『政治、501円~800円、3か月以内(実用、新書)』の電子書籍一覧
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今週の週プレは、
“令和のグラビアクイーン”横野すみれの表紙&巻頭グラビア、
福岡みなみの完璧スタイルに超ド迫力Iカップの奥村梨穂、
「ミスマガジン2022」グランプリ、瑚々の173cmダイナミックボディも必見!
もし「1ドル200円」になったら俺たちの生活に何が起こる!?
サッカー五輪最終予選“ドーハの完勝”の裏側、
ドジャース大谷翔平が目指す“異次元記録”とは?
※本誌グラビアの未公開カットで構成したデジタル写真集よりセレクトした特典カットをデジタル版限定で追加収録しています。 -
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【第1特集】誤解だらけの「女性活躍」 女性を伸ばす会社、潰す会社
PART1 女性活躍「格差」
[プロローグ]2030年、女性を活かせない会社が陥る窮地
「女性1人」でも反対票 「女性役員」めぐり厳格化する機関投資家の目
[インタビュー]ブラックロック・ジャパン インベストメント・スチュワードシップ部長 江良明嗣/インベスコ・アセット・マネジメント 運用本部 日本株式運用部 ヘッド・オブ・ESG 古布 薫
トップが本気なら役員や部長もついてくる 社内登用はこうすれば進む 越 直美
独自集計! 女性活躍「先進」「後進」企業 ランキング100 総合ランキング/男女賃金差/女性管理職割合/勤続年数男女比/主要8業種
担当役員を直撃! 先進企業の「自信」 後進企業の「反論」
メガバンク「一般職」廃止の実態
[インタビュー]カルビー代表取締役社長兼CEO 江原 信 「トップの意識はマストだがそれだけでは空回り」
JAL 「初の女性社長」の内実
男性育休は若者の常識、企業の非常識?
PART2 女性の「本音」に解がある
本誌アンケートに寄せられた女性活躍めぐる1825件の声 「シラケる女性」と「戸惑う男性」
先進企業の好事例に学べ ここまでやるか!「スゴい女性活躍」
女性管理職比率と業績には「正相関」 川口 章
弁護士は見た! 「女性を潰した」企業事件簿 長谷川悠美
妻の駐在に同行する「駐夫(ちゅうおっと)」の生活とキャリア 小西一禎
増える企業の「卵子凍結」補助
大学の理工系学部で広がる「女子枠」入試
[エピローグ]女性を潰す企業からは男性も逃げていく
[インタビュー]SWCCグループCEO 長谷川隆代
【第2特集】日の丸電池 反撃の狼煙(のろし)
投入近づく全固体電池 切り札を手にする企業は
[インタビュー]パナソニック エナジー CTO 渡邊庄一郎/AESC CEO 松本昌一/ジーエス・ユアサ コーポレーション 社長 村尾 修
【産業リポート】イトーヨーカ堂 後手に回ったリストラ 迷走の末の「 分離」
「食品スーパー」に生まれ変わる条件
[インタビュー]イトーヨーカ堂 社長 山本哲也
【スペシャルインタビュー】英 フィナンシャル・タイムズグループ CEO ジョン・リディング もはや新聞社ではない「マルチメディア企業」だ
連載
|経済を見る眼|柳川範之
|ニュースの核心|山田雄大
|編集部から|
|ニュース最前線|
|トップに直撃|キリンホールディングス 社長COO 南方健志
|フォーカス政治|牧原 出
|マネー潮流|森田長太郎
|中国動態|益尾知佐子
|財新 Opinion &News|
|グローバル・アイ|マーク・ジョーンズ
|Inside USA|瀧口範子
|少数異見|
|シンクタンク 厳選リポート|
|ヤバい会社烈伝|金田信一郎
|知の技法 出世の作法|佐藤 優
|経済学者が読み解く 現代社会のリアル|高野佳佑
|話題の本|『静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと』著者 金間大介氏に聞く ほか
|名著は知っている|
|社会に斬り込む骨太シネマ『マリウポリの20日間』|
|PICK UP 東洋経済ONLINE|
|ゴルフざんまい|佐藤信人
|次号予告| -
認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方 -
