『政治、晶文社、0~10冊(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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暗躍する現代のソフィストたち。2500年前の技術に――
現在のあなたも操られている。
なぜ、あの男の話を皆が信じるのか? なぜ、事実は容易に否定されるのか?
なぜ、対立が激化し話が通じなくなるのか?
トランプ大統領の放言から企業による扇動まで、
分極化の背景で機能している恐るべき「説得術」を徹底解体。
[概要]
民衆のポピュリズム化、湧き起こる陰謀論、たび重なる政治的分断。
数々の混乱の「設計図」は紀元前5世紀に完成していた。
メディアが増幅する「熱狂」の正体は何か。
アテネを破滅させた古代の言語による心理操作術=「レトリック」から、
現代に覆いかぶさる言説構造の裏側を暴く。
[目次]
はじめに:バイブル・ベルトで育った私の生い立ち
第1章:二つの真実の物語――過去と現在
真実とは何か/真実と勝利/真実と自然に湧き出る言葉
第2章:事実と言葉――陰謀論が生まれる理由をゴルギアスの弁論から考える
現実を否定する方法/事実と媒体/ジャンルの混同
第3章:レトリックが現実を形づくる:言葉が果たす役割を
プロタゴラスの弁論から考える
物語を語る/幅広い意味を持つ「アメリカ」という言葉
ある物を別の物に置き換えて考える/アメリカという国家を
企業に置き換えて考える/戦争という隠喩との闘い
第4章:深く根づいたイデオロギー:アルキビアデスの言葉の奥にあった考え方
マイクの前で怒る親/アメリカというイデオロギー/議論の仕組み
第5章:操られやすい人々:カリアスを惑わした言葉
間違った判断を招く価値観/感情に訴えかける
第6章:意見の相違への対処:アスパシアの問いかけ
意見の相違の重要性/意見の相違に問いを投げかける
銃に関する意見の相違
結 論:二極化する時代にレトリック思考をもつ
・レトリック思考を身につけるために
・レトリック思考をもつために注目すべきポイント(早見表)
・用語集
・謝辞
・原注
・索引 -
自衛隊と憲法の関係について関心が高まり、憲法改正に関する議論も活発になった。
しかしその内容は、理性的・合理的な議論とは程遠いものが多い。自衛隊違憲説に
長い歴史があるのと同様、自衛隊を現行憲法の枠内で説明しようとする政府解釈にも
精密な議論の積み重ねがある。改憲の是非を論じるためには、憲法の条文やこれまでの
議論を正しく理解することが必要だ。憲法と自衛隊の関係について適切に整理しつつ、
改憲をめぐる議論についてもポイントを解説。9条をはじめとする、
憲法改正の論点がスッキリと理解できる、全国民必携のハンドブック。 -
ほんとうに若者たちは政治に無関心なのか?
伝説的サブカル雑誌から「若者の政治離れ」の源流に迫る。
「政治に関心がない」とされがちな若者の第一世代である「しらけ世代」。だが、彼らはほんとうに政治や社会運動に関心がなかったのか? そして、なぜ現在に至るまで非政治的だとみなされているのか? 糸井重里、橋本治が編集に参加し、YMOやタモリもたびたび登場した伝説的サブカルチャー雑誌『ビックリハウス』 (1974―85)から、「若者」たちの心のうちと彼らの“運動”の実態、その意図せざる帰結を実証的に明らかにする。
各メディアで活躍する社会学の新鋭が「若者の政治離れ」の源流に迫る渾身の一冊。
◉目次
『ビックリハウス』ギャラリー
