犬や猫だけでなく飼い主である人間の社会からの孤立も問題に。
東日本大震災で被災した犬や猫が飼い主から離れて暮らす現実。少しでも大切な命を救うために中谷さんがとった行動。
本書では、番組で紹介された内容をさらに深く掘り下げて紹介! -
うちの子であるペットは人間同様に極楽へ行けるのか? そう考えると眠れなくなる人も少なくないらしい。この問題に真っ正面から取り組んで現代仏教の役割とその現場を克明に解き明かしていく。ペット塚は歴史の始まりからあり、現代ではAIBOだって手厚く葬られている。
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忠誠、頑固、質実剛健……世界を夢中にさせる「孤高の日本犬」のすべて
いま、秋田犬が世界的なブームとなっている。
凛とした佇まい、「忠犬ハチ公」に象徴される忠実な性質……そんな特徴が評価され、大人気となっているのだ。
プーチン大統領「外見はかわいくとも真剣な犬なので、常に尊敬の念を持って当たらなければならない」。
ヘレン・ケラー「他の犬には絶対に同じだけの優しさを感じることはない」。
リチャード・ギア「高潔な日本の犬」「孤高の秋田犬」。
白鵬「日本の国技は相撲、日本の国犬は秋田犬です」。
……秋田犬に特別な思いを寄せる海外の著名人は、枚挙に暇がない。
実際、ロシア、アメリカ、ヨーロッパなどでは秋田犬の飼育頭数が順調に増え、日本をはるかにしのいでいる。すでにイタリア1国だけで、年間出産頭数は日本を上回っているほどだ。ペットブームに沸く中国でも秋田犬は大人気。1頭1千万円以上で取引されるケースが出ているほど過熱している。
その一方、秋田犬は日本の天然記念物であるにもかかわらず、日本国内では飼育頭数が減少の一途をたどり、存亡の危機に瀕している。
秋田犬はどのようにして日本で誕生したのか、戦前・戦時中に直面した「犬種」としての危機、戦後の長い「復元」の道のり、そして「忠犬ハチ公」の真実とは? -
勝手気ままなネコたちは、いかにして愛すべき隣人になったのか?
砂漠を生きる野生ネコが、コタツで丸まるネコになるまでの謎を解く。
人と共存する生き物のなかで、唯一「単独性」があり、狩人の技を持つネコ。
その祖先は犬と同じ「ミアキス」であり、現存する約30種のネコ類のうち、
リビアヤマネコだけがイエネコへと進化した。
ヒトの手により家畜化されたイヌとはちがい、社会性がありリーダーを立てて生きる犬と違い、
野生ネコを手なずけ、ペットにするのは困難だ。
ネコが誕生する歴史を紐解くと、
ネコが自ら人へ歩み寄った、ある時代の局面へとたどりつく。
勝手ままなネコたちは、
いかにして人と共生する道をたどったのか?
本書では、ネコの進化の謎から、中世の世界を旅したネコの受難、
日本のノラネコたちの謎多き暮らしぶりまで、
ネコが人を魅了し続ける歴史とそのひみつを探る。
【電子書籍版のみカラー写真掲載】 -
世界第3位の経済大国「現代にっぽん」は、国際比較すれば、東京オリンピックを目前に控え、確かに豊かで銀座の街中の残飯を食い争う猫も見受けなくなった整除された社会環境である。
人間は、もともとヤマネコであった猫を飼いならし、ペットとして寵愛してきた。近年は猫ブームが巻き起こっているが、その裏では年間7万頭の猫が殺処分されている。人間の身勝手な寵愛と裏腹の“飼い捨て”が生んだ結果である。
猫にとっての天国は都会にはない。むしろ少子高齢化が象徴的にすすむ島々こそ猫にとってのパラダイスなのである。北海道から沖縄までの10の猫島と人々の暮らしの実像に迫ったノンフィクション! -
愛らしい姿に「この美しい生き物がそばにいることの奇蹟と幸福」をしみじみ感じることはありませんか。ときに猫は人生の何よりのなぐさめになります。かわいい猫をバッグに忍ばせ、どこへでも連れて行くことができたら、どんなにいいでしょう。現実の猫は狭いところに押しこめられて移動することを嫌うのでとても無理ですが、本書ならそれが可能です。147の表題句のみならず数百の引用句のすべてが猫・猫・猫。どのページから読み進めても愛らしい姿を見せます。猫好き、俳句好きのための前代未聞の猫アンソロジー。
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恋、嫉妬、ときどき仮病…その心理、まるで人間!?複雑で愛おしいインコの世界。周りから浮かないように空気を読んで振舞ったり、相手を束縛するほど激しい恋に落ちたり、チヤホヤされたくて仮病を使ったり……。飼い鳥として最も身近なインコには、実は驚くほどの「脳力」があり、まるで人間と見紛うような複雑な心理を持っています。本書は、知っておきたい健康管理術から気持ちを読み取る方法、インコの本当の幸せまでを科学の目線で解き明かします。イヌでもネコでもウサギでもなく、インコが好きな人におくる、インコの教科書、決定版。
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人間には見えない色が見える「チョウ」や「鳥」、夜目が利く「ネコ」、速く動くものは見えない「カタツムリ」など、同じモノを見ていても見え方が違う生き物たち。そんな彼らの「見えている世界」を通じて、この世の中がいかに多様な世界で満ちているか、私たち人間はその“ほんの一部”しか見えていないかを教えてくれる、読むほどにワクワクする科学エンターテイメント!