1963年、世紀の暗殺事件の秘密に近づきすぎた悪党(ギャング)がいた――
ハメット賞受賞作。
1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた――MWA賞受賞作家の話題作。 -
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== 特集 ==
最新版 消滅する市町村 744全リスト
◆『地方自治体「持続可能性」 分析レポート』
――地域特性に応じた人口減少対策が必要▼三村明夫+人口戦略会議
◆データ解説
新たな「消滅」、半数が北海道・東北▼本誌編集部
◆全国1729自治体の9分類データ
◆〔対談〕人口減を止められなかった10年
――外国人・寄合・デジタルは救いとなるか▼増田寛也×宇野重規
◆10年前のショックを糧に
消滅可能性都市から脱却した豊島区がいま目指すもの▼高際みゆき
◆人口増加は結果、目的ではない
東日本大震災があっても健闘の女川町▼須田善明
◆人口減少率最大の秋田県、「資源県」の強みを活かす▼佐竹敬久
◆多国籍タウン・大久保と向き合って
図書館は移民のシェルターになれる▼米田雅朗
◆〔座談会〕結婚に恋愛は必要か
――少子化対策への手がかりを探る▼牛窪 恵×山田昌弘×干場弓子
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【時評2024】
●故意の「付随的被害」? ガザが示すAI軍事利用の危険▼三牧聖子
●『複合不況』から32年、新たなバブルは発生するか▼牧野邦昭
●国立追悼施設の建設を再び考えるとき▼辻田真佐憲
◆プリキュア「女の子だって暴れたい」から20年
21世紀型アニメヒロインが大人をもひきつけるわけ▼鷲尾 天 聞き手:鈴木美潮
== 特集 ==
不適切で輝いていた昭和
◆〔対談〕ハラスメントは減ったかもしれないが……
職場の環境はよくなったのか?▼河合 薫×常見陽平
◆令和の若者にウケるわけ
昭和レトロはどこに向かう▼高野光平
◆田中角栄、山口百恵はもう現れない
カリスマなき時代政治も歌もチームで勝負▼枝野幸男
◆〔対談〕暴言もあれば共感もあった
令和の政治家は言葉の力を取り戻せるか▼御厨 貴×東 照二
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◆科学の通説はなぜ否定されるのか
生き残る地球平面説▼松村一志
◆伝統宗教が地方で腐る
――自浄作用なき「聖域」で起きていること▼広野真嗣
《好評連載》
●学問と政治~新しい開国進取【第19回】
学問の自由のありがたさ 日中歴史共同研究で痛感▼北岡伸一
●皇室のお宝拝見【第3回】藤原定家筆《更級日記》▼本郷和人
●文品 藤沢周平への旅【第14回】権力への階段――『風の果て』▼後藤正治
●炎上するまくら【第90回】「笑点」新メンバー決定!▼立川吉笑
《連載小説》
●地上の楽園 【第3回】▼月村了衛
●美土里俱楽部【第13回】▼村田喜代子 -
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●『地方自治体「持続可能性」 分析レポート』
――地域特性に応じた人口減少対策が必要
三村明夫+人口戦略会議
●データ解説
新たな「消滅」、半数が北海道・東北
本誌編集部
●全国1729自治体の9分類データ
●〔対談〕人口減を止められなかった10年
――外国人・寄合・デジタルは救いとなるか
増田寛也×宇野重規
●10年前のショックを糧に
消滅可能性都市から脱却した豊島区がいま目指すもの
高際みゆき
●人口増加は結果、目的ではない
東日本大震災があっても健闘の女川町
須田善明
●人口減少率最大の秋田県、「資源県」の強みを活かす
佐竹敬久
●多国籍タウン・大久保と向き合って
図書館は移民のシェルターになれる
米田雅朗
●〔座談会〕結婚に恋愛は必要か
――少子化対策への手がかりを探る
牛窪 恵×山田昌弘×干場弓子 -
公刊資料を処理することによって、対象国の意図や能力を考察・分析する。こうした情報活動は、教科書を通り一遍読んだから即出来るものではない。数十年にわたる地道な努力の繰り返しと試行錯誤の結果、何とか会得した「奥義」がものを言う世界で、「知恵の戦い」の現場であった。これは〝007のいない情報活動〟に関する記録である。