はじめに
第1部 日本人は政治と社会運動に背を向けたのか?――問題意識・先行研究・方法と事例
1 消費社会と私生活主義は日本人を政治から遠ざけたのか?――問題意識
1−1 消費社会と私生活主義
1−2 六〇―八〇年代における社会意識と政治参加の動態
1−3 私生活主義と政治への忌避を代表する存在としての「若者」
1−4 本書の構成
2 「雑誌の時代」と『ビックリハウス』――先行研究
2−1 なぜ雑誌なのか――読者共同体の緊密なコミュニケーション
2−2 私生活と公的関心の入り交じる場としてのサブカルチャー雑誌――『面白半分』『話の特集』『宝島』
2−3 政治性・対抗性を「見過ごされた」サブカルチャー雑誌『ビックリハウス』
3 事例、方法、分析視角
3−1 事例――雑誌『ビックリハウス』
3−2 方法――雑誌の計量テキスト分析と内容分析
3−3 分析視角――戦争、女性、ロック
第2部 戦後社会の価値変容――戦争経験、ジェンダー、ロックの視点から
4 語りの解放と継承のずれ――「戦後」から遠く離れて
4−1 七〇年代以降の反戦・平和運動と方法をめぐる是非
4−2 『ビックリハウス』における戦争の語り
4−3 「戦後」から遠く離れて
5 女性解放――運動がなしえた個人の解放、解放された個人への抑圧としての運動
5−1 同時代の雑誌上における女性表象の両義性
5−2 「個の解放」への真摯さと「性の解放」の挫折
5−3 解放の過程にある女性たち
6 「論争」から「私的」へ――みんなで語るそれぞれのロック
6−1 『宝島』と対抗文化としてのロック
6−2 『ビックリハウス』はロックをどう「論争」したか
6−3 「人それぞれ」の読者・編集者共同体
第3部 みんなの正しさという古い建前、個人の本音という新しい正義
7 社会運動・政治参加――規範と教条主義に対する忌避・回避
7−1 政治への関与を辞さないサブカル雑誌
7−2 『ビックリハウス』の政治関心
7−3 「べき」への忌避、「主体性」の尊重、「共同体」の隘路
8 「差別」が率直さの表明から不謹慎さを競うゲームになるまで
8−1 マイノリティへの本音という対抗の実践
8−2 『ビックリハウス』におけるマイノリティと差別
8−3 表現規制へのカウンターから過激さの競争へ
9 自主的で主体的な参加の結果、「政治に背を向けた」共同体
9−1 若者の生の声としての『ビックリハウス』
9−2 若者の主体性を歓迎する共同体としての『ビックリハウス』
9−3 「書くこと」がもたらした解放とその行方
10 意図せざる結果への小路――考察と結論
10−1 本書の知見がもつ普遍性
10−2 時代論・世代論への反論
10−3 「人それぞれ」を超えて
おわりに
参考文献
付録 『ビックリハウス』頻出語リスト -
国会でも会社でも商店街の会合でも
そして学校のなかでも、
人間の行動には同じ力学=「政治」が働いている……
いまを生きるわたしたちに必要なのは
半径5メートルの安全保障 [安心して暮らすこと] だ!
学校生活のモヤモヤを政治学から見てみると、
わたしたちはとっくに政治に巻き込まれていた!
◆自治:女子の靴下だけ黒限定のトンデモ校則
◆議会:かみ合わなくてイライラがつのる学級会
◆多数決:むりやり感あふれる過半数ルール
◆公平:不登校を「ズルい」と思ってしまう気持ち
◆支持:意見を言えない人はどうする?問題
心をザワつかせる不平等も、友だち関係のうっとうしさも、孤立したくない不安も……
教室で起きるゴタゴタには、政治学の知恵が役に立つ!