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人類1万年の友の秘密を私たちはまだ知らない。ねこ(の原種)と人類が出会って、およそ1万年。媚びない、群れない、焦らない……。自由きままに生きているように見えますが、私たちはねこのことをまだあまりよく知らないのではないでしょうか。どんな一生を送るのか。どんな喜怒哀楽に身を任せているのか。どんな恋をするのか。なぜ魅力的なのか。そんな数々の疑問にネコ博士の山根明弘さんが答えてくれます。山根さんは7年間にわたるフィールドワークによって、ねこの生態を探究した動物学者です。生態学や遺伝学の見地から「ねこの生き方」が科学的に解き明かされていきます。
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愛犬との暮らしが100倍ハッピーになる!
2012年3月から週刊ポストで連載スタートした趣味コラムの「イヌのホンネ」。犬の飼い方の基礎知識や生態などを分かりやすく解説しているが、ペットを飼っていなくても読み物として充分楽しめる内容になっている。また、犬と一緒に暮らす幸せや効用なども、様々なデータを使って紹介。そもそも西川氏は博報堂のコピーライター出身で、それまでのペット本とは一線を画した、大変ユーモラスな文章で構成し、楽しみながらいつの間にか犬のことがよ~く理解できている・・・というコンセプトで執筆した一冊である。また、飼い主同士の恋愛など、人間側の興味深いデータなども紹介している。 -
殺処分ゼロの実現に「足りないのは愛情ではなくシステム」と考えた筆者は、民間の保護団体から希望者(里親)がペットを譲り受ける新しい流通ルート「保護猫カフェ」を定着させようと活動してきました。同様のコンセプトで考案したのが「猫付きシェアハウス」「猫付きマンション」です。――ソーシャルビジネスの手法で猫の保護活動に取り組むNPO法人代表と、不動産研究の第一人者がコラボした猫と人との共生を考える一冊。
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どんなにしつけても、ウチのイヌはなぜあたりかまわず吠えるのか、なぜ他のイヌとうまく付き合えないのか――イヌの問題行動の原因を動物行動学や認知科学の観点から解明する。
どんなにしつけても、ウチのイヌはなぜあたりかまわず吠えるのか、なぜ他のイヌとうまく付き合えないのか――イヌの問題行動の原因を動物行動学や認知科学の観点から解明する。 -
猫しか知らない秘密、教えます
動物学者が明かす「猫に愛される人」になる方法
どうして猫は気まぐれなの? ノラ猫たちは夜中に集まって何をしているの?
猫はおよそ1万年も昔から人と暮らすようになりましたが、まだまだ多くの「ふしぎ」があります。
また、あまりにも身近なために私たちは人と猫の気持ちは違うということも忘れがちです。
本書では、気まぐれな性格や突飛な行動にかくされた猫の秘密を科学的に解き明かします。
知れば知るほど猫の気持ちがわかり、そしてもっと親密になれるでしょう。
「猫に愛される人」とは猫を知り尽くした人なのです。 -
「犬は自分で生き方を決められない動物」です。犬と人との幸せな生活の鍵は、他ならぬ私たち人間が握っているのです。「飼い犬の品格」=「飼い主の品格」。主役はあくまで人間、犬は一生末っ子が幸せ。知っていそうで案外知らない、犬を可愛がる新常識、新マナー、新しいしつけがわかる!
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