誰も皆、情報を重要というが、誰も情報を重視していない。これが、四半世紀にわたり情報活動に携わった私の結論である。防衛省・自衛隊において、ひいては日本政府、日本人という民族が抱える問題点であろう。しかも、様々な改革が試みられながら、一向に改善がみられない。これは、日本の文化に起因する問題なのか、日本人の気質によるものなのか。あるいは情報に係わる機構や制度の問題なのか。在職中も、そして退職後も抱き続ける疑問となっている。(本文より) -
急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。グローバル企業の実像を追った。
編集部から ~あとがき~
ユニクロ(ファーストリテイリング)を記事にするにあたって、柳井正会長兼社長の著作を何冊か読み直しました。『一勝九敗』『現実を視よ』『成功は一日で捨て去れ』……。どれもとても面白い。論理的な思考、理知的な語り口、経営への情熱。正直、日本の経営者でここまで読ませる人は少ない。この企業の強さと独自性をあらためて認識しました。しかし、です。長時間労働の実態や上意下達の企業風土については経済ジャーナリズムとして、ぜひとも指摘しておきたい事柄です。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい、そう考えました。なお同社はこちらの取材要望にきちんと対応してくださったことを明記しておきます。 -
安倍総理が進める「アベノミクス」の影響で円安・株高が定着。週刊誌には「安倍バブル」の言葉が躍る。日本経済はこれからどう動くのか。財政再建は大丈夫か、物価目標2%の導入で金利は上昇しないか。先行きを読む1冊です。
安倍総理が進める「アベノミクス」の影響で円安・株高が定着。週刊誌には「安倍バブル」の言葉が躍る。日本経済はこれからどう動くのか。財政再建は大丈夫か、物価目標2%の導入で金利は上昇しないか。そんな期待と不安から「バブルは再来するか」との総力特集を組んだ。現役大臣の論考のほか、ハイパーインフレの危険性を指摘する藤巻健史氏に中長期展望を聞いた。また、世界的に有名な投資家ジム・ロジャーズ氏に緊急取材し、株式市場を含め日本経済の現状を分析していただいた。特集では、なおも火種が消えていない尖閣問題を中心に、新リーダーをむかえる隣国との付き合い方を「中韓と闘う安倍外交」として考えた。潮目が変わり、われわれの生活にも影響は及ぶはず。先行きを読む1冊です。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
突然はじまる介護生活
本書で「困った」をぜんぶ解決!
2025年、団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者になります。
75歳を超えると要支援・要介護の割合が一気に上昇。
介護生活は誰にでも起こりうるのです。
はじめての介護は突然やってくることが多く、
手続き、制度、サービス、お金のことなどではじめて知ることも多くあり、
たくさんの「困った」が出てくるはず。
本書では、専門家たちが介護にまつわる制度、手続きなどの基本、お金の話、
介護生活をサポートしてくれる商品、介護施設の選び方など、
さまざまな方面から介護について解説していきます。 -
東南アジアの軍事政権下の国で、民主化運動に巻き込まれた二人の若者を通し、「民主主義は人を幸せにできるか」を問う国際謀略小説。
軍事政権下の東南アジアの国から日本に留学したピーター・オハラは、大学で政治活動に情熱を注ぐ犬養渉と意気投合した。父・ジミーが祖国の民主化に向け、大統領選に出馬することを知ったピーターは、父の選挙を応援するため、渉とともに帰国する。しかし、人々の期待を一身に背負ったジミーが、凶弾に斃れてしまう。ジミーの遺志を継いだピーターと渉は、大国の思惑による国際政治の残酷な現実に対峙していく――。 -
給料は下がるのに、物価は上がる――
「最悪の未来」(スタグフレーション)を回避するため、
日本はいま、何をするべきなのか?