学校エピソードから人びとのうごめきを読みといて、社会生活をくぐりぬけていこう。
人が、社会が、政治が、もっとくっきり見えてくる。
「安全保障、といっても軍備や国家間の紛争の話をしようというわけではない。半径五メートル、それは僕たちの日常の生活空間の話だ。日常の生活空間(とくに教室内)で頭を抱えながらうずくまるのではなく、少しでも心穏やかに、安心して過ごすために、なにより政治学が役に立つ、ということを伝えたいのだ」
(「はじめに」より)
【目次より】
はじめに
序章 大前提――力を抜いて自分を守る
――善・悪・社会
教室のなかの安全保障/だれも立派にはなれません/友だちが一〇〇人も必要なワケがない/世界史に一度しか登場しない僕たち
第1章 言うことを聞く/聞かせるということ
――権力・合意・自治
政治とは「選ぶ」こと/僕たちの心の習慣――理由を放置したまま従う/トンデモ校則は守るべき?/「みんなで決めた」というフィクション
第2章 どうして「話し合い」などするのか
――議論・中立・多数決
話し合いは失敗する/偏りを確認するために/「論破」に含まれているもの/多数決=民主主義?――とりあえずの風速計/黙っているが考えている/言い出せない人のための政治
第3章 仲間をつくるということ
――対立・支持・連帯
友だちより「仲間」を/対立を恐れず、やみくもに戦わず/上も下もない対等な僕たち――協力関係の組み立て
第4章 平等をめぐるモヤモヤ
――公平・公正・分配
心がザワつく厄介な「平等」/平等を切り分けてみる/平等でないと困る理由
第5章 政治は君たちの役に立つ
――責任・民主主義・政治
自己責任論なんて無視してよいのだ/やり直しが前提のシステム――民主主義/学校でも家でもない場所へ
おわりに
大人はなかなか変わりにくい/こんな世の中にしてしまった/政治学は教室を放置してきた/僕たちもかつては君たちだった -
新しい杉並区長の言葉から、「未来」や「希望」が聞こえてくる!
──中島京子
移民として、女性として、活動家としての困難や葛藤の実体験が生んだ、地べたの民主主義がここにある。
──斎藤幸平
ヨーロッパのNGOで働き、マイノリティとして疎外を感じつつも、新しい「下からの民主主義」を追求してきた著者による、体験的エッセイ。気候正義をはじめとするヨーロッパ政治運動の貴重な報告として、ロストジェネレーションのリアルな声を伝えるレポートとして、そしてフェミニズムを生きる告白として綴る、同時多発テロからコロナ危機まで世界激動の20年を生きた女性の記録。NOではなくYESで世界を変える! ヨーロッパと、そして世界とつながる「希望のポリティクス」の息吹がここにある。
「この本は、ロストジェネレーションに生まれた日本人女性である私が、日本人とオランダ人の国際結婚に葛藤しながら、ヨーロッパの移民として、学歴もお金もないところから働いて、子育てして、「自分のことは自分で決める」を貫いて生きてみた記録だ。いま、世界に同時多発的に起きている「下からの民主主義」を後押しするものになればと思う。」
【目次】
■I部 日本からの移民イン・ヨーロッパ
第1章──2003年 アムステルダム
日本人、ヨーロッパの政策NGOで働く
第2章──2001年 アムステルダム
外国人として、移民として、女性として生きる
第3章──1997年 東京
グローバルな対抗運動の芽生え
■II部 ロストジェネレーションの連帯
第4章──1998年 東京
ロスジェネ世代と呼ばれて
第5章─2018年 ブリュッセル
私の環境運動は気候変動から始まった
第6章──2007年 アムステルダム
水の正義とエネルギーの民主化
■III部 フェミニズムを生きる
第7章──1994年 東京
それは夫婦別姓から始まった
第8章──2019年 ブリュッセル
結婚と家族と言語の事情
第9章──2020年 ブリュッセル
作ること、食べること、生きること
第10章──2020年 東京
私たちはケアし、ケアされている
終章──2020年 ブリュッセル
同時多発的な市民運動の時代に
エピローグ──2022年7月2日 東京 -
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イギリス発、世界14ヵ国で人気の子どもから大人まで楽しめる政治入門書の決定版。
政治は、世界中どこにでもある。欧米では、政治は身近なもので、だれでもあたりまえのように政治についておしゃべりをする。ところが日本における政治のイメージは、「自分とは関係ない」「つまんない」など、ネガティブなものばかり。それでいいんだろうか? この本では、厳選されたテーマごとに、古今東西のさまざまな政治や社会のしくみ、それにまつわる面白いエピソードを、豊富なイラストでいきいきと解説。日本の教科書には載っていないトリビアもいっぱいで、子どもから大人まで楽しめる政治入門書の決定版だ。
この本を読めば、きっとだれかと政治について話したくなる。
ようこそ、「政治」の世界へ! -
なぜ他のものは捨てられても、
天皇制だけは捨てられないのか?
悠久の謎の根幹に挑む。
天皇とは何か。天皇制は何のために存在しているのか。天皇の家系は、どうして他の家系と比べて特別に高貴なのか。
こうしたことを誰にも納得できるように説明することは、とてもむずかしい。だがいかにむずかしいとしても、天皇制こそが、日本人である「われわれ」は何者なのか、を理解する上での鍵なのだ。
天皇制の過去、現在を論じることを通じて、日本人とは何か、日本社会の特徴はどこにあるのかを探究する刺激的対談。社会学者と憲法学者が、誰もが答えられない天皇制の謎に挑戦する。
天皇制を理解することは、日本社会の中のひとつの政治制度や特殊な文化様式を理解すること(に尽きるもの)ではない。天皇制を見ることは、結局、日本人と日本社会の歴史的な全体を見ることに直結している。──大澤真幸
天皇制は、天皇・皇族にとっても、日本社会にとっても犠牲が大きく、他方で、それが果たしている法的役割も国民の関心も低い。この制度が存在すること自体が最大の不思議だと言わざるを得ない。──木村草太
【目次】
第1章 現代における天皇制の諸問題──象徴、人権、正統性
第2章 歴史としての天皇制──上世、中世、近世まで
第3章 近代の天皇制──明治維新から敗戦まで
第4章 戦後の天皇制──憲法、戦後処理、民主主義 -
政権の欺瞞から日常のハラスメント問題まで、隠された「呪いの言葉」を
2018年度新語・流行語大賞ノミネート「ご飯論法」や
「国会PV(パブリックビューイング)」でも大注目の著者が
「あっ、そうか!」になるまで徹底的に解く!
「私たちの思考と行動は、無意識のうちに「呪いの言葉」に
縛られている。そのことに気づき、意識的に「呪いの言葉」
の呪縛の外に出よう。
思考の枠組みを縛ろうとする、そのような呪縛の外に出よう。
のびやかに呼吸ができる場所に、たどりつこう。
――それが、本書で伝えたいことだ。」(本文より) -
2019年10月に予定されている、8%から10%への消費税増税。これが本当に実施されるならば、日本経済は壊滅的な大打撃を受けることになる。実質的に賃金が低下する「働き方改革」、2020年東京オリンピック特需の終焉、さらに立て続けに起きている大雨・台風・地震による被害と合わせてのトリプルパンチを受ける格好だ。10%への消費増税がなぜ日本経済に壊滅的な打撃を与えるか? その理路を明らかにするとともに、消費増税にかわる他の税制政策、さらには日本が目指すべき社会保障の設計図を提示。これが日本再生のシナリオだ。
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2016年11月、アメリカの大統領にトランプが選出された。メディアや専門家の予想を大きく覆すものだった。これから世界はどのようになっていくのだろう。日本にはどのような影響があるのだろうか。本書は、予備選からはじまる、この長い選挙のレポートであり、アメリカで何が起こり、何が分断を生んでいるか分析していく。
著者の渡辺さんはボストンに長く暮らし、民主党、共和党の両陣営のイベントに参加し、さまざまな人にインタビューを試みた。SNSの動向などにも目を配りながら、ナマの声をひろっていく。また大統領選の仕組み、南北戦争時からオバマまでのアメリカの大統領選の歴史、人々の投票行動、どんな利害関係や、思想的心情などがあるのかを分析。専門的には見えない、極めてリアルなアメリカの一側面がわかる。
トランプの支持者は、プアホワイトのほか、高額所得者の白人も多いという。1950年までのアメリカの栄光を忘れられない人々がトランプを支持している。反トランプ派にしてみれば、暗黒の時代が始まろうとしている。そのような状況下、リベラル派はどのように希望を抱いたらいいのか、対話の可能性はどこにあるのか。一市民であり、移民である著者は全編にわたって問いかけている。
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