コメンテーターとして、テレビ・ラジオに引っ張りだこの著者が、
「日本経済を復活させる」唯一の方法を初めて明かす!
本書では、多くの日本人が衝撃を受けるであろう真実を提示しています。
それは「日本の高度経済成長は単なる偶然だった」ということ――。
私たちはこの”間違った成功体験”に固執しすぎるあまり、
沈みゆく経済を前にしても、効果的な対策を講じられなかったわけです。
日本経済に対して正しい認識を持てば、
自ずと「経済復活の処方箋」が見えてくるのです。 ――著者
【目次・内容例】
第1章 日本は「経済政策」では復活しない
・結局、どの政権でも「低成長」
・「現役世代の消費低迷」という大問題
・「新しい資本主義」も期待できない
……
第2章 高度成長は“単なる偶然”だった
・中国の失敗による「ライバル不在」
・日本は「輸出+消費」のハイブリッド
・「政府に頼らない産業ばかりが生き残る」という皮肉
……
第3章 IT拒否社会ニッポン
・なぜ、日本でイノベーションが生まれないのか?
・「IT化の遅れ」が経済衰退のきっかけ
・「組織文化」がIT化を妨げる
……
第4章 日本は製造業大国ドイツになれるのか?
・半完成品を売る日本、最終製品を売るドイツ
・日米貿易摩擦で日本が見せた驚くべき反応
・ドイツの巧みな外交戦略
……
第5章 経済成長のエンジンとしての「消費」
・「円安がメリット」の時代は終わった
・「将来が不安」だと人はお金を貯め込む
・異質な「人件費削減策」がもたらしたもの
……
第6章日本が成長する唯一の方法
・世界はブロック経済に向けて動き出している
・輸出立国を続けるには中国に従うしかない
・「1億人の国内消費」を喚起するのがもっとも効率的
…… -
どさくさ紛れの法改悪、水道・食料・デジタル通信の危機……。政府が隠す「国民の不利益」 はこう見抜け!
『日本が売られる』『デジタル・ファシズム』『ルポ 食が壊れる』など、数々のベストセラーで注目される国際ジャーナリストが、丹念な取材と調査と分析を重ね、「お金・人事・歴史」の3つから、違和感の裏側を徹底的に暴き、未来を選び取る秘策を明かす! 内容の一部 ●報道されないもう一つの「裏金システム」 ●大きな悪事を、一般人に気づかせないテクニック ●ゆうちょ、年金、次は新NISAで預貯金いただきます ●防衛費のために通信インフラ(NTT)売ります ●世界一のインフラ技術と「水道管がボロボロ」の違和感 ●大事な農地がどんどん売られる ●なぜガザの建物は全て破壊され、住民は皆追い出されるのか? ●「今を生きる」で未来が創れる ――日本人の精神性が世界を救う。 -
事故死した青年が「少年」に異世界転生し、後の「神帝」と呼ばれる英雄譚!
異世界に転生した少年アルムスは、運悪く森の聖域を侵してしまう。しかもその地に住むグリフォンから、聖域に捨てられた子供達の面倒を押しつけられる。仕方なく前世の知識と経験を活かし村の再建を目指すのだが…。 -
シリーズ14冊550円~968円(税込)レーベル: WedgeONLINE PREMIUM出版社: ウェッジ【WedgeONLINE PREMIUM】
昭和を引きずる社会保障 崩壊防ぐ復活の処方箋【特別版】
「失われた30年」
“平成”という時代を総括するときにしばしば用いられるこの言葉にはどこか、“昭和”という時代を礼賛する響きがある。
たしかに、敗戦後の焼け跡から国を再興し、経済面では、世界首位の米国に肉薄した輝かしい時代だった。そして、バブル崩壊によりその輝きが手からすり抜ける悔しさを味わった時代でもあった。
高度経済成長期の幻想を追い求め続けた「平成」が終わり、「令和」の時代が幕を開けた今、我々は新たな日本の未来を描くべきだ。
今や国の基盤となった「社会保障制度」も昭和の時代に形作られた。1946年(昭和21年)公布の日本国憲法に「社会保障」という言葉が用いられたことでその概念が広まり、昭和30~40年代の国民皆保険・皆年金の整備、老人医療費の無料化、児童手当の創設等により制度拡充が図られた。まさに、人口増加と経済成長を下支えに「風呂敷を広げた」時代である。
「福祉元年」と呼ばれ、現在の社会保障制度体系がほぼ整った73年(昭和48年)、第一次オイルショックが勃発し、高度経済成長は終焉に向かう。それから今日に至るまで、年金制度へのマクロ経済スライドの導入や、高齢者医療費の自己負担率引き上げなど、様々な制度見直しを迫られた。特に、少子化による負担者の減少と、平均寿命の伸びによる給付額の増加は、制度創設当時には想定しきれなかった事態といえる。
2008年をピークに、日本の総人口は急降下を始めた。現在約1億2500万人の人口は、2100年には6000万人を下回り、半分以下となる見込みだ。人口増加を前提とした現行の社会保障制度は既に限界を迎えている。昭和に広げすぎた風呂敷を畳み、新たな仕組みを打ち出すときだ。
社会保障に「特効薬」はない。だが、昭和的価値観から脱却し、現状を受け入れることで、その糸口が見えてくる。これから示す「処方箋」が、新たな時代の社会保障へとつながっていくことを期待する。
月刊誌『Wedge』2021年5月号(4月20日発売)の特集「昭和を引きずる社会保障 崩壊防ぐ復活の処方箋」に同誌22年8月号(7月20日発売)の「子育て支援」や「女性活躍」を“理念"や“主観"だけで語るな」(東京大学大学院経済学研究所教授・山口 慎太郎氏、京都大学公共政策大学院 教授・奈良岡 聰智氏)の記事を加えた特別版です。
Part 1:介護
介護職員が足りない! 今こそ必要な「発想の転換」
編集部
Part 2:人口減少
新型コロナが加速させた人口減少 “成長神話"をリセットせよ
森田 朗(東京大学名誉教授)
Part 3:医療
「医療」から「介護」への転換期 “高コスト体質"からの脱却を
土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授)
Part 4:少子化対策
「男性を家庭に返す」 これが日本の少子化対策の第一歩
山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科教授)
Part 5:歴史
「人口減少悲観論」を乗り越え希望を持てる社会を描け
鬼頭 宏(上智大学経済学部名誉教授)
Part 6:制度改革
分水嶺に立つ社会保障制度 こうすれば甦る
島澤 諭(中部圏社会経済研究所研究部長)
COLUMN:高齢者活躍
お金だけが支えじゃない 高齢者はもっと活躍できる
編集部
Part 7:国民理解
「国家 対 国民」の対立意識やめ真の社会保障を実現しよう
西村周三(京都先端科学大学経済経営学部教授)
SPECIAL_OPINION
「子育て支援」や「女性活躍」を“理念"や“主観"だけで語るな
Part 1:少子化対策は将来への「投資」 エビデンスに基づいた政策を
山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科 教授)
Part 2:日本に蔓延る女性差別意識 「女性活躍」を名ばかりにするな
奈良岡聰智(京都大学公共政策大学院 教授)
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・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。